舌の色はピンク
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2009年03月24日(火) ビフォアエイプリルフール

気がつけばエイプリルフールが近い。
まったくこいつときたら極めて巧妙な日取りなもので、
月初に据えられているゆえに3月に意識しないといつのまにか当日だ。あるいは過ぎている。
エイプリルフールのごとき社会に手配された俗事は元々好まないのだけども、
いちどくらいは何かやっときたい気もする。

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おそらく4月1日は365日のなかで最もプロポーズが遂行されない日だろう。
そして4月1日だけは命日にしたくない。
訃音に接した知己も
「え、ウソだろ……って…、あぁwww ウソwww」
みたいなリアクションするだろうし。
冠婚葬祭おしなべて向いてない。
いやさ祭りか? そこが寒いよなぁ、あえて躍らされるとかゆってみたりするスタンスすら…
やっぱやめとこう……
誰とも話さず情報を遮断した孤島領域を構えて臨もう……


2009年03月23日(月) 今回の目

小学校に入ったくらいのころ、
母親と道を歩いていたら
割と遠くにある電光掲示板を指差され
「あれ読める?」と問いかけられた。
他愛ないひらがなのテストだったのだろうが、
それ以前に視力が追いついてなく
僕は「遠くて見えない」という正直な返答をした。

「え……っ?」

到底我が子に向けざるべき形相を母親はその顔面に浮かべた。
視力2.0の彼女には信じられないできごとだったらしく
それがどんなに絶望的なことか思い知らされた少年がそこには居た。
世界とは己が視界が全てだったのに、
母親という他者を迎えて、さぁいざ劣等の事実を突きつけられたのだ。
「ぼくは実の母親に『え……っ?』とか言われてしまうこの劣等の視力で
今後の人生を過ごしていくのか。
今回の人生は『え……っ?』なのか」
そう思った。

母親が遠視と知ってからは
近視のアドバンテージに誇りを見出し始め
どうにか活路が開けた。
でも次回は人並の視力に生まれたい。


2009年03月22日(日) 春になると サクリファイス サファリパーク 繰り返す

御茶ノ水へライブを見に行った。
「四角シャボン」ていうバンド目当てで。良い夜だった。

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神保町は書籍の街で、御茶ノ水には楽器店が多い。
そして2つの街を繋ぐ通りにはスポーツ用品店が立ち並ぶ。
神保町から向かうと、はじめ本ばかり読むインテリだったキャラが
スポーツに目覚め始めるも運動神経の限界に挫折し
こんどは音楽に手を出すというきれいな道筋をたどれる。
御茶ノ水にはアートな店もあり、
さらにすこし進めば秋葉原の電気街があるから、
結局はインテリもスポーツも諦め
音楽も芸術も通り過ぎ
アキバに落ち着くストーリーになる。
歩きながら空想しているとちょっと楽しい。


2009年03月21日(土) 精度

民主党がタミオ党に見える。


2009年03月17日(火) 人造人間

ロボット技術の実現のニュースには
ときめきを覚えるタイプでなく、ただうっすら当惑と恐怖感がある。
倫理感を取っ払ったらロボット技術の至高目的は
「人間へ近づける」
であって、そこには人格つまり意思や情緒が不可欠であって
さらには欲求ないし欲望のインプットも看過できますまい。
よくSFであるような「ロボットが感情をもって人間に宣戦」みたいなあるけど
人間に近づいたらもっと日常的なレベルでも大問題頻発しますよな。
「一人暮らしがしたい」とか思春期的なこと言い出したり。
あと情緒面では小生意気にも空気読む能力すら得るかもしれない。
倦怠期の夫婦が重々しく会話してるのを見て
「ちょっとお腹痛くなっちゃいました! トイレ行ってきますね」
なんつって席を外しかねない。
そこで
「ん、いや、待て、お前ロボットなんだから腹痛くならないだろ!」
と彼のいっぱしの配慮を荒々しく看破しても
「腹芸とは痛々しいものです」
こんな切り返しすらしてくるかもしれない。これはイラッとくるかもわからない。
そんなわけでロボット技術にはときめきを覚えないタイプです。


2009年03月16日(月) 辞書に学ぶ男女関係

いちゃつく【いちゃつく】
[自][俗]男女がなれなれしく戯れ合う。

なれなれしい【馴れ馴れしい】
[形]特に親しい間柄ではないのに、親しそうにふるまってはばからないさま。

(明鏡モバイル国語辞典)


2009年03月10日(火) sita_pin.nik

「拡張子」って言葉の響きが好き。

パソコン触り始めて間もなかった中学生当初は、
ペイントといえば最も身近なソフトの一つであって、
よってそのデフォルトのフォーマットであるbmpも最も身近な拡張子であった。
しばらくしてbmpがださく感じてきて(ある種の中二病)使うのをやめた。
パソコンに慣れ始めてきて圧縮とか覚えてくるとzipに憧れた。
なにせ z だ。
a、b、c…と並べてきていよいよ最終局面を迎えたような、
長かった修行時代を経て免許皆伝に至り
禁断の秘奥義を伝授されたような演出性を感じる。

人間だったら拡張子はngnになるのかな。僕だったらredere.ngnみたいな。
…掘り下げて膨らませたらいろいろ応用はできそうだけど
使い道がないのでやめる。


2009年03月08日(日) 続いたり終わったり

恋人と交際1周年。
1年間で恋人らしいことは大概こなした。残すは旅行くらいか。
良い仲ですよ。

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松本人志の放送室終わっちゃうんか…そうか…。
振り返れば自分がまだまだ未熟な時期から長らく土台を支えてきてくれた、
いわば歩行器みたいな存在だった。
翌日の登校を控えながら
親を忍んでイヤホンから聞く真夜中のラジオに
膨大な笑いと活力を与えられていた高校時代を思い出す。
今でも毎週聞いてるけれど、最近ではもう下火というか、
飽和はとっくに感じてしまっているので、
終わるのもまぁ、そうか、そうさなぁ…くらいに受け止める。
最終回はちょっと楽しみだ。
「最終回はちょっと楽しみ」って、偽りない番組への愛じゃないですか。


2009年03月06日(金) 携え帯びて備えなし

いまどきの中高生の喧嘩って
腕力云々よりも相手の携帯奪ったほうが
即座に勝ちなんじゃないか説。
なにせ当人の生活情報はおおむね収められているし、
また勝手にメールを送られたらばその被害は
一介のパンチなぞよりよほど甚大なダメージをもたらすに違いない。

中高生のいさかいに限らずとも日常的に悪質な嫌がらせだってできる。
例えば電車で携帯電話操作してる男がいたとして、
電車の停車中にいきなり彼の携帯を奪い、
「ドアが 閉まります」
くらいのタイミングでホームに投げてやる。
するとどうだろう。
あっけにとられる当惑のリアクションと
奪って投げた犯人への怒りと
今まさに閉まらんとするドアの先にある携帯と、
トリレンマにまごつく一瞬間の動静がだいぶ見ものだ。
でも多分彼は結局ホームに飛び出し
犯人は乗車したままに逃げおおせるのでは。
僕もいつなんどき携帯をホームにぶん投げられても対処できるよう
脳内シミュレーションは欠かせない。
ただ他の人が心配だ。ぶん投げられたときの対策はできてるのか? 心配だ……。

まじめなところ、やはり携帯はリスクに対して隙だらけすぎる。
これが財布なら精神的に強奪しにくいし、他の携帯品だと物理的に略奪しにくい。
体ひとつで生きていればいいものを、
持ち物が増えるとにんげん守りに入る。
それに携帯電話が加わるってなんだか情けない話だ。


2009年03月03日(火) 今日は楽しいひな祭り

って都市伝説じゃないのか。
ひな人形もテレビや漫画でしか見たことない。
ていうかひな人形飾ってどうするんだろう。ただひたすら眺めるの?
女の子をばかにしてるわけじゃないんですけど。
必殺!見てるだけ!ですか。
節分よろしく、ひなあられを人形にぶつけるとかだったらわかりやすいのにな。

ネットの海で「流し雛」「吊るし雛」というのを(名前だけ)知った。
これはちょっとどきどきする……。流刑と死刑で今日は楽しいひな祭りかよ。

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そんな架空の都市伝説はさておき高校時代の友人たちと会合。
男だけで飲み会。それはとてもめくるめく。


れどれ |MAIL