火曜日の夜、7時のNHKニュースを見ていると、知らないうちに歌番組になっている。他にリモコン(たいていどこかに隠れている)を探して変える程見たい番組もないので、なんとなく毎週みている。新しい歌も聴けるけど、殆どは懐かしい歌だ。ジャンルにこだわることがないみたいで、ジャンルにこだわらない私は結構楽しんでいる。そして、歌える歌が流れると、素直にとてもうれしい。一緒に歌う。
昔々、まだおケツの青いお子様だった私は、懐メロ番組があまり好きではなかった。流行っている歌は全然流れなくて、古くさい歌ばかり流れていた。そしておかーちゃんはそんな懐メロ番組が大好きだった。たぶん、一緒に歌っていたと思う。
「うたコン」に限らず、番組表を見ると、結構(私にとっての)懐メロ番組がたくさんある。たくさんやってるということは、たくさんの人が見るってことだろう。たくさんの人がテレビの前で、一緒に歌っているかも?・・・と思うと、なんだかほっとする。
きっとカラオケでも懐かしい歌を歌ってるに違いない。
またしても、知らない人に囲まれる夢をみた。私は満員電車に乗っていて、立っているのに(夢の中で)うつらうつらしていて、はっと気がつくとカバンが軽い!…財布がないのか?と、あせったら文庫本を床に落としていたのだった。
で、車掌さんが一人の男性を連れてきて、なんだか指定席のように(どこも席は空いてないのに)指し示し、そうして男性は当たり前のようにタバコを吸って、私の隣にいる女性がいやな顔をし、目があって「ねぇ〜」みたいな思いが通じる。
タバコを吸う男性は、ちょっと反乱を起こしたいもう一人の私、女性はそれを否定する私だろうか?
悪魔と天使が夢の中で、勝手な芝居をしている。
夢を見た。知らない人が一杯出てきた。どうやら私はなにかの集団に入っていて、イベント的なものをやってその打ち上げ的な会合に出ているのだった。で、テーブルの上の食べ物について、とても卑しい感じで怒っていて、それを誰かがなぐさめてくれる・・・みたいな夢。
そのあと、とても昭和っぽい女子高校生と友達の私は、彼女のおうちに行って、お父さんとお兄さんと会い、おうちが散らかっているのはそこのお母さんが亡くなったからなんだな・・・とか思っている夢。
誰も彼も知らない人で、知らない処で・・・なんなんだ?と思ってネットで夢検索したら、「知らない人は、自分の姿」らしく、イヤな人もイイ人も全部自分だったのか・・・と、途方にくれるのでした。
今の自分をどうにかしたい・・・のかもしれない。
着物を着たい・・・せめて自分で仕立てられたら安くできるんじゃね?・・・という動機から始めた和裁のお稽古。もう10年ぐらいやってる。まぁ、着物と襦袢ぐらいならなんとか縫えるようになった(と、自分では思っている)。
材料は、そこら辺の呉服屋さんへふらっと寄って、「これ下さいな」なんて、とても言えない私は、リサイクルショップ専門だ。そして、町のショップより安い(と思っている)ネットのリサイクルショップをよく利用している。けれどモニタを通して見るのはとても難しい。手触りや匂いはわからないもんね。
これが・・・「大当たり」もあれば「大はずれ」もあって、なかなかスリリングだ。お小遣いが多少あった頃は、はずれもまた楽し♪などと、余裕をかましていたのだが、最近お財布事情もきびしくなって、はずれをつかみたくないという気持ちが強くなってる。
材料が底をつきかけている。そっと息を吐いて空を見てる。
この前書いたのは年末だったようで、もう春じゃないか?・・・え・・・と、今更気がつくほど、私は忙しかった。忙しいというのは自分の能力の無さをさらけ出してることと同じなんだけど、もう、なんと言われようと私は忙しかったのだ。
キッチンリフォームをして、年末から2月末まで出産した姪っ子を預かって、ばあやを勤めていた。なかなかいいばあやだぜ?私は。・・・と、自画自賛して3月になったらゆっくりするんだと、それだけを楽しみに、寝不足やら腰痛やらをやり過ごしていたのだが、全然暇にならないぜ。
そして、そんな時に限ってお仕事が来たりする。仕事が来るとメールチェックもするし、休憩にネット見たりするので、エンピツにも来たりするのだが、今は・・・だらだらしたい。ぐーたらしたい。なのに、明日は孫太郎がくる。
今一番の希望は一人カラオケだ。
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