昼食に誰かを待つ日は

2024年04月24日(水) 2024年4月25日

朝6時に起きて、洗濯機の上においたパソコンに向かう。
9時ぐらいまで仕事をして、10時ぐらいに風呂に入り、
12時ごろからまた仕事を再開し、6時には目が真っ赤に充血していた。

歌舞伎町のNへと向かう。
雨が降っていたし、体も疲れきっていたけれど、だからこそ安息な場所が必要。
カウンター席に座るとひさしぶりにNさんが座って、顔を真っ赤にしてタバコを吸っていた。
お久しぶりです、とあいさつをかわす。

それからNさんに
川崎長太郎の話から、果てはおかまのカリスマの話まで
たくさんの話を聞いて、わたしは今日もまた勉強をさせてもらった。

NさんとYさんの歌う可愛いすーちゃん。
その歌詞の哀しさ。

「車が通るための道」
Nさんはその言葉の意味をよく考えたほうがいいと言った。
道は、車が通るためだけの道だろうか。
道はだれのための道でもないのに規制がある。
規制があるからこそ、道を通る者に意味が生まれる。


Yさんにトーストを焼いてもらって、
ファミチキを半分分けてもらいながらレコードに耳を傾けて、
坂本九の話で盛り上がる。


見上げてごらん夜の星を
この曲をふと聞いて涙が出た。
坂本九が歌うから涙が出たのだろう。


長い1日が終わる。
それにしてもわたしは、ずいぶんとじぶんに酔った日記を書いていたのね。
なんだかぜんぶが他人の作り話にも見えるし、ものすごく自分が見つめたくない部分の自我を受け入れざるを得ない。
歳を重ねて軽くなっていくと、いろいろなことを忘れていく。
積極的に忘れて、もう未来だけしか見たくないな。


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左岸 [MAIL]