極端なつぶやき
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2007年05月25日(金) 男女差別

いかん、いかん、失恋してから、ものすごく男女差別に過敏になっている。
頭の中、そのことだらけ。
それをものさしにしか、周りが見えなくなっている。
絶望している。
男性への怒りに、自分が乗っ取られそう。

昔の怒りまくっていた私に後戻りしそう。

誰かを責めても、抑圧はなくならない。
男性を責めても、男性は変わらない。
男女差別は変わらない。
怒る女はヒステリー女と世の中から排除される。

フェミニスト=怒りまくって、男性を責める、化粧もおしゃれもしない、髪振り乱した、ヒステリー女
というイメージがまさにそれ。
社会がフェミニストに与えた固定像。

人は怒られたり、責められたりすると、恐怖で自分を閉じる、自分を守るために自分を閉じる。
耳も目も閉じて、自分を守ろうとする。
怒っている人が、何を言おうとしているかは全く通じない。
ただ、この人怖い人、危険、離れようと思うだけ。

人を責めるんじゃなくて、お互いのパターンや欠点を許しあって生きていける、そんな関係を作っていく。
これが理想。
なかなか難しいけどね。

男女差別と正面切って、戦わない。
軽やかにしなやかに、乗り切っていく。

「女はみんな、この社会で売春しているのよ。」
「じゃあ、先生も売春してるんですか?」
「ちょっとだけね。」

「私は、この男女差別の抑圧をひっくり返してやりたいんです。」
「それは無理よ。アリがジャイアント馬場にキックするようなものよ。男女が許しあって、生きていく、そんな感じかしらね。」

この世は抑圧だらけ、人間は不完全で欠点だらけ、そんな中を肩に力をいれず、小さい生き物になって、ふんわり生きていく。


2007年05月24日(木) 人生や人に対する重さ軽さは人それぞれ

最近、囚われている男の子D君(よく遅刻する子)のことを考えて気づいたこと。
重さ軽さは人によって違うということ。

私には、遅刻するっていうのはすごく重いこと。
人にすごく気を遣う、人の気持ちに沿おうとするタイプの私には、遅刻することは重い。
人に迷惑をかけて、すごく申し訳ない、と思うし、それをしたくないから、遅刻しないように自分にすごくプレッシャーをかけている。

でも、D君やZさんにとっては、たいして重くないこと。
自分は遅刻する、時間が守れない人間。
そうです、ごめんなさい。
終わり。
ただ、それだけのこと。

迷惑かけて申し訳ないとか、相手に嫌われるかなとか、そこまで考えない。

パフォーマンスの練習に一人遅れてくるD君。
演出家や他のメンバーに「遅い」「サイテー」となじられる。
でも、D君にとっては、そんなことは馬耳東風。
どこ吹く風。
別に悪いと思ってない。
怒る私は怖いけど、それもスルー。
考えない、気にしない、通り過ぎるのを待つだけ。
人は人、自分は自分。
D君の世界にも、Zさんの世界にも、他人が存在するスペースはあまりない。
MYワールド。
自分の世界はほぼ自分だけ。
なんで、そんなにbetyさんは人のこと気にするのかな、変なの。
気にし過ぎ、重いー
人は人、自分は自分。
人生、今が楽しければいいや。
深く考えない、考えない。
嫌なことに対しては、自分を閉じて、目をつぶってスルースルー。

ま、軽いというか、何にも考えてないというか、

私とは、全くタイプが違うってこと。
2人から見れば、私はクソ真面目で重い人なんだろうな。

で、思ったのは、そういう人にあまりエネルギーを使っても仕方ないってこと。
どうして、D君はいつも遅刻するんだろうって、考えたり、責めたりしても仕方ないってこと。

だって、向こうはそんなに真剣に考えて、生きてないんだから。
今が楽しけりゃいいんだから。
真剣に向き合おうとする私は、ただ滑稽なだけ。

世の中にはいろんな人がいる。

私みたいに、クソ真面目、いつも一生懸命、一生懸命以外できませんって人もいるし、逆にD君やZさんみたいに今さえよければ、それでよし、人生はケセラセラって人もいる。
何が正しいとか、こうあるべきとかは全くない。
それぞれが違うだけ。

ただ、やっぱり相手と自分をよく知って、自分を守らないとね。
私は、D君やZさんみたいな人と付き合う時、空回りしやすいから。
いつもの私のペースで、誠実に一生懸命付き合おうとすると、こっちが傷つくし、疲れる。
この人に、誠実さや一生懸命は通じない、共感的態度は求めない、期待しない、この人は自分以外ほとんど見てない。
今がよければ、それでいい、先のことはケセラセラ。

温度差に傷つくのは私。

私が正しいわけでなく、相手が正しいわけでなく、ただ生き方が違うだけ、タイプが違うだけ、競争したり、相手を変えようとしたりするのは、エネルギーの無駄遣い。

相手の重さ軽さ、温度を読むのが大事と気付いた日。


2007年05月22日(火) 女性のことを認めて、かつ威張らない男もいる

昨日はカウンセリング。

元BFに振られたことについて、いろいろ話す。

思いつくままに話したことやカウンセラーからのアドバイスを箇条書きすると

・この失恋で性差別について、さらに学んだ。
 あまり気付きたくないことに、たくさん気付いてしまった。
 私にとって、手痛い経験だったが、それゆえに多くのことを学んだ。

・元BFレベルの男性なら、たくさんいる。
 また、好きな人ができる。
 デートやセックスがないからこそ、距離があったからこそ、あれだけ純粋な夢が見れた。

・そんなに簡単に好きだった気持ちは変えることができないから、他に好きな人ができるまでは、元BFを好きでいていい。

・元BFのことを忘れないでね。

・元BFにありがとう、というメールを出したという話を聞いて、カウンセラーが
「BFさんもbetyさんにありがとう、ってことがたくさんあると思うわ、BFさんもbetyさんに励まされてきたと思うわ、好きだった、ありがとう、ってBFさんも言ってくれたらいいのにね。」
「男性って、本当に、どうしてかわからないけど、気持ちをなかなか言えないのよね。
 何か、硬直しているというか、しなやかさがないのよね。」

・元BFの兄弟はほぼ4人連続、年子、ってことを話したら、
「きっと、お母さん避妊できなかったんじゃないかしらね。」
「だって、4人も連続して生んで育てるのなんて、大変じゃない。」

・一人の人とずっと一緒にいなくていいじゃない。
 何年か一緒にいて、ぬくもりをもらって、癒されて、それを繰り返していけばいいじゃない。

・あるフェミニストの言葉を私が引用した
「お互い許しあって、男性と付き合っていくのよ。」
「女はみんな売春している。そうしないと生きれない。
 (すると、それを聞いた人がじゃあ、あなたも売春してるのか?と聞くと)
 ちょっとだけね。」

「今、その言葉に希望を見るんだ。そんな風に、軽やかに性差別の抑圧を乗り切っていけばいいのかなって思ってる。
 元BFにやっぱり戻ってきて欲しい。
 そして、お互いの幻想を小さくしあって、許しあって関係を作っていく、それが今の私の夢。
 夢がないと生きられないからね。」

・元BFにやっぱり戻ってきて欲しい。
 せめて、自分の弱さを認めるくらいの強さを持って欲しい。
 それくらいは強くなって、強くなったBFと付き合いたい。
自分がそう思っていることを言語化できた。

・元BFが心変わりした相手・椿さんが素敵な人でよかったわね。
そういうの、女性同士の連帯っていうわね。


そして、一番心に残ったのはこの言葉。

「いるわよ。少ないけど、女性のことを認めて、威張らない男は。
 会えるといいわね。」

本当、会えるといいな。
そして、そういう人と依存しあわない、ぬくもりあうような関係を作りたい。


2007年05月21日(月) 白黒思考しないで許しあう

パフォーマンスの仲間で、いつも練習に遅れてくる人がいる。

昨日も30分以上遅れてきた。
演出家に遅いよ!と言われる彼。
彼は謝りもせず、台本が無くてと言い訳する。
他の人からも「いきなり言い訳かよ!」とか、「サイテー」など責められる彼。
私も、「サイテーって言われてるよ。もっと言ってやって。」などと言う。
でも、彼は謝らない。
「あー台本どこ行ったのかなー」なんて言っている。

ムカツク。
大学を出て、就職もせず、ぶらぶらしている彼。
私が練習の休み時間におやつを食べていると、「ください」と寄ってくる彼。
パフォーマンスの才能がすごくある彼。
センスのいい彼。

クソ真面目な私と正反対の彼。

ムカツク。

私が演出家と話していて、話している内に私があることを勘違いしていたことが明らかになる。
演出家が軽く冗談めいて「なんだよー」と言う。
彼だけが笑う。
「受けすぎだよ」と言う私。

彼のことをものすごく責めたくなる。
今日の午前中も、衝動的にマイミクを切りたくなってしまった。

白黒思考にはまりそうになる。
彼がいいかげんで、全く周りの人のことを考えない、どうしようもない奴に思える。
彼が私の中で真っ黒い人になる。
そして、彼に怒っている自分を人に見せちゃいけない、見せると人から嫌われると思う。
怒っている自分を許せない、受け入れることができない。
人に見せるのが怖い。

でも、この間の舞台では演出家に見破られていた。
「怒るんなら、はっきり怒れ、そうじゃないとおばさんになる。」
って言われた。
そんで、もらったアイディアが怒りまくる女王様。
はは(笑
舞台は大成功。
私の女王様キャラは大成功。

あーあ、私にとって怒りという感情を上手く扱うことは、本当に難しい。
小さい頃は怒り=暴力だったから、怒ること=人を傷つけること、悪いことっていう思い込みがある。

で、我慢して、我慢して、突然爆発。
その人との関係をぶっつり切っちゃう。
Zさんの時みたいに。

その繰り返し。

自分の怒りが怖い。
白黒思考。
自分の中に、いい私と悪い私。白い私と黒い私がいる。
いると思っている。
実際は、そんなにはっきり白黒割り切れないのにね。
完全にいい人も、完全に悪い人もいないのにね。

遅刻常習犯の彼にもいいところはある。
私だって、遅刻する時はある。

白黒はっきり割り切れないのが人間。

でも、彼が私の勘違いを一人だけ笑ったのを思い出すと、マジ腹が立つ。
いつも彼を怒っている私が、勘違いを演出家に「なんだよー」と言われたのが、きっといい気味だったのかな?なんて、想像したりして。
すると、途端に彼との距離が近くなって、彼にやられた、彼に負けた気がして、腹が立つ。

超極端思考。

(彼と距離の近い私)
彼に馬鹿にされた、負けた、悔しい!

(彼を人間じゃない、でくの坊だと思う私)
別に、彼は何も考えてないし、感じてないんでしょ。

この二つを行ったり来たりする。
あーあ、疲れる。
この往復運動。
この揺れ。

でも、こういう揺れは私だけが経験しているものじゃないらしい。
程度の差はあれ、こういう揺れを持ち堪えている人は結構いる。

例えば、元BFの心変わりの相手・椿さん。
彼女のブログを読むと、心の中ではいろいろ揺れているけど、そういう自分をヨガをすることによって支えようとしてるんだな、って感じる。
そして、その姿を見て、私は救われる。

椿さんの他にも、たくさんいる。
揺れている自分をなんとか支えようとしている人。
気分を垂れ流しにせず、自分で自分を支えようとしている人。

その姿に私は救われる、支えられる。

白黒思考じゃなく、灰色(いろんな段階があるって意味の灰色ね)思考で、お互い許しあうってところでやっていけたらな。

もう、関係を切りたくないな。
べったりもしたくないし、ぶっつりもしたくない。
中庸で、つかず離れず、近くなったかなと思えば離れ、離れたかなと思えば少し近づき、揺れながら、人と関係を作っていきたい。




私の癖、傾向

人と関わろうとするところ
よくも悪くも関わろうとする。

彼の遅刻癖を自分に引き寄せて考える。
パフォーマンス仲間で、彼の遅刻にここまで反応しているのは私だけだろう。
私が一番反応している、怒っている。
まあ、同じチームだってこともあるけど。

人は変えられない。
自分は変えられる。
まず、彼の遅刻癖に反応している自分を認める。

彼の遅刻癖は、私にはどうにもできないこと。
私のせいでないこと。
彼の問題。
彼の遅刻癖は、全くの彼の問題。
私の問題では全く無い。

私は私一人分の人生しか生きることができない。
彼の人生は背負えない。

何回も自分に言う。


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