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2011年04月03日(日)

また発熱中

「今日はジム行かないの」
と起こされる。土曜日の11時。爆睡中。

寝過ぎです。
木・金と具合悪いなぁと思いつつ、休めないなぁと出社。
やはり具合悪かったか。

そして日曜日。
朝から吐く。発熱中。

季節外れに寒いというのが理由その1。
そして何より気持ちから疲れている。

夢は記憶の断片をランダムに繋ぎ合わせて整理する脳の仕組みと言うけれど、
ここ数週間の夢。

ケータイが水没。
飛行機からお棺が降ろされる。

その他類似のもの多数。どれも碌なもんじゃない。

まぁ再構築というのは復旧の一手段であり、混沌より整理された方がいいから良いことではあろうが、うんざりはする。
NewsをOmitしても良いのだけれども、放射能が落ち着くまではそれも怖い。
現在進行形だからなぁ。
(っつか、東電で保養所の数十持ってるだろうに。なぜそこに避難者を入れないかね?)
文字を音楽を映像を視覚化すること、あるいは見たものを写真のように記憶するのは、
特技というかありがたい能力ではあるのだが、こういう時はきつい。


この間買った名越康文のキャラ分けを読むに、ロマンタイプとアクティブタイプのhalf&halfのように見える。
夢見がちと合理的に切り捨てる割り切り。
ガンダムで言うと、シャアとマチルダのhalf&half。

なぁんだ。敢えて読むほどでもなかった。
蠍と水瓶のhalr&half そのままやん。

情緒と合理性重視の2極で振り回されてる。疲れは何よりそれだ。

戦場カメラマン長倉洋海の本を読む。
Big Issueの発行人 佐野章二の本を読む。(これらは箱で人から貰った古本だ。貰わなければ読まない本を読むのもいい。)

『戦場で生き残るには、野生のカンも必要だ。だけどそれだけでは説明がつかない。
人の生き死には人知を超える何かがある。』との記載にうなづき。
Big Issueには、「あそーか。地震でも津波でもなく、仕事も家も失った人はいるのだ」と思う。

なので、寄付はとりあえずSTOP。
何か分配とかでもめそうだし。まだまだ集まるだろうし。会社でだって既に3000万集まったと報告があった。

私は、Big Issueをこれからも買いつづける、年2回やっていた育英会への寄付を1.5倍にする っつー、
ちょぼちょぼと細く長い支援を続けるよ。

あと、東北のものを買うよ。
遊びに行けるようになったら、親戚の家に行ってみよう。

裏山にMy神社があるそうなので、一応私の名前も入れてくれてるらしいので、行ってみよう。


2011年03月31日(木)

それでも日は回り、4月になる。

明日は4月だ。

細いカチューシャが欲しいんだけど。
平日はお店開いてないから買えないーっ。

週末はPeopleTreeでも行こうかな。

あ、そうだ。ごたごた有って書きそびれていたけれど、『テンペスト』が無事大千秋楽を迎えたことに拍手。
一番頷いた感想は以下。簡にして要。

仲間由紀恵は立派。山本耕史は達者。



2011年03月30日(水)

Dont't think.Feeeeeeel.

『「戦地」に生きる人々』by 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会を読む。

うーん。。。
「こんな時だから自粛」の"こんな時"ってどういう意味?と問いかけたくなるような。
世界のどこかでは常に"こんな時"なのだ。

10年以上毎日爆撃。
人口100万で20万ほど惨殺。
チベット、ビルマ、マーシャル諸島、ハイチ、チェチェン、レバノン、パレスチナ。

この本に書いてあったことではないが、コソボやイラクには放射性物質入りの爆弾落ちてる。
日本でホウレンソウ拒否しているどころじゃないだろうし。
インドでは綿花への農薬被害でガン患者が急増し、病院への列車が通称"ガン列車"というらしいが、
その綿花で作ったTシャツを着ているかもしれない。



ま、幸せになれる人から幸せになりましょう。
そして物心ともにおすそ分けできる余裕を。
他の方がどうかは知らぬが、骨身を削ることが出来ない煩悩まみれの私が出来るのは
おすそわけがせいぜいだ。


さて、これからどうなるかしら?

電力の問題から供給にキャップがかかるとなると、つまりインフレ?
ただでさえ、資源需要が高まっていたのだし、いよいよデフレ終了か?
西日本に人とモノがシフトするきっかけにはなりそうだし、となると日本海&東シナ海を内海とするような、アジア経済圏の勃興か?
これ以上国債増発したらいくらなんでも刷けないでしょう。
オペレーション トモダチとか言ってやけにアメリカがすり寄ってくるのは、復興費として日本が保有しているアメリカ国債を売るのを牽制しているのか?
日本でヘリから食べ物を配り、リビアでは爆弾を落とす。配属先によってここまでやることが違うとは。
イスラエルの医療チーム。実は原発汚染の調査が目的なんじゃないの?

とかね。

まぁ出来るだけフラットにいよう。下手に考えてもわからん。
と思う時にいつも思い浮かべる言葉がある。
ブルース・リーの、いや正確には、関根勤がモノマネするブルース・リーの台詞。

Dont't think.Feeeeeeel.


2011年03月29日(火)

あ、書けた。

ここ2日間。enpitu日記がサーバーエラーで書けず。

ケータイからupは出来たみたいで人の新着日記を見てみたら、
「管理人さん サーバーエラー気付いていないんじゃないかなぁ」
「管理人さん岩手だから、何かあった?」
「いや、内陸だから大丈夫のはず。でも親戚が被災したとか何かあったのかも」
とか、まったりした文章が並んでいた。

ま、そのうち復旧するでしょ。的な。
今どきenpitu日記選ぶ人って、ねじが一本緩いのかもしれん。


さて、以下は日曜日の日記。
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311.その時どうした?!

という話を。また聞きなし。直聞き限定で。
2週間も経つと、東京は基本お笑いベース。

・その時、渋谷で。
見上げた30階建てのホテルがゆらゆら揺れていて怖かった。

・その時、秋葉原で。
エンピツビル同士が揺れてごつんごつんあたっていて、そっちの方が見てて怖い。(張り合ってどうする)

・その時、ダンススタジオで。
レッスンも終盤。ラテンでガンガン踊っていたので誰も気付かず。
「スピーカーが揺れていたけど、古い建物だからなぁと思っていた。」
「揺れた感じはあったけど、めまいかと思った。」

・その時、青山の美容院で。
地下だったので、揺れてるのはわかったけど、大したこと無かった。普通にカットを続けた。

・その時、新宿で。
事務所に帰って部屋の入り口付近で地震。
入口まで辿り着いて、部屋を見たら誰もいない。
皆机の下にもぐっていた。

・その時、渋谷で。
建物から皆慌てて飛び出したが、人はそういう時、何かを握るものらしい。
外に出て落ち着いて見返したら、ペットボトルを握る人あり、ケータイと間違えてリモコン握る人あり。

一番受けたのは。
・その時、7階の健康ランドのお風呂で。
湯船が軽く津波。洗い場にざばんざばんと波はかかるし。
立つと危ないし、裸だし。
しかたないから、なすすべなく皆で波に洗われていた。洗濯機にいるようだった。


追加:番外編
・その時、浜松町で。
地震?電車が動かない?計画停電?スーパーでコメが買えない?放射能?
関係無いですよ。どうせ家帰れないもの。けっ。(← 修羅場でずっと家に帰れない)

番外編その2
・エレベーターで乗りあわせたわんこ
「この子、あれ以来地震が怖くて余震の度にぷるぷるふるえちゃうのよー」



話は変わるが。
『わが家の歴史』は、結局途中で計画停電が見事にかかり、録画も出来ず。
まぁ、そう言うもんですわ。
2週間で3回の停電。
その度に商店も工場も全部営業停止。
透析やっている人も計画停電に時間を合わせるため、通常の6割の時間でしかやってもらえず、具合が悪いと言っていた。

こんなことを続けていると、
家はまぁ不自由不愉快くらいだが、自営業や時給で働いている人は干上がるぞ。
23区のほとんどが対象外なのがむかつく。対象地域入れてもうちょっと間隔あけられないものか。


あと何だか息苦しい。
何かと不便も多いのはさておき、あらゆる振る舞いへの非難がうざい。

"ちょっとくらいの停電がなんだ。"
"老人のくせに水買うな" みたいなことを作家やら映像作家やらが言う。

ちょっとくらいって。
自営業とか倒産の危機ですし。
保育園も休業すると働けないから、これまた解雇の危機だし。
地震体験を書けば金になる人にあれこれ言われる筋合いないと思いますが。


"老人のくせに水買うな" って。
自分のためって決め付けるな。
子供抱えて水持てないでしょうが。親戚・知り合い総出で一人の子のために水集めますよ。
私だって、三田で水あったってメールしたもの。
周りの人が駆け回って集めてくれたおかげでしばらくは足りてるからいいって言われたけど、
もし欲しいと言われたら、仕事帰りに水2キロ抱える気だったよ。

子供抱いて並んでいると、後ろの人が「うちの猫のために」って言ってて、けっちゃおうかと思ったとの話も聞いた。

でも、考えてみれば、猫が唯一の家族なのかも知れず。
それをくだらんと非難する社会は生きづらい。

あ、猫で思い出したけど。
停電で熱帯魚とか大丈夫かしら。
生瀬勝久がサンゴ飼ってるって言っていて、まぁ彼は23区だろうけれど、でも計画停電対象地域にもサンゴ飼ってる人はいるかもしれない。

慈しんできた熱帯魚もサンゴも、決して人に"ちょっとくらい"と言われるものではない。
それを言っていいのは自分だけ。


戦時中は「戦場の兵隊さんを思え!」って、あれするな。これするなって言われてきたんだろうな。
人と比べるなっていうくせに。
あの人が持ってるバッグ私も欲しいとか言うと、「人は人っ!」とか言うくせに。

下と比べるのはいいのか。
ご都合主義だなぁ。


2011年03月21日(月)

3連休でした

色々雑多に。

まずは、買いだめするな!と言われてもの話。
節電のため平日にスーパーが18時に閉まる。
家族皆日中働いていたら、一人暮らしだったら、買い物は不可能。
あまり働かない私で帰宅は早くて9時代。もちろん出社時の朝7時に店は開店前。
周りのちゃんと働く人は10時11時は普通。
5時退社だったとしても通勤1時間なぞざらで、日中働いていて18時閉店で買い物が出来る人。
身近で誰一人思い当たらない。

週末に一週間分まとめ買いする以外にどうしろと?

うちは平日買ってくれる人がいたから良かったけどさ。
買い物のために半休した人もいたよ。
でもそうそう休めない。必然的にまとめ買い。
妙に視線が痛かったりもするそうだが、自分&家族の一週間分の食料買うののどこが悪い?
だったら、電力ピークの夜9時以降にまた店開けてよ。
そうしたら毎日ちょっとずつ買えるから。

第一、「スーパーの棚がからっぽです!」とかテレビでレポートやる前はそんなに品薄じゃなかった気が。
火をつけておいて批難とは、腹立たしい。


くさくさしたので、土曜日は青山、日曜日はシモキタに。
思ったより人出多し。表参道は人で路面が見えない。シモキタも同じく。
地元のデパートも化粧品カウンタとかに普段より人がいる。
いい加減疲れたらしい。
ぐちを「いやいや現地の方の御苦労を思えば」と封じ込めてしまい口に出せない分、さらに疲れたよ。

予想以上に賑やかだった。
美容院は希望時間に予約が取れなかった。
良いことだ。
気分転換にもなるし、消費も回る。

断水の家からお風呂セットを持って出社する人もいる。
真っ暗の停電の街を車に轢かれないように怖々と帰る人もいる。
精神的に不安定な子供を宥めつつ、保育所に預ける人もいる。
不測の停電に備えのサーバーのお守りをする人もいる。
放射能漏れは予断を許さず、交通手段は安定せず。

そんな中、帰国した人や来れない人の分もカバーしつつ日常業務をしている。
ヨガでは良く言う。
「まわりと比べない。」「自分の内側を観察し、ゆったりと心と体と魂を一つにすること」
生活することもそれで良いのではなかろうか。

出来る限りの普通の日々を過ごしている。だれも褒めてくれないけど。
自分で自分を褒めるし、回りの人をも私は褒めたいよ。

美容院でもお食事の場でもでも、あちこちで皆大なり小なりドラマを抱えていた。
液晶テレビが倒れて逝ったとか、茨城から家に帰るまでに一泊二日とか、仙台の親戚と連絡がつくまで三日とか。

うちも、仙台市と白石市と石巻市とに連絡がつくまでにほぼ一週間かかった。
予定していた叔母の納骨は延期で予定も立たない。
月曜日は雨だったものあって、何かもう動けなくて、ずっとベッドで引きこもり。自分で自分をめい一杯甘やかす。
皆自分の感情を自分で面倒見ながら日々を送ってる。

誰もいいって言ってくれないかもしれないけど。自分が自分にいいって言う。
今週も4日間フルスロットルで働ける準備が出来たから。

国を離れられる人は離れる。
西に抜け出せる人は抜け出す。それはいいこと。と思う。
その分食べ物も電気もここに留まらざるを得ない人に残せるもの。

電車の照明も消えた。
構内も大分暗くなった。
美容院もカフェも照明を落としている。どれも不足なし。
石油が出るわけでもない資源貧国なのだから、ずっとこれでいいのに。

一極集中もこれを契機に止まるといいな。
江戸時代の藩みたいに、地域地域に独自の文化があるような。
そして東京がもっと空くといいな。

石原都知事の天罰発言には非難ごうごうではあったが、「言い方は悪いが全てが誤りとも思えない」という意見は多い。
少なくともこのままの暮らしを続けていくのはどうだろう?
電力を使いまくり・一極集中を加速させ・夜夜中まで生産し・消費しという暮らし方はもう止めようか という、
警鐘ではあるように思う。

誰もが満足できる復興なぞはないだろうが。
下手うたないレベルで何とかなると良いのだが。どうなんだろう?
岩手と言えばオザワイチロウだが、これは幸なのか?凶なのか?
不自然なほどその関係性が動向が伏せられているのが気になる。

そして、確か国会議員でカジュアルな格好はいかん!と真夏でもスーツ必須!と叫んでいた議員いたよなぁ。
着たければ勝手に着ていただきたいが、今年は冷房はほぼなしと見た。
この分だと関東にクーラー分の電力はないはず。(いや、日本の復興は早いから油断できないか・・・)
どだい、真夏に上着を持って歩かないと寒くていられないという社会が変なんだよ。


alain

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