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2009年02月08日(日)
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『RESCUE』とか
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『RESCUE』を録画し、ストレッチしながら視聴。 (山本さんが出ると聞いたので、念のため撮っておいたのだ)
1話と同じシーン。 出番は少なかったけれど、撮影大変そうだったけど、印象に残る役で良かったねと思う。
何話かぶりに見ての感想。 ・古臭い画面とベタな怒鳴りあいを全うしていて、作り手の目指すものがぶれていない。 それが故にわりと作品として完結している。 ・始まる前に主役は"身体が残念なジャ○ーズ"で助演一番手が"顔が残念なジャ○ーズ"と聞いていたが、 実際見ての感想は"不憫なほど一生懸命なジャ○ーズ"と"声が良く顔だって結構かわいいじゃんじゃがいもみたいでジャ○ーズ"に変更。 選抜エリート組SRという設定がどーにもなぁと思うが、ひよわ君ががんばる姿がKIDS層には共感を呼ぶかもしれず、時間帯から見てその層を狙ってのキャスティングとしては良かったのかもしれない。 ・ジャ○ーズはいつからイケメン担当じゃなくなったんだろう? ・山田優の弟はいくらなんでも。 見た目もそう良く思えない上に、姉が上手く見えるほどの演技力。凄いなぁと久しぶりに見たこういうのと感心。
後は、ブログに悪意のコメントをしたとかで逮捕という話。 うーん・・・。いやな話。
憂さ晴らしや独りよがりの正義感による言葉の暴力が、 自分が姿を隠しておけるというネット環境で肥大化し蔓延していることは肯定はしないし。
殺すとか死ねとかを人のとことか掲示板とかに書こうとは思わないし、 書いている人に近づきたくもないし。
被害にあったら、すごく怖いだろうし、実際被害届を出した人は内容はよくニュース見てないから (新聞もテレビも雰囲気悪いのであんまり真剣に見ない)わからないが、きっとすごく不愉快であっただろうし、 おそらく恐怖ですらあったであろうことは推測に難くない。
だったらどーすれば良かったのかと聞かれると言葉に詰まるが、やっぱり逮捕って嫌な感じ。 あと、その報道も、ネットって中傷とか根拠の無い噂の垂れ流しが渦巻いてて嫌なとこですね〜みたいな、 論調で、それも感じ悪かった。
じゃあ、大手メディアは正義なのか?! 持ち上げておいてバッシングという、昨年だっけ?亀田兄弟に対する報道なんて、 そりゃ死ねとかそういう単語は使ってないけどさ、数十時間の放送時間の中で口々に10代を叩くって、 それは問題ないんでしょうか?
スポンサーが広告止めると言えば作れない、KIOSKで売れないからJRを批判する記事は書けない、 そんな既存のメディアは正義かよ?
すっきりしねーなという感じ。 っつーか、なんたらいうタレントの悪い噂ってそんなに流布していたっけ? 少なくとも亀田叩きよりずっと地味な存在だったような・・・・。 (自分全く知りませんでした。)
まぁ、被害を受けてる本人には世間的に大きい小さい関係ないからな。 でもでも、やっぱり国家権力を介在させたって、何か小さなひっかかりはある。
色々考えてのことなのか考えてないのか経緯はしらんが、でも、 加害者も含めて、こういうことに国家権力を入り込ませたことに対して、「あんまり口実与えないでほしいな」 という思いはある。
前に裁判官がさぁ、建築中のどっかの敷地に入ったとかで、逮捕されたことあったよね。 記憶が曖昧だけれど、確か国家賠償系?都合の悪い判決を出しそうと言われていた人。 何の気なしに、私有地に入ることって、例えば近道とか、あると思うけれど、 モノ取りでもなく、暴力行為でもないのに、いきなり、"不法侵入"として逮捕されたという事件。
そういうことを出来てしまう存在に、個人の発言ツールを管理させることに対しては、 静かに気味が悪い。
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2009年02月06日(金)
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『ROOKIES』DVDも来て
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『ROOKIES』DVDは届いたところで、かなり満ち足りてしまった。 それなりには見ていますが、全部見るまでテレビの前から離れられないぜ!という状態ではない。 (って大人ですから。それないですから。)
企画の石丸彰彦のコメンタリーからはこのドラマにかけた期間と熱い思いが伝わってまいりましたが、 だったら、『華麗〜』はどーなんだという気がしないでもない。
あの肖像画とか鯉とか、鉄平の妻や元カノのキャラクターとかキャスティングとか、 (少なくとも稲森いずみは無駄遣いだったと思う) 鉄平も妙に小者っぽくて、時間と予算かけた割りに完成度は低いという印象。 何がかみ合わなかったのか・・・。
話は戻って『ROOKIES』 主題歌は盛り上がる箇所で流れると画面にあってるとは思うが、 一曲聴けば他の曲はいーかなぁという感想。
あと、 ・二人称がつねに"きみ" ・基本的に応援歌 という昨今の基本設定を忠実に守っている歌であるとも思った。
歌の中にあるシチュエーションがあって、特定のシーンが浮かぶという、 歌=ドラマみたいのがそーいえばないなーというのも感じた。
これはずいぶん前に、帰宅してつけたTVで阿久悠のドラマをやっていて、 見るとはなしに、でも案外見てしまった時に思ったこと。 で、気をつけて昔の曲を聞いてみると、"真っ赤なポルシェだのばかにしないでよだの" "壁際で寝返りうって"だの、"背番号1の凄いやつが相手"だの 状況説明があって、衣装説明も時にあって、振る舞いの描写が出て、そして気持ち説明が続く・・ というように、曲のなかである物語が動いているものがある。
それに比べると昨今は観念的というか呼びかけのような歌が多いね。 (良いか悪いではなく、風潮の変化として。)
で、思うと宇多田ヒカルって、歌の中に物語(STORY)がある歌が比較的多いかもしれない。 また、観念的であっても、あくまで独り言を吐き出すに留まっていて、呼びかけの意識が薄いとか。
彼女の昭和さって、揺らぐ歌声だけではないのだなと思った。
つい『ROOKIES』のDVDをぽちっと・・・。 もの凄く負けた気がするけど、さて何に負けたのだろう?
この冬のSALEは何一つ買ってないからいーやと言い訳をしつつ。 でも、Lunati Canapaでこの秋口から3回も買い物をしてしまってるんだ。
1回目がキャミとYOGAパンツ 2回目が錆御納戸色の巻きスカート 3回目がつつじ色のかっとそー。
独特の素材感。さらっとしているのにやわらかく、でもしっかりしている感じにはまってしまった。 色も植物染色だからなのか、センスの問題なのか、派手でも悪目立ちしない。
ずっと長く着るもん!使用頻度を高くしてコストをさげるもん! とか言いながらも、散財ではある。
なのに、なのに。 『ROOKIES』買ってしまったよー。 自分誕生日祝い?として。ってそれ、かなりいけてなくない? でも、今一番欲しいのって、この間見たgentenのバッグもTEMPUREの座布団もLIDELのワイングラスも TIFFANYの一粒ダイヤのピアスも有ったら嬉しいけど、でも、やっぱDVDでしょう!(ってそれかよ!)
いいんだ。自分が楽しければいいんだ。いいんだ。いいんだ。(リフレイン)
先日赤坂ACTシアターで『リチャード三世』を見た。 再開発後初めて行ったので、赤坂の変わりっぷりにびっくり。 危うく迷うとこだった。
以下は劇を見ての感想。 シェイクスピアは初めてで、シェイクスピアもの自体に思うことは、 これは歌舞伎と同じ様な"シェイクスピア"という一つのジャンルなのだなということ。 最初は中々に取っ付きが悪かったが、徐々に入っていけた。
主役リチャード三世の古田新太はほぼ出ずっぱり。 他の役者の見せ場はそれぞれにあり、負荷としては、古田新太とその他大勢という感じ。 「膨大な台詞を覚えて、途中休憩を挟んで18:30〜22:00まで舞台にいる。それも連日というのは大変だな凄いな。」と思い、それは感想ではなく、感心だーと自分つっこみをするが、要するにそれ以上の思いはない。
アン王女役の安田成美は美しかった。 見せ場は一幕の最初に一回だったし、「あれはなんだー?!」という違和感もなく、 宣伝要員としては十分じゃないだろうか。 (時に椅子からずりおちそうになるほどひどいことあるからな。奥菜恵で経験あり。) あれは自分としてはどうなんだろう?つらくないんだろうか。)
ただ、他の女優が凄すぎただけに比べられると見劣りがするのは否めない。 また、シェイクスピアという様式美の舞台ちっくな世界なので、舞台舞台したある種臭みとケレン味のある演技が映えるだけに、普通に綺麗な彼女だとどうしても印象は薄くなる。
もう少し、普通の舞台で復帰したほうが良かったのではなかろうか。 綺麗で上手いのに、努力のわりに評価が低いような気がする。
そして、前の文で出した他の女優。 三田和代・銀粉蝶・久世星佳。 この3人の女優の場面は凄いとの評判を聞いていたが、確かに。 ぐだぐだしい長台詞の押収なのに耳につかえず、流れるようなのに心に残るという。圧巻。
特に王妃エリザベス役の久世星佳に惹かれた。 彼女は名前は知っていたけれど、それも年次の若い天海祐希にトップを奪われた不運な年回りの人という話からで、舞台で見たことは一度も無かった。
思っていたよりずっとかっこよかった。 男役っぽい独特の華やかさとくどさが、舞台栄えするし、舞台衣装が薄手のユカタローブみたいな感じだったんだけど、そのひらひらと長い袖や裾裁きがさすが宝塚。 舞台での押し出しと艶やかなオーラは他を圧倒するものがあった。 今でも映像の印象としては極楽鳥のような彼女の絵が一番強い。
立ち姿で彼女と同じくかっこよかったのが、榎木孝明。スタンリー卿。 凛とした揺るがない姿が美しい。声も低く張っていないのに、一語一語早口でもしっかり聞き取れた。凄い。
もう一度見たいかと言われるともう一度チケット代は払えないが、でも、行ってよかったと思う楽しい舞台でした。
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2009年01月31日(土)
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やっぱり、すごいよ。木村くん!
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ヴァン・ムスーを飲みながら、まったりとTV朝日のSMAP番組を見る。 思っていた以上に面白かった! (それに比べて日テレのさんまSMAPは毎年どうしてあそこまで面白くないのだろう? 今年はついに見るのをやめちゃったよ)
瞬間だけど森くんの話が出たのも嬉しかったねー。 ラジオでは規制が甘いのか森くん話がちらちら出ているというのはレポで読んだことがある。 吾郎ちゃんのエッセイ本にも森くんの名前は出ていた。 テレビでもSMAP6人と、人数を出したことはあった。 でも、テレビここまではっきり森くんの名前を出したのは初めてじゃないか?
やっぱり、口火を切ったのは木村くん。 さすがSMAPの特攻隊長! 先陣を切るというかSMAPの安全地帯の最前線を広げるのはいつも木村くんなんだよな。 この発言。編集出来ない生放送でここまで言い切る。ある意味覚悟の確信犯と見た。 「もう、いいじゃん。何で隠すの?」みたいな。
別に犯罪犯したわけでもあるまいし。 今更10代のファンがオートレース場に押しかけるかもしれないから、風紀上という言い訳も陳腐。 メンバーもう30超えたおっさんですよ・・・。
過去映像でもあくまで森を不自然にカット。今回に限らず再現Vは最初からメンバーは5人ってことになってる。 ジャ○は裏切り者は許さない?ってことなのだろうか。ある種の見せしめとか? だとしても。もう狭量に見えるから、事務所の印象悪くしてるだけだから、止めようよと思う。
本気でジャ○が規制をかけているのか、テレビ局があらぬ影に怯えているのか、状況はわからない。 こんなことで「すごいな!」と思ってしまう、日本の芸能界、のみならず日本の社会というものに対して、 だっせーなとは思いつつも、でも。 生放送で、森の名前を出し、思い出話をし、「G1制覇おめでとう!」と言った木村くんは素敵でした。 やっぱ木村くんは凄いよ!かっけーよ。ひさびさに惚れ直したね。
そして過去映像で、90年代の木村くんはやっぱりハンパなく輝いていたことを再確認。 あのキラキラは目の錯覚じゃなかった。 今見ても別格。
容姿が整っているとか業界的に持ち上げられてるとか、そういう外見やランク的な話じゃなくて、もう立ち上る空気が輝いてる。 多分それがスターなんだろうな。
もちろん今でも、彼の男気は好きだし、かっこいいとは思うけれど。 (あ、でもここ1、2年歳くったなあとは思う。お互い様ですが) そういう問題ではなく、あの頃のきらきらは今は感じられない。 そしてあのきらきらは、今の時代誰にあるか?というと、誰も思い当たらない。
alain
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