はぐれ雲日記
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夕方からしとしとと小雨が降り止まず、本日の第三食=おでん。 大根半本と、うでたまご6個はあらかじめたっぷりのお湯でコトコト煮こんでおく。 大根が柔らかくなる間、友人から借りてきた井原西鶴の”好色五人女”を読んだ。 ただし漫画。 約300年前に実際あった事件をベースにした恋愛悲話五つ。ちょっと面白い。
読んでるうち首をかしげる。物語には”好色”な女なんてひとりも出てこない。 お夏もお七もやたら純情なだけ。 ”好色”などとはとんでもない題名だ。 カンバンに偽りアリとはこのこと。 京都・暦屋おさんは今小町と歌われる美しい人妻。 手代と恋に落ちて・・・。 不器用で、潔くて、決して男好きなどでは無いおさんが山奥に隠れ住むが。 おっ、いいじゃん。いいじゃん。 わたしはおさんの生き方が好き。 不義密通は町内引きまわしの末、獄門さらし首。 ひどい話もあるもんだ・・・。 今そんなことしたら、日本中がさらし首だらけになってしまうにちがいない。
そろそろおでんが煮えたころあい。 良い匂い。。 こどもたちがおでんはおかずにならないよ。といつも騒ぐのを思い出し あわてて味噌にみじんネギ、かつおぶしとごま油を合わせて火にあぶり”焼きみそ”をこさえた。 さらし首、さらし首、日本中がさらし首。とつぶやきつつ大根にたっぷりの練りからしをつけて がぶりと噛みつく。 アチチッ!
10月31日はハロウイーン。 そして次男坊の誕生日。 なぜか、本人はこの日に生まれたことをとても気に入っているらしい。 この日、 かぼちゃのおばけ、かぼちゃのパイ、プリンを作ってやるともっと喜ぶ。 幼いころから長男はいちあんちゃん、 次男はにあんちゃん。と、呼びあっている。 今日は、サラサラと少しばかり雨が降ってみんなどこへも行かずに じっと家の中にいた。 あったかいものをと、ありあわせでこさえたなべやきうどんをつついていると電話のベル。 受話器の向こうからは寮暮らしの長男の元気な声。 にあんちゃんの誕生日には帰るからな。誕生日プレゼントは何がいい? と弾んだ声。 当人は「びっくりしたぁ。中学生になっちゃったたからもう、誰からもプレゼントを もらえないと思ってた!」おおはしゃぎ。
長男が独立してからは、次男はは自分がしっかりしなければ、一念発起したらしい。 わたしが仕事で留守のときは。 戸締り、消灯、ゴミ捨てなどチェック。 それまでの次男からは想像できない姿。かなり気を遣っていたのだろう。 たまに、いちあんちゃんが帰って来るとその晩は必ずぐっすりといびきをかいて寝る。少し心が痛む。 にあんちゃん。にあんちゃん。 三男の前ではかんろくでいばって見せてるが、長男の前ではいつも少し緊張している。
先日、学校のアンケートの”尊敬する人”に 母、兄。と書いてあったが・・・。素直でおだやかに育ってくれた。のはいいんだけどー。 勉強がダイキライなのが困ったもんだ。 担任教師からは、行ける高校がないと言われている。
今日の小江戸の天気。うららか・・・。ひねもすのたり。居眠りがでる。 江戸時代の江戸の人口は約130万。 これは当時のヨーロッパの大都市よりずっとずっと多かったそうな。 なんだ。なんだ。人が多いのはいまとあまりかわりないじゃん。 わたしの本籍は東京○○・・・一丁目一番地である。 埼玉では3丁目1番地。 そしていまの住所もわりあい覚えやすい。かなり気が動転しても意識がおぼろになっても、パッといえる。 いったん覚えればリズムがある。 ところがわが町もこの11月から、人口の増加に伴い住居表示が変わる。 ○丁目 ○○○番 ○○号 あちらのかどの自転車やさんからこちらの路地のご隠居さんまでみんなおんなじややこし表示。 パスポート、免許証、保険証、学校関係すべて連絡、変更せねば・・・。 なんと無粋な。。
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