舌の色はピンク
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晴れ。 保険乗り換えのため 担当となる従妹と赤羽で10時半に待ち合わせ。 二人だからと店の予約もしておらず、 しかしもし喫茶店で席を確保できなかったらコトだからと、 早めに到着しておく見込みで連絡しておいたところ、 向こうは10時前に着いていてびびった。 結局10時10分から始めた。
やはりピロリ菌の治療だけ、審査が必要となるらしい。 申し込み自体は難なく終わった。 向こうのシステムを利用した端末操作に慣れなかったけど…。 手書きの方がいいですね。
赤羽には祖母が一人住んでいる。 早めに終わったから連絡入れて、会うことにした。 こちらから部屋に出向くつもりが、 そっちへ行くと言って聞かないので、 従妹を残して僕一人迎えに行き、店内でいろいろと話を聞いた。 ただ話自体は高齢者特有の難解さにまみれていて全然わからない。 登場人物もっわからないし時系列もバラバラ。 でもまあ、いいのだ。ニコニコして聞いているだけで。 「私は嘘はつかない。 だって、嘘をつかなくたって、生きていけるでしょ」 という言葉が心に残った。
帰宅後、従妹からもらった讃岐うどんを昼食にした。 これが実に美味い。 普段食べてる冷凍うどんは2分茹でるだけのところ、 この半生麺というのは15分要する。 途中一本をすくって食べてみると、 なんの味もつけていないのにしっかり美味い。驚いた。 ぶっかけにしていただいた。 めんつゆも備え付けのものだしがきいている。美味かった。
東京新規感染者数4000人いった。 もう新規感染者数からなにかを読み取ろうとすると 情勢を見誤るだろう。とっくの昔からだろうけど。 今は重症化への認識が人それぞれで異なる点が問題視されている。 僕もだいぶびびってきた。 ワクチン二回目の接種が来週火曜。 その効果が表れるころ収束傾向だったら静岡行きたいなって思ってたけど 到底無理だな。
夕飯はエビチリ。 妻のリクエストで、 店で頼むとパリパリした何かが入ってるじゃんあれ欲しい、 との声に応え、調べてみると春巻きの皮を揚げたものだとか。 じゃあってことで てけとうに 小麦粉を少量の水で練って皮上にして薄切りにして揚げた。 だいぶそれっぽくなった。 エビチリのソースはクックドゥー。 いやーうまかった。
オリンピコー興味ないとはいえ 陸上競技は好き。 女子100m走がやってたので見た。 引き締まってて無駄のない美しい肉体。 ちょうかっこいいですね。 生物として美しい。
身一つで 全人類かけっこ最速を競う ていう完全性をあらわした競技、すごく好きです。 だからイチャモンつけたいわけではないのだけど 真なる 身一つ を体現するために 靴を履かずに裸足で駆ける、 そういう100m走も見てみたいです。 ただそんなこと言いだすと じゃあ服も来てちゃだめじゃん って話になっちゃって モロちん最速の男を競うとかなっちゃって 走ってる最中もブルンブルンするわけだし都合が悪い。 女子にしてみても おっぱいブルンブルン最速の女とかになっちゃうわけで… 人類ほっとくとブルンブルンしちゃう… 身一つは難しい…
昨日序盤だけ観た映画を改めて妻と一緒に通して観た。 「ガスパール、きみと過ごした季節(とき)」。 タイトル最悪だな。 旧題(原題?)は「海辺のレストラン ガスパールとロバンソン」。 良い映画だった…。 アイデアが充満していて 監督にこういう画がとりたいというイメージがちゃんとあって そっからシナリオも紡がれていってる感じで。 よその家に夜な夜な忍び込んで 声を潜めながらがっつりディナータイムやるって素晴らしすぎる。 しかも笑いをこらえきれないとか。 フレームの中で役者がキビキビ動くのも気持ちいいし あとほんのちょっとした部分… おばあちゃんがパフェを食べる前に飾りを取って手荷物としてしまうとか、 そういう何気ないとこのアイデアがすごいよかった。 あーそもそも男二人におばあちゃんという構図がとてもいいですね。 個人的に、男2女1の組み合わせもの好きなんです。 女2男1もいいけど。 そこんとこに年齢差だとかのギャップがあればなおよく、 今回は申し分なかった。 その関係性が崩壊していくのも。 それとそうだ、音楽もよかった。 監督がジプシーの出らしい。 ラマはよーアコーディオンを気持ちよく使ってくれるんだよなあー ちょっと気になって調べてみたら ガッジョディーロの監督のようだ。 なるほどーなっとくー 好き好きー トニー・ガトリフね覚えておけるかな。
晴れー。 きっぱりした青空。 7月の終わりという感じ。
弁当は妻の分だけ。 フライパンに油垂らして練り生姜熱して、 その上に豚ロース薄切り肉を2枚。 両面焼いたら醤油と砂糖加えて煮詰める。 めちゃ横着な生姜焼き。
自分は外食。 ようやく薬の服用から開放され 好き勝手なもん食っちゃるぞいというつもりだったけれど 熱暑の昼日中に街を歩く元気もなく 会社からそう離れていない定食屋へ。 初めて入店してみたが 何より客がいないのがいい。 東京都の新規感染者数が記録更新しながら デルタ株の猛威が懸念されている今、 一人とはいえ外食の時点でリスクはある。 しっかり消毒し、店の隅の席を陣取った。 店の唐揚げを参考にしてみたくなり頼んだが これはガッカリだった。 自分で作ったほうが余程うまい。 いや定食屋も、美味しいところは本当に美味しい唐揚げを出す。 今回は外れだ。 第一白米が悪い。ねとねとしていて…重たい。 油まみれの口ん中を洗えるはずのサラダも、 定職と銘打っておきながらほとんどない。 レタスをちぎったのを指二本分くらいと、 あとキャベツが… 唐揚げなどの揚げもの定職といえばキャベツどっさりのイメージだが… なんと… 爪二枚分くらい… うそだろ… で唐揚げが盛りもり。 唐揚げと野菜が99:1くらい。 申し訳ないが残しました。 本当に申し訳ない。 出禁にしてくれて構わない。
残業終えて帰宅が21時50分。 夕飯はアラビアータのソースで鶏もも肉とニンジンを煮込んだ。 茄子も入れるつもりだったが忘れた。 ちょうど22時を10分ほど過ぎて食べた。 今日も空手バカ一代を見ながら。 すごかった…。 亡くした有明に酷似した少年を 有明のようにかわいがり空手を教えようとする狂人ぶりもヤバかったし 何よりまさか失意から立ち直りかけてる飛鳥拳に人殺しさせるとは…。 被害者の奥さんと息子も登場させるし。 感情のジェットコースター。 こんな乱高下相当まれだ。
久しぶりに絵も描いてみてる。 原神の雷電将軍。 原作の紫色がきれいだからちゃんと色も塗ってる。 しかしやっぱりどこか素人くさいのよな。 とことん構図のセンスがない。 構図はセンスだけじゃなく、勉強と、技術の習得で随分マシになるだろう。 しかし僕は絵に関しては、そのへんを磨こうとは思えないのだ。 だから仕方ない。 仕方ないがしょげる。 素人くさい、というのは、器用貧乏にはかなりこたえる。 あるいは素人だましとも呼べるかもしれない。 上手でない人になら、上手だねえとたたえてもらえるだろう。 歌とか料理とか菓子とか、だいたいそうだ。 別にいい。 ただ物語だけ、文章だけは、どうにか上達したい。 上達というか、自分のスタイルを確立したい。
晴れ。 朝ばかり涼しくてあとはずっと暑い、 盛夏という感じ。 これよこれ。
弁当はナンチャッテ唐揚げ。 鶏もも肉を一口大に切って、 ポリ袋に醤油胡椒チューブ生姜チューブニンニクいれて 肉をよく揉み込む。 冷蔵庫で10分放置したらキッチンペーパーで水気を拭き取り 片栗粉をまぶして揚げ焼き。 両面2分ずつくらい焼いたら油きって キッチンペーパーの上で冷ます。 トータル20分くらいか。実作業は10分にも満たない。 これでめちゃ美味いからな…。 冷凍食品が美味くなったというし、 実際冷凍からあげはかなり試してきたけど、 自分で作ると比べものにならん美味しさ。 リーフレタスの上にのせてプチトマトも添えた。 酢漬けのパプリカをちょっと散らしてできあがり。
東京新規感染者数3000人超えた。 でも 周りに感染したって人いなくない? という人が多い。 これまでの累計からすると、 おおよそ東京都民の70人に一人が罹っていることとなる。 東京に住民票のある人間以外にも、 主に出勤の都合で東京を拠点とする人が多いから、 周りに と言っているときのそれは、 例えば千葉県在住の同僚だったりが多分に含まれるはずだ。 だから実際と照らし合わせると母数が狂ってくる。 80人か90人に一人くらいの割合と見ていいだろう。 …くらいしか言えない。 いろいろ反論してみようとしても、 結局は たしかにいないよね、100人に一人でもいそうなものなのに となってしまう。 強いて言うなら、 僕自身も僕の周りも20〜50代の世代と縁深いはずだから、 近くで60代以上の方々が感染していたとしても、 せいぜい親族でもなければ耳には入らないだろう。 それでもな… 友人親族同僚、一人くらいはいたっていいもんだ。 とか言いながら 当然身近に感染者出てほしくはないわけですが。 自分もな。 より一層気をつけよう。 最近帰宅後のうがいは省略してるし。
あ おそらく少なくない人々が、 「もし自分がコロナに罹ったとしても 死にはしないってんならそこまで恐れることはないだろう」 というつもりで行動している。 感染者が拡散していく構造さえなければ それでいいのかもしれないが、 基礎疾患をもつ人や年配者、 またそうした人を大事にしている方々にとっては たまったものではないだろう。 ただのちょっとタチの悪い風邪だよ という文句を鵜呑みにしたとしても、 風邪がタチ悪くなったら死ぬ、 そういう人は多くいるのだ。 軽率な考えの連中は 見えない対象を見ようとしないのか いることすら想像できないのか。
夕飯はぶっかけ。 スダチ付き。 麺つゆに練り生姜を混ぜ込んだら一旦冷蔵庫へ。 よく冷えたぶっかけにはスダチが合う。 サッパリさせきらない天かすもいい仕事してる。 うめえ。
今夜でピロリ菌除去の薬、一週間の服用おわり。 お疲れ様でした。 何回か飲み忘れかけたけど どうにか全日クリアした。 副作用も初日と二日目くらいだったし あとはちゃんと除菌されていることを心から祈る。
天使の不在証明ほとんど書けた。 あとは結末の肉付けと、全体を微調整したら完成だな。 けっこう時間かかった… というか文字数くっちまったな… 1万字はいったかなと文字数カウントしてみると7800。 こっから書き足しても8400字くらいだろうか。 割拠が6章までで27000字なんだよな。
2021年07月27日(火) |
誰かのせいにしときたいわな |
雨。 台風が接近してるとか。 東京五輪に直撃?と喚き立てたいのだが第一だろうから今回はとくに信じていない。
生春巻きに炊き込みご飯。 楽だ。 ただ、またもチリソースを入れ忘れてしまった。 前回に比べてましなのは、 今日は妻が在宅だから彼女の方は無事なこと。 それに僕自身、この手の食べ物はソースがなくても美味しく食べられる。 一番いらんのがコロッケとか。だいたいの揚げもの。 今回の生春巻きも、かえってキュウリやニンジンの味が鮮明で、悪いもんでもない。 ただ先々週あたり、 胃腸に難のある先輩に減塩食を相談してみたところ、 おれは刺し身にも醤油をつけなくなった、 醤油つけると魚の味がしない、あいつらはわさびと醤油食ってるだけだ、 刺し身に醤油つけてるやつらは全員バカだと思ってる… という話を聞いてわなないたのを思い出した。 到底そこまではいけねえや。
ふと思ったこと。 人にねー。見られてると真面目にできる子と、 そうでない子がいるんですねー。 これが行き過ぎると 人に見られてない時間は せっかくの開放時間なのだから この隙になにか自堕落な真似をしておかないと もったいない! みたいな危険な思考法に 陥りがちなんだと思われるんですねー。 改善にはどうしたらいいかって考慮中。
東京新規感染者数2800人超。 さもありなんという感じ。 駅前の広場でも 駅前の居酒屋でも マスク外して馬鹿騒ぎしてる若者多し。
と ゆーふーに 自分の目に見える限りの因果で ことを解釈しようとする安直さは厄介だ。 なにしろほぼ全世界、ほぼ全人類が対象で、 日本に限ってすら、日本の全土と全国民1億人以上の 事情を知れるわけがない。 だから想像する。 想像しえなかったとしても、 想像しえないことがあるという前提をもつ必要がある。
そりゃあ 誰かのせいにしときたいわな。 誰も悪くない、と言いながら それでも 悪さの原因を突き止めたくもなるわな。 そうだそうだ、という共感をもらえるなら尚更だろう。 これが甘い蜜。 愚かさへ傾いていく。
これから、一昨日までの4連休の結果が待っている。 ワクチン接種の効果が出始めている人も増えているだろうから なんとか持ちこたえたらいいけど。 病床数が心配だ。
夕飯。 豚しゃぶ。 最近はバラ肉に頼りがちだったけど 不健康だし 今回はロース肉でやった。 玉ねぎは早めに薄切りにしておき 15分空気にさらして辛みを抜いてからさらに塩を軽く振っておく。 余ってた茄子、ししとうをゴマ油で焼いて一緒に盛って プチトマトも盛って万能ねぎ散らして すだちを添えて…サラダはナシにした。 味つけはポン酢のみ。 美味い、実に美味い。
食べながら久しぶりに探偵ナイトスクープを見た。 なにしろ五輪中は番組が限られてるので。 放映休んでたりもするし。 で今回の内容は 10年前に自分をたいへん慕ってくれた20歳下の後輩が、 当時漫画家になると宣言してバイトを辞めていった、 わずか2カ月の付き合いではあったが 去り際には熱意にあふれる手紙まで渡してくれた、 ある時期に携帯の連絡先を消失してしまい以後行方が知れない、 番組で探してくれないか…というもので、 まぁ探し当てまして、で感動の再会。 …だったのだけど、当時18歳、今は28歳の彼は 探偵が 誰だと思いますかー と尋ねても尋ねても 新聞配達してた時お世話になった人がいて… とかなんとかいって 一向に依頼者の名前は挙がってこない。 しからないからと依頼者が現れる。 しかし顔を見てなお名前が出てこない。 おい信じらんねぇブルーさだぜ… と落ち込んだけど 彼は漫画家の夢をかなえたらしい、 正確には小学館の新人賞を受賞して 雑誌に掲載されたとのことでまだ連載にはこぎつけてないが ムチャな夢だと決め込んでいたらしい依頼者は 非常に感動していた。 実際感動的な場面ではあった。 でも釈然としない…
余ってたネクタリン切って食べた。 熟れてる! 一昨日と全然味が違う。 でも甘みはちょっと増した程度に過ぎず なにより酸味が強まりまくってた。 っつっても美味しい。 酸味得意になったなあ。
月曜だが今日は残業がない。 今週は先輩が木曜日に休みをとる都合で その日は僕が残業することになり、 代わりに彼は今日僕と交換する格好で残業となったわけだ。 月曜しんどいからちょうどいいな。 今週は水木と残業しのげば金曜日にはまた休みをとっている。
なんらかの職能に特化すると、 他人が制作したブツを見たときに、 閉じ込められた声を開放できる。 これは芸術分野だとわかりやすい。 すぐれた音楽家は楽譜を見て 作曲者がどんな意図を込めてそうしたか読み取るだろう。 そしてこれは、かなり広い分野に適用できる。 一般的な仕事にしてみてもそうだ。 プログラマは他人の書いた構文を見て、 どのような判断からその記述にしたら読み取るだろう。 ここはこうしたかったはずだがこれこれの事情から あえなくこの形に落とし込んだのだろう…とか、 このミスの原因はうっかりではなく半意図的なものだ…とか。 もっとずっと簡単な、書類一つとってみてもそうだ。 ある分野に精通すれば、声が聞こえるようになる。
その抽出される声はエクスキューズだ。 「その時の判断の理由づけ」「閉じ込められた言い訳」だ。 習熟するほどこの声は多く聞こえ、また精度も増すだろう。 だから熟練者にとっては他人の制作物はうるさいくらいだ。 横着や、自分とは反する理念も透けて見える分、 ストレスにも接続される。
“割拠”のテーマの一つは、こうした「言い訳」だ。 主人公の女の内にある地獄は、 こうした「言い訳の声」に満ちている。 なんでこれがこうなるかなあ、 といった他者からの軽侮的な疑問に、 口には出さないが内には答えを用意している。 それは醜くどろどろしていて、誰にもあかせたものじゃない。 しかし外部からこの声を聞くことができるとしたら、 その人は、よほど人間に精通しているか、または、 相手のことを知悉しているのだろう。
弁当は買ってきたニンニクぼんじり。 焼けばいいだけだから楽。 荒っぽい味でうまい。酸味を利かせたサラダによく合う。
ただその味の濃さから少量ずつしか食せない。 うちでは1パックで4食分となる。 したがって夕飯にも採用した。 弁当ではそうはいかなかったが 食卓では大皿のキャベツの上に盛るに限る。 よく冷えたトマトを切ってポン酢、刻んだ大葉を散らしたサラダを合わせた。 あと生春巻き。 ニンジン切ってかるく塩振ってやや柔らかめにしといて キュウリ切って鶏むね肉用意してサラダ菜で包む、具はこれだけ。 エビはチリソースの味に負けがちだからもったいねーと思うようになった。 鶏むねの肉の方がヘルシーだし安上がり。 生春巻きの皮で6コ分包む。 2コは明日の弁当となる。 バランスのとれたいい夕食だった。
そして空手バカ一代がスゴかった。 有明が…んじまった。 まさか…ぬとは思わなかったけど もっていきかたと 飛鳥との会話すっごいよかった。泣きそうになった。 しかしその話の最後にテロップで この後も引き続き空手バカ一代をお楽しみください って そりゃねえだろう 有明を…しといて 楽しんだかな? って鬼か。
休日トーストをほおばり 布団を洗濯してニチアサアニメ。 いつもの日曜日。 今日は四週に一度のミュークルドリーミー実写回。 がああん。
昼飯は大葉と生ハムの冷製ジェノベーゼ。 あらかじめ皿は冷蔵庫で冷やしておく。 大葉は多めの量をすりこぎでひたすら潰していく。 オリーブオイル、塩、粉チーズを足してソースの出来上がり。 パスタが茹で上がったら いったん冷水でしめてから、 ソースとゆで汁少々ち塩コショウと砂糖で和えて 少量の大葉千切り、生ハムとともに美しく皿に盛ってできあがり。 何年か前プロントで食べて美味しかったら 夏になるとたまにやる。
なんとなくイエモン見たくなって 手持ちのDVD再生したら吉井さんあぁかっこいい…。 色気と洒落っ気茶目っ気、いずれをとっても最高峰で、 ビジュアルがほとんど理想形なんだよな。
あとJAMで泣いた。 JAMはあれずっと 暗い部屋で一人 の曲なんですよね暗い部屋で一人で 外の音を聞いたりテレビを見たりの 虚無みたいな時間を過ごしながら 人類史を背負ったような思考にまでまみれて そうして また明日を待ってる。 という歌で 暗い部屋で一人 のすべてが詰まってる。 よく取りざたされる 乗客に日本人はいませんでした だけど ここにメッセージ性を抽出しようとする人が多くてうんざりする。 あるかそんなもん。 メッセージてのは外へ向けられるもんだ、 でもこの曲はどこまでも内向なんだよ。 うだうだ考えてるときテレビから聞こえてきたニュースに なんとなく嫌ぁなものを感じたけど 胸中(暗い部屋で一人の空間)に気持ち悪くうごめくばかりで なんにも外へ(誰か、何かで充満した他者の世界)に排出できない。 ぼくは何を思えばいいんだろう ぼくは何て言えばいいんだろう この二言で物語ってるわけです。 それを踏まえて、 こんな夜は逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて 君に逢いたくて 君に逢いたくて また明日を待ってる。 で泣いてしまうのだ。 こんなのレヴィナスへの答えじゃん。
おやつにピザトーストを食べた。 トマト缶が半端に余ってたから フライパンにぶちこんで玉ねぎニンニクとともに煮詰める。 かるく塩コショウ。 液状にならないよう水分をなくなしたトマトソースを 食パンに塗る。 ミックスチーズをどっさり。 オーブントースターでチーズが焦げるまで焼いて、 出したら生ハムとブラックペッパーをかける。 美味しかったが、生ハムない方が上等だった。 玉ねぎの味がぼやけてしまっていたので。 あとはオリーブオイルかけたらもっと美味しかったろう。 おやつにそんな油分とりたくないから避けたわけですが。
夕飯は彩野菜の中華風黒酢あんかけ。 具材は鶏団子、玉ねぎ、にんじん、パプリカ、ししとう、茄子。 鶏団子は鶏むね肉を 練り生姜塩コショウ薄力粉とともに練って 球状にして10分ほど茹でたもの。 それぞれを揚げ焼きして あんを絡ませる。 あんは適当に… 黒酢をベースに 醤油、オイスターソース、コショウ、みりん、砂糖に 片栗粉を加えたものをフライパンにぶち込んで とろりとしたらできあがり。 スゲーうまかった…。
食べながら空手バカ一代。 飛鳥拳が熊と戦った件を 因縁のある館長が新聞記事にて八百長だと罵倒。 それにぶちぎれる弟子の有明。 飛鳥拳をこけにする館長門下の空手家たちをぶちのめしてしまい 傷害事件としてお縄になる。 そして看守をぶちのめし脱走。 監房には血書による書置き。破門してください。 途方に暮れる飛鳥拳。 おれがこうバカだから弟子もああなるのだ…。 飛鳥拳は館長のもとへ赴きうちの弟子が迷惑をかけたと非礼を詫びる。 それを逃走中であるはずの有明はたまたま聞いてしまう。 飛鳥拳をなじる館長一同。 飛鳥拳はその場は黙ってこらえたが 彼が道場を後にしてから有明が登場。 その場で門下生たちをぶちのめす。 どうだこれが飛鳥空手だ。ワハハハハ。ワハハハハハハハ。 めちゃ面白かった…。 これで次回のサブタイトルが 「有明将吾が死んだ」 なんだけど大丈夫か?
食後にネクタリン切って食べた。 そういやネクタリンて食べたことないなあ という気持ちだけで買ってみたところ 桃だった。 強い甘みと水分が売りだそうだが まだ熟れていないのか甘みも水分も控えめで 上品な果物ではあったが リンゴを食べているような食感だった。 果物は水分量多いのが好き。
夜、きまぐれて妻を誘い線香花火をした。 4年か5年ほど前に買った高級線香花火が数本余っていたのだ。 封もしていない。 よほど湿気ているものと思いきや ちゃんと火がつく。 線香花火は間近で見れば打ち上げ花火のようで ひっそりした風情を楽しむのもいいけれど 疑似的に派手な破裂も楽しめる。 ただ今日何より鮮烈だったのは火薬の香りだ。 着火した瞬間火薬臭が立ち昇り あぁ夏だ、これが花火だと、 火花に見惚れるより早く感じ入った。
やはりピロリ菌除去の薬服用副作用はない。 安心しちゃっていいかな。
休日トースト食べて午前中は原神やった。 2.0の大型アップデート、 まさかここまで…というボリューム。びっくりしてる。 グラフィックも文句ない期待以上の美しさ。 背景の総括責任者は陰影礼賛に頼っていたらしい。
昼飯はチャーハン。 レタス加えてあんかけにした。 うましうまし。
飯終わってまた原神。 その後は スーパー行って本売って図書館行って 帰ってきてから友人へ贈る本に添えるための 手紙をしたためた。 以下に記録しておく。
前略
これは貴様個人充ての贈りものである。
ここ一年で読んだ百冊ほどの書籍において筆頭に挙げられるほど感興を誘われた。感興が酔狂を誘い誰ぞにもやりたくなった。誰ぞにやるか一人打ち合わせてみたところ貴様の名が浮かんだ次第である。他意はない。
貴様が多事多端な日々に磨励自疆努めている由、小生も察している。読書にしても仕事にまつわる実用書なり勉強が多かろう。しかして貴様の爾後の学びや理論形成の土台、踏み台になること請け合いの書籍であると太鼓判を押すに小生いささかの躊躇いも持たん。余人には扱いきれぬ意味内容を貴様一流の了見で手懐けてくれるものと小生は信ずる。 そうとは申せ手前勝手な贈りものである。貴様が突発の衝動に身を委ねかなぐり捨てるに至ったとて全き責められぬ。煮るなり焼くなり頬ずるなり舐めまわすなり好きにするがよい。返礼はおろか返事の類すら無用である。
ことのついでに暑中見舞い申し上げる。 本来ならば家庭をもつもの同士連名にて見舞いの交換を図るべきであるが、何分この度に限っては個人充ての贈りものである。貴様も贈りものといえば家庭や仕事を裏付けた義理が纏わりつくようなって長かろう。だからこそ敢えて個人へ充てるに至った小生の心根を 察してくれたならこれぞ望外の喜びである。
もうじき二十年来の知己となる貴様には友情がある。その貴様の人生を彩ってやまない細君、ご息女にもよろしくお伝えいただきたい。お二方の幸福が貴様の幸福となる。貴様の幸福は貴様を取り巻く天地一切に好影響を及ぼす。世界平和の秘訣である。一生に付すことまかりならん。無論小生も天地の一粒である。
個人と世界が一続きである妙を実感した一年であった。 早く世情が落ち着くよう祈る。 草々
こういうノリが好きな奴だからとやってみた。 本のラッピングは妻に頼んだ。 喜んでくれるかしら。 なんだかんだ言って読んでもらえるのが一番うれしいのだけど。
夕飯は冷凍しておいた炊き込みご飯と揚げ出し豆腐。 豆腐は1時間ほど重しを乗せて水分を抜いた後、 キッチンペーパーで表面の水気を拭いて、 一口サイズに切ったら片栗粉まみれにしていく。 フライパンにそこそこの量の油を入れて そこそこ熱したら豆腐入れてってこんがり焼き目ができるまで放置。 その間にサラダなど用意して 豆腐を裏返したら 醤油めんつゆみりん酒を一煮立ちさせておく。 豆腐が揚がったら煮汁とともに深皿に盛り付けて 万能ねぎ散らしてできあがり。 うまうま。
空手バカ一代、飛鳥拳は熊と戦った。 しかし片目をつぶしたところで警察のストップが。 響く銃声。 熊は撃ち殺されてしまった。 まさかの展開だった。 おもしれえなあ。
夜も原神やった。 とにかくフィールド探索、散策が楽しい。 戦闘も面倒くさくなく、採集も楽しんでる。 音楽もいい。 ずっとやってたい…。
けど、天使の遅延証明を書ききらなならん。 まだ書き途中だけど妻は面白がってくれた。 話は文句なく面白いけど 構成に難があるとのこと。 でもまあ構成変えると全体見直すことになるから 今回は完成させる方を優先かな。
メモッといた何日か分の日記消えちまった… ああ… あああ…
オリンピコー開会式。 それ自体に興味はないけど 今後十数年は あらゆる分野で引き合いに出されるだろうから 見ておくことにした。
映像ださいとか演出ださいとか まああったけど 大多数に向けて見せてるものとしては 別にあれでいい 創り手たちもうんざりするほどの制約のなかで なんとかやってるんだろうし
でもリアルタイムでNHKが 映像の意味や芝居の意味を解説するのにはびっくりした。 台無しだ。 「これは……を表現しています」 って、見る人間が解釈するものであって、 作品というものをなんだと思ってるんだろう、 開会式そのものよりもNHKに文句垂れたくなるとは思わなかった。
昨晩はピロリ菌除去副作用きっつくって ずっとダウン、眠れもしなかったけど 今日は余裕だ。 昨日なんだったんだろうあれは。 非常に異常だった。
NHKで外国人の墓地問題を取り上げていた。 彼らが日本国内で墓地を探すことは難しい。 イスラム圏、土葬文化の方々はなおさらだ… といった内容で、 僕にも持論はあるし 宗教についても異文化コミュニケーションについても都市論についても それなりに本を読んできているから まずまずの見解は述べることはできる。 で考えながらちょっと思ったのは、 地方において外国人の墓地を手配するにあたっては 地域住民の理解が必要となる、 しかし偏見を乗り越えるのは難しい、という問題を扱うにあたって、 どうしても、「地方の」「年配で構成された」地域住民を想定してみたときに 偏見なしには像を結べないというジレンマ。 彼らは理屈ではなく、どれだけ資料を用意しようと理を説こうと、 究極的には"なんとなく"嫌なのだろう。 その感情を覆すのは、理では難しい。 だから情に訴えるのが一番だよなァと思いながら これも偏見だよなァと思ったのだった。 ところで、そうした年配者の凝り固まった不合理かつ不人情ともいえるような いわゆる"前時代的な価値観"を否定しきるのもいただけない。 これはこれで尊重されるべき、 これまで歴史を積んではぐくまれてきた文化ではあるのだ。 彼らが自発的に、あるいは知らずのうちに 現代的な潮流に身を傾かせたなら文句ないが 「その考え方はおかしい」と指摘、難詰しようとする手合いがいたなら それこそが「おかしい」はずなのだ。 そして、連中はたくさんいる。
2021年07月20日(火) |
オリンピコー、差別、歩み寄り |
朝からオリンピックの話題が。 小山田氏がどうのこうの。 先週から話題になってて、昨日の時点で辞退となったらしい。 …この問題については、いろいろいえる。 まず思ったのは、 人格と作品を切り離して見てやれない、幼い芸術観。 第二に、音楽家や芸人は、 …実際にその立場にある方々が度々主張する言葉を借りると… 元々が社会不適合者だからそんな仕事をしてるんであって、 いかれた連中がいかれたこと言ってたってもう、放っておけよという。 で、第三第四あたりはすっとばして、 新たに今日思ったのは、逆説が機能していない。 いじめや障害者差別は忌避されるもの、非難されるもの、駆逐されるべきものだとして、 だからこそ、そうした領分から遠い人間ではなく、 そうした領分を生息域としている人間またはしていた人間によって、 理想は体現・証明される。 なのに、 「障害者差別をする人間だから、パラリンピックに採用できない」 という単純な論法では、 奇しくも流行りの言葉で表されてしまうが、分断が生じる。
歩み寄りが必要だ。 強い人が優しいとは限らないが、優しい人は強い。 賢い人が優しいとは限らないが、優しい人は賢い。 優しい人は強く賢い。 優しさを貫き通すには、強さと賢さがいる。 しかし、 弱くても優しければ、 愚かでも優しければと、 時分に都合いい型に歪めて やがてその価値を自壊させるケースが後を絶たない。 …まあそこはいいや。 差別やいじめをする人、 またはそれをして省みようとしない人よりは、 それを批判できる人間のほうが 賢いつもりなんだろう。僕もそう思う。 だからこそ、歩み寄るべきだ。 子どもと大人なら、大人の方から歩み寄るべきだ。 愚者と賢者なら賢者の方から歩み寄るべきだ。 これが対立であれば、弱者強者の判別において、 弱者に折れろとは言えない。 しかし、対立を乗り越えようとする理想のためには、 この歩み寄りがいるだろう。 そんなようなことを思った。
弁当。 鶏ももニンジン玉ねぎ豆板醤。 すっかり定番。 手間入らずで順当に美味い。頼りになっるー。
今読んでいる「都市のリアル」で興味深い記述を発見した。 都市空間を、可能態と現実態で見分けようとする区分法だ。 折しもアリストテレスのエネルゲイアについては近々勉強したいと思っていた。 「ルフェーベルによれば、空間的要素を目的-手段図式のもとに配置する都市計画家や建築家は、空間それ自体が独立して価値を持つと思い込む空間フェティシズムに陥っている。空間を、そこに埋め込まれた人々の実践や意味付けとは切り離して、もっぱらその面積や容積で評価し、商品として生産したり交換したりできるとする考え方は、抑圧的で、そこに住み込むユーザーの視点を切り落としている、というわけだ。 ルフェーベルの主張では都市は、誰かから押し付けられる無味乾燥な『生産物』ではなく、人々が自ら集合的につくり上げる『作品』でなければならない。手段として別の何かに従属させられるのではなく、それ自体を目的とする、自由な享受の場所でなければならない。そうして国家や資本など、上からの巨大な力によって時間と空間が統御されるような場面では、それら支配の裏をかき、相手の目的を微妙に外させ、自分に都合のよいかたちで我有化することで、ユーザーの自由裁量がきくような余地を確保しなければならない。 束縛への服従状態をまぬがれるとき、<都市的なるもの>の『至高の根拠』としての出会いと集まりの場が切り拓かれる。それはまた『欲望の場所、永続的な不均衡、正常性とか束縛とかの解体の根拠、遊戯的なるものとか予見不可能性なるものの契機となる』。つまり、つまり外的な強制や統御から解放され、複数の要素がぶつかりあい、何が起きるかわからない創発的な渦が生起するところに、ルフェーベルは<都市的なるもの>を見出すのだ。」 いいまとめ方だなあ。 何より、 これまで折々で「手段と目的」という手っ取り早い言葉選びでしか語れていなかった理論が、 前者を可能態、後者を現実態として置き換えるとたいへんしっくりくる。
夜は炊き込みご飯。 市販品の炊き込みの元に、舞茸とタケノコ足した。 具がどどどっちゃりっすわ。 あとコールスロー用意した。 キャベツとニンジン大量に千切りして、 塩で水気を抜く。 缶詰のコーン、マヨネーズ、胡椒で味付け。 塩が多すぎた…。 多いなら多いなりに水で抜けばよかったが マヨネーズで和えてから味見して気づいたから後の祭り。 キャベツ買ってくれば上乗せしてしょっぱみ緩和するだろうけど… 今夜のところはしょっぱいまま。
食後にムース食べた。 今日はタルトなしで。 十分甘いな。
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