そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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「あの人」を迎えに空港まで行ってきた。
今日はお迎えの日ってわかっていたから、仕事を早めにすまし、いつでも出れる準備をしていた。
すると3時半ごろ、「あの人」からの着信を知らせるいつものあの着うたがなった。
EXILEの「KISS YOU」
メールの内容は「えーと、5時過ぎに空港に着きます!」との事。
机まわりを片づけ、車に飛び乗り急いで出発。 午後から雨が降っていたので、道の混雑を予想していた。
するとやっぱり雨でスリップした車が事故を起こしてたみたいで渋滞。 トロトロ〜とは動いているけど、「あの人」が空港に着く時間がせまってくるから、気持ちは焦っていた。
でもなんとか「あの人」が到着する5分前には空港に到着。
空港に到着して15分後くらいに「あの人」が疲れた顔をして到着口から出てきた。
「お腹減った。サンドイッチかなんか」
って言うから、そのまんまサンドイッチ買ってきたら
「俺、昼間もサンドイッチやってん・・・」
だったら、なんでサンドイッチなんて言ったんだかねぇ。
その後車に乗り込み、私と「あの人」の住む町へ走り始めた。
「あの人」はたまたまかけていたDVDをずっと見ていて、時折笑ったりしていた。
時々おもう。
この人は私のことをどう思っているのかなぁ
て。考えても考えても出ない答えなんだけどね。
高速がとても混雑していたから、「あの人」の家に到着したのは、空港を出てから1時間半後。 DVDを見終わっちゃった。
今日もまた「あの人」から大事な部品を預かるように頼まれた。 これで2つ目。
今日はあっさり別れたけど、また明日逢えるし、きっと金曜日も逢える。
「あの人」が私のことをなんとも思っていなくても、「あの人」が幸せでいるためなら、私はなんでもするだろうな。
「あの人」が幸せでいるためのお手伝いをすること、それが今の私の役目だと思うから。
朝、ちょっと遅刻気味な感じで家を出る。
雨が降っていたからか、なんだか道が少し込んでいた。
何も気にせず、「あの人」の仕事場の前を通過。 昨日は会社に行ってなかったけど、今日はどうかなぁ・・?と思いながら前を通っていたら、前から見慣れた車が来た。
「あの人」のノアが来た。
昨日と同じ、エンジ色の服を着た「あの人」だった。
左手に、まるで女性のようにタバコをもち、右手でハンドルを握って会社に向かっていた「あの人」
当然、私には気づかない。だって「あの人」は私には興味がないから。
でもいいの。
会社に着いてまずメールチェック。 海外からは特にメールが来ていないようだったから、つぎはインターネットを開き、Yahooのメールをチェック。 と、同時にメッセンジャーを立ち上げた。
「あの人」からメッセージが入っている事に気づく。
「hai! 日本語で良かった・・・(−−)」
だって。なんだかうれしかった。 これからは、「あの人」が今の会社を辞めるまで、某SNS以外でもつながっていられる。
某SNSでは、「あの人」がコメントをくれていたし、「あの人」のところに書いた私のコメントに対しても返事があった。
もちろん、それらがなくても、私と「あの人」は今のところ、危うい、いつ切れてもおかしくない糸ではあるけど、つながっている。
大丈夫。
大丈夫。
また明日逢えるし。
大丈夫。
大丈夫。
某SNSにもログインしないで、ずっと忙しそうに仕事をしている「あの人」。
だって、もうすぐ今の仕事辞めるから」それもあるけど、技術者の「あの人」はメンテの仕事で忙しいからなかなかゆっくりパソコンの前に座ることも難しいし、しょうがないか。 べったり座っている日は、たくさんコメントくれるんだけどな。
そんな「あの人」から呼び出しのメール。
「もう着いてます。今日は早く来て」
あぁ、長い時間逢えないのか・・・・なんて思いながらも仕事を片づけ、「あの人」とのいつもの待ち合わせ場所に向かった。
4時半過ぎに会社を出て、待ち合わせ場所に5時少し過ぎたくらいに到着。 すると「あの人」の車がすでにとまっていた。
ジュースとたばこを持って「あの人」の車に乗りこむと、
「お菓子ないの?お腹減ったよぉ」
なんてヘロヘロの声出すもんだから、「何食べたいの?」って聞いたの。 そしたら
「甘いバームクーヘン♪」って。
だから私は近くのサークルKにバームクーヘンを買いに行って、急いでまた待ち合わせ場所に戻ってきた。
美味しそうにパクつく「あの人」の顔みて、なんだか嬉しくなっちゃった。
「あの人」が、今日私を早めに呼び出した理由。 肩がガッチガチにこっているから、マッサージをさせたかったみたい。
私は「あの人」専属のマッサージ師。
バームクーヘンを買ってまた「あの人」の車に乗り込んだ私を待ち受けていたのは、すべてのイスをベターっと倒し、うつぶせになっている「あの人」だった。
今回のマッサージの注文は「肩と首」。驚くほどかたかったなぁ。 首は後回しにして、5時半くらいから背中と肩を一生懸命マッサージ。 冬だし、車内は暖房を切っているはずなのに、汗を少しかいてしまった私。
それから1時間ずっとマッサージ。7割なんとかコリがとれたところでいったん休憩。 「あの人」は運転席に、そして私は助手席に座った。 でも「あの人」は私の膝に足を乗せてきたから、引き続き足裏をマッサージ。 足裏もコチコチで、チョコチョコとマッサージ。
そして運転席側のイスをべったりたおしてもらって、今度は首をマッサージ。 首もゴリゴリ。 ストレス性のコリって感じの首。
「こんなしんどいのもあと少し。もちょっとだから頑張ろうね」
そんな事を話しながら施したの。 首のコリにヒットするたび「ふぅん・・・」と声を出す「あの人」。 痛いのかなぁ・・・?気持ちいいのかなぁ?イタ気持ちいいのかなぁぁ?
一回で「あの人」の痛みをすべて取り去るには時間が短かった。
すると今度はまた後ろの座席に座ってベルトを外し、そしてジーンズを膝までおろした「あの人」。
今度は奉仕の時間。
私は「あの人」が望むままに顔をうずめる。 「舐めて」って言われる場所を舐める。
今日、朝からいろいろバタバタして、そして午後からは友達とアウトレットの店に出かけた。
体は友達と買い物に行っていたけど、気持ちはそこにはなかった。
「あの人」から頼まれていたことが気になり、そわそわしていた。
また、「あの人」からのお願い事。
それも急で大変なお願い事。
まだ「あの人」からの願いを叶えることができていなかったので焦っていた・・・。
そんな時。
「あの人」からの着信を知らせる音楽が。 電話に出ると
「出来ひんのやったらはよ言ってくれよ!! 俺の気持ちも知らんと」
と怒られた。「叱られた」ではなく、怒られた。
しょうがない・・・と自分の中でわき起こる別の気持ちを打ち消すように、納得した。
またいつものことだもの。
私は何をやっても、何を言っても「あの人」に怒られる。
何度考えても「しょうがない」と言う言葉しか出てこない。
しょうがないんだから、諦めよう。
悲しすぎて、涙も出ない。
2007年12月08日(土) |
(070804)の記憶−「行きたいね!」 |
(070804) 昨日の夜「あの人」と話していたんだけど、私と「あの人」は以前はよく住之江競艇場に遊びに行っていた。
と。
言っても、私は賭けごとをすることなく、賭けごとをしている「あの人」を見ているだけ。
「あの人」はやれ、
「捲れっ!」
だの
「させーっ!」
と叫んでいる。
その様子がなんとも子供みたいで、可愛い。
私はその様子を眺めているだけで幸せなの。
また一緒に住之江行こうな
そう話してくれた「あの人」
またゆっくり一緒にベトナム行こうな
そう話してくれた「あの人」
私はまだまだ「あの人」の思い出じゃない。
また逢えるんだ。
そうだ、今度「あの人」に逢えるまでに、「あの人」に教えてもらった本を読もう。
近藤紘一さんの本を読もう。
あぁ、また一緒に早くサイゴンに行きたいな。
今日も「あの人」と逢えた。
今日は30分だけだけど、「あの人」に逢えた。
大きな仕事に携わろうとしている「あの人」。わたしも少しだけかげながら応援してきた。」
途中、この事が原因で大ゲンカしたこともあったし、
「もう終りやな」
そんな事を言われた事もあったっけ。
それがようやく形をなそうとしている。
20日には二人とも今の状態から解放されて楽になる。 そりゃまだまだそれが本当かどうかわからないけど、目安ができた。 「あの人」の立場はドンドン偉くなる。 私なんかの手が届かないような大きな仕事に携わり、忙しくなるだろうな。
だけど「あの人」は
「来年落ち着いたらのんびり遊びに行こうな」
そう言ってくれたの。
「あの人」はドンドン偉くなる。
だけど「あの人」から離れなくてもいいって分かってるから、気持はかなり落ち着いていられる。 「あの人」が「来年は落ち着いて一緒にのんびり遊ぼうな」って言ってくれているし。
あと一踏ん張り。
そんな事話しているうちに、「あの人」は家に戻る時間になった。帰る前に「あの人」からお願いがあるって言われたの。 そして私はそのお願いを受け入れ、静かに「あの人」の大切なところに顔をうずめた。
でも、お父さんの事が気になったから私から中断を願い出た。
だってまだ完治してないからさ、お父さん。熱がやっと引いたって。 知ってるだけにやっぱり心配だもん。 お父さんにとってもそっくりな「あの人」。とっても優しいお顔をしたお父さん。
昔は大工さんだったお父さん。早くシビレが取れるといいね。 今お父さんは私が紹介した整骨院に通っている。
そういや。「あの人」の自慢話。 今度携わる仕事の関係でとてもすごい人と話した・・・らしい。
そっか。
たまたま友達とカラオケに来ていた。「あの人」に逢えない夜
「寂しいし」
そんな時誘われたカラオケだけに、楽しみながら友達らと歌っていた。
と。
なんだか左肩あたりが軽くチクチクっと気持ち良い痛みが走る。 これは「あの人」が私を視にきたときに感じるいつもの痛み。
すると、「あの人」からの着信を知らせるピンク色のランプが光った。
まさかね…と思いつつ携帯をチェックすると、「あの人」からメールがきた。
2007年12月04日(火) |
しないって決めたのに |
昨日の夜中。
この前遊びにきていたベトナムからの友人からメールが入った。 時間を見ると夜中12時半。
あぁ、そうか、まだベトナムは10時半だからか・・・
そんなこと思いながらメールの内容を確認。
内容は「あの人」に朝になったらメールをいれ、連絡がつくようにして欲しいという事だった。 どうやら今回滞在中に「あの人」と友人が話していた機械の修理方法についてだった。
私は「あの人」の仕事がどんなものか当然知っている。 なんとなく修理方法まで「あの人」のそばにいたから分かっている。
私は「あの人」から連絡が来るまで一切メールしないって決めたのにばかりなのになぁ・・・。
しかし友人のためならばしかたない・・・という事で、朝その内容を「あの人」にメールした。 短文の返事だったけど、「あの人」から返事が来たことがうれしかった。
ま、返事くれないとどうしようもない内容だったんだけども・・・。
その後仕事しながら時間を見ては某SNSをのぞいていた。
「あの人」と今日も逢って来た。だけど逢えていた時間はわずか10分。
Toっちゃん
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