工芸と絵画の技法をミックスさせて制作している。 工芸的な技法を基本としながらも、あくまで絵画作品を制作している。 とくに支持体である木綿布は手織りし、色材はさまざまな顔料を混ぜ合わせ微妙なトーンを追求している。 型染め制作で行われてきた、はっきりとした色彩で様式美を追求するという枠組みを解体し、個人的な体験を手掛かりに型にとらわれない世界を追求したい。
・自転車の乗り方と同じように、一度コツをつかむと無意識にきれいに紡ぐことができる。 ・コツをつかむためのサポートは、もちろんするけれど、それだけで4000円もらうのは気が引ける。 ・糸紡ぎは人類が何千年も前から行ってきた普遍的な行為。それが産業革命以降急速に機械化された。 ・「ワタから糸を作る」ということのルーツを探求していくことが重要だと考えている。どのように人はワタを発見し、利用してきたのか。地上からは隠れていて、よーく掘り起こさないと見えてこない。必要以上に神秘的に語るのではなく、言葉やデータの力を借り誰にでも理解してもらえるように努めたい。
布をとりまく世界の美しさ ・気品、美しさ、 ・身体性 ・色彩の五感
蝉が鳴いている コップの中は空になった
人間同士がどう接するかが重要な局面 政治的なこともでてきて、どうでるか、どう返すかという戦略も必要になる AがSを嫌悪しているから、 Sは表面的には登場しないほうがいい そのことをA本人に伝えてよかったのか 私はAに隠しながら進むことが悪いと感じたから伝えた 前にも同じようなことがあって、本人に伝えたら、 それは良くないと思うと他人から言われた 私は完全には悪くないと思うし、 むしろ進めていくうえでは必要なことだと思うから伝えたのだ 人間関係を抜きにした仕事というものは存在するのだろうか 技術としては成立するのかもしれないが ビジネス上は人間関係が不可避である その力を鍛える時なのだと思う 色々な人に相談して、最善の解決策をさぐりたい
これから環境が大きく変わるのだ。 なぜ変わるのか。 もちろん自分の力だけでこうなったのではなく、今までの出会いや状況が導いてくれた部分も大きいが、自分の心と直感に従った結果だと思いたい。最終的に引越屋に連絡したり新居を整えたりしているのは自分なので、その理由を今一度確認してみたい。 なぜ変えるのか。 今の仕事をはじめたきっかけ、染織品の奥にある生活と芸術の直結した力強さ。それに惹かれて、学芸というフィールドから何かを学ぶことができたらと考えた。展示をすることでそのものの魅力を伝え、維持管理していくことで次世代につなげる。 そのなかで学芸的に学ぶことはたくさんあると感じるいっぽうで、自分の手を動かしてみないと「わからないこと」もたくさんあるということを感じた。(「わからないこと」というのは、「生活と芸術の直結」をよりリアリテイーをもって実感できない、ということだ。) 手を動かすことを仕事にするのは大変だ。そのなかでも私のやろうとしている手仕事は、産業革命以降の技術革新とは逆行する極めて原始的なことなのだから、効率という天秤にかければ必ず淘汰されてしまう。だから別の天秤を探さなければいけない。 学芸員として染織を研究してきたキャリアを生かすのであれば、そのような「製造業」的な考え方ではなく、新たな価値観の提案という意味での「教育」のコンテクストからアプローチしていくべきだと考えている。 ・手を動かすということが精神的な安定をもたらすということ。 ・人間は太古から自然にある素材をどのように利用してきたのかを知ること。 ・さまざまな技法を知ることで人の手のもつ技を発見すること。 ・つまるところ人の手は如何にして、最小限の資源(素材と道具)を最大の効果(衣服などの染織品)で生み出せるのかを知ること。 ・創造する喜びを感じること。 これらを学ぶことは、現代社会の課題である ・日本国内の高齢者ほか人々の生きる力の創造 ・大量生産大量消費による環境への負荷の低減 の解決の道しるべとなるであろう。
人を不快にさせるな。わたしはわたしの能力を発揮したいのに、それを阻止するな。この野郎!
「守るもの」は いつも個人的な心得のようなものです。 個人的な信仰っていうか。 それはときにジンクスに堕しますし、 鰯の頭かも知れません。 その上で申しあげるなら、 「その目的は何か」 「いまそう思った原因はなにか」を 情け容赦なく自分に問い、 その答えをつらくても直視することです。 今度のことでそれがより露わになったように思います。 「守るもの」:周囲の機微を察知し、反応すること。 「いまそう思った原因はなにか」:それが自己反復ではなく共生になるから。あからさまに評価をこうでもなく、あからさまに啓蒙するでもなく、でも何かを表現して相手と繋がる。それが私なりの生きる道。
・地球温暖化や相次ぐ自然災害のなかで 3.11地震、超大型の台風など、自然と人間の関係が変化している。 3.11の地震で、自然と共生するための思想を考え直さなければと感じ、 昨年の台風での各地の被害を見て、思想だけではなく、実際の生活を変えなければいけないという危機感を感じた。 生きていくうえで自然を脅威と感じることが日に日に増してくるが、 原因をたどっていくと、産業革命以降の大量消費での二酸化炭素排出の増加による地球温暖化などの、 人間の暮らし方、豊かさの追求が自然の摂理と適合していないことが根本にはある。 このままの暮らし方では間違いなく自然災害は増え続け、見て見ぬ振りをしていても、 ブーメランのように私たちの暮らしを揺るがす脅威となって身にふりかかってくる。 高度経済成長、バブル経済という上昇志向の流れと、その後のロストジェネレーションや私たちのようなゆとり世代の集合的無意識裡にある虚無感や諦念。そのどうにもならないギャップを思うと嫌気が指してくるが、それでも前を向いて生きていかなければならない。 私にできることは何なのか。 そして、私たちにできることは何なのか。 偶然出会った好きな事を10年続けてきて、ようやく「私にできること」がハッキリしてきた。 これからの10年は、それを周りの人たちも巻き込み、「私たちにできること」として、 渦を巻くように少しづつ大きな運動にできたらいいと思っている。 ・制作の目標 目標は立てずに、今できることをしっかりやるだけだ。 目前のことでいうと、ガラ紡の平織り布巾を白、赤、黄の3色の製品化を目指す。 それを4月を目処に流通する体制をつくる(ネット、できれば岩立ミュージアムでの販売)。 夏は昨年講習会で習った天然灰汁建発酵での藍染で青を染めたい。 ・他人を巻き込む運動としての活動の目標 腰機でガラ紡の平織り布巾を織ることができるように、まず自分がなる。 製品化が一度できてから(4月以降) 今の所、吉祥寺の手織り工房SOXで腰機フリーレッスンがあるので、それに集中して行く。 そこで、高機で織っているものを腰機に移して織る方法を学び、 また腰機道具の制作も学び、自分で制作できるようになりたい。
今月のプレイリスト 2019年3月2日放送 01. Pinball Wizard / The Who // The Singles 02. Como Me Quieres / Khruangbin // Con Todo El Mundo 03. August 10 / Khruangbin // Con Todo El Mundo 04. Aung Min Ga La / U Tin // Music Of Burma - Burmese Guitar 05. I Wish / Kent Nishimura // My Favorite Songs 06. Takin’ It To The Streets / Kent Nishimura // My Favorite Songs 07. On The Banks Of The Old Kishwaukee / Ryley Walker // Mojo Presents Black Mountain Sides (free with Mojo Dec. 2018) 08. After The Storm / John Hulburt // Mojo Presents Black Mountain Sides (free with Mojo Dec. 2018) 09. Sketch From Life / Nathan Salsburg // Mojo Presents Black Mountain Sides (free with Mojo Dec. 2018) 10. Cloud Corner / Marisa Anderson // Mojo Presents Black Mountain Sides (free with Mojo Dec. 2018) 11. Lightning Field / Steve Gunn // The Unseen In Between 12. Sumpin’ Funky Going On / Donnie Fritts // Prone To Lean 13. Lonely Just Like Me / Donnie Fritts // June 14. June / Donnie Fritts // June 15. Go Home Girl / Arthur Alexander // Lonely Just Like Me: The Final Chapter 16. This Little Light Of Mine / Gee's Bend Quilters // This Little Light Of Mine 17. No Time For Cryin’ / Mavis Staples // Live In London
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