あれの予約をしてきた。私にしては清水の舞台を5回ぐらい飛び降りるくらいの覚悟が必要だったし、ばっくれるか?という考えも浮かんだりしたのだけど、こういうのってバックレた時に限って後悔しないといけなくなったりして、それもヤダし、なんかドラマみたいじゃん。
そんなわけで、説明の一々に溜息ついたり、たくさんの水(薬入り)を飲まなくてはいけないことにぶーぶー文句を言ったりして、それならやらなくてもいいですよと誰がいってくれないかと思ったけど、一々の場面で「頑張りましょう」って言われてしまった。
あなたたちはやったことあるのか?と、聞けばよかったと今頃思いついたりして、こういうのっていつになったら卒業できるのかな。とりあえず、予約はすんだ。なんなら明日からでも?と思ったけど意外と予約は詰まっていてしばらく猶予があたえられた。
うれしくないけどな。
とうとう娑婆へ出られる日がやってくる・・・なんて書くと大げさだけど、そのくらいうれしいよ。孫花子が公園に行って滑り台を滑った絵を描いていて、そこには連れて行った私のことは全く描いて無くてママの絵があった。仕方ないよね、私はママじゃない。めんどくさいなぁと思ってお供をしてるのを見透かされていたのか?とも思ったけど。
ほんの少し、さみしかったのも事実。結構しんどい思いをして毎日のように公園に行って、足腰膝肘痛いなぁと思いながらつきあっていたのに、少しは考えろよと5歳児に文句言いたいのはさすがに我慢した。
孫花子のそんな様子を見て孫太郎のことを思い出していた。彼なら私の絵を描いてくれたかな。
ばあさんなんて、まぁ、こんなもんだよね。
今日も今日とて一日5歳児の相手をし、身体は疲れ切っているがゴールが目の前に迫ってきているので、変なテンション高めである。多少の無理難題もなんとかやり過ごせる余裕さえ出てきた。カウントダウンのありがたさよ。夕方には頭が痛くなったが、禁断のイブ一錠で軽く乗り切った。イブってほんと良く効くよね。
こんな感じで使っていいのかも分からないけど、月に一度か二度頭が重くて軽く痛くなったときに、大人2錠を半分だけ飲むのは別にいいんだろうと思う。そういえば高校生の頃、眠りに落ちる瞬間が好きで、よく鎮痛剤を飲んでいた。バカだね。
あれの前段階の診察予約も済んでるし、あと3日ほどかと思うと叫び出したいくらい、走り出したいくらいうれしくてヤッホーな気分だ。
おばあちゃんのうれしい日。
赤ん坊があまり泣かないで、手がかからないで、おばーさんまで抱く順番が回ってこないと、楽でいいのだけど、ちょっと物足りなくもある。だけど、何が気に入らないのか散々泣いて、みんなで順番に抱っこして、そうやっておばーさんも抱っこするのだけど、長時間になるとしんどい。
腰や腕や肩が痛くなってきて、昔のように長時間だっこを続けられなくなっていてちょっとショックを受けている。それでも頑張って抱っこを続けはするけど、こりごりだと思ってしまうのはしょうがないよね。
これをわがままと言わずしてなんと呼ぼうか。都合のいいとこ取りをしようとしているだけだよね。そうして時間はドンドン過ぎて、あと4日だ。
はぁ、自由になった一日目は外食しようかな。でもかなり散財してるからな。
つくづく思うのだ。私は子供が嫌いだ。2人育てたし孫もいるので何時間か相手をしていて欲しいと頼まれたら結構上手くやる自信がある。偽善者だしな。ちゃんと相手をするので子供が勘違いして、とても好きになってくれたりするものだから、よく子供好きで昔は保母(今は保育士)さんだったの?などと聞かれたりする。
とんでもないことでございますのだ。子供は嫌いだ。大人には色々都合と言う物があるのに、全く無視して全く理不尽としか言いようのないことをぐいぐい押しつけてくる。「どうせい言うんか」と頭にくるのだが、そこで怒ったりしないのが偽善者である。
そういう応対もまぁ、上手なんだが、口で上手く相手をしつつストレスゲージがどんどん上がっていくのだ。まぁ私自身が子供だと思うと説明がつくな。
あと5日だ。
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