入院9日目。 どうしても朝から落ち着かない。だって、病院に家族が呼ばれちゃうってさ、何事って思うもの。でも、もし、家族がお見舞いに来ないんですと言ったら、わたしひとりでお話聞くことになったのかなぁ。 18時ごろという約束だったけど、先生が来ない。旦那と母親が来ちゃっているのに、どうしよう?と焦った。そのまま面会終了時間を迎えしてしまい、心配で看護師さんに訊いたら、緊急の患者さんが出ちゃったからちょっと待っててとのこと。う〜んっと、そういうときは、もうちょっと先に教えてもらえないかなぁ・・・と思うんだけど、病院だと仕方ないことなのかなぁ。 少しして、疲れきってるっぽい先生が登場した。隠し切れないほど疲れているのか?とびっくりしたけど・・・。そのまま、面談室に案内された。 検査したときの画像や数値をパソコンのディスプレイに写されて、色々説明してもらった。治療にガイドラインがあるんだって・・・・。そういうものなんだぁと驚いた。それで、問題のステロイドの副作用を色々並べ立てられて、不安倍増。旦那と親が交互に質問していたけど、わたしはその場で凍り付いていた。 今の状態は、楽ではない。この度々襲ってくる腹痛を抱えたまま、仕事できるかなぁ・・って。でも、だからってそんな副作用が色々出てくるのも嫌!わたしくらいの症状で落ち着いている人もいると言われ、さらに迷った。そっかぁ、今は辛いけどこの状態って慣れるのかなぁって。 その場では全然冷静になれず、「こんな状態で1時間の通勤とか、会議中とかどうしたらいいんですかぁ?」と先生に八つ当たりした。それに対して「周囲にちゃんと理解してもらわないと」と冷静に言い返してくる。余計腹立ってきて・・・・っ! 結局、旦那の判断で週末まで待って調子が戻らなければ来週からステロイド開始しましょうという結果になった。もう呆然だよ、わたしは。自分のことだけど、自分のことだと思いたくないもの!!
2005年07月28日(木) |
ステロイドってなに? |
入院8日目。 朝、先生から「ステロイド使おうか」と言われた。それなに?と訊いたら、「テレビでよく叩かれてるものだよ。いい薬なんだけど」と言われた。・・・怖い薬ってこと?もう少し訊いてみたら、なんだか色々副作用があるんだって。そういう決断をわたしがしないといけないの?家族にも説明するからということで、明後日の夜もう一度説明してもらうことになったけど・・・・。家族呼ぶって、そんな大変な病気なの、わたしって?難病認定されているよと何人からか言われていたけど、それってどんなの?普通に生きられないってこと?不安が募りすぎて、なんにも手が付かなくなってきた。 あ、点滴は今日で終了した。嬉しいはずなんだけど、なんだか不安が消えないよ。
入院7日目。 今日は、やっとシャワー浴びれたよ!点滴から外してもらって・・・・。新しい病院だからか、浴室がけっこうきれいでうれしかったぁ♪ 本当は、ゆっくり湯船にも浸かりたかったけど、途中でお腹痛くなったら嫌だから、さっと上がってきた。せっかく広いお風呂なのになぁ。 そして、嫌なことに点滴指しなおしが待っていた(ToT)。昨日の「血管細い」発言もあり、とっても怖かったけど・・・。案の定、1回目失敗。すっごい痛いし、青く跡ができちゃったよ。わたしが、「本読むときに邪魔にならないように」上のほうに刺して欲しいって言ったんだけどさ・・・。2回目でなんとか成功したけど、すぐ外れそうな場所だって言われてちょっと不安。ああ、でも、そろそろ点滴外してほしいなぁ。 お願いした診断書が届き、それを会社に発送した。病院の中の売店で郵便出せるんだね。 これで、7/21〜は有給休暇ではなくて、病気休暇にしてもらうことになった。主査に調べてもらったら、病気休暇が3ヶ月、病気休職が3年取れるんだって。でも、3ヶ月も入院はしたくないなぁ。
入院6日目。 いよいよ食事開始された。とりあえず嬉しい。だって、やっぱり食べない生活って気持ちが辛かったもの。だけど、嬉しいとはいっても久しぶりの食事は食べ方が判らないというか、まったく気持ちが向かなくて。必死に食べて、それだけで疲れてしまった。 で、あんまり朝ごはんを食べなかったら、「ちゃんと食べないと点滴外さないよ」と脅された(ToT)。ひ、ひどいっ!・・・いや、当然なんでしょうけど。食べた量も記録されていて、はぁ・・・・自分が管理されてるんだと痛感した。 日中、点滴を何種類かされてるんだけど、1度に2種類を落とされたときに腕が痛くなって、それ以来少しスピードを落としてもらっていた。だけど、今朝は流れが止まっちゃってたみたいで・・・・。病室に来た先生に「なんかこの点滴止まってない?」と言われ、スピードアップされて焦りまくった。や〜め〜て〜!痛いのぉ!!と訴えたら、わたしの血管をみて・・・「細いね、これじゃだめだよ」と言われた。え、だめってなぁにぃっ!!どうしたら太くなるんだろう? 会社との連絡は、メール&FAXということにした。 ・FAXは自宅で旦那が見て、わたしのところに持ってきてもらえるから1日遅れくらいで対応して構わないもの。 ・メールは、わたしが病院のパソコンでチェックするから半日遅れで構わないもの(ただし、体調崩れたりした場合に無反応になるというリスクあり)。 という約束をした。本当に不便だよ。携帯電話使える病院ってあるのかしらね。 てな感じで、今日も終了。少しだけ普通の生活に近づけたのかなぁ。でも、まだまだお腹痛いし・・・。明日は、今日より回復してくれないかなぁ。
入院5日目。 朝一番で会社に電話した。とりあえず、緊急の仕事だけを引き継ぎ、念のため午後また電話してと言われたよ。病院にいる身だと、「何かあったら連絡してください」と言えないのが辛い。 それで、午後電話したらやっぱり問題点があったらしく、電話を色んな人に回され、もっていたテレカ全部を使い果たしてしまった。この調子じゃ、この入院中にすさまじい通信費がかかりそうだよ。 体調は、少しだけ落ち着いたのかなぁという感じ。血が混じらなくなってきてて、そろそろ食事はじめてみようかとのこと。う〜ん、嬉しいような不安なようなフクザツな気持ち。だって、食べるのが怖いんだもの。でも、病院のものだから安全なのかなぁ。でも、はやくこの点滴を外して欲しいし、退院だってしたいし・・・。 ああ、まだまだ先が見えないよ。
入院4日目。 点滴につながれて、なにかやれるわけでもなくて、なんだか心も身体も苦しいよ。 唯一の楽しみはテレビだけど、これもお金かかっちゃうから控えめにしている。 ちょっとラッキーなのは、隣のベッドの人が音を出してテレビを観ているの。わたしは、その音を聴いて楽しんでいる。若い方らしく、観る番組の好みがわたしに似ているの。 明日から、また会社が始まる。電話したほうがいいかなぁ。テレカ買わなくちゃ。
入院3日目。 今朝、友だちと無事に連絡が取れて状況を伝えた。とりあえずよかった。 そしたら、その友だち+中学のクラスメイトが揃ってお見舞いにきた。この3人揃ったのは久しぶりだった。もしかして、わたしの結婚パーティ以来? 相変わらずのキャラグッズをもらって、少しだけ気持ちが晴れたかも。絶食中の身でお菓子の話をいっぱいされたのは辛かったけど。 そして、また眠れない夜。
入院2日目。 びっくりした親が飛んできた。いや、わたしのほうがびっくりしてるんだけど・・・。 うちの祖父母が従兄弟同士だと最近判明したらしい。それで濃い血が流れて、わたしと弟がアルビノになり、今回の病気もそのせいじゃないかと言う。今そんなこと言われてもさ・・・・。 とりあえず、パジャマ他日用品を親に調達してもらった。市内の大型スーパーの場所だけを伝えて。 あと、病院の先生から医療費が安くなるから書類を保健所からもらってきてと言われた。っていうか、保健所どこにあるんだ?これは、旦那に頼んだ。 会社のほうは、プチパニックに陥ったらしい。まさか、わたしが入院するなんて思わなかったみたいで。いや、だから、わたしが一番びっくりしてるんだって?! まだまだお腹痛いし、血が出るし、頭もぼんやりしているし、ちょくちょく寝ているよ。 それより、明日約束している友だちに連絡が取れない。何度も公衆電話から電話してるんだけど、出てくれないよ。きっと、着信が公衆だからだよね。病院って携帯電話使えないのめちゃ不便だよ!!
2005年07月21日(木) |
潰瘍性大腸炎?入院?なにそれぇっ!? |
深夜3時。突然真っ赤な血の海・・・・。もう何がなんだかわからなくなったよ。 近所のクリニックのおっちゃんに泣きついたら、手紙を持たされ即市立病院に行くように告げられた。だから、駆け込んだ。そしたら、入院になっちゃったよ。 もう訳わかんない、超苦しい検査はされるし、病院のベッドで冷たいし硬いし・・・。わたし、どうなっちゃうの?!
ほとんど起き上がれない。治るって言われたのに、これ以上仕事休む言い訳なんてないのに・・・。
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