「臨床瑣談 」 著者 中井 久夫 中井先生の文章に心安まる。 読者を見下すことなくおもねることなく とても平易な文章で具体的な対策を書いてくださっている。 先生の人間への信頼感」が行間に溢れている。 「院内感染対策」として、プロポリス、乳酸菌、漢方薬の利用を提案されている。 わたしは先生のこの文章を読んで以来、ある会社のプロポリスカプセルを常用している。 幼い頃から扁桃炎を繰り返し、最近では疲れるとヘルペス出てひどくなると膀胱炎になってしまっていた。 医者嫌いなので、通うのは時々の漢方医と歯医者ぐらい。 ある夜、疲労から膀胱炎気味となり発熱、手元にあったプロポリスのサンプルを「そういえば、中井先生も勧めて裸子たな…」と思い出し、試しに飲んでみると飲んだとたん「効いた…」と実感。 以来プロポリスは欠かさない。 これを叔父に送るとしよう。 中井先生の本も一緒に。
恐いくらいの晴天 恐いくらいの紺碧の空 骨身に凍みる寒風 先祖の墓 シャッターの下りた商店街 風にミックスされた懐かしい食べ物の香り 病気の叔父 あちこちのガン 黙って呼吸しているだけで心が揺れる。 わたしの未来はやはりここにはなかったのだな。 中途半端だった何かに折り合いがついた。 今、ここでわたしにできること それだけに集中しよう。
北に向かう新幹線 車窓から見える風景は進行方向左側の座席がよろしいようで。 蔵王の雄姿も左に現れる。 仙台を超えた辺りから 空は一変 東北の冬 重い鈍色の雲 細かな雨 ああ… わたしの町へ近づいている。 一年のうち 何ヶ月も鈍色の曇り空に閉じこめられた。 いまだに関東のすっからかんの冬の晴れた空に馴染めない。 と盛岡手前 急に雨雲が途絶えなんと大きな虹! 車内の人々の歓声 到着までにふたつの虹に迎えられた。 恩寵? 東京駅で一番人気と評判のイベリコ豚のランチ 海産物の本場へ行くんだから、海鮮弁当は避けてこれを乗車前にゲット えっと… お肉もごはんもおいしいんだけど、これって肉ばっかですよ… 今度はサラダも買うべし。 旅行中、このイベリコ豚の食べ過ぎに食傷気味となったわたしはあほです。
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