舌の色はピンク
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2008年11月20日(木) 乗車劇

最寄り駅は地下鉄で、
信号の都合によりいつも利用する入口出口は一定、
帰りはいいのだが行きはいつも地下の駅ついてから
対岸のホームへまた階段上り下りする。
今日はその対岸上にいる時に目的の電車が来た。

――目視するやいなや即ダッシュ、
身軽さが売りのれどれ選手
階段を駆け下りて、まさかの7段ジャンプだァー!
いまこのとき彼は流星と化した!
通路を走り抜けさぁ昇り階段は……
おぉッとー脅威の3段飛ばし! はやい!
昇竜や、おまえさん昇竜やでェー!
しかも飛びながら定期券を用意している!
まばたきする間に改札をくぐりぬけ
いざ乗車果たして間に合うか、ああ、間に合っ、ああああ、マニア、
間に合ったァー! プシューゴトンゴトン!

……乗車後は死ぬほど疲れ果てて
ゼーハーゼーハー息切れしたいところを、
一般乗客を装うために全力で通常呼吸。無論無表情。
でも発汗してるしコート脱いじゃってるし
かくじつに疲弊がバレてるというか、
あるいは不審者扱いされてるかもしれない。
なるたけ駆け込み乗車にならないよう
改札までは急いで走る運動に全力費やした結果がコレだ。
この国ではがんばってはいけないのだ。


2008年11月19日(水) ジュブナイルが遠すぎる

朝に昔の同級生と会った。既婚。雌。
「アラー久しぶり! ちょっと聞いてよ昨日ねー」
と身振り手振り交えて井戸端会議のイントロけしかけてきたから
じゃ
の一言で切って去った。
それ以上おばちゃんと化した元同級生を見たくなかった。
どんなに見た目が若くても
「アラー久しぶり! ちょっと聞いてよ昨日ねー」
はアウトだ。おばちゃんだ。


2008年11月18日(火) ため息差別

僕は割と人からためいきを指摘される不名誉に与る機会が多い。
僕から言わせればそれだけ日常化したため息は
もはや平素の呼吸と変わらない。
というよりため息って差別されてる気がしてならない。
なんですか、大きく息を吸って
速く吐き出せばため息で遅く吐き出せば深呼吸ですか。
ため息の呼称を得た時点で
心労や憂愁、失望感など
心理状態が負に扱われる、その不当な判断がいやなのだ。
こっちはちょっと速い深呼吸してるだけにも関わらず
勝手に苦労人にされてしまうのが。
でも今後も誤解され続けていくのだろうな。
はぁ……。


2008年11月17日(月)

中目黒のフレンチで熊や鹿を食べたり
阿佐ヶ谷のステキ喫茶で美味ハヤシライスを食べたり
味覚満足な二日間だった。

もう、それだけ。
美食は好き。美食って全然笑えない領域なのが凄味だ。


2008年11月15日(土) ストリート男子

「歩きながら波動拳するんだよ」
って、あった!
その簡潔明瞭なコマンド説明! 流行語さながらに横行していた!
懐かしい!
いっさい根拠ないけど全国の男子に伝わる共通言語だよねコレ!
うおおおお テンションあがる
うおおおおおお……おお………


2008年11月12日(水) 戒厳令がラジオで流れてる アー

僕は2歳のころに顔面神経麻痺を患って
顔の左半分がヒクヒク痙攣したままだったらしいのだけど、
後遺症も残さず3歳になる前に完治した。
そんな体験を経て、これも怪我の功名というのか、
完治した以後も自らの意思で
顔の左半分だけをリアルに痙攣させる術を会得し、
長らくちょっとした芸にしていた。

先日友達にこれを見せたところ
「それって右でもできるの?」
と問われた。
できた。

つまるところ病から術を得たわけではなかったのだ。
勝手にドラマチックな会得談に仕立て上げていただけ。
20年に渡る壮大な勘違いだった。
天然で顔の半分を痙攣させられるってのも俄然きもちわるいし
いいこと何にもない。
あと耳も自力で動かせるけど
だからっていいこと何にもない。


2008年11月11日(火) 嗚呼 機械になつちゃひたいのに

携帯のiチャネルで
「23歳男性を車で連れ去る 東京」
というニュースが待ち受けに流れてきて
反射的に(俺ェ!?)と思った。

当方連れ去られてもいないし無事ここにいる。
少ないキーワードがたまたま自分を特定する条件に
該当しただけで早とちりもいいところだ。疲れてるのかな…。

/

頭は多少いかれてても
風邪は随分治ってきた。
健康サイコー。


2008年11月10日(月) これで浮世としばしのお別れさブギウギウィッキー

そして風邪に至った。

体調不良は自然治癒に任せます。キホン、自宅療養。
薬は体が弱くなる気がするから使いたくないし
とりあえず若いんだから寝とけば治るんだから
それでいいんだと思う。

病院に行くタイミングもわからない。
「エッ。キミこの程度で病院きちゃったの?」
という医師の顔を見てしまいそうで怖い。
こうした精神的負荷が更なる心身悪化への
悪循環を紡いでしまう懸念もある。

/

ホットミルク美味しい。
カップに牛乳そそいで電子レンジであっためて
砂糖溶かしただけ。
トーストも美味しい。
耳周りにマヨネーズで堤防つくって
生卵落としたパンを焼くだけ。アホみたいに美味しい。


2008年11月07日(金) ヘイ チャド 調子どう

風邪気味気味になった。
悪寒、鼻水、喉の痛みなどが
チョッピリ感じられる、ような気がする。
いや、症状によってはもはや
本格的な風邪気味の域に達してすらいる。
風邪気味気味だなんて曖昧な表現に逃げずとも
いっそ風邪気味と言い切ってしまえかねないほどだ。
あぁ怖い。風邪気味は気味はじめが肝心ってゆうからな。


2008年11月06日(木) マイ設定

「19歳の少年が世界で最もファンタスティックで長い名前に改名」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081105_the_most_fantastic_long_name_boy/

>スーパーマンよりも、スパイダーマンよりも、
>バットマンよりも、ウルバリンよりも、ハルクよりも、
>フラッシュよりも速い、キャプテン・ファンタスティック
「よりも速い」というのだけは面白いなあと思った。
ふつうだったら「よりも強い」にするもんな。
スパイダーマンとかそこまで速さをウリにしてるわけでもあるまいし。
なんで彼は速さにこだわったんだろう…。

昨晩寝る前この安っぽいニュースを見て
そんなこと考えてた、
ら、
今朝夢にでてきた。
実はこの少年は幼少期から足に障害を抱えていて、
十数年来まっとうに歩くことも叶わなかったのだが、
ある日TVで見たロードレースの試合に感興を覚えたのがきっかけで
自転車に乗る猛特訓を積むようになり
とうとう人並みに乗りこなせるようになった、
彼はハンデを抱えながらも大会を目指し
ライバルたちと切磋琢磨しながら努力を続けるのだが
無茶な練習がたたってとうとう足の病状は悪化し
自転車に乗るどころではない体になってしまった、
泣く泣く競技への道を諦めた彼はしかし
速さへの情熱は捨て去ることができず、
せめて名前だけでも…と今回の改名を実行する、
という、夢を見たのだ。なにそれ。


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