舌の色はピンク
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2021年08月10日(火) オーディエンスの審判

晴れ。晴れすぎるほど晴れ。
昨晩に続いて風が強く気持ちいい。


昨日の時点で会社に弁当箱を忘れてしまい
今日は箱型のジップロックに入れてきた。
ジップロックってなんなんですかね、今でも慣れない。
箱型のも袋状のもあるし。
聞き手側にまわったときに、何を指し示してるのかわからんよと戸惑う。
だから話し手としても迷う。
タッパーね。

オリーブオイルで豚ロースと刻んだナス炒めて
醤油とバルサミコ酢、少量の砂糖で味付けて水分飛ばしたら
ブラックペッパー振ってできあがり、
切るの含めて4分くらい。
これ美味いなあ…。


オーディエンスの審判。
誰かとこう、異なる意見を応酬している際に、
オーディエンスが発生することがある。
それは場によって、他人かもしれないし、
友人やクラスメイト、同僚であったりする。
今回の例では他人じゃないことにしよう。
そうすると、意見の妥当性、理屈の正当性だけでなく、
発言者の人となりとか立場とか、
その場においての扱われ方が、オーディエンスの風向きを左右しがちだ。
Aさんは普段からちょっとおかしなこと言ってるよね、
といった印象ありきの審判になる。
だから今回もAさんがきっとおかしいんだろうね、と。
さて、そんなAさんと意見を戦わせているBさんは今、
周囲に味方されている。
Aさんがおかしい、とオーディエンスは嘲笑している。
そのおかげもあって、Bさんの意見は保護されている。
ところがBさんには、これはこれで面白くない。
自分の意見が公正に評価されていない点は勿論だが、
さらにそれに加えて、
Aさんが叩かれる有様が気に食わない。
Bさんは、かつてAさんの立場も経験的に知っている。
それは小規模で、誰にも意識されないミクロな体験だったけれど、
その感覚には覚えがある。
だからBさんには、この状況は好ましくない。
Bさんだって、特異な立場の方が馴染みあるくらいだ。
Bさんは味方であるはずのオーディエンスに反感を持った。
BさんはAさんと仲良くなる。
……。
…。


夕飯は魚か中華風あんかけか迷った。
結局あまりものを処理できる誘惑に抗えず中華風あんかけに。
鶏むねのひき肉で団子を作っておき、茹でて、
ゴマ油でニンジン、玉ねぎ、ナスを炒め、
片栗粉と少量の砂糖、中華だし、練り生姜を溶いた黒酢醤油を加えて
トロリとさせたら鶏団子も入れて
あんを絡ませてできあがり。
薄味でも美味しい。
じわじわとお酢の頻度を高めてる。
一年前まではほとんど使ってなかったけれど
今では週に何度か登場させてる、
健康にはかなりいいはず。


原神。
アンバーの誕生日に
炎弓という同じ役目で上位互換となる
宵宮さんのピックアップ。
まぁこの子は引く必要ないのだが、
同じく新キャラである早柚がタヌキ幼女忍者で
妻がえらくそのビジュアルを気に入り
引きたいと言って聞かない。
ためておきたかった石を放出し祈願。
10連で辛炎が二体きた。
この子は、そんなにまわすほうではない僕のプレイで
ダントツ重なりまくっていて
とっくに完凸してるのだけど
まさかもう来ないよね、といっていたところへ
二体重なってきたから妻は大笑いしていた。
僕はわりとへこんだ。
ただいらないだけじゃなくて、
これだけ来てくれてるのにプレイヤーつまり僕がいらない扱いしてるのが
果てしなくブルーになる。

どうしても、とねだるからもう10連だけまわすと
見事にタヌキ忍者を出した。
体力消費せずゴロゴロフィールドを移動できるのはよい。


そういえばWikipediaで
今また寄付を募るメッセージを押し出しているらしく
冒頭の文が面白かった。
「最近では初めてのお願いとなります。」
最近では初めて。
最近では初めて。
こんなん反則だろう。ルール無用デスマッチ。
文法として仕上がりまくってる。
そんなんいったらなんだって初めてにし放題だし。
いつでも処女になれるっつうか。

もちろん翻訳文だからこその奇妙さで、
ばかにしてるわけではないです。
あと寄付は大事です。
でも最近めっきりWikipediaつかわんくなったな。


久しぶりに割拠書き進めてる。
かなりインターバル空けたからか、
フレーッシュな感覚で書けるのが楽しい。


2021年08月09日(月) 一時的なとりまとめ

祝日。大雨。
起きた時点でどしゃぶり。
開けっ放しだった窓の前がよく濡れていた。

弁当は豚肉とキャベツでホイコーロウ風。
豆板醤で炒めてコショウ振っただけ。ピーマンもなし。
それで十分美味いからな…。
まー大分味は薄かった。でも成立してる。


仕事は30分だけ早く終わった。
というかただでさえ緊急事態宣言下で
さらにここしばらくの感染急拡大もあって
あげく祝日出勤は早上がりが許されてるのに
無駄に定時近くまで置かれて
上に立つ資格ない無能が上に立つとあちこちに迷惑をかける。
ただこの無能、そう悪い人でもないのだけど…。

夕飯はお魚とうどん。
焼き魚のつもりだったが軒並みやや高く、
どうせなら火曜日が刺身以外の魚安いからと、
今日はエンガワの刺身にした。
ご飯は少なめ。
うどんは一玉を二人分とした。
しっかり美味い。


夜半、にわかに風が強まり、夫婦でベランダに立った。
二人は強風が好きだ。
その後も窓を開け放して楽しんだ。


割拠についての一時的なとりまとめ。

まず、重商主義による土地の奪い合いを省みて、
領地内で生産力を高める資本主義経済が発達していった。
ところが、生産のためには領地があればあるほどよいとされる。
市場原理主義は商業によって自由で公平な競争を実現し、
最大多数の最大幸福(世のためが人のため、人のためが世のため)を
是とする理念を普及させ、
多くの人にとって便利で効率的で豊かな生活を与えたが、
そこから切り捨てられる敗北者を生み出した。
しかし建前上の平等観念から、救済も組み込まれている。
共同体の“個人”の膜がまだ薄かった共生社会においては
自発的な相互扶助があったが、
国民の“個人”の集合体となった近代国家ではこれを国が請け負って、
福祉を充実させる取り組みに変遷していった。
市場原理主義は、人々の居住地を都市化していく。
便利で効率的、合理的で、そのために画一的な街となっていく。
都市および都市圏には地方から人口が流入してくる。
外来者もまた、個性を封殺されて都市化する。
しかし元の性質も潜在的に維持している。つまり二重性を獲得する<ビナヤカ>。
都市には<まなざし>が無限にあふれかえっている。
<まなざし>は自己と他者を結ぶ線分で、
その多くは互いに表徴、虚像を見つめている。
自分に都合のいい他者像、他者に都合の良い自己像<スペクトル>が、
都市の住人である。
都市人は常に正解を求めて生活する。
不正解に怯えながら生きている。

転入者はストレンジャーで、
画一的な都市の型はそれを受け入れるのに都合がいい。
個性が剥ぎ取られるほど、ストレンジの度合いは弱まる。
関係性および社会的資本の喪失も、自然の成り行きである。
人物の個性は内在に秘められ、外へは明かされなくなっていく。
スペクトルは複雑立体化していくばかりである。
一人の人のなかに、無限の人、無限の解釈が生まれ、
<三千世界>に行き渡る。
一瞬一瞬のうちに、<三千世界>が使い捨てられていく。
自分にとってそうであるように、
<他者>にとっても同じく、<三千世界>がある。
<他者>により解釈されてしまう不幸に対して生じる、
内なる言い訳こそが、<地獄>である。

人口減少社会においては、開発圧力が低下し、行政サービスも縮小していく。
社会学の殆どは、社会の成長・拡大を前提としてきたため、
縮小されていく社会についてのビジョンが欠如している。
小さな政府のもとで国民が充実した福祉を授かるには、
地域社会、町内会やNPOの協力が不可欠となる。
しかし国民(住民)のほとんどは、
税金の支払いによる対価を求めるだけの、客の感覚が根強い。
ここに、自身が全体の一部である自覚があれば、
地域社会の活動にも意欲的になれるはずであるが、
なかなかそうはならない。
地域に流入してきた層にとっては尚更で、
そんな彼らを地域にいた層が<歓待>できるかはこれもまた難しい。

ストレンジャーが真なる意味でその土地に根付くには、
すなわち共同体の一員になるには、
個人としての在り方と
人員としての在り方を両立させる必要がある。
ここには二律背反の克服がある。
ビナーヤカは悪神であったが、
菩薩観音とのまぐわいを交渉して仏法に帰依し、
障害除去者となった。

他者を知ることは、情報について知悉することでなく、
他者と経験-世界-を分かち合うこと、
他者の世界に自分を置いてもらうことである(空海)。
相手の<三千世界>にいる自分を知覚することで、
他者は個人としての人格と、人員としての立場を
<私>のなかで獲得する。

祭りは内部の領分であるが、<内部性の爆発>である。
………


まだ整理しきれないな。
でもいい感じ。


2021年08月08日(日) オリンピコー閉会式

雨。かなり降ってる。
洗濯物が干せない。
台風が接近してるとかなんとか。

不動産屋の開く10時に妻が電話をかけた。

近所のマルエツへ。
ここへは昨晩も客の少なくなる時間帯をねらい
繰り出したのだが散々だった。
営業時間は22時まで、
ペットボトルの回収を21時半までしているのだが
21時23分に到着したところすでに締め切っていた。
仕方ない運が悪かった、と自分に言い聞かせて入店、
すると僕の大嫌いなジェーポップが。
あの髭なんとかいうセンスないダサヒョロ曲が流れてて
ウワァー死ねえ死ね死ね60年以内にひっそり死ね
と怨念まみれで飲料売り場に出向き
アイスティーどっさり買おうとしたところ
他のすべては十数本あるのに
アイスティーだけが売り切れてて
ウオオオオオアアアアアアアアアアア
そんな気が狂ってるさなかも流れるアホアホジェーポップ
アオアオアオアオアオ
狂乱のあまり
翌日昼のための餃子の皮の買い足しまで忘れてしまい
アタマおかしくなった。

だから今日もまた行くのだ。
ペットボトルを捨て、餃子の皮を買い、
アイスティーを大量入手するために。
開店直後に。
雨だろうとなんだろうと。
ウワアアアアアアアア。
で餃子の皮を買い忘れた。
うめき声も出ない。
アイスティーがまだ陳列されていなかったら
今回は店員さんに尋ねたのだ。それで、忘れた。

帰宅してからもう一度、今度は高円寺方面のスーパーに行った。
雨の中。
どうあれ本日夜と明日昼の分の食材買わなきゃだからいいんだけど。
全然いいんだけど。
全然よくない。


で昼飯は餃子にした。また包んだわけだ。せっせせっせと。
調理中に妻が不動産屋へ申し込みをした。
しかしかなり手間取った。
保証会社必須につき、連帯保証人は必要ない。
が契約書には緊急連絡先の項目があり、
これが連帯保証人の欄を兼ねている。
今回その勤務先や年収などを書かなくてはならないのかと、
不動産屋へ連絡して尋ねると、書いてほしいという。
おかしな話だ。
連帯保証人であれば必要な情報というだけで、
緊急連絡先として登録する人物であれば
年収などの個人情報はいらないだろう。
いらないというか、不必要に情報を渡したくない、納得がいかない。
と僕の方はまだ納得いかん程度だったけれど
妻はかなり憤って、不動産屋にも通話しながら怒りを隠そうとしなかった。
結局は、いったんはその欄は空白にしておき、
それで大家さんから何か言われたらまた検討する、で落ち着いた。
これでご破算になったらそれまでだ。


午後はけっこう本腰入れて、割拠の資料をまとめていた。
自分の思考もまとまってきた。
明日あたりには整理して再編できるかな。


夕飯は鶏もも肉ニラポン酢。
かるく塩コショウした鶏もも肉を少量の油で
皮がパリパリになるまで焼く。
タレはポン酢に醤油少々、砂糖少々、いりゴマ適量、
そこに刻んだニラをどっさり。
美味い。
玉ねぎ刻んで放置して辛み抜いたドレッシングも用意したし
茹で鶏も用意したしおかげでサラダも美味い。
でも鶏もも肉の方はカットが大きかったな。
一口のボリュームがありすぎてそしゃくが大変。


オリンピック閉会式。
もう開会から17日くらい経ってんのか…ヒャー。
パフォーマンスはまぁもうどうでもいいとして、
閉会式の間に退屈している選手も少なくなかろうとみて、
あそこへサッカーボール1コ投じたらどれだけ楽しいことだろう、
とふと思った。
または選手がこっそり取り出してくれてもいい。
各国トップクラスの身体能力に秀でた人たちが
単純なボールの取り合いっこをお遊びで始めてくれればいい。
それはとても楽しく健康的で美しい。
スポーツの良さってそういうことじゃないですかね?
余計なもの全部剥ぎ取ってやったときに現れる。
オリンピックは余計なものまとわりすぎ。
世界陸上はいいと思う。

とはいえオリンピックには代替となるイベントもない。
全世界の国家から代表者が集まり
それぞれが国の威信をかけて一定のルールで競うお祭り。
この
 お祭り
というのがくせものなのだ。
今回の東京では、この枷さえなければどれだけやり易かったか、
企画運営側をいたわってやりたくなるほどだが、
 お祭り
がなければオリンピックではなくなってしまう。
それこそ世界陸上的な大会になる。
個人的にはそれでいいのだが、
客観的にはよくない。
代替となるイベントがあればいいのだけど。


2021年08月07日(土) ジェントリフィケーションに騙されるな

久しぶりの物件内見。荻窪へ。
11時に現地だから10時30分に最寄りの高円寺駅に着く必要があり、
すると10時15分には家を出なければならず、
余裕を持って10時10分には支度を終えておきたい…
という、いつもながら時間のくわれるスケジュールにも慣れてきた。

晴れから曇り空、高円寺駅に着いた頃には小雨。
荻窪にはかなり早めに着いたが、
徒歩14分というわりにやたら現地が遠く、
結局20分ほど歩いた。
外観はかなりいい。瓦屋根の平屋で、古めかしい純日本家屋だ。
入ってみた印象は事前に見た写真とそう変わらない。
和室8畳と6畳の陰影は好ましく、廊下越しに見る庭の眺めは気持ちがいい。
だが全体的に汚く、傷と汚れが目立つ。
これは全入居者が子持ちで、かなりその幼児が痛めつけたものだしい。
これから入るクリーニングで一通り補修されるそうではある。
風呂場は一番の批点だった。
昔ながらのタイル式で、非衛生的な見た目をしている。
浴槽は狭く深い。
毎日この風呂に入るのかと思うと気が滅入る。
キッチンは思いのほか使い勝手はよさそうだ。
シンクが広く、またコンセントがあちこちにある。
冷蔵庫もなかなか大きいサイズが設置できるだろう。
納戸はあるが収納は足りない。
今回の物件は80平米だから今より20平米以上広くなる寸法だが
物を置いてみると狭苦しく感じそうだ。
広い庭が難しい。
まちがいなくこの物件の褒めどころでもある一方、
虫がわんさか湧くことは間違いないし、
また平屋である都合上、洗濯物はここに干すことになるが、
干すのと取り込むのとで毎日外に出なければならないのは
夏冬はかなり億劫だろう。
問題点はいろいろある。
駅からは遠いだけじゃなく、かなり道が退屈だ。
荻窪の魅力のない町ではないが、その魅力が現れない。
この物件はすでに5組が内見しており、
うち3組は検討中とのことだから、
この土日には決まってしまいそうだった。
妻は乗り気で、この家に住むビジョンは見えてきているらしい。
僕には見えないが、また夜に相談しようということになった。

高円寺に戻り、妻は皮膚科へ行った。
僕はスーパーに寄ったが長居はできない。
必要最低限の動きで昼食と夕食の材料を買った。


お昼はつけ麺。
買ってきたやつ。
万能ねぎとメンマを加えてみたらめちゃウマ。
ティービーショーは王様のブランチ、
マンガ特集してた。
少女漫画…というかレディコミか。
仕事はできるが私生活は汚部屋で腐ってる主人公を
お世話しまくってくれる家事大得意のイケメン後輩、
という設定の漫画で、
もうこの手のキャラクターは全然珍しくない。
こんなんばっかりとすらいえる。
20〜30代女性向けはお世話されたいのばっかりだ…
でも一方で、男性向け、萌えの分野でも、似たようなものだ。
料理ができる男主人公は多い。
手っ取り早く話を回せるし人間関係も構築しやすく
親交や好感度を深めていける(ということにできる)構造になってる。
しゃらくせえや。

妻はその後打ち合わせ。
仕事ではなく文芸サークルの定例会。
僕の方は本読んだり資料まとめたりネットしたり、
だらだらしていた。


夜は餃子。
キャベツ刻んで塩振っておいて水抜き、
刻んだニラとニンニク足して合い挽き肉と合わせて
醤油砂糖みりんで味付け、タネのできあがり。
餃子を包みながら妻が、今日の物件を殊更に推してきた。
そのなかで、何のために生きてるのかを引き合いに出された。
ずっと古民家には住みたかった、
こういうときに機を逃しては、
じゃあなんのために生きてるのかってなる…
そういわれると、こちらとしても肯ずることとなる。
なにしろそれは、生の実感の話だ。
すでに不動産屋がしまっている時間だったから、
明日朝イチで契約を申し込みたい旨を電話することにした。


都市論について私見。
東京を知っている、というと、
まず真っ先に浮かぶのは、
定番の観光スポットおよび
真新しい商業スポットに暁通しているかどうか、
といったあたりが挙げられる。
しかしこれは外部的な発想だ。
新宿駅で迷わないとか、
各ヒルズにどの店舗が入っているだとか、
その時々の展示を把握した上で美術館を案内できるとか、
外環道や首都高速の立ち回りが上手いとか、
東京を知るって、全然そういうことじゃない。
そういう、ガワの部分、表皮の部分、
副次的な部分を本質みたいに扱っているイナカモノは多い。
ここでいうイナカモノというのは精神的な意味で、
地方出身者を意味しない。
東京育ちでもイナカモノはいる。

それらは作られた東京、
化粧された東京で、
まさにそういったデコラティブな虚像空間こそが
東京なのではないかとする声もあるだろうが、
やはり本質ではない。
地方にもある。規模が違うだけだ。
住宅街、小さな店、小さな展示室、小さな公園、
隘路、狭い空、東京の呼吸、東京の細胞を知ること。
ジェントリフィケーションに騙されないこと。


ちょっとした思いつき。
貨幣のような共同幻想、
全員が共通の認識をしているからこそ成り立つ観念、
実体とかけはなれた付加価値やストーリーが備わる…
これは何かに転用できそうだ。
貨幣のように、という一つの論法として。
ヘンテコロジックになりうる。
今はまだこれという答えを出せないけれど。


2021年08月06日(金) 誰かを腐すことで/ヘンテコロジック

晴れ。
しかし通り雨が心配されるとのことで、
洗濯物は取り込んでから家を出た。


弁当は牛丼風焼肉。
サラダ油でニンニク生姜玉ねぎ炒めて牛肉加えて火が通ったら
醤油少量めんつゆ少量みりん少量コショウ少量、
あとは焼肉のたれで味付け。
ご飯が進む。


なにかを腐すことで…
例えば取引先とか、上司とか先輩とかを悪く言うことで…
共感を得ようとする手口、ある。
「あの人なんなんだろうね」とかいって。
これで連帯感とか、あるいは理解者みたいな関係性を
擬似的に結ぼうとするわけだ。
でもされた側からすれば、
あぁこの人は自分のこともこうして悪く言ってるんだろうな、
と見え透いてしまったりして。
いやあ、人情人情。人心人心。
とはいえ確かに、共通の敵を設定した上で
悪口を重ねていくというのは、共犯感覚もあって、
仲良くなりやすい一つの手立てでもある。
上司より教師のほうがわかりやすいかもしれない。
生徒は、批点のある教師の悪口に容赦がない。
あいつはこうだ、あぁだと誰かが批評すれば、
それに乗じて次々に批評が繰り出される。
それは笑いを伴い、ストレス解消にもなり、
楽しい時間になりえる。
悪口か。
これは一つの主題になるな。


夕飯はナンチャッテ唐揚げ。
冷凍もも肉をレンジで90秒温めて、
醤油みりんニンニク生姜塩コショウの液に
浸して揉み込み10分放置、
片栗粉まぶして揚げ焼き。
街にあふれる唐揚げ専門店とかいう
金賞受賞詐欺の店の唐揚げなんかより
こっちのほうがずっと美味しいからなマジで…。
15分でできるしめちゃ安上がりなのに…マジで比較にならない美味さ。
てきとうにサラダ菜の上にのっけて
フルーツトマト切ってのっけて
玉ねぎパプリカの酢漬けを汁ごとトパトパかけりゃあよ、絶品てもんよ。

食べながら見たひぐらし卒、
ループ時の異空間にいる謎の人が
愉悦部と知れて俄然キャラが立った。
懐かしいな、ギルガメッシュとキレイの愉悦部。
あの二人ほんと楽しそうだったもんな。


きのう天使の遅延証明を書き上げて思ったこと。
風景描写は、
あーここで風景の説明もしておかなきゃ…
という、いわば守りの姿勢で差し込むと、説明的で退屈で白々しくて、書くのも読むのも苦痛。
しかし、オイここには絶対必要なんだからなって
攻めの姿勢でしつらえると、印象が全く違う。
書くのも楽しい。
いや苦しいは苦しいけど、向き合い方が全然違う。
風景描写は攻め、あるいはのびのびと書くことだと学んだ。
あとは論法。
自分はやはり、
どこか変なことを言ってる、
でもどこか変であるか説明はしにくい、
説明してみたところで意味が通ってる部分も生き残る、
なぜ意味が通るのかはまた説明しにくい…
といったこんがらがった論法が、好きなのだ。
そこまで複雑怪奇でなくともいい。
明らかに変でもいい。
どちらかといえば、
なぜか意味の通る部分が生き残る、その欠片んとこのが大事だ。
「わたしの腕は二本しかないから、希少である。
わたし以外の腕は何百億本もあるから、希少でない」
っていうね。
天使の遅延証明はそこんとこの好みをうまく落とし込めた。

でもこの手のヘンテコロジック、新規に生み出すのは難しい。
難しいのはつまり、方法論ができあがってないからで、
方法論ができた途端つまらなくなるからいいんだけど。
いや勿論、テンプレからの改変はできる。
でも新造ってそうじゃないし。
まだまだ楽しめるな。


2021年08月05日(木) 不倫ゴシップへの糾弾

さわやかな晴れ。
熱は下がった。
気だるさはある。
関節痛はやや残っていて、頭痛は解消した。
出勤に問題はない。


電車内の座席で隣り合った男性の組んだ足が通路にせり出していた。
というか、座席で足を組んでいる男を見かけたら
何はさておき威圧するため隣や目の前に陣取ってやるわけですが。
その男がよく見たらマスクずらして
鼻はおろか口元まで露出していたものだから
マジかよコイツと思って
かなり露骨に睨みつけてやった。
10秒ほど睨んだ結果マスクも元に戻したし足組みをやめたけど
また別の何処かで同じ真似し続けるのだと思うと気が滅入る。


弁当はかなり簡単に済ませた。
先日冷凍しておいた鶏団子を茹でて
醤油黒酢みりん砂糖を煮詰めたタレで味付けしただけ。
じゅうぶん美味い。
タレを染みこませてはいないからまぁまぁ薄味だし
団子もひき肉とはいえ鶏むね肉だからまぁまぁ健康的なのかな。


帰宅途中、18時50分ごろから19時5分ごろにかけて、
夕暮れが一年に何度あるかっていうレベルの美景だった。
赤黒くて塊のところどころにスカイブルーが接触していて…
あんまり素晴らしいから帰宅してそのまま10分だけ
川べりを自転車で走った。
途中、小さい公園で女子中学生数人が花火をしていた。
まだ暗くなってないのに、でも夕飯前じゃないと集まれなかったのか、
そういう条件のせめぎ合いのなかで
実現させている花火の思い出は美しいと思った。
その直後によぎった別の小さな公園では、
男子中学生数人が花火をしていた。
夏だ。
夏はいい。


夕飯は合鴨肉のリンゴソース、
真鯛のカルパッチョ、
モッツァレラのサラダ。
鴨はスモークされた合鴨肉をスライスするだけ。
リンゴ半分を賽の目に切って少量の水と砂糖でよく煮て、
バルサミコ酢と醤油加えて煮詰めたらソースのできあがり。
のつもりが、バルサミコ酢を切らしていた。
ガー…ン。
東京、新規感染者5000人いった。
スーパーに出向く気がしない。
やむなく黒酢で代用した。
真鯛の方は、お刺身を皿に並べてオリーブオイルかけて
塩とピンクペッパー散らすだけ。
サラダはベビーリーフにトマトのせて
モッツァレラチーズ切ってのせて
オリーブオイルとバルサミコ酢、塩、ブラックぺーパーでドレッシング。
しかしバルサミコ酢がない!から、やはり黒酢で代用。
それでもいずれも美味かった。
全体的にお手軽なのにごちそう感ある。
コストは1000円くらいかかるから高めだけど
これで二人分なわけだし外食とは比べるべくもない。
ただバルサミコ酢さえあれば…
ご近所と仲良ければ…
ちょっと奥さんバルサミコ酢貸してくださる、
なんつって…いやならないか…いやでも醤油みたいにさ…

食べながら見た映像の世紀、
西欧の汚点、恥部丸出しという感じ。
植民地支配でイキッてるイギリスとか。


また有名人の不倫がどうとか騒がれてら。
めちゃくちゃどうでもいいし、
放っとけよと思うのだけど、
騒いでる連中に対しては批判精神がある。

まず月並な話、批判してる連中は、
いつなんどきでも本当に不倫しないでいられるか?
という点で、この
 いつなんどき
というのがまさに問題なんですねー

好みの異性に迫られ
後腐れない関係性で
パートナーにバレない環境が整っており
自分への言い訳がある
そういうシチュエーションでなお、
悪さしないでいられるか?

そこんとこの弱みが、糾弾の言葉尻に現れてる。
「自分の住まいに不倫相手を呼ぶとか信じられない」
これは、ある一つの条件を置くことで、
その特殊性を際立たせているわけだ。
その特殊性に該当しなければ、
自分は棚上げの論理から逃れられるという寸法だ。
なんて汚いのだろう。

「新婚で」とか「普段あんなこと言ってるくせに」とか
「奥さんがツアー中に」とかどれも似たようなものだ。
黙ってたらいいのに。気持ちの悪い。


2021年08月04日(水) ワクチン接種二回目翌日

起きてすぐ検温。とりあえず微熱。
身体の節々が痛い。
これ寝苦しさだけじゃなく副反応の関節痛なのかな、
関節以外も痛いのだけど。
お注射した左腕の痛みを弱めたような痛みが
全身のあちこちに感じられて
まるで袋叩きにあった翌日のような。
袋叩きにあったことはないが。

なんであれ今日は丸一日籠城する準備は整っている。
とりあえずまだ元気のあるうちに
妻の弁当と洗濯を済ませた。えっらぁ…。


食いもんも十分ある。
朝はトースト食べた後にブルーベリーヨーグルト。
Eテレで十種競技の一日目を見た。
オリンピックに興味ないとはいえ
陸上競技だけは好きだ。
走り幅跳びで一人だけ8m飛んでた選手がかっこよかった。
食欲のあるうちにかっこんどこうと、
昼飯は11時50分ごろにいただいた。チンジャオロース。
がっつり食った。
食後ミックスフルーツのゼリーも食べて…
そっからダウンした。
熱は38度台で安定。
ずっと締めつけられるような頭痛と、
あととにかく倦怠感がひどかった。
動けないし何も見てられない。
漫画を読むのすらつらく、ただ横になって、
しかも眠れもしないという…。
でも15時くらいにふとラーメンが食べたくなり、
食いたいと思えたなら食っちまおうと、
辛ラーメンに手を出した。
全然食べきれなかった。
うぇっぷとなりながらまたダウン。
何もせず何も見ず何も聞かず無為に時間を過ごして
妻は19時ごろ帰宅。
その頃にはややマシになってたけれど頭痛がつらい。
夕飯は出前にしてもらった。
僕は注文せず、シリアルを食べた。
録画しておいたNHKの映像の世紀を観た。
映像の世紀は、昔、
録画されたデータをDVDに焼いたもの…を、
兄の友人から頂戴したことがある。
受験生の当時、世界史の参考になるだろうとくれたのだ。
しかし観ていなかった。なにしろ長いし…。
いつか観たいなと思っていたところへ、
このたびNHKがデジタルリマスター版を連続放映してくれるとの機を得、
ようやく観れたわけだ。うん面白い。
それからまたダウン。
23時半にどうにか風呂に入り、
熱も37度台にまで低まり、明日へ臨む。
本も漫画もDVDも見れないていたらくだったけど
結局家事はやったな。
洗濯や洗い物はしっかりできた。


今日思ったこと。
とにかく漫画も読めない、という状態が割とショッキングで、
じゃあ何ならできるか…と思案巡らせて、
見たり読んだりはつらいけど、聞くことならできるから、
ラジオとかドラマCDとか朗読とか落語とかならいけそうだと思い、
結局は探しすらしなかったんだけども、
音声の同人て作品てもっとあってもいいのでは…?とふと思った。
二次創作における漫画は、原作の絵に近くても近くなくても、
絵が上手くても上手くなくても成立してる。
同じように、同人音声ドラマがもっとあってもいいじゃないか?と。
僕は声優やボイスにこだわりがなく、あまり興味もないが、
すごく単純に、絵とボイスとの置換性に関心が湧いたのだ。
もっとTwitterとかでも、
かるくイラスト描いたからアップ、みたいな感覚で、
ちょっとキャラの掛け合いしてみたからアップしてみよ、
って、なってってもいいというか、なっていくと思う。
よしあしはさておき。


2021年08月03日(火) ワクチン接種二回目

あーーーーーあああ日記消えた
この鉛筆さんはよお字数制限あるんだよなあああ
なんだよ原稿用紙20枚以内に収めてくれってよお
なんで文字数で示さねえんだよなめとんのか。


もう書きなぐる。
今日はワクチン接種二日目による特別休暇
今はこれまでコロナかかってこなかった人たちが
これまでと同じ慎重な生活してるだけでかかっていってる
そういう印象があるから怖いね
接種は一回目と変わらなかったすぐ終わった
昼飯はアラビ風鶏肉煮込みにした
パプリカとかシメジとかズッキーニとか具だくさん
じっくり煮込んだからトマトが甘くておいしかった
夜はチンジャオロースにした
明日は食欲保ててるかわからないし
そういうときはいつもチンジャオロースを食べる
それで精がつくと思ってる
牛肉は下味をつけておいた
休みの日はこういうことができるからよいよなあ
食後は梨を切って食べた先日より甘みが増して美味かった
スーパーでは備蓄を買い足したちょっとだけだけど
あーあとワクチン打った帰りに
青空の青っぷりにびっくりした
これまで見てきたなかで一番かもしれない青で
これをどう表現したものか一瞬試してみて無理だった
きれえだったぜえ
明日もお休みだキャフー



天使の遅延証明がちゃんと書きあがったから
ここにも残しとこうと思ったら
それで字数制限にひっかかったらしい。
ちょうど10000字ちょっとあるからな。
ここには載せられないってわけだ。なむさん。


2021年08月02日(月) あんたに言ってるんだぜ

晴れっ。
あぢいー。
汗をかくのは気持ちいいのだけど
それはシャワーとセットでのことだ。

昼飯はガパオライス。
サラダ油でパプリカ炒めて
鶏挽き肉も炒めて
中華だし、ナンプラー、醤油、みりん、塩コショウで味付けただけ。
大葉散らして終わり。
昨日男子ごはんでガパオライスをオリーブオイルで調理してて
それを試そうと思ってたのに忘れた。
目玉焼きのっけるのも忘れた。
でも美味しい。
大葉があると塩味が薄めで十分戦いになる。


明日がワクチン二回目接種で、
明後日まで休みを取った。
職場ではなかなか予約が取れないという人の方が多いようだ。
おそらく七割の人間が、一回目も打てていないだろう。
僕はたまたま取れてよかったけれど。
我先に…て感じでちょっと恥ずかしい。

実際コロナに関しては、
自分より先にワクチンを摂取すべき、
という人が多いと感じている。
これが地震などの災害となるとまた話が変わってくる。
我先にができずに遠慮して、
かえって余計な被害を増やし悲劇を招く、
そういうことがありうる。
ちょっと話は変わるけど、
地震が起きた時、たとえば学校や職場で、
大した揺れでもないのに
真っ先に机の下へ隠れたり、
ヘルメット被って部屋を出たら、
彼は地震が収まったのち笑われるだろう。
なんてビビリなんだとか
一人だけ助かる気まんまんじゃんみたいな。
そういう風潮が、いざという時に人を動きにくくさせる。
だからどんなに滑稽だろうと笑っちゃいけない。
そんなのは当たり前だと多くの人が了解しているつもりでいるだろう。
本当か?
あんたに言ってるんだぜ。


夜はマグロの漬け丼。
今朝のうちにサクを切って、醤油とみりんの液に漬けておいた。
しじみの味噌汁、サラダとともにいただく。
美味しかったけど一歩足りない。
なんだろう、たしかに塩分少なくしたいから醤油はやや控えめではあった。
しかしそれだけではないような…
たまにこういうこと、ある。
素材や調理のせいじゃなくて
口にしている本人がその日どこかおかしいのかもしれない。
こういうことあったら
そういうことも疑ってしかるべきだろう。


2021年08月01日(日) 刻晴物語

休日トーストを平らげ
洗濯を2ラウンドして
ミュークルドリーミー。
ゆめちゃんにがち惚れアッキーめちゃかわ。
ゆに様にばれてしまい
ゆに様は
アックムー様だけには知られないようにしないとって言ってる。
だから知られてしまうんだろう。かわいそうに。


午前中に今月分の共同口座の預金をしにいった。
もうちょっとで600万。
個人用の口座にもそこそこ溜まってる。
奨学金返済しながらでも溜まるもんだなあ
でもいつ無収入になるかしれたもんじゃないからな。
そう思い続けて十数年、まだなってはないけども…。

昼飯はビビンパにした。
混ぜればできるというやつ。
コチュジャンの甘みと辛みがきいていて美味しかったけど
そりゃ僕とてもコチュジャンベースで甘辛くしていいなら
美味しくできるわい。
自炊の本領はいかに
不健康でわかりやすく美味しい味付けを避けながら
最低限の塩味甘み脂っけで美味しくできるかどうかだからな…


原神、神里さんがきた。フウー…。
お迎え体勢整ってたから早速レベルアップ。
とりあえず一線で活躍できるくらいにはなった。
まだ強くなる余地を秘めてると思うとムネアツ。
しかしうちのパーティーは刻晴が幅利かせてる。
うっかり聖遺物が噛み合ってしまい
重撃2万ダメージを連発できる唯一無二の存在に。
黒剣で物理ダメージアップ、
物理バフ杯で物理ダメージアップ、
剣闘士×4で物理ダメージアップ、
聖遺物のサブOPは会心率会心ダメが
じゃぶじゃぶ盛られてて…
もう誰もこいつにかなわない。
鍛え抜かれた神里さんは
うちの脳筋刻晴を越えられるのか。

もともとRPGで一番好きな要素がレベル上げで、
原神はレベル上げに終わりがないから、
ずーっとやってられる。
楽しい…。

…ちょっと刻晴ちゃんについて語ろう。
前情報で、今回追加された神里さんは
刻晴ちゃんの上位互換のような扱いを受けていた。
キャラクターを手に入れる前から育成のためのアイテム集めはできるから、
僕のところでも刻晴ちゃんはフィールドを駆けて、
せっせせっせと、他の女へ貢ぐためのアイテムを収集してくれていた。
ところでプレイヤー間でこの刻晴ちゃん、
元素反応型(雷属性)と物理特化型の2タイプに
育成ビルドが分かれる。
一般的なのは元素反応型だ。
というのも、元素反応なる設定こそ
このゲームの戦闘システムの肝だからで、
戦闘および育成における多くの要素は
この元素反応を下地にしている。
とくに、課金によって強化を図るプレイヤーにとっては都合がいい。
僕はほぼ無課金ながら何も考えず前者の方面で使っていたのだが、
あるときふと物理型にしてみたら化けた。
手持ちの装備品とあまりに相性がよかったのだ。
このゲームのキャラクターは、
それぞれ一人一属性が決められている。
それらの属性を混交させて、
元素反応と呼ばれるダメージ要素を重ねていく。
パーティー内での協力が不可欠というわけだ。
ところが物理特化型は元素反応を必要としないから、
ほとんど一人で戦闘が完結する。
神里さんは氷属性で、
他の水属性キャラや炎属性キャラと元素反応を巻き起こしながら、
かなり強い立ち回りを見せてくれている。
そこへ空気を読まず一人で大暴れする最強刻晴ちゃん。
うわあ…。
なんかもう見てられねえよっつうか。

でもそういうことって、ある。
小学校だか中学校だか、高校くらいでもあったかもしれない。
すぐ近くで皆がワチャワチャと
あれこれ創意工夫しながら取り組んでるすぐ横で、
一足飛びに結果だけは出せてしまうばかりに一人でいるっていう…。
ある…あるよ…。
皆も
 すごーい
とかいって
でもすぐ内輪の方に向き直って
いやそっちの方が上等じゃん
って。ある。

とか考えだしたら刻晴ちゃん大事にしてやりたくなってきた。


夕飯はぶりの照り焼き。
これも焼けばいいというやつ。
あと出来合いの野菜揚げ。
この手の商品をちょいちょい組み込むのが
無理なく自炊続ける秘訣じゃないかと思われる。
野菜揚げは半分に切って、
めんつゆ醤油みりんを一煮立ちさせた液にひたす。
あとはしじみの味噌汁。
サラダ。
うましうまし。

ファッキンオリンピコーの影響でダーウィンが来ない。
こんなときには空手バカ一代。
正当防衛が認められ飛鳥拳は不起訴釈放となったが
被害者遺族に対して償いをしたいといってきかず、
田舎に引っ込んだ遺族を追って
畑仕事を勝手に手伝い始める。
その暴走ぶりが…おお…まっすぐな真心に裏付けられてる一方で
まったく被害者には寄り添ってなくて
自己都合の自己満足でスバラシかった。
「こうでもしなきゃ私の気が済まないのだ」とかいって。
いややめろよ怖いよ帰れよって話なんですけど。
そんな現代的で理性的な動きは求めてませんものでね。
飛鳥拳がドンドン僕のなかでヒーローになってゆく。


幸水梨を切って食べた。
2コ600円くらいの。
2コ400円てのも並んでたけど
こういうときにあんまためらいなく高い方選べるようになったな。
それでもスーパーの会計が3000円越えるとびびる。
まあ2700円くらいから3000円の感覚なんだけど。
高い…というほど高くないが…安くない梨って甘すぎない。
まだ時期じゃないってのもあるとはいえ、
ねっとりした甘さがなく、なんというかシュッとしてる。
スマートなおいしさ。


天使の遅延証明が昨日書きあがったので妻に読んでもらった。
文体や構成にはやはり違和感があるのか
はっきり口にはしないまでも文句のあるようだったが
全体的な感想としてはとても面白かったそうで、
これはとてもうれしかった。

とてもとてもうれしかった。


れどれ |MAIL