ヒルカニヤの虎



 You've seen it already, haven't you.

今週行くはずだった鹿児島取材が急遽中止になったせいで漫ろ神がつく。あああどこか知らないところへ行きたいいいい。この2ヵ月は近畿圏内ばかりで東京以外の地方取材がなかったのあああああ(泡)。これはもはや病気かもしれんね。この仕事を始めた当初はインタビューの緊張>旅の喜びだったのに、今や旅のことしか頭にない。猫と暮らし始めて1年、3日以上の長期旅行ができなくなってわりともう限界です。あと2ヵ月のしんぼうだ耐えろ私。

浜ちょんの誕生日前にはTwitterで盛り上がっておきながら、当日になって何も触れないmatsu_bouzuの照れはあいもかわらず愛であるなあ(詠嘆)

2013年05月11日(土)



 I can always predict the fortune cookies.

今月号のダ・ヴィンチは若林エッセイ特集。豪華!超豪華!すごく楽しみにしていたのですが、たしかに最初は胸熱で読んでいたのですが、途中からなんか痒くなってきておやおやおや?と。お笑い芸人なのにこんな感じで見せられちゃっていいの?と。芸人・お笑いに焦点化したエッセイじゃないからいいのかな。芸人としてはお笑いポポロの虎のかぶりものより恥ずかしい出方な気がするけどな…。いや違うな、これは私が芸人に求めない立ち位置なだけだ。
そんななか、山ちゃんと安島さんのダメだし対談は愛がありつつ持ち上げず、正鵠を射ておもしろかった。若林という人の物語性には絶対乗らない、さすがお笑い畑の人たち。若林は物語化しやすいからこそ危険と思うので、こういうあたたかくも乾いた目線で見てくれる同業者は得難いなあ。本当は、いっそ最後におぎやはぎ小木に切って捨ててほしかった。このお笑いナルシスト!(罵倒)

そういえば名越医師と若林の対談で所属意識の話が出てて、やっぱりよくわからんなと思う。なんか今女性手帳で一部の層が怒り爆発してるけど、これについてもちっともなんとも思わんのよな。。もともと女性という性に帰属意識が希薄で、というか何につけ自分は例外と思いがちなので、なんでそんなに脊髄反射で怒っているのか理解できない。AV廃止論を叫ぶフェミニストと同じくらい理解できない(昔ジェンダー論のゼミでうかつに「AVあったほうが世の中おもしろいじゃないですか」と発言して裏切り者呼ばわりされたことがあったな...)(AV好きな女の多様性は認めてくれないのかと小一時間※塙さんはAV新作チェックが10年来の趣味です)。
とまれ、知識を得るツールは多いほうがいいじゃないの。私が思春期のころにあっても別によかったと思う。自分の体のしくみを知っとくのは悪いことではないし、知ったうえで結婚する・しない、子あり・子なしを選択すればいいだけのこと。はじめからないよりは、あるものから選べるほうがいい。それで洗脳されないだけ賢明さをもつことのほうが大事。男性手帳もつくれ!って言ってる人がむしろ男女二元論だよな〜と思う。いっそ政府はカオスでエロスな「性の手帳」を作ればいいのに。

2013年05月10日(金)



 Brilliant! Yes!

どうでしょう祭りの日程発表!
いてもたってもいられず、とりあえず往復の航空チケットとホテルを押さえてみた次第です。3日通し券がとれれば一番いいのだけど、2005年の電話のつながらなさを思い出すと難しいだろうなあ。。まあ券なくても行きますけど。

GWは1年半ぶりに香川へ。目的はうどんと海。海際の畑に木のベンチを据えてぼーっと寝っ転がっていたため、日焼けした顔の皮が剥がれてきた。
メモ:亀城庵(志度店)開店すぐの冷ぶっかけは、うまい。

2013年05月09日(木)



 You risk your life to prove you're clever.

5月!
ホットカーペットをひっぺがし、ついでにその下に敷いてた猫用コルクマットもひっぺがし、床の大掃除&マット廃棄。ああすっきりした。あと2ヵ月ほどで引越すので少しずつ片付けていかねばならない。しかしフローリングがいたくお気に召さない猫があんぎゃあふんぎゃあと怒りわめいているのです。人の膝の上で何をえらそうに。廃棄予定だったラグを敷いてもいいが、何となくここで折れたくない。

2013年05月01日(水)



 I'm a high-functioning sociopath.

バカリズム・いとうせいこう・小林賢太郎の「ボクらの時代」。
いとうさんがみうらさんの話をしてくれてとてもうれしい。バカリズムもちょっとだけ元相方の話をしていたのに、現相方の片桐仁にもラーメンズにも一切触れなかった民放10年数ぶりの小林賢太郎はどうしようもないな...。しかしもはや芸人でなくコント師でなく劇作家/パフォーミング・アーティストとして立つのならば、相方というスタンスもとらないのかもしれない。ならもう知らんわという愛憎を抜けたやや珍しい気持ち。
翻って、きたろう−いとうせいこう−バカリズムの師弟関係は全員芸風が違っていいなと思います。いとうさんの全肯定の姿勢、おもしろかった。憑いてきた悪霊(犬)を共生の姿勢で飼い慣らし、今は忠犬に。素直にすごい。あと今でも若手に「スベれ!」と念じているバカリズムはまだまだ独走状態でおもしろいのだろうなと思う。そういうハングリーさが芸人に第一線を走らせるのだと思う。

2013年04月28日(日)
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