舌の色はピンク
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・「吼えろペン」が面白すぎてどうしよう。 炎尾先生かっこいいな。人間味あって。
・オレンジジュースはおいしい。
・夫って字は人の字を二重線で打ち消したみたいで 見てるとブルーな心持ちになることに気づいた。 人に非ず。 作字者は夫をなんだと思ってんだ。
・流れるプールに流されたい。 脱力感堪能しまくって胎児に戻りたい。
・夏は暑い。 炎尾先生も熱い。
・最近の口癖 「あっはっは。はっは」
・なんだかんだいって平和。
遊んだ……。 激動の2日間だった。 青春が疲れるタイプです。 ジェットコースターのスリルやテンションよりも 帰りの電車の侘しさや自失感が好き。 自己生産されるエネルギーをあまり外部に発散していると 栄養失調になって海馬が不機嫌になる。 でももっと器用にならないと。 あたまくるっちゃう。
さいきん部屋でひとり無意識的に奇声をあげることが度々あって、 これはよくない、 少なくとも己が意識する限りの統制下に置こうと 意識して奇声をあげるようにした。 研究の余地があって面白い。 インフルエンザウイルスの断末魔みたいな声がマイフェイバリットなのだけど 周囲からは不気味だ気持ち悪いと大不評。 ……ィー…ィイィィャャャャィィァァァ…
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奇声といえば うちの近所で深夜1時ごろよく気の狂った男が 奇声なのか怒号なのか よくわからない声を夜の街に響かせております。 「ダン! じゃけろっけいろう! ずぼどてかー!!! …っじゃねーヨーウブオル! ヴァー!」 こんな調子で3分くらい。 あぁはなりたくないと思った。
中学二年生の時分、 オーストラリアの中学生に英語で手紙を出すとゆう まさに異文化交流学習なイベントを教師が企てた。 男子が送った手紙の返事は女子から、 女子が送った手紙の返事は男子から来るらしい触れ込みに 我々思春期も満更ではなかった。
手紙を送って3週間もしたころ 心なしか浮き足立ってるクラスにはたして返事は来た。 あるクラスメイトは返事してくれた顔見えぬ女子に想いを馳せ、 あるクラスメイトは英語がわからないと笑っていた。 みんな楽しそうだった。 しかし僕に返事してくれた女の子の名前はアームストロングだった。
見聞浅い中学生にとってはアームストロングなんて言葉 腕力、剛腕と即イコールだった。 そこには青い瞳もブロンドの髪も繊細な肌もなかった。 ただただ腕太い14歳の女の子が僕の脳内にえがかれるばかりだった。 懸命に辞書を引いて書き記した英文も 教師から返事受け取った瞬間の高揚も 未来の文通を妄想していた自分自身も すべて星空の彼方へ消えていった。
いっそクラスメイトにも 見てくれよオレに返事くれた女の子アームストロングだぜっつって 笑いにできたらよかった、が僕にはできなかった。 (アームストロングはシャレにならない) (いじめられっ子になる) と思った。手紙は教室のゴミ箱に捨てた。
ことを思い出した。 思い出さなくてよかった。
2008年07月16日(水) |
そしてナイフを持って立ってた |
ザ・ブルーハーツのコピバンを恋人が期間限定で組んでて それのライブへ行った。 ボーカルが男性、ギターベースドラムが女性とゆう珍しい構成で ザ・ブルーハーレムというバンドなのだった。 うまいこといいやがる。紅一点の逆の意と思われる。
恋人のベース演奏姿はサマになっておりました。 しかしボーカルの九州男児よろしく汗似合う熱唱の前には ただただ全てが呑み込まれてしまうのだった。 かっちょよろしかった。
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ブランキージェットシティのプラネタリウムって曲、 とても好きで幾度となく聴いてるのだけど 演奏の合間にベンジーが ジェームス・ブラウン レツゴー! カモン とか叫んでるのに初めて気づいて とても意味不明でステキだと思った。
2008年07月14日(月) |
ライターの気持ちも考えろ |
蚊取り線香に裏切られた。 僕は蚊によく喰われるし線香の匂いも好きだ。 まさに百利あって一害なし、 そう思って揚々買ってきた蚊取り線香だった、なのに、Oh…
この蚊取り線香は火がすぐ消えてしまうのだ。 なにそれ! きみらは燃やされることを生きがいとしてるんじゃないの! しらけ世代。そうだ、しらけ世代だ。 熱くなって燃えることをしらん。 「自分そんなんじゃないんで」「干渉されず一人の時間大切にしたいんで」だ。 この蚊取り線香は。 ウーム 憎い。 何とか火あぶり灰ざらしの刑に処したい。
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人の顔についてほとんど盲の恋人と イケメンについて談義した。イケメンってなんだ。 イケメンって言葉はジャニーズには使われない。 ここに妙があるはずだ。 一考掘り下げてみようか知らん。
2008年07月13日(日) |
そんなに話題がないならアンタが作ればいいのさ |
「絡みづらい」だとか「扱いづらい」「めんどくさい」だとか、 話相手を敢えて敬遠する言葉によって 一つの着地点とする一種のツッコミみたいな手法あるけど、 あれってつくづく卑怯だ。 とりあえずそれ言っとけば60点とれるもの。何も頭使わなくても。 だいいち、自分に相手をうまく扱う、転がせるだけの手腕がないから 矮小なキャパシティがいっぱいいっぱいになってるだけなのに、 その情けなさにも気づかず責任転嫁をしてるように思えてしまう。 すぐ「絡みづらい」なんて言っちゃう人が まさに一番絡みづらいのだとも言いたくなる。
「気持ち悪い(きもい)」も似たところあって、 この一言でツッコミしておけばとりあえず及第点だし 言い放った側が絶対優位に立つから多分使いやすいのだろうけど そんなん完全に思考停止だし あたかも言葉を何も知らないみたいで ハッキリいってとことん軽蔑する。
あああ 止まらない 「なんかつまんないなー」とか いやさ「最近面白いことないなー」も侮蔑対象だ、 そりゃあなたが面白くしていこうとしてないからでしょ! なに、一切合財サービスの享受側っていうか! ああああ 「この後どうする?」も不快だ ああああああ 自分がどうしたいんだよ! それ全然ロックじゃねえから嫌いだよ!
…フー。 こんなんだからめんどくさい呼ばわりされるんだって、 そりゃ、わかってる、わかってるのだが……しかし……
いったいどうゆう経緯のもと運命の歯車が狂ったのか 我々の机上において新世紀のニュー・ヒーロー、 アンタンマンが誕生した。 なにしろボクの舌を食べなよとけしかけてくるから困る。 戸惑う相手には自慢のよくまわる舌で舌先三寸の二枚舌を披露、翻弄、 その見事な弁舌には誰も彼もが舌を巻く。 あまりに拒否すると必殺技であるところのアンタンチがさくれつする。 すなわち食べ物であるところのアンの舌を無理やりねじ込まれ しゃぶられ絡ませられねぶられる禁断のチッスだ。 最終回では舌癌で死ぬ。 さよならアンタンマン。
2008年07月11日(金) |
誰かにラブソング唄う気なんかさらさらないぜ |
なんか暑さにやられたのかボーッとしまくってて、 路傍に一時駐輪した自転車にさぁ乗ろうとして 財布から定期券を取り出してしまった。 それを錠に差し込もうとすらした。 10秒くらい あれ、あれー…うーん… なんて心の中で唸ってから ハゥア! って思った。 頭働かせてないと怖いなあ。だいぶギリギリだ。
谷崎潤一郎の「痴人の愛」がたいへん面白かった!
だけど注解が最悪だった。 平気でネタバレする注解ってなんなの。 ページめくるたびに米印はあって 計300を越える注解の中には 物語の理解の精度を高めるために 微に入り細を穿つ情報があるのだから 当然読者は一々チェックする、 そのなかに物語のネタバレ書いてあるってなんなの。
これはちょっと許せないと思った。 「痴人の愛」を読もうとする方は 新潮文庫で買うのだけは止めといた方がいいです。 こういう営業妨害みたいなの嫌なんですけど あまりにひどい。新潮文庫だけは絶対ダメです。
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