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2006年02月12日(日)

一番分からんのは自分だ

風呂場にいる夢を見る。
ここまではいい。

目の前に男の人のお尻があるっていうのはどーなんでしょう。
で、それをもんで、けっこう硬い。筋肉質ですねー。というのは、さらにどうなんでしょう。

お願いだから。伝えたいことがあるのなら、わかりやすくして欲しい。自分。
なぜに夢の中で、人のけつを揉まなければならんのか、意味不明。

しかも知らない人だし。
湯船には他に2人の男子がいるし。おなごも一人いたが。
わけわかんない。

2月もなかばとなり、今月が終われば今年も六分の一が終わる。
こうして何の起伏もなく過ごしていくのかと思いながらも、振り返ると変化がないわけではない。

EMWを部屋にスプレーしたり、フォーグを振ってみたり、ハーモニーベルのCD聞いたり。
あやしい系LOHASな人とでも言いますか。
変化のきっかけって後から振り返ると全然思い出せない。

流れの最初は横森理香の『愛しの筋腫ちゃん』を読んだあたりだと思う。
そこから自然食とかヨガとか波動とかに流れていって、某サイトのメンバーにもなり。
でも、その本を何故買ったのかはわからない。
会費を払ってまでメンバーになるっていう、きっかけもわからん。
たまたま買ったhanakoに本の数行コメント寄せてたのを読んだのが最初っていうのは覚えている。

でも、わざわざサイトを探して読んで入会した、その動機がわからない。
ま、マンションを買ったのも、何が何だかわからなかったし。

多分、そーやってぼーっと過ごしていると、風が吹いて、煽られて流れて、そんなタイプの生き方なんだろう。
エンジンを備えていて風をついて走る人とは、別物なんだ。

でも、まぁ、それもこれもありかなぁと最近思う。
流れた先でそれなりに楽しく暮らすことを心がける。自分にしてもその場のまわりの人にしても。
とりあえず、今週の目標はこれ。
来週のことはきっと気が変わるので、その時に考えるとして。


2006年02月11日(土)

髪を切りに行く

髪を切りに行く。
2月に入ってずっと週末具合が悪いため行けなくて、
今週はもういい加減髪型がしんぼうたまらんだったので、行った。
今週は避けたかったんですよ。
何と言っても表参道ヒルズOPEN初日。
表参道界隈がものすごいことになっていそうだったから、出来ることなら近づきたくなかった。

・・・・もの凄かったです。
帰りに寄ろうかなんて、甘い考えは吹っ飛んだ。
表参道駅を出たら、そこから行列。
近寄る元気もありませんがな。
みんな元気だよな〜。

表通りは無理だったので、美容院の近くのSHOPを何件か見ただけで帰る。
今年の春はガーリーな白が多くて、とってもかわいい!見ていたらいろいろ買いたくなってしまった。
物欲が出てきたって事は、お金使うって意味ではあんまり良いことじゃないんだろうけど、
そもそもがやる気のない人なんで、自分的にはこの盛り上がりは嬉しい。

白いシャーリングのシャツとか、ボレロとか欲しいな。

帰りに本屋によって、本の表紙で背中に白い羽をつけた女の子が映っているのを見て、いきなり思い出した。
そーいや夢で、背中に白い羽が生えてきた夢を見た。
すっかり忘れていたのだが。

手が羽になったのか?と思ったが、手はちゃんとそのまま残っていたので、
羽があって、両手があって、足があって。合計するとつまり手足が6本。これじゃあ、自分は虫だよ。
とか、夢の中で思ったのを覚えている。

夢の中くらい、思考を素直に流せませんかね。

前に、じゃんけんをしようとするのに、指が思うとおりに動かない夢を見て、
それは、その前の思うように足が動かなくてちゃんと走れない夢と合わせて、気分が落ち込む夢だったので、
それよりは良いかと。

白い羽は綺麗だったし。
軟骨がこりこりしてそうな羽だったが。



2006年02月09日(木)

男たちのYAMATOがきらい

『男たちのYAMATO』がけっこうな客入りだという。
そーかー。人気なのか。

やっぱり、私の好みって偏ってるんだ。時流にのれないっつーか。
絶対見る気ないもん。

大体さ戦争モノを描くときに、どーして国のために死ねるかという話になるのか。
攻めていって分捕ってくるのなら、死んでは意味がない。生きて両手で根こそぎ奪って来い、だ。
防衛ならば、なおのこと。攻めてくる敵を殺すのがタスクだ。
死んではやくにたたない。死体ころがすのは土嚢を積んでおくのと同じことだ。

国のために死ねるかじゃなくて、殺して来いだろーが、と思うので、なんか涙系の戦争モノって引いてしまう。

戦艦大和なんて、まぁ建造の是非については言わないにしても、その後の大和ホテルの展開は、
なわばりと精神主義と先送りの連続で、で無為無策の末にどーしようもなくなってから、
アリバイのように沈めに行くって、それは悲劇というより、殺人に近く、
それを悲しい物語として片付けるのは、要するにごまかし。

昔、"いっぱいのかけそば"ブームというわけの分からん盛り上がりがあったが、それに似ている。
雰囲気で泣かせてごまかす、安い演芸。

なぜ沈まねばならなかったのかの経緯を全てすっとばして、個人の死にスコープをあてて、
哀しいね哀しいねを声高に訴えられると、めくらましされてるっつーか。
矮小化でもあり、隠蔽でもあるようで、なんかバカにされてる気がして。

上手くいえないけど、気分悪い。
とか思って、一方的に反感を持つ自分が一番あほくさ、とは思うのだが。

あと、『功名が辻』も。気持ち反感。
『竜馬がゆく』のFANだったので、山内と聞くと、『上士じゃき。あー敵じゃいか、敵じゃいか。』と、
これまた意味不明の盛り上がり方をしてしまう。

第一話は見たんですけどね。土曜日の再放送で。
55歳の舘ひろしが演じる20代そこそこの信長の"人生50年〜"の舞がすばらしいとか、
声がよぼよぼで老衰で死にそうとか、噂を聞きつけて。

噂にたがわず、信長さまは素晴らしく、楽しく笑わせていただきましたが、
初回を越える衝撃はその後なさそうでしたので、一回でおしまい。
今週は三谷足利義昭が面白そうなので、見てみますけど。

武田鉄矢が山内一豊の従者をやっていて、「郷士の竜馬のFANなのにいいのか?嫌がらせキャスティングか?」とか
思ったのですが、お仕事にそんなことをぶつぶつ言うほど、子供ではないのですよね。


2006年02月07日(火)

組!サントラ第二弾発売!

組!サントラ第二弾発売!

って、うーん。また金使わす気だな。
おた相手は商売になるということに気づいたな。
裏のNHK再生プランなんじゃなかろうか。なんだかんだ言って買うんだけどさ。
買ってしまうのですけどね。

組!!DVDと同じ発売日っつーのも、何か、のせる気まんまん。
2005年の年初に組!サントラ第二弾の発売が新聞のインタビュー欄にまで載って、
にも関らず話が流れて、まぁそのあたりから、なぁんかあやしーなとは思っていたのだが。

ガイドブックなどを読むと、続編が正式決定したのは2005年年明けらしいから、
じゃあ続編分も入れてーという話にそこでなったっぽい。

もう、願えばなんでも叶う気がしてきた。

次は組!!!ですかねぇ。
でも、あるならば、もちろんわくわくして待つけれど、なんというか、
歳とかっちゃんの物語が綺麗に円環で閉じてしまったから、それを宝箱にしまって、そっとしておきたいという気持ちもある。

あと、組!!!ならば、オダギリ斉藤が一番可能性が高そうで、
となると会津が舞台で、ストーリー的にはもうどこから切っても泣きでしかありえないのだが、
どうも組!後半や、the有頂天ホテルなどを見る限り、三谷さんの中でオダギリジョーは、
隅っこのほうにいる天然キャラになっているようで、で、彼を主人公にしての戊辰戦争というのが、
いまいち想像がつかない。

警部補藤田五郎じゃ、番組違うし。
もう、ここまできたらはっちゃけて、左之助で馬賊かなぁ。
ま、何はともあれめでたいということで。

ハーモニーベルのCDは結構聴いている。
聴かなきゃというより、かなり好きになってきた。
全然メロディもリズムもないんだけど、何ていうか気持ちよくなってきた。

最近はひろーいベルベットのグリーンの草原の絵が浮かぶ。


2006年02月05日(日)

ノロウィルス

2月に入って早々に発病。
金曜日の朝から、次第に激しくなる下痢と嘔吐。
カブトムシの幼虫に食い破られているような気持ちのする胃腸の痛み。
午前中は七転八倒。TELにも出られないので、電源はOFF。

一時過ぎくらいにようやく話せるようになり、3時過ぎには動けるようになったため医者に行く。
なんていうかさー医者に行けるようになった時って、もう症状のピークを過ぎてるんだよないつも。
「さっきまで、このくらい大変でした。」って訴えるのって、なんかむなしくて。

でも、今回の痛さは結構尋常じゃなく、ぶり返すことは最早恐怖でしかなかったため、
医者に行く。

ウィルス性の胃腸炎って感じ。潜伏期間二日。全治4日。
あれですかねぇ。ノロウィルス。一昨年の年末にえらいことになったやつ。

風邪熱で弱って抵抗力が衰えていたところに取り付かれたんでしょう。
と、まぁ病名はそうなんだろうけど、そういうものを捕まえてしまう心境に問題があるのでは?
とのご指摘を頂きましたが、言われなくても承知のすけ。

だからといってどーしようもないしなぁ。
ま、だましだましってとこでしょうか。

で、気分転換に別の話。

加門七海の東京魔方陣っていう本の中で、見立て風水として、江戸城の旧本丸(徳川時代の江戸城の中心)と、
靖国神社と、神田明神を取り上げていた。

この3箇所は、旧本丸を直角とした3角形になる。
そして、明治時代に移築されて乾でない位置にある乾門を乾の方角に見立てると、乾の方角に靖国神社がのり、
丑寅の方角に神田明神が乗っているという話。

乾は魔の住む場所。丑寅は鬼のいる方角だ。

加門七海はここで出来た3角形に対して2つの解釈をしている。
1.靖国神社を国の守護とし、他を東夷として調伏するという考え方。
2.天皇家は戦没者に対してやましい気持ちがあり、靖国神社を慰撫されるべき御霊のいる場所として封じたという説。

思うにおそらく作者は、幕末ヲタではないので、
靖国神社がそもそも戊辰戦争での新政府軍の死者を祀った神社であるという話が抜けている。

『靖国神社も東夷になりうる力をもつゆえに魔方陣でくくられてしまったんじゃあないのだろうか?』
と書いているが、途中から趣旨が変わったのかもしれないが、成り立ちとしては、ありえない。
新政府軍の死者の慰霊社なのだから。
そもそもの三角形の成立意図が、まぁあったとしたら、それは説1のほうなのだと思う。

で、なんでこんなこと思ったかと言うと、靖国神社に行った時に、一番びっくりしたのが大村益次郎の像が、
いきなり入り口にめちゃくちゃ高く中心にあったこと。
戦没者のための神社ならば、他になんかあるだろーよと。
出征兵士の像とか、平和の塔とか。石碑でもいいけどさ。
頭の中は太平洋戦争の兵士戦死者のイメージしかなかったので、意外性に驚いた。

で、その印象があるままで、この本に出ている三角形を見た。

ん?
靖国神社の本殿って、神田明神向いてないか?
大村益次郎の銅像って、これは門番か?

戊辰戦争の総大将がどーんと参道の中心に構えているんだ。
途中から趣旨がかわったのかもしれないけど、最初靖国神社が出来た時は、
この神社は設置目的は東夷調伏のためだったのだと思う。
東夷相手に戦った死者の霊を、死してなお使役するっつーのもあざとい話だけれど、要はそういうことだろう。


となると、気になるのは、その後戦没者の総合慰霊碑になっていったことだよな。
2説の怨霊系封じ込めなんだろうか?

というように、都合よく意図だけを変えられるものか?三角形の図は変わらないのに?
大村益次郎の像もそのままで?
納得いかない。
せめて、この三角形を調伏するラインがどっかにあれば、わかるんだけどな。
おいおい調べてみるか。

あと、やっぱり大村益次郎に皇国の志とか、そういう思想を紐付けるのはいやだなぁ。
それと自分は今、多摩に住んでるし、血統的には東北なので、やっぱり西からきて、東夷を抑えるっていう意図は気分は悪い。
そもそもの東京遷都の意見って要約すると、東夷を抑えろ。賊国を鎮圧しろ。だもんな。

天皇をおくという仕組みに云々というものでもないし、見かけてすっごく綺麗だったので
好きになってしまったのだけど。
なーんかなぁ。

今年に入ってYahooのニュースで中で、福島県の知事が戊辰戦争での会津の死者も靖国に祀って欲しい
という発言があって、やっぱまだまだ続いてるよと思ったのもでした。


alain

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