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2009年09月18日(金)
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母性の皮をまとった父性
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先日、StackしたProjectに関わることになった。 Stackの原因はProjectManagerと現場の意思疎通が出来ていなかったため。
立ち振る舞いが難しい。
まず、ProjectManagerがいる以上、私から指示は出してはいかん。 また、成果物の製造責任や権利関係については契約条項がない。 そのためブツを残すと万が一の時の火種になるのでそれはやってはいかん。 でも、Stack状態は解消したい。 加えて、MotivationUPのため、現場とプロマネの両方の不満もこの際吐き出してすっきりしてもらう必要がある。 要するにちょっとした心のケアも必要。
つまり、LeaderShipは取らないが、Initiativeは取る。 基本的に聞き役だが、有効性のあるアドバイスをして作業の道筋はつける。
難しい。
具体的なTODOはまだいい。 迷ったのはキャラの作り方。 どんな顔でどんな声でどんな姿勢でどんな早さで話すかということ。
(私はこのTaskは自分のキャパを超えていると思った時、誰かになってことを済ます。 例えばプレゼンとか。自分より人になって話したほうが楽だから。)
イメージは、一度丸ごと全部受け入れて、やわらかくかつ論理的なOUTPUTを出す人。 誰で行くか?と考えて、結局出てこなかった。
プレゼン講習の時は、Trialの課題に合わせて、松下ゆきとか深津絵里とか観月ありさ・・・とか適当に選んでいたのだが、今回のような"包容力&論理性。で前に出ない指導力"のRoleModelが思い当たらない。
考えた。 言わずもがなだが、以下、人物名は、もちろんその人そのもののキャラではなく、役もしくは芸能人として露出する用に作ったイメージに対するもの。
篠原涼子?先陣型であって、導く・・・という感じがしない。 松下ゆきとか深津絵里とか観月ありさ いずれも同じ。
もう少し年齢層あげて見るか。 黒木瞳?人の話を聞かないでしょう。 高畑あつこ?論理的な結論が期待出来ない。 もたいまさこ?耳は貸してくれそう。でも伝わってるかどうか不安。 戸田恵子?先頭で旗ふるには使えるキャラだが今回は無用。
ヅカ出身でまやみきとかあまみんとか? やっぱり先頭を走ってくイメージ。LeaderShipは取っちゃだめなんだ、今回は。
鈴木きょうかは癒し系だけど包み込むというより寂しそうだし、桃井さんは人のことに関心なさそう。 松雪やすこも中谷美紀も我が道邁進してて話しかける余地はない。 常盤貴子は励ましてはくれそうだし、頼りがいはあるが、背中叩かれて終わりという気がする。
ぐっと上がって八千草薫?受け入れてはくれるが、繰り返すがそれとなく仕切りたいのよ。
と考えて気づいた。 先頭を走ってく「あたしの背中を見ろ!」タイプのリーダーキャラはいる。 が、一度おおらかに受け入れて、癒して、知恵を与えて、「大丈夫!いけるから!」とそっと背中を押してくれる。 あったかい裏番タイプの女性ROLE MODELって日本ではまだメジャーじゃないんだー。
じゃあ、男性ではどうだろう? 佐藤浩市?自我が強すぎる。 中井貴一?頼りがいにかける。 堤真一?自己愛が強すぎる。 寺尾聡?まぁわかる。が、自分が演じるには枯れすぎてて不自然。 渡辺謙?そんなに熱量ないから無理。 武田鉄矢?石坂浩二?説教もうんちくも無用。 大杉漣?悪くはない。独特の臭みはあるが。 イチロー?いやいや。だからあったかく受け入れるのが基本姿勢なんだってば。
組!で考えてみると 慎吾ちゃんは自閉してるし、総司は天才だから論外。 ぐっさんは身内以外に興味ないし、コバさんではInitiativeが弱い。 へーすけは将来的にはいい線行く可能性を秘めているが、まだ重みがない。 オダギリには論理的説得力に欠け、太郎くんは押し引きのタイミングと加減調節に難がある。 堺雅人だと自分ループに入りそう。 と考えると、山本耕史さん。案外いけそうなことに驚く。
要するに。 今回求めているキャラって、父性を内包した母性なんだ。 と、考えると、ちょいとショックでもある。 そうか・・・自分母性に惹かれていたか。
と、そこらへんまで考えて、当日は終了。 一応キャラは山本さんと置いたが、"簡潔かつ明晰な説明力"という点でいま一つ乗り切れず、消化不良であった。
他に無いか・・・と考え続けた。
思い浮かんだのは、まず、スズカツの演出。 基本"愛情を持ってを見てる。それだけ"と漏れ聞くが、今回自分が似たような場に置かれて、初めて、いかに見守ることが大変かを知った。 身を乗り出して、手ずから作りこんだほうがどれだけ楽か。
基本、ALL許容で受け入れつつ、が、そのうちでしっかり観察し、流れにひずみが出来ていたら、気づかなければならない。 かつ、それを矯正するのではなく、自然によどみが取れるように誘導しなければならない。 改めてじっくり考えると、スズカツはかなり忍耐力とスキルのいることをやっていたのだと感心した。 今更だが。演出過程に思いをはせながら、もう一度『ドリアン・グレイの肖像』見たいな。
ROLEMODELに話を戻す。 次に思い浮かんだのは、イタリアのマダム。中でもミラノの(注:行ったことありません。あくまでイメージよイメージ) 太陽のような明るさとマンマの大らかさを持ち、かつ、シャープな知性がある。みたいな。 で、じゃあ漠然としているが、今後は"ミラノマダム"で行くしかないか・・・と思っていたところ、この人だ!と思う人を見つけた。
自分でも意外なことに。それは古田新太。
包容力、観察眼、論理性、言語力、存在感、全てOK。
そうか、イケ麺で伊達にオカマ社長やってるわけじゃない。 確かに彼は母性の皮をまとった父性なんだ。
よし、このTaskでは古田新太キャラでいくぞっ!ってまじ?
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2009年09月16日(水)
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『文』 by 堺雅人さん
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よく言えばサービス精神旺盛、常にパワー全開。 悪く取ると、余白の無さ。
これが私の思う西の文化のイメージ。(のうちの1つ) 舞台ワークで言うとこの前書いた綾戸智恵とかコロッケとか。 感心はするし、楽しくないわけでないが、全力過ぎて見てて疲れる。
堺雅人さんには今まで九州を感じたことは無かったが、 この度エッセイ集『文』を読んで、おお堺さんもやはり九州人だったか!と認識を新たにした。
思わず魍魎のハコ(by京極夏彦)を連想してしまったよ。 要するにみっしり。
まるで隙間がない。 連載の時は雑誌の1ページだもんで気がつかなかったが、こうして本にまとまると、その密度の濃さがあらわに出る。 本の形の容器に比重の重い水銀がずっしり詰まった感じ。
小さいのに重い。 短文なのに読後に疲労感が残る。
面白いんだけどね。
他の感想としては。 すごく朗読したくなる。 他の人の本でそんなこと思ったこと無かったのに。
まさに、「声に出して読みたい日本語」 きっと推敲の最終段階で堺さんの脳内で堺さんの音声で一度読み上げられてるんじゃないかな。
声に出して読んでみた。 非常に歯切れが良くて、音としての通りが気持ちよい。 かつ、息継ぎのタイミングが絶妙。 そして、頭にちっちゃな堺さんの絵がちらちら浮かぶ。 もちろん、シーンは舞台の上。本(見た目台本)を片手にあちこち動きながら朗読中。
さすが舞台役者っ!と思ったものでした。
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2009年09月15日(火)
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12年に一度の耕耘機
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一般にその人の太陽星座に木星が入ると幸運な一年です、とも言われている。 今年は木星が水瓶座にある。水瓶座は12年に一度の幸運期じゃん!
が、石井ゆかりさんに言わせれば幸運期というより「耕耘機」。 口を開けてりゃ棚ボタな年ではなく、言わば・・・
『その人という畑が勢い良く耕され、隠れていた可能性が全て掘り起こされます。 土に空気が入り、肥やしを入れ、新しい種が撒かれます。 その年が幸運なのではなく、その先12年の幸運をスタートさせる年なのです。 ですから、その年自体は嵐のような一年と感じられることの方が多いのです。』
だそうだ。
何か判る気がする。残り3ヶ月になって、確かにそうだったと思ってる。 新しい種は"俯瞰視点"。
振り返れば、まず年明け2月。 ロルフィングのセッションで四方からの立ち姿(しかもセパレーツ水着だ!)を取られ、 (つか、取っていただき?)自分の姿勢の余りの不自然さに愕然とする。
8月。おれってアスペルガー?と気づく。
時を同じくして、プレゼン講習。自分の話姿や声をビデオで見る、及び、他者から感想を貰う機会を得る。 顔の動きが歪んでる!ことにも、そうかもとは思ってはいたが、今回歴然と突きつけられた。
今年も含めたここ何年かの経過が浮かぶ。 そうか、総ざらえなんだね。終わりであり、始まりだ。
道程を思い出した順に。 1999年。WEBにあれこれ吐き出し始めた年。 次に2002年秋。 嵐のような片付け衝動に翻弄されて、手荷物の全てを総ざらえし、食生活を見直し。 我流ではあるが体の建て直しを始める。 2005年 お引越し。 2006年 フィットネスクラブに入り、体と意を結ぶパスを通し始める。
要するに、最初はゴミだし。 気持ちのたな卸しと整理整頓。それが済んだら物理的な整理。
次に建て直し。 自分で自分チェック(2002〜2006)→他人が自分チェック(2006〜2009)→自分が他人目線で自分チェック(2009〜) とSTEPを踏んでいる。 最初っから"自分が他人目線で自分チェック"はムリだし、いきなり"他人が自分チェック"だと、自分はまず歯向かって言うこと聞かなかっただろう。
旨いこと工程作ったなぁと関心仕切り。
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2009年09月13日(日)
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2009Hedwig
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"そう、まさにヘドウィグはあなたなのです" 2009Hedwigのコピー。
自分には「ヘドウィグはあなたなのです」より「ドリアンはあなたなのです」の方がしっくりくる。
"ヘドウィグはあなたなのです" "そういうところが 無い とも言い切れない"
"ドリアンはあなたなのです" "表に出さないようにして来たのに、なんでばれちゃったんだろう・・・"
"バジルはあなたなのです" "・・・"(落ち込む)
"シビルはあなたなのです" 可能性として皆無だが、万が一言われたら新鮮。
"ヘンリーはあなたなのです" "だろうね"(お前の言うことは普通すぎてつまらんよ)
Hedwigのチケットは無事確保。 12月までは生きてないと。
ドリアンは無事終了とのこと。 良かった。
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2009年09月11日(金)
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スイートJAM MAGIC! そして 顔筋ストレッチに励む
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JAMを見るとおおよそ何の期待もしていなかった人、もしくは、むしろ好きではない人に ほぼ落ちてしまう。
コロッケ。むしろ嫌いでした。 私はニュースも含めほぼTVは見ない。 世間の様子伺いに時折スイッチを入れて、秒単位でチャンネル切り替えて、ま、そんな感じかと切ることがほとんど。
そんなザッピング視聴での印象は、 "勢いTOO MUCHなカリカチュアライズで押し切る"人。 わかりやすいのかも知れんがやりすぎと。
食わず嫌いというか。 何かをジャッジするのに門前でというのは、いかんなと思った。 怖がりなもんで、異物は受け入れるのを避けてしまう。
大丈夫だから。 これからはちゃんと一度飲み込んでから、嫌いなら嫌いとジャッジしようと、改めて思った。
予想を超える研究肌と、"失礼なんです"と言い切りつつやり切る腹の据わりっぷりに惚れた。
TOO MUCHとの印象には変わりないが。 綾戸知恵と同類というか。隙間があるのが申し訳なく、どこもかしこもぱつぱつに サービスを詰め込んでる感じ。好みの問題だが、疲れてしまうのだ。 それは文化圏の違いというものかもしれん。コロッケは西の人、しかも九州の人だ。 白熊にパンダの色合いを期待してもそれは求める側が間違ってる。
さすがに舞台は見に行こうとまでは思わない。が、あのダンサーとのコラボには興味はある。
後、アスリートな顔の筋肉に驚き。 柔らかく、かつ、自由自在でパワフル。
かく、ありたい。とは思わん。 オリンピックの選手の身体を求めるくらい非現実的。 でも、方向性としてはそっちだ。
芸能人が若い理由の一つが、きちんと顔の筋肉を使えてるからではないかと思う。 この間のプレゼン講習で、自分が話しているビデオをを見て、気になった最大のこと。
顔の右側の動きが悪い。 (気になって、講習の後半ずっと右半分をマッサージしていた。← 講習の目的を誤ってる) 左側の筋肉を使って引っ張るように動かしている印象。 このままいったら、麻生太郎の歳には麻生になっちまうぞ!と冷や汗がどっと出た。
改めて考えると、麻生とまでは行かなくとも、顔の動きが非対称な一般人はいなくはない。 が、顔が非対称に動く芸能人はいない。そっか。ちゃんと矯正しているんだ。と思った。
そして、はい。お決まりの手順。 現象の観察⇒原因の仮定⇒対応の開始。
顔の右側を触ってみる。外側から内側から。 動きが鈍い。明らかに。 しかも固い!ほほの肉が分厚い! 筋肉名は全然わからないけれど、明らかに使っていないパスがある! 要するに。顔が凝ってるのか・・・。
お尻が凝っている自覚症状も無かったが、顔はさらに無かったよ。
さて対応開始。 揉み解し。 ただし顔の筋肉は骨とつながっていないので、あんまり乱暴にかつ熱心にやると。 筋肉の結合自体を崩してしまう危険がある。そのためやんわりと。
顔の筋肉を意識して使い、動かし。
そうこうして一週間。 顔の筋肉が筋肉痛・・・・(だから、無駄なところだけ努力家)
身体が地続きなのも再発見。 顔の筋肉を動かすと胸モトまで動く。っつーことは顔の運動するとデコルテの運動にまでなる。
それに左右均等の顔の方が感じいいもんね。
それにしてもなぜ右側が動かないんだ? 右側って左脳だよね?使ってないのか?
alain
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