舌の色はピンク
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2008年08月13日(水) ジョンレノンは天国になどいない レコードの中だよ

寝言噛む人っているのかなぁ
もし自分が寝言噛んでしまって
しかも言い直したりして(寝言なのに)
それらの始終を人に聞かれることがあれば
じゅうぶん自害の事由に足りるなぁ
などと考えていた一日だった。


2008年08月12日(火) ヘイユー オリンピコー

オリンピックに興味ないなりに
やつらが金だの銀だのの賞牌の争奪戦に
日々いそしんでるサマを国民が注目してるぐらいは
ぎりぎり知っているけれど

なにぶんこの時期はキンとカネを混同しがちで困る。
ニュースの記事で
「金目当ての犯行」と書かれたら、
スポーツマンくずれのヘタレが
金メダル欲しさに何がしかの犯行に及んだかのごとき
架空の物語が脳内に瞬間再生されてしまい
うっかり楽しめてしまう。
でもこんな架空を娯楽にしてるなんて吹いたら
ふきんしん呼ばわりされてクレーム殺到して
ブログ炎上して吊るされて社会的にまっさつされちゃうかしら。
アラこわい!
元をたどればオリンピックこわい!
全然平和じゃない!


2008年08月11日(月) がんばれ自意識

普段パンツの後ろポケットに
財布やらシガレットケースやらを入れていて、
それを手に取るわけでもなく
衣服の上からまさぐる習慣があり、
しかしコレは人から見れば
ただケツかいてるようにしか思えないよなぁとハッとして
先輩に打ち明けた。

僕「いや、ホント、落としたりしてないかだけ
確認してるだけなんですけど、
やっぱ人から見れば
変態・ケツボリボリ男としてみなされるのかなって」
先輩A「そんなことないよ(笑) 誰も思わないよ」
僕「そうですかねー、自意識過剰なのかなあ」
先輩A「うんうん、自意識過剰だね」
僕「んー、まぁ、誰もそんな挙行いちいち見てないですよね」
先輩A「見てない見てない」
僕「ですね、見てやしないですよね」
先輩B「俺は見てるよ」
僕・A「!?」


2008年08月10日(日) タクジでムーゲー

週末は正気失うほどFF7やってた。
FF7と生命維持活動以外何もしなかった。

FF7をプレイするまでには結構苦労して、
うちにはハードとソフトはあったけど他の拡張機器がなく
つまりメモリーカードとコントローラーと
電源ケーブルと入出力ケーブルがなかったため
友人らの家々をまわりめぐり
それらのアイテムを入手する必要があった。
ゲームをプレイする前からすでに冒険は始まっていたのだ、と言える。

ていうかFF7やりすぎて完全にゲーム脳。
部屋でて街にくりだしたら通行人が全員敵に見えた。


2008年08月07日(木) ハイホー オリンピコー

オリンピックの楽しみ方がわからない(今もう始まってるのかすら知らない)。
誰がメダルを取ったって所詮他人だし
とんと興味ない。

じゃあ選手が他人じゃなかったらどうなるんだ、
身近な人や自分出れたら何か違うんか。
こんな暴論を採用するならば事情は変わってくる。
オリンピック出場選手に素人枠を加えるわけだ。
比較対象としてのド素人が競技に参加する演出により、
普段数値では実感しにくいプロスポーツ界の記録が相対的に引き立つ。
実況「さあ、素人枠から出場のA選手、
砲丸をしっかりと抱え、さあ、投げましたーッ!
記録は…!?
おーっと、なんと1mだーッ!
世界記録の23mには遠くおーよーばーばーいーッ!」
解説「このように」
っていう。

こんな茶番の角逐が中継された翌日なんかにゃあ
街を歩いても後ろ指の的だ。
通行人「ほら、あれが例の」
通行人「ああ、例の」
っていう。

僕みたいな素人がオリンピックに出場すると
こんな事態が起こるわけだ。
やっぱ嫌だな。


2008年08月06日(水) おーれはシャイアーン

今の職場は割とごちゃごちゃしてるため
注意力が三万はないとキカイや棚に足をぶつけたりする。

今日は僕の席の後ろで破壊音が轟いた。
こういうときゃあ気づかないフリをしてやるのがデリカシーだ。
自分仕事中はそういうアレなんで。と背中で語るに留まるのだ。
決して「大丈夫ですか?」などフォローにまわってはいけない。
また、気づかないフリしてる素振りを気づかれてはならぬ。
まっこと、心遣いとは難しい。

小中学校時代では
授業中少しでも具合悪い様子を呈すと
「平気? 保健室行く?」などと申す輩が多々いたものだけど
あれもイカンと思う。
「センセー! ○○くんが具合悪いみたいです!」
の告知にまで至るともはや外道の域で、
自分の弱った現況をむざむざ再確認させられる展開が
更なる哀愁を呼び起こし
その精神的疲労たるや
宇宙を超越した辛苦極まる荒行にまで昇華してしまう、無駄に。

だから僕の場合
目の前に困った人がいても助けないのは
いわゆる都会的な冷たさではなくて
逆に心情おもんぱかってるゆえだったりします。
でもシャイ系な人相手に限ります。
でも僕の周りにはシャイ系な人しかいません。

/

トリビアの泉って終わってたんだ!


2008年08月05日(火) 耳の裏

僕がこれまで一度たりとも
己の耳の裏を洗った覚えがない事実に気付いたのは
2008年8月4日午後2時頃の出来事だったから、
実に22年10ヶ月2週間
入浴回数にして8300余回
僕は耳の裏を洗う機会を逃し続けてきたことになる。

なんたる惨事だ!
ていうかもっと早く気付けよ!
まぁ……そうはいってもシャンプーのおこぼれやら
首洗いがかすってたりやらで
意識せずに少しは洗われてるのだろうけど…少しは…

しかし周囲の皆々様にアンケートすれば
今生は連日ゴシゴシ洗ってるという。
心機一転、僕もそれに倣いゴシゴシ洗うことにした。

ゴシ! ゴシ!

あぁ! うるせぇ!

洗うたびに耳殻が裏返って肌と擦れ合う音が
音源地と近すぎる鼓膜に響いてひたすらにうるせえ!
何コレ!
みんなこんなうるせえこと何千回何万回してきてんの!?
マジで!?
え、マジで!?


2008年08月03日(日) ある人は言う 根拠もなく生きてると

えー、男女4人で箱根に旅行を楽しんでまいりました。

箱根は侮れない場所で
間近で見れる花火大会も幻想的な灯篭流しも
無駄にツインルームが4つある8人部屋の格安コテージも
ロープウェイで登った霧がかる山頂の絶景も
いずれもが大アタリでして、
また行きは4人中カップル1組だったのが
帰りには2組になっていた怪奇現象なども
すこぶる若々しい思い出の日々だったんですけれども、

つくづく思ったものです。
僕には悲惨なくらい青春が似合わないのです。
それはもう
ま! ったく、似合わない! のです。
間違いなく楽しかったのに
精神的疲労が重くのしかかり
一人でFF7したい心持で旅行を終えました。
これ以上青春謳歌したら内部エラーが起こりかねません。

でも翌日としまえんでプールを逸楽しましたら
結局テンションあがって
あちこちケガしたくらいなので
結局まだまだ若さ保っていられそうな夏であります。
ガガガガガ ピー


2008年07月28日(月) 衝動

あああああああ

悪役、かつザコ的なキャラクターになって
ヒーローと戦う前夜なんかに
部下にぼそり
実はな、来週娘の誕生日なんだよ……
とかゆってみたりして
翌日の涙を誘いてえー!

それをヒーロー側に知られることなく
勧善懲悪の大義名分のもと
ボコボコに撃滅されて
あえなく死んで
その後父からのプレゼント一つと
父にまつわるウソ幾つかを
娘に届ける部下の心の中で生きていてえー!

あああああああー!


2008年07月27日(日) つまるところ、のろけ

浴衣着て隅田川花火大会行ったり
美味しい紅茶や洋食に幸福感満たされたり
勢いで東京タワー向かって夜景にうっとりしたり
デートづくしな週末だったんでありますが

最終的には
"カッコいい外人の名前"の話に
主役の座をもってかれたのだった。
とりわけ学者の名前には味がある人が多い。
ざっと有名どころを並べても
心理学者ならジークムント・フロイトやエーリッヒ・フロム、
数学者ならユークリッド(エウクレイデス)やエヴァリスト・ガロア、
ほか動物比較行動学者のローレンツや物理学者のキルヒホッフなど
魅力的なネーミングに事欠かないが
なんといっても哲学者はツワモノぞろいだ。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン、ルネ・デカルト、
ジャック=デリダ、イマヌエル・カント、ピコ=デラ=ミランドラ、
ライプニッツ、ヴァイユ、フィヒテ、ミシェル・フーコー、
フリードリヒ・ニーチェ、セーレン・キルケゴール……
枚挙にいとまがあろうはずもない。
あと文豪も魅力的だったりする。トルストイ、ゲーテ、ヘミングウェイ、ユーゴー……
なんというか、どれもとりあえず口に出したい語感が溢れていて、
言ったモン勝ちみたいなところある。
逆に誰か他人に使われた場合には
「ピコデラミランドラって言いたいだけじゃねーか!」
とゆー愉快なツッコミもできる。

こんな話を数時間も語り合える恋人をもって本当によかったと思った。


れどれ |MAIL