舌の色はピンク
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2021年10月19日(火) |
ハンバーガー食いたいねえ |
さっむ。 雨だし。 体感的には昨日より冷え込んでる。
弁当は炊き込みご飯。 茄子と豚バラのバルサミコソテー。 あとザワークラウトをてけとうに詰めた。 今夜は妻が飲み会で不在。 自由な夕飯、何を食べようかと朝から待ち遠しい。 候補はハンバーガーかラーメン。 ハンバーガーは本気のハンバーガーを作りたいばかりに 一度店で食べておきたかったものの 役立たずで有名なGoogle検索は 荻窪西荻窪エリアに有力な情報を出してこない。 しかし歩けばある。 目をつけたのは2000円オーバーの本気店だ。 が、どうやらチーズもりもりがウリらしい。 そういうんじゃねえんだよな… 一方でラーメンは、 いきなり冬模様になったこの寒さにはよく似合う。 どちらを選んでも幸せそうだ。 あとは夕方の気分で決めることにした。
金剛寺さんは面倒くさい、 最終巻まで読み終えた。 5巻がピークだった、というのは 言うまでもないのか。 作品内でも明示されている通り、6,7巻は蛇足なのだものな。 えらいレベルの高い蛇足であったとはいえ。 5巻までの完成度がいききってるからな… 毎回泣きそうになったし実際涙ぐみはしたし、 キャラも構成も脚本もアイデアも素晴らしい。 単体だとシュラさん好き。 物語背景となる世界設定は 使い捨てるのがもったいないほどよくできてる。 セカイ系のアニメや、エロゲなんかにお誂え向きの設定だ。 うまく調理すればそれだけで名作にもなるだろう。 しかし、本編とは大きく関わりのない話なのだと ばっさり切り捨てる手なみは本当にカッコイイ。 いろんな人に勧めたい作品だ。
夕飯は結局ハンバーガーにした。 19時だというのに客は他にいなかった。 まだコロナ禍を引きずってる…とも言えるが 近隣の店にはまぁまぁ入ってるのにな。 店の名前が入ったハンバーガーをオーダー。 チーズたっぷり。 食べづらいのは醍醐味だからとわきまえ ていねいに紙に包んでから 無作法にかぶりつく。 う、うんめえ。 しかしこの前のラザニアと同じで、 そりゃあこんだけチーズ盛ってりゃ美味しいよね、という感想になる。 美味しいは美味しい。 惜しむらくは、アツアツで食べ続けられないこと。 他のお店ってどうだったっけ… 出来立てではあるから食べ始めは温かいのだけど 後半はちょっと冷め気味で残念だった。 会計時、仕事帰りですかと店主に話しかけられたから はいと答えたついでに、美味しかったですと伝えてみた。 「ホントですか! 嬉しいです。ありがとうございます」 「ハンバーガー食った!って気分になれてよかったです」 「なによりです。はげみになります」 実際、ハンバーガー食べたい気分になったらまた来てみよう。 しかし季節に一回もないからな。 冬か。 できたら冷めないような工夫をと伝えてみればよかった。 このお店、立地は悪くない。というか駅前すぐでショバ代は高そうだ。 持ちこたえられるかな。 いい人そうだったから応援したいのだけど 飲食店を応援するには通う必要があり それすなわち食べ続けることであって しかし脂肪分も糖質も塩分も化物なバーガーを そう摂るわけにもいかんのだ。
帰り道は爽快だった。 肌寒いというよりかは涼しく、腹も満たされていて。 気分良く家までの道を歩いた。
じっくり原神をやった。 エンヒが遥かな成長を遂げた。 手持ち中唯一レベル90まで上げたディルック、 天賦すべてをレベル10まで上げたディルック、 イベント武器レベル90完凸させたディルックよりも りっぱなダメージソースとして機能してる。 使ってて楽しいし。 先生シャンリンスクロースと組み合わせた炎パが痛快だった。
22時半頃、妻をバス停まで迎えに行った。 自宅から徒歩1分の距離だが 迎えにこないことには承知しないらしかった。 飲み会の場は中華だったようだ。 同僚の中国人の女性が手配してくれたそうで、 いずれの料理も美味しかったとのこと。 とりわけ、羊肉の酸味のあるスープがえらい美味しかったと繰り返す。 初めての味だったそうであるし、 再現できる気はしない。 もらったヒントは、 羊肉、青唐辛子と赤唐辛子、まろやかな酸味、のみ。 でもなんとかチャレンジしてみよう。
衆議院選挙投票の知らせが中野区から届いた。 7月まで在住していたなら 投票所は中野区だからよろしくとのこと。マジデー。 指定されている投票所は高円寺駅から15分歩く必要がある。 それならば期日前投票にして、 中野区役所で済ませてしまおうと予定を整えた。 次の土曜日の昼間。 しかし中野に用件はないのよな。今や。 以前は世話になったものだけど、 今となってはもう…全然なにも…
2021年10月18日(月) |
「何を考えているかわからない」 |
7時15分起床。 よく晴れている。 喜び勇んで洗濯。ゴミ出し。 弁当は パプリカをサラダ油で炒めて塩胡椒。 取り出したら玉ねぎを弱火で炒め 2分ほどしたら牛肉も炒め エバラ焼肉のタレで味付け。
妻は今朝は9時近くに起きるというから 朝食は一緒せず寝かせておいた。 トースターのスイッチだけ入れれば済むよう、 セットだけしておく。
月曜の夜は何もしたくないから、 キッチンをまたきれいにして、 部屋の掃除もしておいた。 家を出なければならないギリギリの時間までやった。 おかげで気持ちいい。
外はちょっとした冬の空気。 秋の始まりのはずなのに、秋が終わるかのような冷え。 空気が冴えている。 歩いているだけで楽しくなってくる。
しごと。 かつて 部署を横断した取り組みがいっこうになされず 各部署の人員は 本分にあたる仕事さえしていればいい、 という空気があり、 忙しくしている社員のすぐ横で 別の社員が暇を持て余している、 そういう場面がよくあった。 残業となれば尚更だ。 当時の上司はこの停滞を大いに懸念していて、 各員が 目の前の仕事さえ片付けていればいい、 必要のないことはやらない… というつもりでいると、 それだけしかできない人間に成り果てていくし、 会社という単位でものを見ず、 近視眼的な見通しでしか仕事と向き合えない、 これはどうにか革新したいとやきもきしていた。 ただ実際には、 各部署を担当している者同士で ささいな軋轢だとか 気まずさや遠慮が働いていて、 なかなか革新はしにくそうではあった。 僕はそんな物怖じはしないし この会社にはめずらしく どの部署にも顔が利いたし 手広く仕事ができたから 部署を横断した取り組みを 自発的に推し進めていた。 性急にならないようじっくりと。 そうした立ち回りに 上司はかなりの期待をかけていた。 が上司がすげ変わった途端に 異分子としてかなりきつめにあたられた。 各部署の人間はその仕事だけをしていればいい、 情報もその部署だけで管理して 他部署の人間が知るべきではない、 余計なことをするな…と。
どちらかが正しいというわけじゃなく どちらを正しいとしておくかって問題なはずで、 こちらとしては一通り弁えてはいるのだが、 この認識は向こうには了解されていない。 それで数々の不都合が生じている。 不愉快きわまりない。
弁当美味かった。 牛肉の頻度減ったからか 前にも増して美味しく感じる。
「何を考えてるかわからない」 ってめちゃくちゃな言い分だよなあ 別に誰に言われたわけじゃないけど。 過去に言われたことある気はするし、 人が人に使ってるのはたくさん聞いてきた。 じゃあその人以外に対しては 何を考えてるかわかるってつもりで 接してるんかいって話だし、 傲慢だ。 不誠実で、アホなフレーズだと思う。 相手が何を考えてるかわからない って、コミュニケーションのスタート地点でしょう。 そっから始めるべき、始まるべき道のりを 横着している心根が気に食わないし、 しかもほとんど相手のせいにしている。 この ほとんど がまたクセモノで、 お前のせいだと明言はしていないだけにタチが悪い。 で、 連中はきっと、 「だから言葉にしてもわらないとわからない」 なんていう、もっともらしい抗弁をするだろう。 これもまた、本来構築すべき信頼関係を いっさいスッ飛ばして いきなり自己都合に寄せていく、 不誠実で卑劣な手口だ。 しかもまた、ほとんど相手のせいにしている。
こういう、ルール違反をしてくる手合には、 こちらも禁じ手を開放していいと思う。 「会話にならないので打ち切ります」 でいい。 言語表現による会話は 互いに共通の了解が統一されていないと 成立しない。 だから打ち切っていい。 相手が「なんで」と理由を求めてきたなら、 「会話にならないって言ってるのに その相手自身に理由を伝えて納得させようって、 もうこの時点で破綻してますよね」 でいい。 こんなん本来ならルール違反だけど 向こうが土俵外から仕掛けてきてるんだから こっちは無効試合を主張していい。 なあアエナフ。
仕事終わりのトイレで スラックスのジッパーが破損した。 もとには戻せない。 上部にあるボタンのおかげで、 ただ立っているだけ、歩いているだけなら まず問題ない。 もし下着が見えたとしても黒だ。 あわてるこたーない。 しかしこれが女性だったらどうするのだろう。 手の施しようがないよな…あるのか?
帰り道、BGMにKanonを選んでみた。 毎年冬になると聴く。 この習慣ももう20年近く続けていることになる。 当時のユーザーはどれだけBGMを覚えていることだろう。 やれ鳥の詩だとか夏影とか、 ある界隈では古典教養みたいになってる楽曲だけじゃなくて、 もっとこう、今や誰の口の端にもあがらないような、 でも当時作品を名作たらしめた楽曲の数々。 もしオタクたちが一斉蜂起して なにかこうよからぬ暴動を起こしても、 四面楚歌でいう楚歌の効果で、 冬の花火とか聞かせたら スッと心が落ち着くんじゃないか。 そんな益体もないことを思った。 ていうか 益体もない って表現自体AIRで覚えたものだな。
夕飯はうどんにした。 昨日のスープを使って。 水菜とネギをたくさん盛って。 お好みでキムチを加えて。 あたたまる…美味い…
親指、かなりましになってきたけど 今日もまた出血してしまった。 明日で1週間。 週末には完治させて、 どうにか栗の渋川煮をやっておきたい。
2021年10月17日(日) |
雨、網戸を開け放して |
8時起床。よく眠った。 休日の朝が平日より1時間遅いというのは この上なくちょうどいい。
雨雨雨雨。 こう並べると雨そのものだな雨の字。 予報通り、かなり寒い。 寒いながらも、妻の提案で 居間と庭を隔てる網戸を開け放してみた。 「雨だし、寒いし、虫も入らんでしょ」 そういうものか? でも前々から開け放ってはみたかった。 果たして窓も網戸も開け放ってみると、 そりゃあ気持ちよかった。 雨はざぶざぶ降っているものの、 風はないし庇が心強い。 縁側から足を伸ばしてのんびりしてみた。 至高の時間だった。
昼飯は即興のエスニック風チャーハン。 鶏肉をナンプラーで漬けておいて、 フライパンにオリーブオイル、 ニンニク、生姜。 多めに長ネギ刻んで投入。 鶏肉は水分拭き取らず入れた。 アドリブでスパイス。 ターメリックとクミンと パプリカパウダーとチリパウダーを少量ずつ。 塩胡椒。 ご飯を加えてガーッと混ぜてできあがり。 すんげえ美味かった。
テレビはなんとなく、 男子ごはんをつけて観ていた。 鴨肉を調理しているのをきっかけに、 そういえば 鴨がネギ背負って… て表現はめちゃくちゃ面白いよなあと不意に思った。 外国人は笑うんじゃないだろうか。 僕は笑う。
食後、妻が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、 妻の祖父母が贈ってくれた菓子類をつまみつつ、 また網戸を開け放ってのんびりした。
昼過ぎ、不動産屋の担当が消化器を引き取りにやってきた。 庭に放置されていたものだ。 消化器は何年も放置していると、いつ爆発するかわからない。 処分はこちらでしなければならないのかと詰め寄ったところ 撤去しにきてくれたのだ。 雨の中そそくさと庭に入り 傘を置いて濡れながら作業していた。 正確には 上から傘を指してやったのだが どうしても雨を防ぎきれなかった。 しかし撥水性のスーツらしく、 雨粒が浮いていた。 消化器については今回の処分の費用も また引っ越し当初に買い替えた費用も 大家さんが支払ってくれるらしい。 実に気のいい方だ。 これまで要請してきた件は いずれもこちらに正当性があるとはいっても たまには向こうだって渋ったっていいものだ。 いや、ありがたいありがたい。
不動産屋が去ってから、 スープを作り、バナナジュースをつくり、 昨日の映画の続きを観た。 BIUTIFUL… よかった…のか? 重量感のあるどっしりした映像と、 主役の演技ばかりが印象強く、 あとは取り立てて揺さぶられなかった。 結局は主演あっての映画だった。 生と死とか、父性とか社会悪とか、 そういうテーマはどうでもいいって見方してるから、 ある意味では俄然向いてないのだな。
どっしりした映画を見終えた後は 映画内のリズムを踏襲できるのがよい。 あらゆる動きに反映される。 洗いものをするだけでも楽しかった。
夕方、西荻へ。 途中コーヒー豆専門店に立ち寄った。 妻のお使いで、酸味の薄い豆を買う。 店員さんに相談してみたうえで、 ブラジルと、あとなんとかいう豆を 100gずつ買った。 合わせて800円くらい。安い。 ていうかブラジルが100g300円台で激安。
西友でタラだの水菜だのを購入。 ニラだけは昨日の八百屋で買うつもりだ …ったが、八百屋が空いていない。 この地域の八百屋、 日曜日は軒並みお休みのようだ。 とたんにニラ難民になった。 やむなくマルエツプチで買った。 一把180円。 昨日の八百屋は二把で100円だったな… でもニラは鮮度が落ちやすいから あんまり事前に買っておけないし…しかたない。
帰ってきて掃除機をかけた。 部屋がキレイで気持ちがいい。 夕飯を作るまでの時間をつかって、 金剛寺さんは面倒くさいを読んだ。 しばらく前に1〜3巻までを読み感動して、 先日全巻揃ったのだがとって置いたのだ。 やはり泣きそうになる。 僕のテーマの一つである 「歓喜」 はもうこの作品でやり尽くしてくれてるな。 いややり尽くしてってことはないか… しかしある一面においては満たしてる。 あと水谷隼短編集の殺人狂騒曲も読み始めた。
夕飯づくりしている最中、 妻が寒いと弱音を吐いた。 試験的に暖房をつけてみることにした。 「これで本当にあったかくなんの?」 部屋の構造上、居間を暖めるには かなり暖房にガンバッてもらわないといけない。 果たしてどうなるか、 と不安がったものの、 1時間もするとしっかり暖まった。 さすがに20畳用だしな。 年内は大丈夫だろう。 怖いのは1,2月の真冬だ。
夕飯は韓国風タラのスープ。 エリンギと長ネギをごま油で炒め、 水菜とタラを入れて麺つゆで味付け。 高野豆腐は餡掛けにして、 刻んだエリンギをのせた。 ご飯は炊き込みご飯。 地味だけどご馳走だ。 がっつりあったまった。
食後はゲームしたり読書したりして、 のんびり過ごした。 それから かん…ぺきにキッチンをきれいにして かん…ぺきに風呂をきれいにして やること全部やってから 執筆。 トルクメニスタンの音楽をBGMにしてみたものの イマイチのらない。 曲はいいのに、歌声が汚い…。 毛むくじゃらの中年が目に浮かぶようだ。 やむなくcity girlに切り替え。 安定のBGM力。 奇次創作、ちょっと書き進めてみた。 これ楽しくて、いくらでも書けてしまう。 でも読んでる方からしてみれば冗長か。 まとまりがいる。
妻が原稿に追い込みかけている。 文フリに出す表紙のため。 先に寝ていてくれとのお達しで、 僕は1時半に作業を切り上げ、 2時頃まで水谷隼を読み、消灯した。 妻は3時過ぎまでガンバッていたようだった。
小雨。肌寒い。 今日は一日曇り空の予報で 朝方は小さい雨がちらついていたが 明日は本降りだそうだし 予定通り布団を洗って外に干した。 ゴミ出しを済ませ、バルミューダさんで初めての休日トースト。 やたら美味い。 尋常のトーストよりこっちの方がずっと差が出てる。
10時過ぎ、高井戸へ向かった。 まっすぐ向かったところ10分程度で着いた。 …が、環八のアホが横断を許さない。 数百メートルも信号がないし、 ようやく辿り着いた信号は平気で何分も待たせるし、 さいあくだ。 こういう道路による分断が 町と町を切り離してしまって 人の溌らつの機会を損失させ 有機的な交流を妨げてるのだから おおいに害悪だ。 心の底からそう思う。
リサイクルセンターにて 衣装ケースFitsを3つ購入。 1800円。 定価なら1万超えか。安いったらない。 しかも杉並区内であれば届けてくれる。 配達は1週間後の24日とのことだった。
西友にだけ寄って食材の買い物を済ませ帰宅。 昼飯は冷凍ラザニア。 冷凍食品の実力を試してみたいからと 選んでみたわけだけれど そりゃあこんだけチーズ使えば美味いよなあという出来。 量は少なかった。 ザワークラウトを添えてよかった。 ようやく蓋が開いたので、ベーコンと一緒に炒めてみたのだ。 しかし、酸味が強い。 ザワークラウトってそうか、そういうもんなんだよな。 あんまり口には合わなかった。
昼飯食べて荻窪へ。 西友5%オフの日にかこつけてお買いもの。 クッションやフライパン、 悩んだけどいろり風鍋など、がっつり買った。 大荷物。 カフェへ寄る暇も時間も余裕もなかった。 荷物を置きにいったん帰宅。 クッションについては 勝手にものを増やさないで欲しいと妻からつつかれたが 肌触りのよい代物で なかなか気に入ったらしく おしりみたい、おしりみたいと喜んでいた。幼児か。
洗たく物を裏返したり位置替えしてから せかせか西荻へ。 TSUTAYAで洋画旧作棚を全てチェックした。 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの知らない作品があり 一も二もなくこれをレンタルした。 MY ROADの肉屋では鶏もも肉と卵を買い、 次回使える割引券をもらった。 土曜日は2割還元の日らしい。 割引券には120円と印字してある。 が、今日の会計をどのように分解しても、 2割という割引率から120円の勘定は出せず、ただ不思議。 120円の割引ってかなりだしな。 なくしたけど。
MYROAD前の八百屋へ。 シャインマスカットやらバナナやら水菜やらを買った。 この店は異常に安い。 質が悪いわけでもなさそうだ。 今後かなり世話になるだろう。
洗たく物は結局乾ききらなかった。 部屋干しに移し、寝るまでにはなんとか 濡れがなくなるよう祈る。 一日中洗たく物にふりまわされていた。
夕飯は早速いろり鍋を使った。 鶏もも肉、生姜、長ネギ、水菜を わずかのめんつゆと塩で調味した鍋。 アロマ用の固形燃料で火を灯すと、 まずまず旅館の風情になった。 秋らしい肌寒さもあってたいへん美味しい。 即興でパプリカのナムルも用意した。 アルミホイルで包んで、魚焼き用グリルで 焦げ目を付けてから放置。 ごま油と塩コショウ、ニンニクで味付け。 さらにザワークラウトをアレンジした。 じゃがいもを千切りにしてバターで炒めたものと敢えて、 塩コショウをやや足した。 それなりに美味かった。
バナナジュースを用意してから 借りてきた映画を観た。 BIUTIFUL(ビューティフル)。 スペルはママ。 映像が良い…のだが、 今日は疲れと温泉によるリラックスがあいまって、 あえなく寝落ちしてしまった。 明日また続きを観ることにする。 夜中にはスープを作って妻とまったりした。 妻は原稿に追われている。 僕は彼女が寝るのを待ちながら サハマンションを読んで 秋の夜長を楽しんだ。 3時すぎに寝た。
有休日。 6時半起床。 満を持して毛布を洗った。 今の洗濯機ならできるはずだった。 折り方には指定がある。 はじめ自己流で折ってみてから自信がなくなり あきらめて取扱説明書にあるとおりに折りなおして スイッチを入れた。 しかしスタートしてから10分以上、 振動もなければ音もない。 不安にびくつきながらただ待った。 どうやらこれで正常だったようだ。 問題なく洗えて、干せた。 今日は朝起きた時点では曇りだったものの これから晴れるらしく、 またこの時点で晴れ模様の兆しがあったからうれしくなった。 続けて通常の洗濯物もまわし、干して、 スープを作った。 余っていたカボチャとサツマイモを切って かるく煮てからブレンダーでジュボボボ。 今回は豆乳ベース。 にしてみたら、思いのほか豆乳の味が強い。 ごまかせないものかと塩を多めにしたら 案の定しょっぱい。 半量は冷蔵庫へ、半量は冷凍庫に入れて のちのちリメイクすることにした。
9時半を前に病院へ。 先日のずさんな対応がうそみたいだった。 もはや病院自体が別人というのか あたかも二重人格者のようだった。 地域の人々もほがらかに 和気あいあい笑いあっている。 思えば先日は時間も早く人もおらず 外は雨でどうしようもなく陰気だったけれど 今日はどうだ、晴れてて人もおおくって… 雰囲気のみならず 先生も若いイケメンの方だった。 人格者でいかにも有能で。 感染症の心配もないと言ってもらえた。 人の多い分時間はかかったが、 それでもトータル30分かからなかった。
気分良く自転車を走らせ、 ものの5分で高井戸の美しの湯へ。 レンタルタオルを含めても1000円。 都内にあるこのテのスパとしては破格に安い。 浴場もスバラシー。 何がって露天風呂が素晴らしい。 都内の露店にありがちな、けちけちした空じゃなく、 大きな面として大空を仰げる。 緑もたくさんある。 すぐ隣が小学校らしく、子どもたちの元気そうな声が聞こえてくる。 なんてスバラシーんだ。 しかしこの時間帯、顔をあげづらかった。なにしろまぶしい。 ところが横を見やると素っ裸の壮年がサングラスをして 椅子に横たわっている。 『露天風呂』に『サングラス』…! 『露天風呂』に『サングラス』だと……! こいつ…! 慣れている……! 『場馴れ』しているな…! …そのうちあやかってみたい。
指は完全防護してた上 湯には全く浸らせなかったけど そーすっとどうしても完全リラックスはできない。 それでも1時間くらいは、お湯とサウナを楽しんだ。 スパのお楽しみ、あがってからの休憩室は リクライニングチェアがぽつぽつあるだけの あまり広くもない部屋で ちょっぴり本を広げても見たけれど うしろの中年がマスクを外して寝ていたので早々に退出した。
今日の目当ての一つ、高井戸リサイクルセンターで 衣装ケースFitsが1コ600円で売られていた。 見た目もきれいめなのに安すぎる。 買うかどうか悩んだが妻に相談しない限りは勝手できない。 今は勤務中で連絡もとれないし、帰ってから相談してみることにした。 食器はタダみたいな値段でたくさん売られていた。 お吸い物用の漆器と、 一人用の分量を詰められる重箱を買った。
そっからは昼飯を求め 自転車で自由気ままに走り回った。 高井戸から富士見台、久我山へ。 神田川沿いはちょうきもちいい。なんだこの日和は。 静岡旅行を諦めた代替としては 十分しあわせな散策だった。 しかし飯が見つからない。 けっきょく吉祥寺まで辿り着いてしまった。 吉祥寺。 いつ来てもつまらない街だ。 それなりのスポットに通じていればまた別の印象があるのだろうけど 悪い意味で綺麗だし悪い意味で汚い、 手垢まみれのどうしようもない街… だけれど食べるものはある。 マルイ近くでラーメンを食べた。 濃いめの。 濃いめのラーメン久しぶりで美味かった。 麺屋武蔵っていったか。有名店だったような。 店長ぽい人が なんかしらミスしたのか バイトの人と段取り組みなおしてて 一通りの話が済んだ後に謝っていた。 おお珍しい。 たいていはこういうトコ店長が横柄で 下の人間にあたるものなのに。 この前もそんなん見て不快になり 孤独のグルメを思い出して頭の中でアームロックをきめたもんだけど いやあ今日の人はりっぱだった。
マルイのSeriaへ。 庭のためアウトドア用品でもと しかし女子向けなのか そういった泥臭いものはあまり置いていない。 こまごましたキッチン用品だけ買って終了。
帰途、西荻のカフェへ。 一枚板のテーブルが印象的だ。楓らしい。 カフェオレと、マロンケーキを注文した。 栗とラム酒の相性がいいことは 自分でも散々試してきてるから 知悉してるつもりだったけど 今回はすごい。ラム酒たあっぷり。 これ以上は加えちゃいけないギリギリってレベルまで ラム酒が入ってる。 異様に美味しかった。 再現難しいな。 入れすぎはいけない、そのギリギリの見極め。
半日好きに遊んで満足度の高い時間を過ごせたものの 頭痛がする。 入浴のためコンタクトにしていたのと、 カフェイン摂取が足りていない。 羽根を広げるのはここまでとした。
西友で今夜の食材を買う。 セゾンカードがウォルマートだと 毎回会計が3%割引になるらしい。 いちおうサービスカウンターに相談してみたが 切り替えじゃなく別のカードになるとのことで断念した。 たかだか3%の割引でカード増やしたかない。
帰宅して居間で庭を見ながらのんびりしていると 妻が在宅ワークをさぼって 人ののんびりを邪魔しにやってきた。 僕はずっとやりたかった休日を満喫していた。 西日に照らされた庭をながめ 茶を飲むでもなく飲まないでもなく 本を読むでもなく読まないでもなく ただのんびりする… ぜいたくな時間だった。 1時間半くらいそうしていた。
妻がコーンスープが飲みたいとねだる。 インスタントのコーンスープは かなりの量をストックしている。 が市販のこれは美味しさと引き換えに それなりの不健康食品でもある。 朝のスープをリメイクした。 缶詰のコーンを煮立てて 牛乳入れてブレンダーでつぶしたら 取っておいた今朝のスープと合わせて しょっぱさと豆乳ぽさを緩和。 かなりマシにはなった。 ハンドブレンダー楽しい… 毎日使いたい。 でもさすがに頻度は落ちるだろう。 毎週末に一回、くらいがちょうどいいんかな。
夕飯は急きょ、炊き込みご飯にした。 具は牡蠣と舞茸、生姜。 一通りの準備を終えてから、 米がないことに気づいた。 もともと西友5%割引に合わせて買うつもりで、 今日は冷凍ご飯で間に合わせる予定を立てていたのだった。 さすがに米がなければ炊き込みご飯はできない。 やむなく、最寄りの西友へ向かった。 自宅から自転車で最短3分で行ける。 ただし大抵、信号待ちにひっかかる。 環八のアホ信号… これのせいで往復5分はロスしてしまう。 本来なら気持ちいいばかりのはずの疾走に水を差される。 これから慣れるとも、慣れたいとも思えない。 「向こうがおかしい」 と是正したい、義憤に駆られているときには、 自分の方の気の持ちかたに左右されるわけにはいかない。 なあなあでは済まさない。 この怒りは大事にする。
炊き込みご飯は今日買った重箱につめ、 三つ葉を散らした。 箱の下段にはおかずをつめた。 ナスとカボチャの素揚げ。 キムチ、たくあん。 チョイスがやや無理やりだったが、 見た目はさまになった。 そしてお吸い物を同じく、今日買った漆器椀に。 膳立てが欲しくなる。 蓋があると開けたときに香りがフワッてするからいいね、 と妻が嬉しがってくれた。 炊き込みご飯の味はやや薄かったが美味かった。
食後はPCのメモをまとめたり ゆっくり音楽を聴いたり読書をしたり家事したり… と雑多な時間を過ごした。 サハマンションを読み終えた。 期待していた意味内容は序盤だけだったけれど、 文章が始終よかった。 あと韓国文学って初めて読んだけど 名前だけじゃ男女が全くわからない。 これが別の国だと、ヨーロッパだろうが南米だろうが 中国だろうがなんとなくはわかる。 のだけど韓国に限っては全くわからない。 思えば映画だとビジュアルがあるからな。 まさかここまでわからないとは。 そして、自分がこうまで男女に固執して小説を読んでいるとは、 なんだか気づかされたようだった。
2021年10月14日(木) |
オフピークの下劣広告 |
6時20分起床。自然と目が覚める。 曇り。肌寒い。午後からは晴れるらしい。 洗濯機まわして妻の分の弁当づくり。 ごま油でキャベツを炒め取り出し、 続けて鶏もも肉を炒めてポン酢をかけ水分を飛ばしたら キャベツを戻して味からめてできあがり。 一口つまんでみるといやァ美味かった。 朝食、洗いもの、ゴミ出しも済ませて、 意を決し指の絆創膏を剥ぎ取り、 流水で洗い流してみると、 傷口は縁取りが白ばんでいるだけで、 経過は良好といえそうだった。 しみたりもしない。 単に絆創膏を二重巻きにして済ませた。
毎日東西線をつかっていて ここ2週間ほど不快なのは オフピークの広告。 あしたのジョー とか 巨人の星 とかの画像を文字コラしてる代物で なにからなにまで最悪。 全然おもしろくないし、 いかにも広告代理店のセンスという感じで やってることがダサい。 原作を知っている人に対しては 思い出をケガしてることになるし 原作を知らない人に対しては むやみな思い込みを与えてしまうし ってあたりは織り込み済みなのであろう割り切り方が ほんとダサい。 作品てものと真正面から向き合ったことがない痴れ者の視力。 そのくせ作品にあやかって利を得ようとする この世でもっとも唾棄すべき低劣なヤツバラ。 地味に不幸な人生送って寿命迎えてお亡くなりになって 五感と言語能力を失った状態で 霊体として百年くらいさまよって 人間の生の歓びに憧れ抜いてから生まれ変わって 来世で幸せになってくれ。
今日は昼に歯医者に行くからと、 出勤直前にマックに寄ってソーセージマフィンを食べた。 美味い…。 ただしょっぱすぎる。 味としてはこれでいいのだけど 健康的には害だ。いまさらか。
歯医者診療、すんなり。 根っこの方にまで薬を入れてもらった。 根っこまで処置した歯はどうしても脆くなるから 被せものをすることになるが 普通に銀歯にするか 白いセラミックにするか選ばせてやると先生。 「でも…ドーンと値段が…跳ね上がっちゃうんですよ…」 非常に気まずそうだった。 なるほどたしかに表を見せてもらえば、 銀歯なら4000円ほどのところ、 セラミックとなると1万2せ…… …12万…? 桁が、オウアオエオオ パ パオ 120000円て12万円だよな パオーン やってられるか 今スグ神戸に豪邸を用意して住まわせろ 缶コーヒーは無糖の微糖の間を作れ早く作れ 電子レンジのチーンの音量をお好み調整させろ もう誰も絶対にガンになるな 交通事故二度とおこんな アメリカは原爆について謝罪しろ
銀歯に決めた。 来週つけてもらう。
前居の退去費用について 妻の方に連絡が入ったようだ。 喫煙不可の物件で あほほど煙草吸いまくっていたから 壁紙はおろかそれ以上のあちこちに影響が強くあって 最大で何十万請求されるものやらヒヤヒヤしてたけど 結局は6年以上住んだからという理由で 請求されず済んだらしい。 当初より契約にあったクリーニング費用と 細々した請求を足しても5万5千円。 敷金から差し引いて、8万円ほど戻ってくるらしい。 心の底からホッとした。 8万円は妻にやることにした。 不動産契約、引っ越し関連で かなりの面剛ごとを負ってくれてるから 諸々の手間賃として。 が妻は呑まなかった。 それならそれでいいか。
西荻の肉屋で肉を買う。 鍋っぽいものを作る予定を変えてビビンパに。 ぜんまい、豆付きもやし、にんじん、ホウレンソウは ごま油と塩コショウしょうゆニンニクでナムルにして、 牛肉は油なしで焼いてエバラ焼き肉のたれ。 ごま油で焼いた目玉焼きのっけてお好みでキムチ。 めちゃめちゃ美味かった… 歯医者で昼飯食ってないのもあいまって 勢いよくがふがふ食った。
バナナジュースを豆乳で作ってみた。 アーモンドミルクで試したかったが売り切れだったのだ。 まじりけない無調整豆乳で 味見してみたところまるきり豆腐の味。 こりゃあさすがに無理か?と不安がりながらも 牛乳とハチミツ足して作ってみたら全く問題ない。 豆乳だとはわからない。 これならいける。 豆乳を日常的に摂取できるかもしれない…
毎日食欲がすんごい。 美味しいもの食べたくて飲みたくてうずうずしてる。 食べもののこと考えてる時間がけっこう長い。
6時20分起床。 血が…収まってない… これはもう病院ですよねということで 圧迫止血を試みながら いろいろ調べた。
片手で弁当を調理。 っつっても八宝菜フライパンで温めて ご飯レンジで温めて リーフや鶏胸肉を弁当箱に詰めるだけだけど。 でも洗いものまでやった。 バルミューダさんにもデビュー戦を飾っていただいた。 うん美味い。 美味いけど…別にもとから美味いからな。 そんなに違いはわからんかった。
いつもの出勤時間と変わらない8時半に家を出て、 目当ての病院には10分やそこらで到着したから 開院まで時間を潰した。
病院は新しめのキレイな内装だった。 が受付カウンターの前に立っても 受付員である若い女性二人が顔を上げない。 気づいてないはずもないのだが こんにちはの一言もない。 この時点でかなり印象悪かった。 30秒ほどしてようやく顔を上げ、 目が合ったが何も言ってこない。 え、何の用? みたいな顔をしていた。 「おはようございます。初診です。 指を切ってしまったので来てみました」 こちらからそう挨拶してみてもなお響かない。 数秒間を置いてから、 左様ですか とか かしこまりました とか そうですか とか なるほど とか 一切なく 無言で手元の紙をあさって 「ではこちらの記入をお願いします」 ときた。 不快感を表に出さないのは得意だから 快く明るい調子で返事したものの 内心にはどす黒いものがあった。 問診票の答えには正確な記述を心がけた。 用件を具体的にとあるから 昨晩21時にハサミで左手の親指の腹を切り… と経緯を簡潔に書いておいた。 来院客は僕の他におらず、 用紙を提出した数分後には診察に呼ばれた。 いかにも若い女性から嫌われそうな 見た目に清潔感のない先生だった。 開口一番、 「切っちゃった? 包丁?」 と問う。 お前の手元にある、視線すら向けている問診票を見ろ。 「ハサミで左手の親指の腹を切り…」と書いてあるだろ。 切り傷とまでは把握しているのに 全体どうしてそんな挨拶になるのだ。 しかし声音には覇気があって、僕好みではあった。 まずは信用することだ。 人間関係すべてにおいてではないが、 サービス業に類する手合い対してはいつもそうしている。 がよく顔面を見るとマスクから鼻を出している。 コイツ…。 お医者先生ならではの医学的見解によるものかしらんけど この病院の入口にも厳重に 来院者は全員マスクして来いやって書いてあるだろ… ていうかコロナとか関係なく お前は正しくマスクを着用しろ… しかし周りの看護師たちも言えないのだろうな。 患者も言えない。所詮は素人だから。 相変わらず不快感をおくびにもださず、 診察を進めてもらう。 というよりひと目見てすぐに、 皮が削げただけだから心配ない、 縫合まではいらないとの所見。 ウーン… そりゃそうなのかもしらんけど、 細菌ばい菌の入り込んでる可能性とか吟味しないのか? こちらの最も強い不安はそこなんだし、 いくら医者だからってまだ血の浮く傷口を 1秒見ただけでそこまではわからんだろ。 「うん! 全然問題ない。大丈夫大丈夫。 血はね、圧迫し続けててれば止まるから。必ず」 「そうですね、昨晩も圧迫してる間は止まってて… でも結局、離すとまた出血しちゃうんですよ。 今日もそうなんですけど」 「でも、止まるから! 必ず! 圧迫し続けてれば必ず止まるから」 似たようなことを5度6度と繰り替えす。 かえって不安だった。
絆創膏をギュウギュウにきつく貼ってもらい、 三重にまでしてもらって診察は終わり。 ものの5分ほどだったか。 会計時にはまた案内の不行き届きな受付員と応対し、 財布を取り出したところで後ろから声をかけられた。 「血、止まったでしょ??」 と先程の先生が朗らかに笑っている。 ニコニコした口元がキュートだ。 そうだノーマスクだ。 おまえいいかげんにしろよ。
もうなるべくここは利用したくないが 様子を見るために 金曜日の朝また来ることになった。 会計は1280円。 トータル2000円ならそう惜しくもないか。 こっちは病院にかかる経験にとぼしいんだ、 勉強代だ勉強代。
会社には2時間遅れの連絡を入れていたものの 予想外に早く病院を出られたため 時間が大いに余った。 でも真面目だからそのまま出勤、 始業から1時間遅れで済んだ。
左手を庇いながら仕事。 今日は余裕があり方だったから問題はなし。 もとの機動力が高いから人並みの仕事ぶりにはなる。 ただきつく巻いた絆創膏が 指を締め付けているために 次第に痛みが増して わずかに見える爪も紫色に滲んでるし あんまり不安だったからお昼を前にして 一度絆創膏を剥がした。 といっても三重目と二重目だけ。 いったん剥がして、今度はゆるめに巻いた。 血はほぼ止まっているようだった。
弁当は美味かった。 やや薄味。 そういえば毎回、 弁当の際には塩なり醤油なりを足していた…が 今日は余裕なくてただただ熱を通しただけだったのだ。 健康にはこっちの方がいい。 昼飯を平らげてからは昼寝した。 あまりにも眠かった。 午後になってみると またうっすら出血している様子がうかがえた。 慌ててトイレに駆け込み、 四重目としてティッシュペーパーを丁寧に巻いて、 これを輪ゴムで止めると安定した。 午前中ほどきつくはないし、 それでもやんわり圧迫はできている。 この工夫のおかげで午後は安心して過ごせた。
夕飯はマグロの漬け丼。 のつもりが、昨晩は付ける余裕がなかったから、 今夜わずかに10分漬けただけ。 そんなお粗末な漬けでもじゅうぶん美味い。 刻み海苔がいい仕事をしていた。
食べ終えてすぐ洗いもの。 指に気を遣いながらさっさと終えた。 今夜は湯船に浸かるのが怖いから シャワーで済ませた。 それから絆創膏を剥がした。 三重の絆創膏を剥がすと 傷口には小さい医療用テープが貼られていた。 そういえば貼ってたな。 しかしこれがグロい。 傷口に直接触れている箇所なだけあり、 血が膿みきっているのか、 やや青みがかった灰色をしている。 どうして灰色になるのだ…。 怖がりながらも剥がしてみると、 中身は赤黒かった。 相当グロテスクではあるのだが 見方を変えると 水分が光を照らして 黒々とした固形に色味を与えており、 これは理想的なグラサージュでもある。 かさぶたにはなっていない。 ただようやく凝固しかけてくれている血を ヘタに今洗い流してしまっては また出血するのでないか…と不安になり、 傷口周りの血だけ拭き取って、 また絆創膏を貼った。
そっからは もう何も仕事しないぞと決めきって、 Ver2.2にアップデートされた原神を1時間ほどプレイした。 親指を庇っても遊べるもんだ。 親指庇って仕事できるんだからそりゃそうか。
2021年10月12日(火) |
ハンドブレンダー、バルミューダ、親指負傷 |
7時15分起床。 外は曇っている。涼しい。 一口大よりやや大きめに刻んだ白菜をポリ袋に入れ、 塩と水でもみこみ数分放置。 その間に豚肉をごま油で炒める。 白菜の水気を抜いてフライパンに加え、 少量の砂糖とポン酢を入れて水分飛ばしたらできあがり。
鼻だしマスク人間が街に増えた。 昨日は東京の新規感染者数が40人代とのことだったから無理もない。
おだやかめな一日。 退勤後、荻窪のタウンセブンとルミネへ。 300円均一でキッチンツール立てを買いたかったが そんなものはなかった。 かわりに100円均一で安っぽいのを購入。440円したけど。 網戸の滑りをよくする便利用品も買いたかったが そんなものはなかった。 果物屋でちょっとお高いバナナを、SEIYUで野菜などを買い、 いつもより30分以上遅い19時40分に帰宅。 ご飯を炊き始め、洗いものしつつ調理開始。 八宝菜。 具材はエビ、イカ、エリンギ、きくらげ、 ニンジン、白菜、豚肉、うずらの卵。 ちょうど8。 豪華にやるなら椎茸、タケノコも加わるけど今日はなし。 うすらの卵は日常的な調理のなかでは 最もってくらいストレスフルだ。 あんなものチマチマやる気になれねえすよ。 イカ、豚肉は今回試験的に冷凍ものでやってみた。 果たしてがっつり美味かった。 うーん…いやショックですらある。 これまではスルメイカさばいて、 そのダシがただごとでない旨味を実現していると思っていたから。 差はある。あるけど微差だ。 あと器は先日吉祥寺で買った青の大皿にしてみた。 和食と洋食用だったけど中華も似合うな。
食後、レンジ台の調整をした。 見えるネジをドライバーで全て締め直し。 だいぶマシにはなった。 そこで新たに我が家に来たトースターのご登場。 バルミューダさん… お前長かったな、流行り始めてからうちにくるまで… 僕がトースターごときと渋っていたから導入してこなかったが このたび妻のクレジットのポイントで とうとうやってきたのだった。 玄関に置きっぱだったダンボールをハサミで開封していく。 サクッ、スパアッ、ザックウ。 指を切った。 左手の親指の腹。 ざっくりいった。 瞬間的にヤバイと直感し すぐさま水で洗い流す。 とぱとぱ血が出てくる。収まる様子がない。 数分ほど様子を見てから妻を呼ぶと、 救急グッズを出してくれた。 スマホで応急処置を調べてもくれた。 コットン紙?をあてて圧迫。 しかし止めどない。 圧迫、流水、消毒、圧迫… をしばらく繰り返すと出血の勢いが収まってきたようだったから 強めに絆創膏を貼ってもらった。二重に。 これがてき面で、血も痛みも収まったから、 当初の予定通り ハンドブレンダーに登場していただくことにした。 トースターの開封は一旦置いておいた。 まだ恐怖の記憶があるので。 ハンドブレンダーの説明書は読み込んでおいたから すんなり起動できた。 かなり使い勝手がいい。 パッと手にとって運用できる。 専用カップにバナナと牛乳を入れて ブレンダーを起動。 ものの数十秒で滑らかなジュースになった。 これは快感だ。 以前は二重のポリ袋で5分くらいかけて潰していたし どうしても果肉が残ってしまったものだけど、 いやはや機械にはかなわない。 砂糖なしでも実に美味かった。 とはいえ先日のお店で飲んだバナナジュースに遠く及ばない。 今回のバナナは高級だったものの 熟れきってはおらず もっとシュガースポットが浮き出た頃合いに ハチミツでも足せば絶品になるだろう。 週末が楽しみだ。 そして手入れが楽。 カップに台所用洗剤と水を入れて、 ブレンダーを起動しかくはん。 流水で洗い流し、あとは自然乾燥でOK。 これなら日常的に使えるなという実感がもてて嬉しかった。
妻の手を借りて 今度こそバルミューダさんにもご登場いただいた。 やはりデザイン面は申し分ない。 設置するだけ設置して、デビュー戦は明朝となる。
東京ゼロエミの書類を コンビニへコピーしに行き、 封筒にまとめポストへ投函。 無事に通ることを祈る。 もう1,2の面倒は起こりそうだけど…
入浴後、また血が溢れ出した。 体が温まり血行が良くなったからと思われる。 寝るまでの2時間弱の間ずっと 指を心臓より上に置きつつ 圧迫、流水、消毒、…を繰り返したが 今度は収まらなかった。 1時半までねばって、 まだ出血はあるものの無理やり絆創膏を二重貼りして寝た。
7時15分起床。 このくらいの時間の目覚めが安定している。 洗濯機を回し、わずかな時間のんびり。 よく晴れている。 トースト焼きつつ 昨晩下味を漬けておいた鶏もも肉を サラダ油で揚げ焼き。 ついでにサツマイモも揚げ焼きにした。 茹でたニンジンと、ご飯に辛大葉をのっけて弁当は完成。 洗濯物を干し、可燃ごみを出し、洗いものをして、 さっとキッチンまわりを拭き取り、 着替えるともう8時半。あわてて家を出た。
通勤途中の電車でハンドブレンダーの説明書を読んだ。 ウーン期待していたよりは使いみち少ない…か? 一枚の説明書には「氷とか固いものはダメだよ」とあるのに、 もう一枚には「アボカドも種ごとまとめて粉砕!」とかあって 混乱する。 多分前者が今回の製品の説明で、 後者は単なるパンフレットみたいなものなのだろう。 ちょっとむかついたが
週末の予定を立てた。 金曜日には休みを取ってある。 もともと静岡に一人旅するつもりで取得したものの、 天候が悪いようだし、 まだまだ家でやりたいことが多い。 ただ、スパにだけ行くことにした。 高井戸の天然温泉の。 なにしろコロナ禍以来、 大衆浴場には一切行ってないので。 ようやく新規感染者が落ち着いてきた今、 平日の昼間ならいいだろう。
月曜の割にはダルさがマシ。 土日にちゃんと動いていたからだろうか。 休むより体動かした方が調子いいって、 いかにもトシって感じだ。
夕飯はレトルトカレー。 サラダと、ザワークラウト。 このザワークラウトはもともと保存食として買い、 数か月前から使いどきをねらっていたが なかなか機会に恵まれず、 とうとう使おうとした先週には蓋が開けられなかった。 が今はフタを開けるための道具もある。 晴れてご登場いただいた。 ベーコンを焼いてコンソメスープに入れた。
手持ちの漫画のリストを作成してみてる。 どの漫画をどの巻まで持っているのか、 またどの部屋のどの棚に収納されているのかを一覧するためだ。 でまずは記憶に頼ってタイトルと巻数を書き出していってみた。 するとおおよその手持ち漫画の冊数が知れる。 約2700冊ほどと思われる。 となると、先日売った漫画と合わせて、約3100冊ほど所持していたようだ。 まあ、こんなもんか…? 近々正式に、ちゃんと棚から数えていってもみるけど。
この表をExcelで作成していると妻に伝えてみたら Excel運用に一家言ある妻から注文が入った。 正確には注文を付けたいから一度見させてくれとのお達しだったが そうなると途端に作業が窮屈になる。 固辞した。
2021年10月10日(日) |
吉祥寺インテリア巡り |
朝食はクロックマダム。 小麦粉を炒めバターを溶け合わし 牛乳を入れてソースができたら 食パンにたっぷりと塗る。 ミックスチーズを乗せてトースターで焼いている間に ベーコンをカリカリにしておいた。 本当ならハムなんだろうけど ベーコンが好きなので。 そして目玉焼きをのせる。 美味い。 美味いけど……こんなんだっけ? やっぱパンを厚切りにしなきゃいけないのか。 今度ちゃんと店で食べてみたい。 洗濯物を干し、ニチアサアニメを見た。 プリマジ。 プリチャンシリーズ最新作の第二話。初回は見逃した。 キャラクターの語尾が特徴的で あたかも90年代の芸風だった。 ミュークルドリーミーは狂ってた。面白かった。 とうとうアッキーたちもちあふるタイムに加わっていた。 敵も味方もあったもんじゃねえな。
見終えてすぐ西友に行き、食材を買って 戻ってきたらすぐに昼飯を用意。 天そば。 昨日の残りの天ぷらを温めるだけ。 そばは妻用で、僕はご飯でいただいた。
食べてすぐ出発。吉祥寺へ。 デートではないがデート気分は味わえるかと、 春先に買って以来一度も着る機会のなかった服をおろした。 パンツ、靴、カットソー。 バッグだけは今日は荷物があるから諦めたものの、気分がいい。 西荻から一駅電車に乗り、真っ先にヨドバシカメラへ。 妻はポイントカードの手続きを、 僕はリサイクルの引換券を入手してから、 ハンドブレンダー売り場に向かった。 目当ての品は納入未定とあった。 店員に聞いてみたところ、在庫がないというより メーカーの製造段階ですでに欠品しているらしい。 悩みに悩んで、次点の製品を買った。 ブラウン製。2万円。 これで製菓がはかどる。 昨日感動したバナナジュースも作れてしまう。 気分良く店を出て、インテリアを見に仲通りへ。 家具店では気に入ったソファがあったが、 金額はともかく、デザイン面とサイズで折り合いがつかない。 空振りしつつ、ふいに立ち寄った陶磁器の臨時店舗で皿を買った。 大ぶりの舟型の皿を1枚と、品のある平皿2枚。 平皿の方はまさにコレをもとめていたというデザインで、 和食でも洋食でも、さぞやご馳走が映えるだろう。
ちょっとした大荷物を持ちながら インテリア店を次々と見ていく。 こうしてみると吉祥寺のインテリア店は充実している。 知っているつもりだったけれど これまでここまでちゃんと見てきてはいなかった。 が、空振り続き。 部屋のイメージは湧いたから無駄足ではないものの、 結局何も買えなかった。 夕方を前に妻は荻窪のマッサージ店へ。 僕は先に帰宅し、 1時間ほど休んでから掃除機をかけた。 畳の上は時間をかけて念入りに。 畳のダニは掃除機で吸い込めば除去できるらしいが、 掃除機の中で生き続けたりもするらしい。 しかもダニの中には ダニの死骸を食べて生きながらえる連中もいるらしい。 おぞまじい話だ…。 そのあたりの対策も、来週にはする。 今週はただ念入りにかけるだけ。 体力が回復してきたのでDAISOに繰り出し、 外用サンダルとかほうきだとかを買った。 アウトドア用の小型折り畳み椅子も買った。庭用に。 部屋が充実していく。
夕飯はししとう茄子の焼きびたし、 カツオのたたき、大根の味噌汁、サラダ。 ししとうは美味しかったけど 辛すぎてほとんど食べられなかった。 天ぷらみたいに高温で揚げたら辛味が抜けるのか? 新たな知を得た。 あと昨日のうちに漬けておいた大葉が美味かった。 醤油にごま油一たらしした液に、 ニンニク一片みじん切り、 鷹の爪1コみじん切り、大葉を漬けたもの。 ご飯に合うこと合うこと。 ただこれも辛いので、なおさらししとうは進まなかった。
食後、キッチンをきれいにしまくった。執拗に。 週に一度はピカピカに磨き上げたい。 真冬はペースが落ちるだろうけども…。
21時前から1時間ほどかけて、 最近詠んだ本の抜粋をまとめた。 そこからさらに1時間ほどかけて、 作業用BGMをまとめた。 原神の楽曲など。 また、太宰の朗読をiPhoneに入れた。 これですっかり増えた洗いものの時間も怖くねえな。 というか家事一切。
書類が揃ったので 東京ゼロエミッションを申請できる。 が、郵送前にコピーをとっておきたいから、 明日にまわすことにした。 申請にあたっては、おそらくは不正を防ぐために、 かなり細かい指示がある。 ちゃんと通るものか、お役所仕事が不安だ。 家電購入時およびリサイクル引取時の住所と 家電設置の住所および申請時の住所が異なるだとか、 リサイクル引換券が排出者控えじゃなく業者控えだとか、 購入者および申請者は妻なのに リサイクル手続きの方は夫名義であるとか… ところどころメモを足しておいた。 あとは僕に電話をかけてくれればいいのだけど。 これで2万円だからなあ逃したくない。
ハンドブレンダーはまだ開けていない。 説明書を明日読むつもりでいる。 バルミューダのトースターも眠っている。 火曜日にレンジ台を調整して、登場させたい。
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