いよいよフランス語の世界。期待と不安が入り混じってる。 ディエップからパリまでイギリスに留学している日本人といっしょに行った。 リヨン駅の構造はかなりわかりにくい。標示もわかりにくいし、設備も充実してない。でもロンドンよりは洗練されている。黒人の店員もすてきだった。 TGVの中は睡眠時間。一番速い区間はずっと寝ていた。日本と違い、窓の外の景色にはほとんど人工の物が見当たらない。 ジュネーブ駅ではクシェットの予約でずいぶん待たされた。どこかのおじさんが延々20分以上もかけて切符を買っていた。 ジュネーブは結構暑かったが、美しい町。建物の屋根にはスイスの国旗がはためいていた。レマン湖へ行く途中で老人に話しかけられた。「日本人はとてもエネルギッシュ」、「人間の価値」というようなことを言っていた。 大噴水はすごい。でも、列車から見えるレマン湖はもっといい。 ベルン駅は設備がよく、わかりやすかったが、公衆電話をかけるのに手間取った。また雑誌を買ってしまった。 以前いっしょに日本語の教え方を習った人が、今ベルンに住んでいて、今夜はその人の家に泊めてもらった。チーズ・フォンデュをごちそうになる。本当は冬の食べ物だそうだ。ワインの酔いも手伝い、食べ終わるとすぐ寝てしまった。
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