そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
DiaryINDEX|今まで|これから
2007年11月20日(火) |
07年9月2日の記憶―頑張って― |
今日は仕事が順調に終わって、早めにいつもの待ち合わせの場所に。 どちらかと言うと、待たせるよりは待つほうがいいもんね。 やっぱり好きな人は待たせたくないし。
到着したけどまだ当然「あの人」の車はなかったから、本を読みながら「あの人」を待っていた。 すると遅れること10分「あの人」が来た。
笑顔だけどすごく疲れて、イライラしている様に見えた。
「本当に行きたくない」
そう話していた中国への出張が確定したから。そしてそれ以外にも「あの人」をイライラさせる原因があるから。
私は「あの人」の話をだまって肯きながら聞いていた。
「あの人」はいつも考え事をするとき、ある癖が出る。 口をつぐみ、そして少し突き出して上目遣いで空を仰ぐ。 時に右手に煙草を持ち、その手を額にあてて考えるクセがある。
今日は1時間半逢えた。
本当は30分しか逢えないはずだったけど、結局逢っていた時間は1時間半。 30分から一時間半に変わった理由は色々ある。
今日も仕事終わりに、「あの人」と逢った。
私が先に到着した時にはまだ「あの人」は到着していなかったので車内で一人「水曜どうでしょう」を見てケラッケラ笑っていた。 「水曜どうでしょう」は確実に私と「あの人」に笑いをくれる大事なある意味癒し。
見始めて10分ほどすると、「あの人」の車が私の車の後ろに止まった。 今朝も見かけた「あの人」の車。
「あの人」の姿を確認して、すぐ車に乗り込む。 乗り込んですぐ、今週末にベトナムからやってくる友人をどう「接待」するかについて話し合う。
ベトナムからの友は朝の7時30分頃国際空港に着く。 私の希望は一緒に早朝に迎えに行くことだったが、寝ぼすけの「あの人」は
「無理だろうなぁ」
と即答。だからやっぱり私一人で友達を迎えに行くことに。
ま、今のところの予定では、木曜日に木更津まで出張行って、金曜日に帰ってくる「あの人」に「朝早く起きろ!」て言うのは酷かもね。 たとえ友達がいても、土日を一緒に過ごせるのには変わりはないから楽しみ。
そんな話をした後、「あの人」は「背中をもんでくれ」と私に背を向けた。 もちろん、もむ。私のマッサージの腕は「あの人」のためだけにあるから。
最初は座位で揉んでいたけど、運転席側のイスをべったりたおしてもらって、うつぶせになってマッサージ。 「痛くない?」と確認しながら施す。
するとまた、また、また・・・・ゆっくりと「あの人」の寝息が聞こえてきた。
ゆっくりゆっくり、リズムよく、「あの人」の寝息。 気持ちよさそうに。「あの人」の背中がゆっくり上下。 それに合わせてマッサージ。 大きな大きな背中。あたたかい背中に触れてほっとする。
すると、途中に「あの人」の携帯にメール。 メールチェックをすると、また寝息を少しだけ立て始めた。 でも、5分後くらいには起きちゃったかな。
「ありがと、かなりすっきりしたわ」
そう言ってくれた言葉がとっても嬉しかった。
そして「あの人」が言った。
「あの人」を空港に迎えに行って、自宅までの帰り道、車中はずっと会話を楽しんだ私と「あの人」。
24日にベトナムから私と「あの人」共通の友人がくる。国際空港に「夜」の7時に到着だと思っていた。 でも自宅に戻ってメールをよーく見てみたら、友人が到着するのは夜ではなく「朝」の7時だったことに驚いていた、夜の7時だったら「あの人」と私は一緒に迎えに行けると思っていたけど、朝の7時じゃぁなぁ・・・。
絶対「あの人」は一緒に迎えにいかないだろうな。
土曜日と言えば「あの人」も私も仕事は休み。いつも忙しい「あの人」は土曜日は朝寝坊。待ち合わせしてもいつも寝坊して遅れてくるほどだから。
それがまして朝の7時にお迎えなんて、「あの人」にとってはあり得ないだろうからなぁ。
さて。
自宅への車中、「あの人」が私に言った。
「やっぱりお前は俺の専属マッサージや」
旅行中相当肩こりなんかがひどかったらしく、相当私のマッサージの腕を欲したらしい。
そしてついでに
今日、急遽入った仕事を片付けて あの人 を迎えに空港に。
だけど、道が混んでいてなかなか空港にたどり着けずにいた。
「でも約束の時間まで後30分あるし…」
と思っていたら あの人 から一本の電話が。
「あとどれくらいや?」
どうやら早く到着したようで、すでに待っていたみたい。 私のいた場所からはまだ40分程離れていたけど、 あの人 を待たせたくないから飛ばして向かった。 いつもはちまちまガソリン代を気にして走っているけど、このときばかりは一生懸命だった。
空港間近に来たので、「あの人」に電話。そして駐車場に車を止めることなく、「あの人」をすぐピックアップ。 すぐさま「あの人」の家に向かって走り始めた。
「あの人」は疲れた顔をしていた。だけど、出張中の様子を楽しそうに話してくれた。
そういえば今週の土曜日、私と「あの人」の共通の友人がベトナムからやってくる。 もちろん仕事で来日なんだけど、私たちに会いに一日時間を割いてくれるらしい。
おかげで来週の土曜日、私は夕方から夜にかけて、そして次の日も一日・・・かな、「あの人」と一緒に時間を過ごせることになった。
私と「あの人」は絶対に結ばれない。
私は私で、誰かを求めてほかの道に進もうとしている。
だけど、なんとなく私と「あの人」は離れることはできないのだろう・・・と思った。
一緒になる事はお互い望んでいない。 だけど、なんとなく離れることはないんだろう。
「あの人」が私をどれくらい必要としているのか・・・は一切なぞ。いや、逆にいえばまったく必要としていないかもしれない。
とにかく。
車の中での「あの人」は、疲れていながらも、アメリカでのことを楽しそうに話してくれた。 「テネシーはあんまりきれいな人おれへんかった」
「食べもの、ぜんぜんおいしなかったわー」
「でも風景がものすごいきれいやったわ」
「あの人」は楽しそうに話した。それを聞いているだけで私は楽しかった。
そう言えば。「あの人」は今回時間を見つけて「JACK DANIEL」の工場に見学に行ったらしい。 そしてそこで記念撮影があり、その写真は3ヶ月間ほどホームページにアップされている・・・とのことだったから、早速探してみた。 すると、一人、顔のデカイ背の低い日本人を外国人の中から見つけた。 間違いなく「あの人」だった(笑)
「あの人」は自分で言っているけど、顔がでかくて背が低い。おなかも出ている。 ま、この肥らせたのは私だけども・・・。 もちろん写真はフリーダウンロードだったから、ダウンロードして保存。
疲れていたみたいだけど、楽しそうに、ほんとうに楽しそうに話してくれた。
この前の「あの人」とは別人みたいだった。
この前のはもちろん本気だろうけど、いつもの気分のむらっ気がでたのかな。
これから先、私は「あの人」とどうかかわっていくのかなんてわからない。だけど、つかず離れずの関係だろうってことは間違いない。
はっきり言えるのは
「あの人」が望むことに対して私は一言こう答えるだけ。
「As you wish(あなたの望むままに)」
私はやっぱり、「あの人」のために尽くすだろう。
2007年11月16日(金) |
「あの人」からのメール |
「あの人」が出張に行っている間、一切連絡はなかった。
もう、疲れたし、「あの人」から離れよう
そう決めた私は、ゆっくりゆっくり動き始めた。「あの人」の行く道からはずれ、違う場所へ動き始めた。
そんな時
また「あの人」からタイミングよく・・なのか、わかっていたことだからなのか、「明日帰ってくるから迎えに来てね」との連絡が。喜んでいいのか、悲しんでいいのか。あるいはしょせん私はタクシー代わりなのか。
喜んでいる間抜けな自分に、どんな反応をしていいのか困ってしまう。
次に向かって進もうとしている私なのに、まだわたしの心に大きく存在している「あの人」。
それでもとりあえず私は「あの人」を迎えに空港まで行く。いったい、どんな顔をして「あの人」に逢えばいいのか。だってしょせん私は「タクシー」なのにね。
今週月曜日からアメリカに出張に行っている「あの人」。
一応土曜日に帰ってくる予定・・・だけど、私はお迎えに行けるのかな・・・?
私の中のジンクスで、「あの人」と連絡が取れたりする時は必ずと言っていいほど、「あの人」が乗っている車「ノア」をたくさん見る。 でも、昨日まではほとんど見なかったのに、今日はフト気づけばあちらこちらにノアが走っていたし、目に飛び込んできた。
明日、「あの人」から連絡が来るのかな。
「あの人」は元気だろうか・・。
でも私は少しずつ、自分に整理をつけて「あの人」から離れようとしている。 「あの人」は私を全く必要としていないんだもの。だから、離れようって決めたの。
だけど「あの人」が逢ってくれる限り、私は「あの人」と逢いたいと思うだろうし、「あの人」に尽くし続けるだろう。
2007年11月11日(日) |
(070817)の記憶ー今日は1時間半ー |
今日は夕方6時半から夜の8時まで「あの人」と逢っていた。
痩せた・・・というよりはやつれていた「あの人」。ちょっと今大変だからなぁ・・・。
今まで通り私ができる範囲を超えて、「あの人」にできることをやった。 でも、まだまだ大変な「あの人」。
「あの人」の車に乗り込んでしばらくすると靴を脱いで、いつもどおり私の膝の上に。そして私は足裏をマッサージ。
今日も暑い、暑い大阪。
一生懸命「あの人」の足裏やふくろはぎをマッサージ。 いつも「あの人」は左の足裏と背中の左側がこっている「あの人」。
だけど「あの人」をマッサージするのは大変である。力の加減が誰よりも難しい。 強くしすぎると怒るし、弱いとこれまた怒る。いろいろ勉強させてもらってます。
今日はいろんな意味で額から汗が流れおちるほど汗をかいた。外気温を見てみたら32度。
今日も夜「あの人」と逢ってきた。
約束の時間は夜の7時半。頼まれていたものがあったので。 だから渡すものを渡したら「すぐお別れ・・・」と思っていた。 月曜日からアメリカに出張だから帰ってくるまで逢えない・・・とも思っていた。
しかし実際はさにあらず。
逢うとなんだか疲れていた「あの人」。 おまけにまだ「風邪」が治っていたいのか、扁桃腺が腫れていてしんどそうだった。 だからフ・・・と顎のラインを触ってマッサージ。
するとおとなしく私のマッサージを受け始めた。
痛くないように、「あの人」が痛さを感じないようにゆっくりゆっくり、「あの人」の様子を見ながらマッサージ。
「あの人」は寝息を立て始めた。
頸や肩は無理にする咳払いのためにパンパンに張っていたし、心臓の上にある筋肉の部分も硬かった。 だから私は「あの人」を起こさないように、ゆっくりゆっくりマッサージ。 寝息をたて、そのうちいびきを立て始めた「あの人」を見ながら静かに施術していた。
「安心してくれている」
そぅ思うととっても嬉しかった。
腕時計で時間を確認すると、時間は8時半。 「あの人」も時計をチェックしたけど、そのまままた寝に入った。 肩や頸、頭、鎖骨あたりなど・・・をじっくりゆっくりマッサージ。
最終的に「あの人」が目を覚ましたのは9時半。
そして一言「お前は俺の専属マッサージ師やからな。」
今日上海から帰ってきた。
もちろん早速「あの人」に一番にメールを。
そして今日逢えるはずだったのに、私がリムジンバスに乗り遅れてしまい逢えなくなってしまった。
「あの人」は明後日から出張だから、17日のお迎えの日まで逢えないのに・・・。
それでも、お迎えに行けば逢えるからいいかなぁ・・・と思ったりも。
そういえば・・上海出張に行く前、海外用保険の受付で
2007年11月08日(木) |
(070812)の記憶ーカラオケ行ったー |
今日は昨日約束した通り、「あの人」とカラオケに行ってきた。
約束した時間は12時だったけど、結局逢えたのは12時半。
実は「あの人」には離婚歴があり、そして子供もいる。それも3人、男ばっかり。 そして今年お母さんを亡くされた「あの人」は子供の世話もあるし、初盆の準備で忙しい。 出かけようとした瞬間、親戚の人が来たからその対応で遅れたみたい。
夏休みで道も混んでいるから、いつも行くカラオケ屋ではなく、お互いの家の近所のカラオケ屋へ出かけた。
久しぶりに来た二人でのカラオケ。いつも「あの人」がほとんど歌う。
私は「あの人」の合間をぬって歌う程度。
と言うよりは、私が選曲している間に「あの人」が4曲ほど、一気に入れる。 いや、まぁ、「あの人」の歌声を聞いていたいから別にいいんだけどね。
「あの人」が歌った今日の歌は
前川清さん サザン 鶴田浩二さん 桑名正博さん アリス
などなど。
うーん、やっぱり年齢が出ている(笑)
そして途中でお互いが好きな阪神タイガースの歌、「六甲おろし」を歌った。
1985年、阪神が優勝した時、
Toっちゃん
|