1991年08月09日(金) |
25歳 ニース→マルセイユ |
マルセイユは確かに大きな町だが、近代的な都会というのではない。人口は多いのだが、生活のにおいがする。貧困を感じさせる所だ。また、夜は確かに危ないと思う。 この旅で、キリスト教文化圏に来ていることを感じたのは、ノートルダム・ド・ラ・ギャルドに行った時が初めてだった。フランス人はキリスト教徒なのだ。改めて実感した。聖堂の中は日本の寺や神社のようなもの、街の眺めは日本の城からの眺めのようなものというべきか。しかし、プロバンスの屋根はどれも同じ赤茶色をしているのだ。 ブイヤベースは期待通りだった。実は食べる時、失敗してしまった。スープをかけてもらうまで待たなければならなかったのに、すぐに食べ始めてしまったのだ。
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