舌の色はピンク
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朝はいつもの休日トーストだけれど 卵が違う。 熊谷でいただいた、いい卵だ。 黄身の色が濃厚だし、やけに美味かった。 業者は予定通り9時くらいに来た。 書斎の収納扉を見て、一度回収し後でまた持ってくるという。 その応対は妻に任せて、僕は家事をしていた。 無事済んだのを見届けて、自転車回遊に繰り出した。 五日市街道のドラッグストアを視察してから TSUTAYA西荻店へ。 ヒューマンドラマの棚の「あ」から「そ」までを じっくりとチェックしてみた。 やはり、品揃えが弱い。 監督別に分けられているわけでもないし。 なんとか3本だけ、観たい映画を確保した。 フランス映画を1本だけ借りた。 西友に寄り、野菜などを買う。 帰宅後は家事を済ませた上で、 庭の片付けをした。 前入居者、または前々入居者のゴミや荷物が 大小残っている。 あれこれ捨てるにしても大仕事だが、 やりゃあやっただけ進むので僕は楽しんで取り組める。 除草のためのシートは美観を損ねているだけで、 これはこれで機能しているから放置することにした。 鉢のたぐいは全て処分。 わけのわからない朽ちかけの器具や袋などもことごとく処分。 庭の某をひっくり返すとたまに虫が現れるものの 軍手をしている限りそう怖くはない。 むしろ土の香りが感じられて、なかなか楽しい作業だった。 本腰入れた掃除はまた後にすることにして切り上げ、 11時半ごろ、昼飯を食べに今度こそのつもりでブルーベルへ。 自宅から15分歩いて到着。 入店して主人の顔を見て即座に あぁそうだこの人だと当時の記憶がよみがえった。 妻とともにオムライスを注文。 一人きりで動き回る手際が見ていて気持ちいい。 達人の手さばきだ。 オムライスは果たして尋常じゃない美味さだった。 見た目は変哲がない、 変わった具材を入れてもなければソースも少ないし 取り立てて「コレ!」という足し算のウマさが 都合されているわけでもないのに どういうわけだかあまりにも美味い。 オムライスは後半重くなりがちだけれど ここのはパクパク食べられる。 あと地味だけど、きれいに食べられる。 なんなのだろう。 全然真似られる気がしない…
その足で荻窪の西友へ。 食材でなく掃除用品などを求めて行ったが空振った。 本命の竹箒がなかった。 風呂用スポンジだけを買い、 その後無印にも寄ったがほとんど何も買えずとろとろ帰った。
僕の方は荷物だけ置いて再び自転車で出発した。 今度は高井戸方面へ。 10分ほどで富士見台につき、それから高井戸エリアをうろうろとした。 ホームセンターのオリンピックが高円寺のそれとは比較にならない規模だった。 ペット同伴で入店できるしフードコートまである。 これって地方の国道で見かける店舗展開だ。 またやけにキレイで気取ったTSUTAYAの店舗があり、 ここはやや頼れる品揃えだった。 高井戸の緑地は素晴らしかった。 広大な敷地に緑が敷き詰められて、 公園やグラウンドが連なっているだけど、 何より人が集まっているのがいい。 目的意識をもった集会や観光でなく、 実に自然なのだ。 暇を持て余してそうな人も多いし子どもも多い。 西に傾きかけた陽射しが林道に放射してきれいだった。 緑地を抜けて荻窪方面へ向かおうとする途中、 バナナジュース専門店を発見した。 バナナジュース専門店! 強気だ。 値段も400円オーバー。 カフェ店舗でなく持ち帰りしかできないのに、強気だ。 資本力のない個人店に厳しい時勢柄、 採算上はギリギリなのだろうけれども、 通りがかりの客からすればためらいのある額だった。 「砂糖不使用、バナナと牛乳だけ」 と銘打っているのも強気だ。 また注文してすぐ飲めるわけではない。 3分ほど待たなければならない。強気だ…。 しかし美味かった…。 なんだあれは…。 なんというか思い出になるウマさだった。
今日の最終目的地、荻窪にある杉並区中央図書館へ。 10年ぶり。 その間にどうやら全面リニューアルしたものらしい。 明るくオシャレできれいだ。 若い人、とくに子どもや子連れに優しい雰囲気となっている。 館内に併設されたカフェは、 書架にある本を手に取ったら受付を通さずにそのまま持ち込める。 カウンターに立つ職員は多く、 ひっきりなしに訪れる人々の応対にせわしない。 地方の地域社会がうらやむような人のにぎわいが実現していた。 が… いかにも民間のデザイナーが 「注文に見合うように」 コンセプトを達成したという感じで、 中身はかなりのヘッポコだった。 筆頭が分類。 図書館という施設が長年培ってきているはずなのに、 どういうわけだか分類が弱い。 料理本は日本料理とパンお菓子を除いて、 全てひとところにまとまっている。 数々の図書館を見てきたがこんな例は初めてだ。 小さく古い、こ汚いような図書館だって、 少なくとも10くらいには小分けに分類しているのに。 それと権威的な分厚い全集は 大抵どの図書館でも暗く人の寄り付かない奥の方にあるものだけど ここでは本棚の並びからちょっとずらした位置の 壁面下部のスペースにぴっちり陳列していた。 これがもういかにも、 「置くから表に出してみました」 というデザイナーの誉れ高い工夫て感じで気持ち悪い。 まぁそのあたりは僕個人の感情だからいいとして、 なにより驚いたのは文庫本の並び。 オムニバス作品は別に分類してやればいいのに、 著者名に五十音の並びに加えられている。 つまり、「講談社セレクション」だったら「こ」にあるのだ。 バカか? 五十音のあちこちにオムニバス作品が散らばっている。 利用者の目的意識とズレた、 「清く正しく美しい図書館」像を目指した成れの果てという感じ。 賑やか通り越してうるさいし。 図書館てもっと、 僕の小さい頃の印象では… 声を発した者から即、死。 みたいな緊張感があった。 僕の地域が特例だったわけでもないだろう。 ガキ使の「図書館で声を出しちゃいけない」企画だって そういう前提に立っているわけだし。 でもこの緊張感は年々緩和されていった。 確かに物音一つで殺気が飛び交うようなあの空気は あまりにも不寛容で現代的ではない。 図書館利用者に覚悟を求めるようなあの雰囲気では、 利用者は減る一方だったろう。 で、 「誰でも気軽に訪れやすい、また来たくなる空間づくり」 とかゆってえ、こうなるわけだ。 反吐が出るぜ。 よくこんなところで勉強できるな。 席に座る人間を見りゃイヤホンしてやがる。 図書館でイヤホンだって。 音がちょっとでも漏れてたら…を今は考えなくてもいいのだ。 隣も前後もイヤホンをしているから。 いやだ、いやだ。 厳粛な図書館が恋しいな。 ジェントリフィケーションへの嫌悪感がさらに増した。
とかなんとかいってもちゃっかり本は借りる。 水谷隼を2冊出してもらった。 レシピ本を3冊。 あと朗読CD。太宰。 CD借りたのえらい久しぶりだ。 数年前に酔狂でクラシックを借りたくらいか。
帰宅後、庭掃除。 妻がすでにちょっくらいじくったようだ。 細かいゴミを取り払い、 大きなゴミを端にまとめると、 かなりきれいになった。 この分なら、この秋は美観が保たれるだろう。 外で飲み食いしたくなった。 日常的にはムリでも、一度二度はやっておきたい。
夕飯は天ぷら。 カボチャ、茄子、ししとう、サツマイモ、 玉ねぎとニンジンのかき揚げ。 肉や魚介は無し、野菜オンリー。 揚げたてのこれらを塩だけでいただく。美味い…。
天ぷら後は片付けが一仕事だが 今はキッチンが立ち回りやすく機能している。 かんぺきに洗い物を済ませてから、映画を見た。 小さな泥棒。 やけに面白かった。 主人公の少女は どーしよもーねークソガキにも見えるし 不器用でいたいけな天使にも見える。 これは意図されたものだろう。 監督の意向と役者の佇まいが噛み合って、 みごとに独特の人物像が仕上がっていた。 万引き、泥棒ネタは見ものだった。 やめとけって絶対そこは盗むなって…とハラハラしながら、 やっちゃえ盗っちゃえって期待したくもなる、 見ているものにそのあたりの心境いだかせるのは抜群に上手い。 50年代ファッションも素敵、 シナリオは奥様を裏切ったのつらかった。全体的に悲劇だった。 元気なこともが生まれるといいね。
風呂掃除は念入りにやった。 風呂を上がれば家事はほとんどない。 居間の照明を落とし ピンライトの灯りだけにして、 少々ゆっくりした。
この日の日記書いてたはずだけど消失。 パオパオパオパオパオパオ
2021年10月07日(木) |
和風ハンバーグ、栗のチョコパウンド |
7時15分起床。 弁当は妻の分だけ。 だがおかずがない。 何ができるか考えて、 卵焼きにチャレンジすることにした。 何度かやってみたことはあるのだが あえなく失敗している。 しかしそれは卵焼き器のせいだったと確信している。 この度新調した卵焼き器で、 大量にある卵を消費するにも絶好の機会だと惹起。 果たしてものの5分できれいな卵焼きが! なんてカンタンなんだ。 美味しいし。
冷凍鶏もも肉をバルサミコソテーして リーフレタスとニンジンを詰め ご飯に牛そぼろをかけてできあがり。
昼休み、歯医者。 順調。来週で本命の虫歯治療は終わりそう。
退勤後、荻窪をかるく散策。 ブックオフで中古テレビを見るつもりが、取扱いなし。 富澤商店でクーベルチュール500gを購入。 THE GARDEN JIYUGAOKAを見物。 入口際にやけに安い野菜屋があってびびった。 さらにタウンセブンで牛挽き肉を購入。 いつもハンバーグは合い挽き肉だけど きたるハンバーガーづくりを想定して 初めて牛挽肉100%でやってみることにした。 たっけえのを。 250gで1200円くらいするのが 特値で780円だったから飛び弾んで買った。
そうしてつくった和風ハンバーグがまじうまだった。 お上品な味…。くどくない、うまい…。
栗とグランマルニエのチョコパウンド。 うちでは渋皮煮を作ったらこれもセットなんだ。 薄力粉30gをふるっておき、卵2コ分の卵白は冷凍庫で半冷凍にする。 栗も刻んでおいてから、グランマルニエのシロップに漬けておく。 細かく刻んだチョコレート125gと有塩バター60gを湯煎で溶かす。 卵黄2コ分とグラニュー糖30gをすりまぜる。 オーブンを180度に余熱。 半冷凍の卵白とグラニュー糖30gをメレンゲにする。 粗熱のとれたチョコを卵黄のボウルに入れてよく混ぜ、 メレンゲ1/3とマーマレードを加えてしっかり混ぜる。 残りのメレンゲも加えてさっくり混ぜたら、 薄力粉をふるい入れて再びさっくり混ぜる。 生地を型にいれる。ところどころに栗を散らす。 余熱しておいたオーブン180度で32分焼成、完成。
ブックオフの買取明細がきた。 約3000円となった。 そのうち、ゲーム3本分で1500円くらいになってる。 買い取られた点数は129点。 値のつかなった点数は498点。 総じて627点。 書籍と漫画はほとんど値がつかなかった… というのは見込み通りだからまあいいか…。
晴れ。夜は雨が降るらしい。 7時15分起床。 昨晩仕込んでおいた鶏もも肉の水気を拭き取っておく。 片栗粉をまぶしておく。 トーストを焼き、食べ終えてすぐ唐揚げを調理。 炒めものにしては多い、 揚げものにしては少なすぎる量の油で じっくり熱を通してできあがり。
洗濯物を外干し。 庭が…歩きやすい… けどなんだかみすぼらしい気もする… もうちょっと見栄え良くせんといかんな。
出勤も慣れてきた。 行きはほぼ荻窪だな。 西荻ルートも朝には用事がないし。 西荻からだと29分には家を出たい一方、 荻窪なら34分でも間に合う。 で帰りは時たま西荻を使おう。
節税への嫌悪感がスゲェーある。 ある程度毛並みのいい連中、 つまり裕福な家庭の生まれであったり 収入が一定以上の手合いっていうのは、 庶民的な節約を嫌がりがちだ。 「買えばいじゃん」とか 「金出せば楽なのに」とか 「貧乏くさい真似を」とか。 であるのに、節税にはイヤに敏感だ。 「世の中を知らないやつが損をする」とか 「できるオトナの資産運用」とか 「勝ち組の思考」とかなんとかいって。 よっぽど金の亡者でセコい、醜い考えだと思うんですけどね。 払う対象が企業であるか国であるか。 対価となる実入りが見えるか見えないか。 自身が望んだものかそうとは限らないか、 そういった違いはあるものの おおよそ節税家は公共の精神が欠如しがちだ。 正確には、精神自体はあるのかもしれない。 だけど視点が欠けがち。 それだけならまだいいけど、 そのくせをして節約家を嘲るような目で見ていたとしたら問題だ。 醜い。 下等な精神の持ち主だなと蔑んでしまう。
退勤後駅で鉢合った先輩と電車に乗り込み 引越し後の話をいくつかするなかで スマホを取り出して写真を見せてしまった。 僕は会話中に相手がスマホを取り出して 何かを見せようとした瞬間に もうなんの興味もなくなって 会話自体打ち切りたくなるほどに白けてしまう、 この先輩にも何度かある、 なのに今日は自分からやってしまった。 相手は何も思ってないんだろうけど。 こっちだけの問題だとしても、気をつけよ。 いま目の前にいる相手、 いま立っている現場が大事なんであって、 そこによその世界を持ち込むのは興ざめだ。
最寄り駅についてから妻に電話。 16分くらいかかる帰り道も 会話しながらなら退屈しない。 聞けば、穴の開いていた網戸は無事に交換してもらえたらしい。 寝室と玄関それぞれ。 また、書斎の収納扉が破れていた件については、 別業者が土曜日に対応しに来るそうだ。
そうして家に着いてみると鍵が開かなかった。 鍵穴には差し込まれるのだが回転しない。 1,2分ほど格闘してから宅内の妻を呼び出し開けてもらい、 妻の方の鍵でも試してみたもののやはり開かない。 玄関の施錠は三ヵ所でできるから とりあえず中央の鍵を閉めることにしようと決めた。
夕飯はナスの蒲焼き風。 レンジでチン(この表現なんとかならんのか)した茄子を タテに切り込み入れて開き、 サラダ油で焼いて醤油と砂糖で煮詰める。 山椒をふる。 丼に盛る。 ンマイ。
入浴後、『奇次創作』のために 演劇論からインスピレーションを得たくて 福田恆存の本を読み直した。 就寝は2時近くなった。
起床、7時15分。 よく眠れた。眠い。 トーストを焼き妻を起こす。 弁当はナシゴレン。 思いつきで、冷凍イカを刻んで入れてみた。 こうした思いつきが気軽に実行できるのは 冷凍もののいいとこだ。 8時を前にインターホン。 造園業者が作業を始めるという。承知した。 洗いものを終えてみると、 妻が造園業者と話し込んでいた。 木々や害虫、益虫について話を伺っているようだ。 妻は専門家の話を好む。 彼女が興味を持って聞いている姿は僕にも好もしい。
出勤はすこし早めに、西荻から行った。 KINOKUNIYAに数分だけ寄ってみた。 国産レモン2コが税込みだと600円。 さすがに…さすがだな… しかし他の高級スーパーと較べても、 製菓が強かった。 まぁ荻窪に富澤商店あるから利用する機会はほぼないだろうけど、 突発的に夜必要になったりしたらお世話になる。
今は仕事で印刷物の面付けをしているから 製本の真似事ができる。 ここしばらくで書いた短編を豆本にしてみようかと企んでいる。 98Pでいけんじゃないかな。たぶん。 未完成の割拠を足してしまえばもっといくけど。
帰りも西荻から。 リサイクル家電を見てみた。 居間の環境上、32型?くらいの現テレビだと 見づらいってほどじゃないけど物足りない。 店頭には55型のテレビがどーんと構えてあって おぉこりゃーいいやと目ェつけたけど 78000円。 現居でのとりあえずの間に合わせに出したい額じゃない。 そっからTSUTAYAへ。 しかたないけど、高い。 し、今回びっくらこいたのは、TSUTAYAプレミア会員。 月額1100円という金額も払いづらいし、 その恩恵もしょっぱい。 もっとも脳天揺さぶられたのは 「TSUTAYAプレミア会員なら、 旧作レンタルが月に5本まで110円で借り放題!」 何を言ってるんだ…? しばらく脳が混乱した。 いやまぁわかるけど、 かろうじてわかるけど、 今の若い世代、サブスクに慣れきった世代からしたら 本当にもうわけわからんと思う。 そりゃあネットサービスに負けていくわという。 TSUTAYAはもはや配信サービス業に大負けしてジリ貧だから 金額面で大盤振る舞いするわけにもいかない、 したがって高い月額でしょぼいサービス提供するほかないという、 わかりやすく悲惨な悪循環を目の当たりにした。
品揃えはまだちゃんと把握しきれてないものの 新作のコーナーの立て方は相当くだらない。 「感動!」「どんでん返し!」「心揺さぶる」 とかバカみたいな雑菌フレーズが並ぶ。素手で触れたくない。
がっかりしながらMY ROADへ。 加工肉専門店でソーセージをチェック。 本気のホットドッグを作ってみたくなる。 肉屋JUMPは優秀だった。 安いし、品質にも期待できる。 その上店舗が狭くない。人も少ない。 高円寺だと必ず行列できてたからこれは助かる。 MY ROAD大丈夫か? そっから5分ほど歩いてDAISOへ。 10年前にもたびたびお世話になったけど こんな広かったろうか。 あれもこれも揃ってる。 これなら荻窪のキャンドゥより優秀だ。
いつもより40分ほど遅れての帰宅。 庭が…ひらけている… 観察は後にしてまずは夕飯を作った。 豚バラ肉とレモンの南蛮漬け。 豚バラ肉は冷凍を自然解凍。片栗粉をまぶしておく。 玉ねぎを薄く輪切り。空気にさらしてから、 塩と水と麺つゆと砂糖のたれに漬ける。 そこへレモンの輪切りと種を取った鷹の爪微塵切りも 一緒に和えておく。 豚バラ肉を揚げ焼き。たれに漬ける。 シチューを温め、サラダを用意してできあがり。 ぜんぶ美味しい。幸せだ。
ひぐらし卒の最終回を観た。 梨花ちゃんルートの鉄平エンドだった。 あんな風に ハイ終わりましたー って形にしなくても もっとメチャクチャなラストでよかったのにな。 どうせ途中ではトンデモ展開のオンパレードでふざけまくってたんだから。 そして長かった…。 結局ルチーアでの学園生活編がいちばん物語を描けていて面白く、 雛見沢の惨劇とかなんちゃらはハァそうですかという感じで、 作中では 「ルチーアに行きたくない沙都子」が 「大好きな雛見沢にとどまりたい」とこだわってる ストーリーテリングなのに 視聴者からしてみたら いやルチーア見せろよもう雛見沢はいいよっていう 求めてるものの乖離が発生している、 まさにそこんとこでノレなかった。
でも沙都子ちゃんの 「勉強が嫌だ」一本で 動機づけを通したのは楽しかった。 勉強が嫌だでこんなにもやらかしきったキャラは かつてないんじゃないか。 規模というより深度で。
そうえいば調理中に妻がたまたま、 ビルトインコンロの脇に設置された スパイス入れっぽい引き出しを発見した。 言われなければ気づかなかった。 こんなスペースが欲しかったんだよォーと嬉しくなって 食後に揚々と調理用品のお引っ越しを済ませた。
そのあと庭で遊んだ。 ほとんど真っ暗だったが、 椅子のある縁側だけは自動でライトがつく。 妻はナメクジを発見していた。 僕は端っこからうろついてみた。 庭先から眺める夜の部屋の雰囲気が抜群にいい。 この庭をいかしてみたくもなる。
それから数十分、原神をしていた。 妻はスマホをいじくりながらたまにちょっかいをかけてくる。 「なんか幸せだな、こうして何をするでもなく、 きみがゲームしてる横で、たまに邪魔して… これまでこんなことできなかったからなあ、広い部屋いいなあ」 としみじみしていた。
それから、レシピを調べるなどした。 ホットドッグは気合を入れたところで ちょっといい食材を集める程度のことだから問題ない。 だが僕はハンバーガーを作ってみたいとたくらんでいる。 パテは挽肉よりは肩肉などと細かくして牛脂を混ぜ込むといいらしい。 なんとなく不健康そうだからやだな。 やっぱり国産の牛挽肉100%にしとこう。 これにピクルス、ブルーチーズかレッドチェダー、 丁寧に焦げ色をつけた玉ねぎ、種を抜いたトマト、 アボカドを合わせれば相当うまいだろう。 パンズは丸型のパンを二つに割り、 牛肉の脂をやや染み込ませると美味いようだ。 ウーン よだれジュルリ。 休日にやってみよう。
あとハロウィンのケーキについても計画中。 カボチャ主体の橙色で攻めるか、 フランポワーズ主体の赤で攻めるか… チョコレートの黒は…紫芋の紫は… などデザインの方から。 本当は大物よりも 小物をたくさん用意して テーブルいっぱいに広げる形式が理想だけど 大変だし 食べ切らないからな。 パーティーでもするんならやるのだけど。
心惹かれる室内テントを発見した。 暗幕と暖房をかねるという。 たしかにこれなら断熱効果で冬場心強そうだ。 下にフワフワのギャッペを引けば、 ちょっとしたあの…なんていうんだっけモンゴルの… テント式の小屋みたいな…あれを擬似的に再現できそうでもある。 居間が広いから、できてしまうのだ。 金額も2万円と割安。 しまう際には相当コンパクトにたためる。 来客を泊まらすにあたっても面白い。 ただ、クラファン限定の買い物となる。 あと4日で決断しなければならない。 ウーン。 買って使わなかったら悲しいしな。 今はその2万円で買いたいものいろいろあるしな…
寝る直前、 ポリ袋に醤油と生姜ニンニク、コショウを入れて 冷凍鶏もも肉を揉み込んでおいた。 あやうくこの下ごしらえを忘れるところだった。 思い出した途端に動いて、偉い。
就寝は2時近くなった。
2021年10月04日(月) |
自己啓発書くらい自分で書け |
5時に起床。眠れない…。 居間に身を移して横たわる。 広い。 きれいだ。 気持い。
豚挽肉、ナスを豆板醤で炒めたもの。 豚挽肉は冷凍もの。 これまで挽肉って 怖いから自分じゃ冷凍してこなかったけど いざ冷凍食品として買ってみると これ便利だなあ… これまで挽肉は毎回翌日に使い切らなくちゃいけなかったから 買いだめできないし余したりするし ちょうどいい量買くのに苦労するし…で悩みのタネだったけど こりゃあいいや。
可燃ごみ6袋分を捨て。 ようやく、次からは落ち着くはずだ。 ごみ地獄に追われる日々も終わり。
20歩歩いて戻ってきたところを 造園業者につかまった。 遅れに遅れていた庭木の剪定がようやく今日から始まる。 その挨拶だったのだが、 朝のばたつく時間につかまりやや辟易した。 こんな時間から始まるのかと驚きつつ よろしくお願いした。
いつも通りトーストを焼き、 さらに今朝はオムレツを作った。 先日の弔問でいただいた品の中に卵があり 今やたらと余っている。 まだ菓子作りする余裕がないから このままだと使い切らないかも知れず こうして消費するわけだ。
食べ終わってから洗濯物を干した。 庭の手入れの都合上、 今日明日は外には干せない。 せめて陽射しのよくあたる窓の前にと干してから、 妻に呼び止められた。 縁側に大きめのカナヘビがいるとの知らせだ。 なるほど、体長が掌くらいに達しようかというサイズで、 実に可愛らしかった。
洗いものをし、シンクをかるく拭き取って、 着替え、こまごましたごみを更に集め、家を出た。
今朝は気分で西荻から出勤。 MY ROADに肉屋JUMPがあるとは… ここにはお世話になるかも。 魚屋もあるし、明日にはお邪魔してみたい。 スーパーのKINOKUNIYAも。 普段はいらんくても ご馳走やるときにゃあ世話になるだろうから。
弁当美味かった。 挽肉が冷凍でも問題ない。 豆板醤とナスが美味い。 あとワカメとシラスのふりかけも試してみたのだけど これがまた大正解だった。
ネット上の話題。 読書の勧めみたいな記事だかツイートが話題になってる。 その中の多くが自己啓発書やビジネス書で、 読書に一家言ある方々が否定的な意見を飛び交わせているようだ。 いやまったく自己啓発書もビジネス書も 価値が無いどころか 悪 と分類したい思いに違いはないのだけれど なんというか 読書家でえす っていうのは 所詮受け身の表明にすぎないというか 自己啓発書を 読め でも 読むな でも フィールドとしてはおんなじだよなというか。
書けよ。 書け。 自己啓発書くらい自分で書け。 あんなもん読むもんでもないし、読むなと叫ぶもんでもない。 自分のために自分で書けよ。 しかしそういう意見はゼーンゼン見なかった。
夕飯は昨日に引き続き、シチュー。 これに冷凍職人のソースカツを。 さらにフレンチドレッシングのサラダ。 帰宅後10分でテキパキと用意。 美味しい。
食べ終えてからすぐ、西友へ繰り出した。 今日こそは5%割引の日なのだ。 今週できればスーパー行く回数減らしたいから そのためにガンバッた。 が、ダメ…! 割引日は2日の土曜だった。 なるほど合点がいった。 割引日は店舗ごとに違う。 僕が土曜日に行った西荻駅前店と 今日行った高井戸東店で それぞれ告知していた割引日を 僕がきれいに取り違えていた。 まぁいいとしよう。まだはじめだ。 学習できた。
妻が居間にいつくようになった。 以前は喫煙の習慣から、 なんらかの作業時も のんびり休憩するにも 自部屋にこもりがちだったのが、 今は休憩しにやってくる。 思えば前居のリビングには彼女の居場所がなかった。 「ここにいられるの楽しい」 と安らいでいる。
どうしてもとねだるから 5分だけマッサージしてやり、 1時頃ごろ就寝した。
フレンチトーストの逆襲。 昨晩仕込んでおいた。 ちゃんとたっぷりの牛乳に卵液を溶かして、 5枚切りの厚切りを浸したもの。 これをたっぷりのバターで焼いてから、 たっぷりの砂糖でキャラメリゼしたバナナソテーを乗せる。 カロリーのおばけだ… ブルベリージャムのヨーグルトとコーンスープを添え。 なんと豪華なモーニング。 本来ならさらにザワークラウトも加わるはずだったが 瓶の蓋が開かなかった。 開けるための便利グッズも見つからなかった…。アウチ。 でも美味しかった。 これで美味しくないわけないもんな。
前居の掃除のため高円寺へ。 どうせクリーニングが入るのだし、 7年住んだから壁紙は張替えとなるし、 最低限は拭いたりなんだりしたから あまり清掃の意味はない。 どちらかといえば、最期を看取る感覚だ。 引越し当日、 僕はからっぽになった部屋を体感したが 妻はしていない。 あとは、残したままの粗大ゴミがある。 翌日が回収日だから 今日のうちに整理しておく必要があった。
高円寺を去ってまだ2週間で、 駅前には懐かしさも何もない。 暑い暑いとへこたれながら着いてみると妻が絶望の声を上げた。 鍵を忘れたらしい。 というのも、ここでドアをか開けるための鍵はあるのだが、 今回は退去の立会をしない都合上、 マスターキーをポストに投函しておく必要があるのだった。 そのマスターキーを忘れてきたらしい。 いかにもありそうな話だ。 こういうミスを咎めたくはないので、 僕が夜にまた来ることにした。 新居からは自転車で30分もかからない。 これだけ気持ちのいい天気だ、 涼しくなった夜はさぞ爽快だろう。 リクライニングチェアは引越し当日に 「ご自由にどうぞ」と書いた紙を貼っておいたが 誰も持って行かなかったようだ。 不良がないことを一言添えても良かったかもしれない。 部屋の中に入ってみると電気がついた。 東京電気は解約済みだから、大家さんだか管理会社によるものだろう。 大仰な掃除道具は持ってきていない。 ウェットティッシュで一部の汚れを拭くなどした。 廊下の床と壁の間の留め板が一つ外れていた。 そういえばそれっぽい板具を引越し後見た覚えがある。 新居に戻ったら確認することにした。 隣の家の蜂の巣は駆除されていた。
結局20分もかけず退散した。 妻は記念に空っぽの部屋の写真を撮っていたが、 家を出て外装をしみじみ眺めてから、 でも外壁塗り替える前までの方がよかったよね、 と最後の最後に悪態をつくものだから笑った。
予定より早く高円寺駅前まで戻ってきたところ、 カラオケ店が開いている。 緊急事態宣言が明けたのだ。 このお店にはさんざん世話になったが、 もうずっと行っていない。 妻をそそのかしてみたところ 勢いづいて入店する運びとなった。 声は全然出なかった。 もとの調子を取り戻すには、 月に1度では足りないだろう。 それでも楽しかった。
三井住友で預金。 600万円。 引越し費用を差し引いても、 各々の貯金を足したら1000万にはなってるはずだ。 しかし共同口座だけではまだ、 家を買う際の頭金には届かない…のだろうか。
妻とは一旦別れた。 彼女の方はなじみの喫茶店で コーヒー豆を買いがてら一休み。 僕はその間に、自転車でスーパーに寄りつつ 先に帰宅して昼飯の準備をする。 帰宅は13時を過ぎた。 突発のカラオケが痛い。 大車輪で米を研ぎ、ごま油少量を入れ、 生姜を切り刻み、長ネギの青部分とともに入れ、 中華だしを入れ、砂糖と塩をもみこんだ鶏もも肉1枚をのせて、 早炊きのスイッチを押した。 その間にパクチーを切り刻み、 醤油とナンプラーとリンゴ酢と砂糖と、 炊飯時入れ忘れたチューブニンニクとともに混ぜて タレをつくった。 妻が帰宅してすぐに食べた。13時45分。 信じられないウマさだった。 きのう何食べた?のシンガポールライス。 幾度となく作ってるけど毎回びっくりする。
妻が買ってくれた部屋着を着てみた。 和服を模した装いで、下は袴。 結びが難しく、一人では着衣できない。 なんとかかんとか着てみても、 今は全身鏡がないから似合ってるかわからない。 妻が写真を撮ってくれたが大笑いしている。 何ごとかかと思ったら写真に写った僕にはもはや胴体がなかった。 痩せすぎなのだ。 締めた帯がコルセットのように胴まわりをスリムにして、 写真の上ではもはや腕くらいの細さくらいしかない。 袴を着こなすにはもうすこし恰幅がいる。 上衣だけの運用が捗りそうだ。 かえって妻のほうが似合っていたが、 こちらは体格上サイズが合わない。 今後は気が向いた休日に着ることにしよう。
掃除機をかけるために みるみる部屋が片付いていく。 気持いい。天気もいいし。 実際掃除機をかけてモノを再配置していってみると、 この部屋の真の姿が現れ始めた。 広いわ。 引くほど広い。 8畳の中心に卓を据え、座布団二枚を配置。 隅にコーヒーテーブル。これは文机のようになっている。 壁際に小さめのゴミ箱。 他には何も置いていない。 気分いい。
夕方、ヨドバシカメラへ電話。 東京ゼロエミッションを申請するにあたり 必要となる書類のうち 家電がリサイクルされた際に受け取っているはずの 引換券とやらが見当たらないから相談した。 こちらとしては、もらってないと主張したい…が、 もしかすると紛失してしまったかもしれない、 再発行かなにかしてもらえないか聞いてみると、 店の控えのコピーならくれるという。 次の週末、買い物を兼ねて店舗まで行くことにした。
夕飯はシチュー。 いつも大量に作ろうとして 結果的に味がやや薄くなってしまうから 今回はほぼレシピ通りの分量にしてみた。 うっまあ… OKマートで買った焼けばいいだけの カジキのバジルオイルソテーもうっまあ。 サラダには 2年ちかく眠っていた自分たちの結婚式の引出物に 用意した鉢をつかった。 なかなか美しい。 今日は3食全部大当たりの飯だった。
食後一息ついてから、前居へ。 やはり夜風は気持ちいい。 ルートが複雑なのだけれど これまでで最もストレートにたどり着き、20分少々しかかからなかった。 留め具を再設置し、 粗大ゴミにシールを張り、 施錠して鍵をポストに入れようとしたところで、 電気がつけっぱなしであることに気がついた。 あぶないあぶない、ともう一度鍵を開け… …たところで、ムチャな姿勢がたたり、鍵を落とした。 暗闇の中。 ゾーッとした。 見つからないなんてことはないだろうが、 しかしたまたま排水口に入ったりなんかしていたら… ほら見ろ1コはすぐ見つかったが もう1コがないぞ…うそ…どこ…汗ダラダラダラダラ 落ち着こう…スマホでライトをつけて… と 正味数十秒の出来事だったけれど スサマジーく焦った。 結局は雑草の陰から見つかった。
帰り道、阿佐ヶ谷周辺で迷った。 あの辺りは道が非常に悪く、 すぐ行き止まりになるし、 直進というものがまずできず、 迂回に次ぐ迂回でやたらうねる道が続く。 しかも道の角度が70度や80度だったり カーブしたりもするから方向感覚が狂いに狂う。 迷子とは違うが 大幅な回り道を強いられたり とんでもない場所に行き着いたりする。 こんなに苛立たしい街はない。 絶対に住みたくない。 店とかの雰囲気はいいところが多いけども…。 結局行きの倍近い時間かけて帰った。
原神一周年記念コンサート。 日本のこの手のゲームは アクティブユーザーにゲーム内で大盤振る舞いするのが常のようだけれど 原神は一周年の大目玉がBGMのコンサート。 いいと思う。 し、それなりに受け入れられているようだ。 そもそもがゲーム内の楽曲すべてオーケストラで収録されている、 音楽への力の入れ込み用は周知されているわけだし。 実際コンサートは浮かれた半端なものではなく、 連中の本気度が伺えた。 中国伝統ぽい曲調と 電子楽器のミックスがめちゃくちゃかっこよかった。
居間が暗い。 荘厳な暗さで気に入って入るが、 間接照明は買うつもりでいる。 試しにピンライトで部屋の隅を照らす遊びをした。 かっちょええ。かえって陰影が強調される。
就寝は2時近くなった。 ここ最近毎日充実して、満足度も高く、 こう気分良く過ごしていると創作意欲がなかなか湧かない。
晴れ。台風一過。 妻が11月に出す文芸同人誌の表紙資料のため 早朝から神奈川まで写真を撮りに行くというから 6時半前に起床して 休日トーストを食わせ 7時過ぎに彼女を見送った後 部屋の掃除をしながらブックオフを待つ。 早く来ればくるほど今日一日の予定ははかどる。 しかし8時から9時の予定のところ、 結局は9時10分ごろの訪れとなった。 ここで問題が。 集荷にきた人が、 19箱とは聞いていないという。 こちらとしては散々面倒な手続きを経て 最終的にカスタマーセンターにて しつこいほど 「かしこまりました。 ワタクシ**が、19箱への変更手続き、処理いたしました」 だの 「たしかに19箱への変更、ワタクシ**が承りました」 だの言われたのに。 で結局は、車に入らないからムリだと帰っていった。 夜にまた来るとのこと。 この人にあたってもしかたない、 というより彼も被害者みたいなもんだから ここでは事務的に済ませたけど 一人になってからむかむかしていた。 あれだけ下等なウェブシステムで手続き踏んで しかも電話で変更手続きしたのにこの不首尾。 この朝のために組んだスケジュールが無駄になってるし しかも夜にまた余計な時間を確保しないといけない。 さらに、本が入った19箱ぶんのダンボール箱を いったん外に出してやっていたのだが これをまた玄関内に戻さないといけない。 にわか雨を警戒して。
むかむかしながら西友へ行った。 先週に続き今日も5%オフ。 かと思いきやどうやら日付を見間違えていたらしい。 4日月曜日のようだった。まじか…。 損した気分で買い物済ませたが 今日はもうなにもうまくいかない気がした。
リカバリのためもあり部屋を掃除、きれいになっていく。 そして11時半ごろ家を出…るつもりが、またもトラブル。 スマホがない。 これはまったく自分が悪いのだが、見つからない。 しかたない妻に電話かけてもらおう…としても妻はいない。 あぁじゃあ外出先の妻に電話かけよう…としてもスマホがない。 今日は熊谷駅まで従姉妹が車で迎えに来てくれる予定だった、 しかしこのままでは連絡がとれない。 早く家を出なければ、電車を1本逃すと目的地への到着が20分も遅れる。 今日は法要する時間が決まっているから、従姉妹ごと遅刻させるわけにもいかない。 選択肢は3つあった。 1.スマホは諦め出発する 遅刻はしないから、予定時間に駅前で従姉妹を見つけさえできればなんとかなる。 ただし、そこそこ広い駅前のどこで待ち合わせるかは決めていないから、不安がある。 そしてこの選択をする場合、あと2分ほどで決断しなければならない。 2.遅刻はするがスマホを探す スマホさえ見つかれば、すまないが20分遅れるとか、 自分でタクシーを拾って向かうから迎えはいらないとか、 連絡ができるからどうとでもなる ただし、スマホが見つかるまでどれだけ時間がかかるか知れず、 何十分かかろうとも必ず見つけ出さねばならない。 3.どちらも諦めない 駅まで走ることにすれば、あと4分は探せる。 その4分でどうにかスマホを見つけ出す。 ただし、なぜか真夏日となっている外を 準礼装で駅まで走りたくはない。 僕は3を選んだ。 みごと、4分ほどでスマホは見つかった。 大急ぎで家を出て、駅まで走っていった。 電車には間に合い、熊谷駅にて従姉妹との待ち合わせも無事に済んだ。 よかった…
今日は叔父の一周忌となる。 叔父の子ども三人は朗らかだった。 ほか、馴染みある親戚の面々が十数人いる。 もうこの親戚の集まりもなくなっていく。 叔父の建てたこの家は、好きだった。 10年ほど前に大規模なリフォームをして、 もとの面影はすっかりなくなってしまった。 活発な子ども3人がさんざん暴れまわって あちこち傷だらけになっていたその家の方が、思い入れが深い。 もうこの家に来る機会も、あるかないか…。
今日面食らったのは、視界が女性で埋め尽くされていた点だ。 なにしろ僕のイトコにあたる世代は、この母方だけで15人いるのだが、 そのうち13人が男であって、 正月の集まりともなれば男連中が場に敷き詰められている記憶が強い。 しかし母の世代は長男と四姉妹。 その長男が亡くなった上、四姉妹の夫は今日は来ていない。 祖父も他界している。 で、僕のイトコ世代はあんまり来ていない。 勘定すると、 女性が祖母1人、母世代姉妹4人、義叔母が1人、従姉妹2人、従兄弟の妻2人、従兄弟の娘3人。 男性は従兄弟2人と僕だけ。 13対3! どうにも慣れなかった。
コロナ禍の影響も鑑み、法要後は食事もせずあがった。 ただ弁当をくれたから駅で食べた。 牛肉の…なんかやたら美味い弁当。 引っ越してから牛肉率減ってるから身にしみた。
夕方帰宅。 もう暗くなっていたが とうとう居間の照明を取り替えた。 かっちょええ。 和。 デザイン性に優れた和。 しゃれている。 まずまずの値段するだけある。 部屋の雰囲気がグッとよくなった。
夕飯はカツオの刺身。あさりの味噌汁。たくあん。サラダ。 すばらしいじゃないか。 なあおい。すばらしいよ。 この和の部屋で食う純和食な。素晴らしい。 茶色い惣菜とかも小鉢で用意できてたらもっといかす。
食事中はダラダラとキングオブコントを見た。 ここ数年でめっきり、漫画の感覚を基底にしているネタが増えた。 それは単純なパロティではなく、 ちょっとした共感覚をねらってのテクニックだ。 それだけに、そこんとこはさすがに上の世代には通じない。 松本人志もこのテの「背景にある構造」をえぐりだして 笑いに仕立てる手並みはすごかったし、 というよりこれもこの人から始まったんじゃないかとすらにらんでいるが、 それらを差し引いても通じないはずだ。 採点とのギャップに出てると思う。 食べ終えてからも、 ブックオフの集荷を待ちながらダラダラ見ていた。
21時を過ぎて、ブックオフの集荷が来た。 19箱もの分量は初めてだという。 実際の注文としてはありうる範疇だろうから 単にこの人にとって初めてだったに過ぎず、 そう珍しくもないはずだ。たぶん…。 1000円くらいにはなりますかねー 仮に総点数600冊だったとして 値がつかないのが半分以上あっても 250冊の平均が4円なら1000円。 いやムリかな… 100冊くらいしか値がつかなそう。
朝、5時前に目が覚めた。 もう一度眠れないものか試みるが寝付けない。 台風の影響はまだうすく、 風雨はあるものの家の中にいる分にはわからない。 7時半まで待って、ダンボールを捨てに行った。 大雨じゃなくて本当によかった、本当に…。 せっせせっせと十往復する程度で、 不燃ごみもペットボトルも無事にゴミ出しできた。 すっきりした。
弁当は昨日の夜とほぼ同じ。 多めに作った残りもの、ではなく、 なんとなく改めてはじめから調理している。 ただ、味付けをケチャップ多めの酢豚風にした。 早く食べたい。
トーストを食べて、洗いものをして、弁当を仕上げて、シンクを洗い、 歯を磨き、着替え、ちょっとだけ掃除していたらもう8時30分。 あほほど早く置きたのに結局せわしい。 出勤時にも雨は控えて目だった。 徐々に風が強まり駅前でコウモリにはなった。
弁当美味しすぎた。 へたに買うよりいいもんなあ。 食ってスグ、さすがに寝た。 寝なくてももつけど パフォーマンスがまるで変わってくる。 35分くらい机に臥せっている間、たぶん20分くらいは寝れた。
夕飯は冷凍パスタ。 あえて。 今の冷凍食品どんなもんじゃない、 と試してみたかった。 フレンチドレッシングのサラダとあわせて。 美味しかったな。 あんなコストでこんな美味しいのか。 たびたびお世話になるかも。
栗の渋皮煮。 美味い。 でも汁が多くて濃厚な味には程遠い。 次はぎっとりした栗にしたい。
おびただしい量の本のダンボールを玄関へ運んだ。 腰は無事。 今回の引っ越し関連で いよいよ腰がやられることもありうるかと思われたけど 結局無事だったな。
2021年09月30日(木) |
部屋が広くなっていく |
晴れ。のち曇り、雨。 台風が、くる…。
弁当は妻の分だけ。 サラダ油で豆板醤を炒め、 ニンジン、玉ねぎ、冷凍もも肉にじっくり火を通したら コショウをふりかけてできあがり。 リーフレタスとと鶏胸肉を詰めて完成。 朝食にはいつものトーストとヨーグルト。 8時直前に可燃ごみをとりまとめた。 食後、寝室にカーテンを取り付けた。 前居から持参したものだからサイズがピッタリは合わない。 その割にはやや届かない程度で済んでいる。
外に置きっぱなしのダンボールは、 せめて雨に沈まないようゴミ袋を広げてかぶせた。 覆いきれてはいないが、やらないよりはマシだろう。 これに思いのほか時間をくい、半端なところで家を出た。
出勤してみると無能先輩が今日お休みだという。 昨日がワクチン接種で特別休暇だったのだが 今朝になって発熱したそうだ。 1回目で発熱とは、僕の周りではめずらしい。 これについては仕方ない。 全く彼に非はない。 ただその影響で、 本来なら定時退勤のはずであった僕が 残業しなければならないこととなる。 正確には、必ず居なければならないわけじゃない。 …はず、なので、そこんとこを突いて、 ちょっと残る程度で済ませてもらった。
歯医者。 ワンオペでこそなかったものの やはり助手にあたるスタッフがおらず、 歯科医師先生二人で 客二人をそれぞれ相手していた。 今日は虫歯を削ってもらった。 痛さが皆無で驚いた。 これまでであれば、 麻酔を歯肉に刺す際にはかなり不快な痛みがあったものだけれど、 今回は刺してすらないか、よほど細い針だったのか、 この時点での痛みがまったくなかった。 以後は麻酔てきめんに効いてるし。 さらに嬉しいのは、 以前であれば頬から顎にかけての一帯が麻痺状態にされたところ、 今回は効果がほぼ口内で済んでいる点だ。 なんだろう、技術の進歩とか機器とか器具とか最新になってってるとは思うのだけど 今回ものすごく実感したというか 歯医者ってもう昔みたいな怖さを感じないで行けるところなんじゃなかろうか。 かかっている医院がアタリというのもあるだろうけども。
帰り道、まだ雨は降っていなかった。 買い物は万全に済ませていたから寄り道せずに帰宅。 引越し前だったら買いだめできなかったから こんな作戦はとれなかった。
帰宅してすぐ雨戸を閉めた。 大きな、はまりの悪い戸板を8枚分引き出してみると これはなかなか頼もしい。 今回の台風は23区に大した影響はないと踏んでるけど、 それだけにテストにはちょうどいい。
明日の朝に向けてダンボール類を玄関まわりにまとめておいた。 コンパクトにしているとはいえ何十箱分とある。 明日は雨のなか何往復もすることになる。
夕飯は鶏もも肉と彩り野菜の黒酢あんかけ。 思いつきで冷凍イカも加えた。 水に10分ほど漬ければあとは火を通すだけでいい。 ニンジンを5分ほど茹でてから取り出し、 そのお湯で冷凍しといた鶏団子を茹で、 フライパンでニンジン、玉ねぎ、パプリカ、イカを炒め、 中華だし、醤油、塩コショウで味つけ。 黒酢と少量の水で片栗粉を溶かして、とろみをつける。 サラダ。 うまあい。
食後、腰の重かった栗の渋皮煮に手を出した。 5分お湯で茹でて鬼皮をむく。 何度やってもまともにむけない。 わずかに栗の身が露出してしまう。 3度茹でこぼして、きれいにしてやるまで1時間半ほど。 この時点の栗の重量を計り、その60%分の砂糖をくわえ、 ひたひたのお湯で20分ほど煮る。 今回は栗の具合にも難があり、 鬼皮剥きも上手くなかったが、 味を見てみたらビックリする美味しさだった。 栗の味をまるきり忘れていたので 栗だ という驚きがあった。 一晩寝かせて味の染み込ませたいから しっかり味わえるのは明日。
処分する本をダンボールにまとめなおしてみると、 上限いっぱいの19箱。 まだ更に処分できなくもないだろうから、 後日再び頼むことになるかもしれない。
日に日に部屋が広くなっていく快感。 掃除が楽しい。 が3ヶ月後あたりが不安だ。 生活のほつれが出てくる頃。 さぼりがちだった部分の汚れやら埃もたまってくる頃だし、 しかも真冬で寒い。 年末年始の大掃除がキモか。
世界の郷土料理の本、やたら面白い。 世界の郷土料理を紹介し続けて20年以上に達するサイトが元らしい。 2000年といえばまだまだネット社会が黎明期の頃だ。 浮わついていない、地に足の着いた記述がひたすら好もしい。 国や地域ごとの歴史、文化、宗教について語ったコラムも充実している。 ただ肝心のレシピの方は、やや手に余る。 当然ながら郷土料理は、その土地に根ざした食材と手法を用いている。 だから本来がなんてことない家庭料理のはずでも、 こっちで作ろうとするとやけにコストがかかる。 でも手に入りにくい食材については いちいち身近な代用品を示してくれたりしていて、たすかる…。
また短編を書き始めてみた。 二次創作の究極系みたいなことやろうとしてる主人公。 今回は会話だけで作劇してみたい。
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