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2006年04月27日(木)

MUSIG〜ぐっさんの太陽が魚座、山本さんの太陽は蠍座。

MUSIG。『本日の丸投げ』お題は初鰹。
鰹の気持ちを歌った歌詞がかわいー。

オレンジのつなぎの背中にはロゴが入り、お題用を隠すためのBOXも出来た。
これがスタッフの力の入り方だと嬉しいんだけど。

このコーナーって山本さんFAN以外にはどーなの?って気になる。
面白いものなのだろうか。
ぐっさんが、ギターの上手い笑い上戸のおにぃちゃんと楽屋落ちをしているコーナーとか思われていないだろうか。
とか、かなり心配になる。

ま、人の番組の心配するより、他に考えなければいかんことが山とあるのではないか、とか自明のことを今更思う。
という思考ループはさておき。

マイナーが多いと彼らが言っていたので、ホロスコープを見てみた。
気になることがあると、どうもホロスコープでチェックを入れたくなる。

ぐっさんの太陽が魚座、山本さんの太陽は蠍座。これは四元素で分けると水の星座でマイナー傾向。
で、かつ美意識の金星がぐっさんは牡羊、山本さんは射手座でこれは火の星座。
熱くて乾いていて、ルノワールのようなぽわっとした優しさはない。

まんま出ているのは、ミートソースの回の歌なのかもしれない。
熱くて激しくてメランコリックな感じ。

四元素ってシンプルだけど案外バカにできないところがある。
水の星座の影響が強くなってきたということを、自分の本の嗜好の変化で実体験中なのだ。
もちろん後追いで気づいたんだけど、前は風星座の影響が強くて、その頃は、
透徹なロジックがこの世で一番価値がある、との基準を心に持っていた。
だから、お話の中のトリックが理路整然としていて、かつ、話の流れに矛盾がないと、すごく幸せに読み終えることが出来た。

そもそも太陽が水瓶なので、ロジック大好きは核にある。多分ずっと持ち続ける性向。
でも、水の要素が強くなってから、推理小説でも民俗学的な味のあるものに惹かれるようになり、
悪霊史観など(悪霊列伝とか、隠された十字架とか・・・)をがんがん読み出した。

蠍座が強まっているので、深い情念なんだろうなーとか、結局理屈をつけて落とすあたりは、
しょせん水瓶の人である。


2006年04月26日(水)

組!と有頂天ホテルとモーツァルト

某所で、有頂天ホテルで慎吾ちゃんが演じるベルボーイがバンダナをまくのと、
組!!で山本土方がだんだら鉢巻をするのが、心情的に重なると書いている人がいた。
有頂天ホテルは組!好きにはたまらないサービスが随所にあって、
たとえば、「鴨たべたーい。」は「鬼になって俺を喰っちまえよ近藤さん。」を連想させるし、
駐車場での新見と鴨とのツーショットはまんま組!だし、慎吾ちゃん演じるベルボーイにだだこねる演歌歌手は、
徳川様だ。(後は忘れた)

でも、これは思いつかなかったー!
はちまきでシンクロさせているとは。くるなぁ。いいなぁ。

4月21日には、新選組!!のDVDとサントラと一緒に、モーツァルトが100曲入って約2500円(割引込み)というのを買った。
山本さんのナレーションに引かれてBSで『毎日モーツァルト』を見始め、次第にあまり好きではなかったモーツァルトに惹かれていた。

入門編ということで、100曲入りをかって、まずはたーっと聴いている。
やっぱりいい。好きになってしまったかもしれない。

暗雲うずまくショパン、陽気にレンガを積み上げるバッハ、ラベンダーの空気にくるまれたリスト、
情熱と俯瞰のベートーベン。
というイメージが私の中にはあって、その枠でいうと、モーツァルトのイメージって馬鹿みたいに鮮やかな青空。
幼稚園児が描くような単純でかげりがない青空。

その明るさが苦手だった。家に帰ればアップルパイがあることを疑いもしない、
まるい幸せを全肯定する姿勢がやわっぽくて、けっ!って感じだった。

それが、『毎日モーツァルト』でかなり惹かれていき、今は毎晩聴くほど好き。になってしまったよ。
多分、モーツァルトに反応する何かが自分の中に出来てきたのと、彼の色々な曲を聴く機会を得たというのと、両方だと思う。

印象が"青空"であることは変わらないのだけど。
ぽてぽてしているHAPPYを思わせる曲もあると思う。でも、青空の他の部分、
エッジの利いた青とか、底のない井戸をのぞいた時のようなぞっとする青の高さとか。

モーツァルトには怖さと透明な悲しさもあるように思う。
そこが好き。

組!から、思わぬところに嗜好がつながった。
風が吹けば桶屋が・・ではないが、何がどう転がるかなんて、美輪明宏だってわかるまい。
それともこれも必然か?


2006年04月24日(月)

『坂の上の雲』とマチベンと

ようやく旅順が落ちそうだ・・・。
『坂の上の雲』を久しぶりに再読している。やっと5巻目まできた。
日清戦争が終わって、日露戦争中。乃木と参謀があほで、旅順が落ちない。
バルチック艦隊が出向したというのにー!

「面白い?」と聞かれたが、そう真正面から聞かれるとためらうものがある。
面白いというより、だって旅順の要塞が落ちないんだよ。
落ちるところまで読まないとすっきりしないでしょーが。
そうやって引っ張られて、引っ張られて進んでく。筆力というより腕力に近いと思う。

あとは熱量かな。
とにかく憤怒が毛穴から噴出すような文章。
頑迷・固陋・官僚・先例・専門知識・観念主義。
司馬遼太郎はこれらの匂いがすると、はらわたがぐつぐつと煮えくり返るようで、
旅順攻略の第3軍の参謀本部の描写なんて、彼の怒りをしこたま食わされて、読んでるだけで胃にきた。

ページからカメハメ波が吹き上げてるというか。
顔面直撃されてふらふらする。

だったら読み返すなっつーことなんだけど。
時代が動く時にはやっぱり先例知っておかないとと思いー。

時代を動かす立場にはなれないが、時代に乗ることも出来なさそうだが、
振り落とされずにつかまっているならば、ぎりぎりなんとかなるかもしれないと。
身体を養っていかないといかんから、それなりにね、考えるところもあるのだよ。


さて、マチベン3回目の感想。
山本さんが出ているんで見始めたんだけど、それは置いておいても中々に面白いドラマなんじゃないかと思う。
今回のゲストの若村真由美って、あのお釈迦様の前でプロポーズされて、肉塊のような坊主と結婚した人だっけ?

肌が荒れていて、髪につやっけが無く、演技に力がある。
印象が杉田かおると似ていた。
業系とでもいうか。あえてパリダカコースの人生を選ぶみたいな。
砂嵐で表皮削られても、陽射しに髪を焼かれても、あえて、チャレンジングな道を進む。

肝が据わった迫力がある演技はこういう人じゃないと難しい。
そういう意味では得がたい人材。
今回のストーリーは彼女の熱演あってこそだったと思う。ザ・女優な迫力があった。
あんまり身近に接したいとは思わないが・・・。

江角マキコの天地涼子の抱える過去もちょっとづつ見えてきたし、全6回、すっごく楽しみだ。
山本さんも綺麗だし。

NHKのドラマって照明がやわらかくて好きだなー。
しかもなんか山本さんを綺麗に撮ることにこだわりを持っているみたいっつーか。

いや、FANの欲目かと思い、照明だけに気を使って見直したんだけど、
どーみてもそうだと。特に2話。

組!!では土方を美しく撮る事にこだわったとスタッフコメントが出ていたが、
同じ照明チームなのではあるまいか?


2006年04月22日(土)

新選組!!のDVDとサントラが来た・・・・・・・・・!

来てたー。金曜日に家に帰ったら着いていた。
嬉しいーーーーっ。

見ましたよ。聞きましたよ。
DVDのほうは本編の方はとりあえず、おいておいて、話題のメイキングを早速。
これはいい!40分。ナレーションも入って予想外の充実ぶり。

録画していた人にも買わせちゃる!という商魂も感じたが、それだけじゃなくて。

このドラマは凄く幸せなドラマだなぁと思ったよ。
コメンタリーというか副音声(?)とか、組!ブログのスタッフコメントとか、聞いたり読んだりした時と同じ感想。
スタッフの思い入れとか心遣いというか、気持ちをね、すごく感じる。

メイキングの中で山本耕史さんのコメントを聞いていて、山南さんの言葉を思い出した。
山南さんじゃなくて、堺さんのだけど、『ホントか嘘か良くわからないものができちゃった。』
って、前に土スタの中で話していて。

このドラマの妙な引力って多分それなんだと思う。
作品を見ているという楽しさとはまた違う、ドキュメンタリーな熱っていうのかな・・・・・。
しかし、私は好きの理由を説明するのが下手だ。

この間、っつーか正確にはさっきなんだけど。
『嫌いを言うときに、○○だから嫌いって絶対に理由をつけるよね』と言われた。
『東北人っぽいってゆーか』って。

父方も母方も祖父母の生まれは東北なので、東北人系なのだが、東北人ってそーなの?
東北人っつーのはおいておいても、嫌いに理由をつけるのはそうかもしれない。
別に理由で嫌いになるわけでなく、多分、感覚的に嫌いっ!って思ってから、
自分のこの嫌いはどっから出てきたのだろうって考えて理由をくっつけてラベリングして、
嫌いをFIXさせて納得するんだと思う。

『でも好きには理由はつけないよね。』
そう言われてみればそうかもしれない。好きは自分にとってプラスとして認識されている感情で、
弁明しなくてもいいものだから、理由をつけるという習慣がないんだろうな。
または、好きを探ると自分の欲望だとか意思だとかを正視せざるを得ず、そういうものには蓋をしたいとか?

話がそれた。

とにかく組!!メイキングは最高だということで。
各シーン各シーンだけ取り上げても、それだけで最高。
ピアノを弾く副長、モニタを見て涙する副長、泣く尾関、演技案を出す大鳥、集まる笑顔の試衛館ズ。
ワンショットも逃したくない絵ばかり。
ホントに嬉しい。作ってくれてありがとう。

組!サントラ第2集もー!
2年もたってから出るっていうことが、まず凄い。
自分だけが好きならそれでいいやって思っていたけど、声が集まらないと発売には至らなかったわけだから、
他のみんな、好きでその好きを表現してくれた人に感謝したい。

私の好きなものが、他の人にも好きって言ってもらえていることが、誇らしくもある。
別に人気だから好きになったわけでも、それで価値がどーこーするわけじゃないけど、でも嬉しい!

一集も好きだったけど、2集もいいわー。
切ない。哀しいでも鬱でも沈むーでもなく、何だろうこの気持ちって思って探して、
で、出てきた言葉が切ない。

山本さんが組!!メイキングでの撮影中の気持ちとして、何度も言っていた言葉。
他の単語も当てはめてみたんだけど、全然しっくりこない。
やっぱり、"切ない"。なんだよな。

だったら幕府が勝ってれば良かったのかとか、政府軍に加担すればとか、
函館で降伏していればとか、そういうことを言いたいわけでも、鳥羽伏見で勝つ方法を考えているわけでもなく。
また、負ける側に心を寄せる習性もない。

ただ、何でかね。切ないんですよ。
しかも曲の並びが、最後の4曲。これ卑怯だよな。
死を思わせるものばかりなのに、解放って言うのかな。
背負ってきたものを降ろして、「もう良いよね。けっこうがんばったよね。」みたいな。
まさに題名どおりの安らぎ。

天使見えるだろーみたいな曲で、もう見てやる!ってな気持ちで。
あぁ何を言っているんだか、わからん。ほんとにホントに好きを語るのが下手だな。
とにかく。

このサントラは好きです。愛してます。


2006年04月20日(木)

組!DVD発送通知メールキタ−−−−−!

う、嬉しいっ・・・・。
本編はもう、10回以上は見たし、先日はコメンタリーを聞きながらも見た。
でも、映像きっと綺麗だろうし。
なんと言っても、メイキングが楽しみだぁ。

サントラも来るし。
あぁもううきうきだ。気分は昇る。が、体調は沈みっぱなし。

今日はもう胃腸がぐだぐだで、ぞうきん絞っている感じ。いてーよぉ。
会議があるんでずるずると行ったけど、しばらく休んでから次に移動。
今週は悲惨だ。

明日は金曜日だ。組!DVDも来るし。もうそれだけを楽しみに。

といいつつ。
今日はなんと英詩紀行!も届いていたのだ。

いきなり買ってしまったDVD6巻セット。
うーん・・・・・。これはねぇ、どーなのと思わないでもない。

山本さんが日本語訳を読んでいるというのでつい・・・・・(← ばか)
前世ケルトの疑いということもあり・・・(←ありえないばか)

って、おめーいくらだと。
額に手を当てて目を閉じる。
買ってしまったものはしょーがないが、それでいいのか。
っつ−ても返すことも出来ないのだが。

ま、映像は確かに綺麗だ。
で、確かに自分にとってツボの風景っつーのがある。
海、曇り、低い緑、花は無し、黒い土、がけ、風。
ここらが揃うと、脈拍がいきなり上がる。もう興奮しちゃってすごいので、自分で自分が面白い。

山本さんの声は、あーもう好きだなぁ。
どうしてこんなに好きになってしまったのか。わけわからん。

明日には組!だ。DVDだ。サントラだ。来るんだ。来るんだ。ついに来るんだ。
あーもう嬉しい−−−−−−!
 


alain

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