ヨーコの日記
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2018年09月30日(日) いつ消してしまうかわからない文章を

ひさしぶりに「web日記」が書きたくなってエンピツさんに登録してみた。
エンピツさんは、私がインターネットをはじめたころからずっとある場所で、懐かしい気持ちになる。

20年くらい前、学生だった私は、憧れの先輩に影響されて、web日記をはじめた。
いろんな更新報告サイトに登録したりもした。

先輩は、当時憧れていたサイトの管理人さんたちのほとんどと知り合いで、日記同盟をつくったりしていた。

その同盟は、申請すれば参加することも不可能ではないものだった。
けれど私は自分の拙い文章が憧れのひとたちの目を汚すのを恐れた。

私はひっそりと日記を書きつづけ、読みつづけていた。
「これは…」と思った日記が、後に同盟のリストに加えられていることもあった。

web日記、ミニブログ、Twitter、いろいろなところで文章を書いてきたけれど、憧れの先輩のように、誰かと繋がれたことはない。

飽きては消し、いたたまれなくなっては消し、生活環境が変わっては消し、思ったように書けなくなっては消し、それでもしばらくするとまたどこかで文章を書きたくなる。

どうしてこんな気持ちになるのかわからない。
匿名の掲示板がいくらでもあるのに、こうして自分だけの場所がほしくなり、またいつ消してしまうかわからない文章を書いている。


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