そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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「俺なぁ、コムサ・イサムのたて襟のハーフコート欲しいねん」
そう言った「あの人」。
「これはクリスマス・プレゼントのおねだりだ・・・」
そう感じたので、詳細を「あの人」から聞き出した。
買いに行く前に本当は「あの人」に伝えたいことがある・・。
2007年12月01日(土) |
(070723)の記憶-「2回公演」 |
(070723)
今日は夕方に「あの人」に逢えた。
少し落ち着いたのか、笑顔がいつもよりやわらかく感じた。
二人で冗談を言い合って、過ごした時間は1時間ほど。
「あの人」は話しながら私の膝の上に足を乗せてきた。
そして私は特に何も言わず、そのまま「あの人」の足裏をマッサージ。
これはいつものパターン。
1時間ほどで自宅に戻った「あの人」とまた夜逢った。 待ち合わせ場所は夕方とは違い、「あの人」の自宅近所のお不動さんの駐車場。
でも明日から出張だから逢えた時間はおよそ10分。
でもでも、ギューって2回もしれくれた。
2回も。
今度逢えるのはいつかな。
出張からどれくらいで帰ってこれるのかな。
でもまた逢えるから大丈夫。
去年の私とは違うから、ちゃんと良い子して待っていられる。 去年の私は「もう二度と逢えないかも・・・」なんて思っていたけど、大丈夫。
ちゃんとおとなしく、待っていられる。
大丈夫。
今日は時間ほぼ時間どおりに現れた「あの人」。
「珍しいなぁ」
と思っていたら、どうやら時間がないらしい。
「あの人」の三男坊がこけて足の指が腫れてしまい、病院に検査のため連れて行かなきゃならなくなったから。
写メを見せてもらったら、腫れてること腫れてること。
「だから病院連れたったらなあかんねん。ごめんな」
そりゃしょうがないよ。
明日は剣道の試合で頑張る予定だったのに、ヘタしたら参加できないかも・・・。
「もしかしたら骨折れてるかもしれへんは」
ま、それを検査するために病院へ向かうんだけど、あれだけ腫れていると熱でるかもしれないから心配。
帰り際、「マッサージして」って突然言われたの。
「お前が変なんどっかでまた憑けてきたから、もろたやんか」
だって。
「は?」と思う人、ありえない・信じないと思う人、いろいろいるかもしれない。
今日の夕方。
仕事終わりにちょっとマッサージ屋に肩のコリを取りに行っていた。
「あぁ〜気持ちいいなぁ」
なんてセリフを言いながら癒されていたら、「あの人」からの着信を知らせるEXILEの「KISS YOU」が流れた。
どうしたのかな・・・?と思いながら電話に出ると、明日夕方逢えなくなった・・って連絡だった。 その理由を話してくれた。
「どうしたの?」
昨日から あの人 の三男坊、いわゆる「おとんぼ」君が風邪を引いている。
熱は夜中には9度6分まであがり、大変だった「あの人」 。 でも幸い心配したインフルエンザではなく、ただの風邪だたようで、少し安心。 しかし昨日あれだけの熱があったわけだし、まだまだ油断は禁物。 今日は「あの人」の家での晩御飯は湯豆腐らしい。
なんで、私がこんなに心配するんだろうね。
でも、「あの人」の家族に何かあったら私があれこれしている・・・のは事実。 なんでだろうね。
今日は仕事を休み、お金の工面で走り回っていたみたいの「あの人」。 でも、もうすぐそれも終わるらしい。年末に作業服からスーツに着替え、ある大きな事業に携わる。
私の手が届かないところに行ってしまう「あの人」。
だけど、「あの人」は言った。
「引越しするわけちゃうねんから、逆に時間の制限なくなって、お前が有休とれば朝からでも遊べるねんで」
だってさ。
「確かにね」そぅ言って笑った私を見て「あの人」は
「なんでこんなアホな奴との腐れ縁作ったんやって思ったら笑えるわ」
だって。「腐れ縁」を国語辞典で調べてみた。
「離れようとしても離れられず、だらだら続く、好ましくない関係」と書いてあった。
意味を知って使ったのか、それとも知らずにか…。 そして私とは別れられない…って思ってるんだ。
今回大事なのは「誰が言ったか」ってこと。
「あの人」は私と離れようとしても、離れられないって事なのか・・・?
そんな話をしながら私は「あの人」の足裏をやっぱりマッサージ。
今日は「おとんぼ」くんが風邪をひいているからあんまり逢えない。 でも、今は私より「おとんぼ」くんを優先してほしいと思っているからいいの。
マッサージし終わると
「さ、行こうかな」
そう言ったはずなのに、「あの人」はおもむろにジーンズのボタンを外し、
2007年11月25日(日) |
「あの人」と心斎橋へ |
今日はベトナムからの友人を連れ、「あの人」と一緒に日本橋へ出かけた。 午前中は一緒に高速道路乗り場の近所のフレンドリーへ朝食を食べに。 ベトナムからの友人は美味しそうにサラダや紅茶を楽しみ、「あの人」は鮭定食を食べた。
その後、車で日本橋へ。もちろん運転は「あの人。
30分ほどで到着し、「あの人」と友人は楽しげに日本橋を散策。 そして時折店で足をとめ、何やら仕事で必要な、ベトナムでは買えない道具などを買っていた。
その後・・・・
今朝5時に起きて、ベトナムからやってくる友達をピックアップしに向かった。 私の家から空港までの所要時間はおよそ1時間。 日本語が話せないので待たせるわけにはいかない。
朝7時半に友達を乗せ、「あの人」と私が住む町へ向け走り始めた。 そして9時前、「あの人」を家の近くのローソンでピックアップ。 まずは朝食をとるため、私たちがよく知る、パンが美味しいお店へ向かった。
ただ。
ここでのんびりしてしまい、奈良へ向かい走り始めたのは10時半ごろ。 ここでの遅い出発が、後に大きく響くことになるとはね(笑)
ここから運転は「あの人」。
お昼前に車を奈良に向け走り始め、東大寺へ行く前になぜか法隆寺へ行くことに。 もちろん、ここのお寺も素晴らしい歴史があるし、素晴らしい仏像があるので見る事に。
法隆寺では仏像を見たことはもちろん、ここでは美しい紅葉を見ることもできた。 それぞれが好きな方向をみて写真を撮っていた。
写真を撮っている「あの人」の姿を見ているだけで幸せでした。
その後食事を終え、改めて東大寺へ向け出発。
が・・・予想以上の混雑。さすが、三連休の真ん中の日。
いつもならすぐ行ける距離なのに、1時間以上かかってやっとのことで、東大寺に到着。 時刻はすでに3時40分過ぎ。しかも駐車場はどこも満車。 結局東大寺から少し離れた奥の駐車場に止めることができた。
東大寺は4時半に閉館。 紅葉狩りをしつつ、あわてて東大寺に向かう。
途中、鹿さんに餌をやりつつ、吉永小百合さんの「鹿のフン」を歌いつつ、小走りで向かった。 なんとか東大寺に駆け込み、数多くのすばらしい仏像を鑑賞。 その中でインドで言うところの「ラーマ神」を見つけて写真撮影。
なんとか第一目標の「東大寺を見る」を達成し、駐車場へ向かった。
「じゃ、車に戻ろうっか」
今日、3連休の初日、「あの人」を迎えに空港まで。
連休中なので「混雑しているかも・・・」と思って早めに出たけど、予想していたよりも道が空いていたので、20分以上早く到着できた。
そして到着出口から「あの人」から出てくる時間になったのに、出てこない。 「もしかして乗り遅れたとか・・・?」と思っていたら15時半になり、「あの人」がヒョロ〜と出てきた。
そして一言。
「今日は非常に豪華なメンバーであった。」
なんの事か全くわからない私。
私が「何が豪華だったの?」と聞くと、「一緒に飛行機に乗ったメンバーが非常に豪華だった」とのこと。
今日は朝からバタバタしていて、「あの人」のことを考える時間さえなかった。
仕事場で使う材料の金属を大阪の北部にある仲良しの会社から借りてきて・・・と言われ、朝から高速を飛ばしていた。 昼前にはなんとか会社に到着し、いつもどおりメールチェック。 海外からメールが何通か入っていたので、返事。
昨日の話だと、日帰りするかもしれないと話していた「あの人」。 夕方6時過ぎにメールを入れてみる。
「今日はちょっとだけやで。ごめんな。」
逢うなりいきなりそう言った「あの人」。 明日は出張だからしょうがない。
今日は土曜日にやってくるベトナムからの友人に電話したりして楽しくしていたけど、お金の工面がうまくいっていないようで、どうもかなりイライラしているように見えた。
まぁ・・・月末になるとお金のことでイライラしているのがこの頃の月末の「あの人」の姿。
インドのお客さんから入金があるはずなのに、まだ入金されていないみたいで、それも「あの人」をイライラさせる原因になっている。
「あの人」の話が本当なら、まもなく「あの人」は現在の仕事を今月いっぱいで辞めて、とっても大きなプロジェクトにかかわって、金銭的に楽になる・・・・はず。
しかしまだ辞める様子は見えない。
ま、私が知らないだけで、辞める手筈は整っているのかもしれないけども。
「あの人」の事を、私はたくさん知らない。
そして、私も事も、「あの人」はたくさん知らない・・・と思う。だけど「あの人」は私のことを知っているという。
まったく先のない将来だけど、続いてくだろうこの二人の微妙な、危うい関係。
「あの人」が
「終わりにしよう。元の、何もなかった関係に戻ろう
そう言ったら終わるような関係。
だけど、まだまだ続く・・・って予想している。
明日の夜か、金曜日の夕方、「あの人」を迎えに空港に行く。
そして土日は一緒に過ごすんだ。
まだまだ「あの人」と一緒に時間を過ごせることに感謝。
今日も「あの人」に逢えて幸せでした。
Toっちゃん
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