極端なつぶやき
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2007年05月10日(木) |
やっちゃった〜電車の中でにらみ合い |
生理前だからか、なんかイライラしてる。 毎日の日課のヨガも、全然集中できず、、、 ポーズの順番を間違えたり、途中で止まったり。 呼吸も浅い。乱れる。
そして、通勤電車の中で、そんなに混んでないのに、グイグイ押してくる人がいて、思い切りにらんでしまった。 (つり革が空いたので、掴まろうとしたら、その人もそう思ったらしく、彼女の肩にかけたカバンがグイグイ私に当たってきた。) 向こうも負けずににらみ返してくる。 その人から離れる私、振り向くとまだその人は私をにらんでいる、私も引っ込みがつかず、にらみ返す。 にらみ合うこと、10秒ほど。 まあ、最後は私から引いたけど。
あーあ、嫌な気分。 自己嫌悪。 その人を責める気持ち。 朝の電車の中って、私が一日で一番イライラしてる時。 これから仕事だ、と思って、憂鬱でイライラしてる。 だから、余裕が無い。 で、こんなことが起こる。
あーあ、嫌な気分。
私って本当小さい。
あーあ、何回も私をにらみつけた、眉間に皺のよったあの女性の顔を思い出す。 あの彼女の表情は、私の鏡。 私も同じような表情をしていたのだろう。
私って、本当人の感情、行動に反応しやすい。
まあ、ドンマイ、ドンマイ。 自分を責めずに行きましょ。 ダメな自分を責めないで。 ダメな自分を受け入れる。認める。
常に、心は揺れている。
私ってダメね、と笑い飛ばす。
食欲はほぼ回復。 まだ、一人前は食べられないけど、かなりお腹が減るようになった。 食べ物がおいしく感じられるようになった。
肉や魚、油をたくさん使った料理は、消化にエネルギーが要るので、食べられないし、食べたくもないけど、果物や玄米・胚芽米、野菜を中心に食事している。 段々、太ってきた。 まあ、失恋したばかりのころにすごく痩せたからね。
もうこれ以上は体重が増えないように気をつける。 今、お腹が出る寸前だからねー
それから、ヨガを毎日練習しているので、少しずつ体に筋肉がついてきた。 太ももの前や、二の腕に筋肉がついてきた。 うれしい。
私がやっているのは、パワーヨガの原型になったヨガで、かなりハード。 呼吸に合わせて、1時間以上動き続けるヨガ。 フーフー言いながらやっている。
体を動かしてないと、落ち込むばかりだからね。 体に助けられてる。
気持ち的には、やっぱりまだ呆然としてる。 付き合ってはないけど、3年以上彼との関係を育ててきたと思ってたし、二人の間にはいつも暖かい注目と空気が流れていたから、それが急に無くなって、ただただ呆然。 最後の彼の冷たい声と、今までの関係を否定する言葉。 思い出すと辛いし、いまだに信じられない気がする。
彼の心変わりの相手の女性を知れば知るほど、好きになってる。 ヨガの先生椿さん(仮名)、本当に素敵な人。 すごく正直で、純粋で、真正面からヨガに打ち込んでる。 ヨガの先生を週5日して、ヨガスタジオの近所でアパート借りて一人暮らしして、毎朝4時に起きて、自分の練習をスタジオで何時間もして、、、 彼女をブログを読んでいるけど、そこから本当にヨガに打ち込んでいること、自分に真摯に向き合っていることが伝わってくる。
本当に素敵な人。 彼の心変わりの相手が彼女でよかった。 そして、失恋を通じて、椿さんに近づけてよかった。
女が強くなればなるほど、男は離れていく。 男に守られるためには、弱くないといけない。 自分があったらいけない。
彼との恋愛で知ってしまったこと。
私の中の守られたいという願望と、自己実現したい、自分の力を思い切り発揮したいという願望。 両方一緒には満たされない。
私は、彼にすごく受け止めてもらってきたので、それが無くなって、途方にくれている。 本当に、彼に支えられてたんだな。 そして、彼に大きな幻想を抱いていた。 いつもあったかくて、私を受け止めてくれる人という幻想。 そう、お母さんの投影。
でも、彼はお母さんじゃなかった。 普通の大人の男性。
彼は、フェミで下ネタを言い、大声で笑い、はっきり自己主張する私を恋人としては受け止めなかった。
私がもっと女らしい女だったら。 もっと控え目な自己主張しない、男についていくような女だったら。 彼が受けとめてくれただろうか。。。
なんか、そのためになら変わってもいいとさえ思ってしまう。
でも、私は性差別にすごく怒っている。 私はもう二度と、女だからといって、差別されたくない。 女だからといって、抑圧されたくない。
でも、この社会に生きてる限り、それは無理。 どこに行ってもある、性差別。
男のようになりたいわけじゃない。 男と競争したくはない。 誰かを糾弾したいわけじゃない。
周りと調和して生きていきたい。 周りの人と繋がって生きていきたい。 男の人といい関係を作りたい。 子どももできれば欲しい。 でも、女だからといって、役割に縛られた小さい人生は生きたくない。
どうしたらいいだろうね。
私と彼との間に起こったことの背景には、こんな大きなものがある。
彼と椿さん、上手く行ってない感じ。 椿さん、多分他に付き合っている人がいる。 彼のこと、友達としてしか見てない。 彼のブログを読むと、数日前、最近うっぷんが溜まっていると書いてあった。
振られたんじゃないかなー
30半ばで親の家に住み、お母さんに身の回りのことをやってもらいつつ、音楽に打ち込む彼と、東京に親はいるけど、経済的に自立して、ヨガに打ち込む椿さん。 彼は、私を捨て、もっと可愛い女がいいと椿さんを好きになった。 でも、椿さん可愛いのは表面だけで、私よりもっと強い女だった。 彼の読み違い。 笑ってしまう。
私は彼を強い男と見誤り、彼は椿さんをか弱い女と見誤り、お互い見誤った二人。 似ている(笑
あーあ、やっぱり彼に帰ってきて欲しい。 椿さんに振られたんなら、私のところに帰ってきてやり直したい。 今度は、幻想をもう少し小さくするから。
そうそう、振られて、気が付いたこと。 私の声を使った表現に対する姿勢には、ちょっと無理があったってこと。 なんか、一生懸命プロミュージシャンとして音楽に打ち込む彼と対等になろうとして、上手くなろう、認められようとしていた。 認められようとするがあまり、強迫的だった。 楽しんでなかった。
今回振られたことで、音楽は私にとって、人生を豊かにしてくれるもの。 人とのつながりの中にあるもの。 ということに気づいた。
狭い部屋の中で一人で声を出して、自己満足するのは嫌。 誰かと競争して、勝った負けたとやるのも嫌。 他者の存在を感じつつ、表現したい。
失恋、辛いし、すごく傷ついたけど、たくさんのものを得た。
2007年05月07日(月) |
受け入れられたいけど、思い切り力を発揮したい |
私の中に、自分を守ってくれる男性が欲しいという気持ちがある。 この人だけは、どんな時だって、私の味方でいてくれる、私のことを見ていてくれるって確信できる人が欲しい。
経済的なことには、こだわらない。 プレゼントも欲しくない、食事はいつも割りカンでいい。 でも、心だけは、いつも私の味方でいて欲しい。
私のことを女だっていうことで、差別しないで欲しい、見下さないで欲しい、女だからああしろ、こうしろと言わないで欲しい。
私が、仕事やパフォーマンスで、力を発揮していくことを見守って、応援して欲しい。
下ネタを言ったり、セックスの話をあけっぴろげにしたりする私を否定しないで、受け止めて欲しい。 男性より低い、怪獣みたいな声を舞台で出す私を受け止めて欲しい。 (ああー、今一緒に舞台に立った男性に女捨てた声だなと言われたのを思い出して、嫌な気分。一緒に舞台に立っていても、女は女、どんな表現をするかどうかより、女らしくあることが大事。)
その願望、欲求を満たしてくれると思った人が元BFだった。 10年武道やっていたから、肩幅が広くて、胸板が厚い体型。 低めのしゃがれた声。 鼻筋が通った、整った顔立ち。 笑い上戸で、照れ屋で、優しくて、自分と違う人を頭ごなしに否定しないで、距離を置いたところで、見守ってくれて、私が下ネタ言っても、ドン引きしないで、笑ってくれて。
私をありのままに受け止めて、でもいつも味方でいてくれて、受け止めてくれる人だと思った。
実際、この3年以上、たくさん受け止めてもらった。 でも、それは恋人関係じゃない時の話。 私が恋人関係になりたいと、少し出た途端、彼は逃げた。 今まで、積み重ねてきた関係をあっさり、冷たく否定して、逃げた。
受け止めてもらえると思ったと言うと、カウンセラーに甘かったねと言われた。 そして、元BFの女性を見下すところを見ないようにしていたことに気づいた。
私は絶望した。 そういう人はいないんだ、この先いないんだと思ったら、絶望した。
カウンセラーに、「人生は諦めの連続なのかね。」と泣きながら言うと、 「諦めというか、すべてをくれる人はいないってことね。でも、betyさん、元BFさんから確かにもらっていたと思うわ。betyさんがこんなに丸くなったのも。彼からたくさんもらったからよ。」 と言われた。
私が女のポジション(彼より下で、彼より能力がなく、未熟で、彼に従うポジション)にいなくても、私を受け止めてくれる人が欲しかった。 でも、カウンセラー曰く、そんな男はいないらしい。 最初、自分がまだ彼より能力がないうちは、受け止めてくれても、betyさんが能力をつけると、男は逃げていくと。 でも、それを5、6回繰り返せば、60代になって、もう恋愛はいいわってなるわよ、とも。
カウンセラーの、その言葉、言った内容をまだ受け入れられない私。 やっぱり欲しい。 ステディな人が欲しい。 でも、威張る男はいらない。
弱いふりはできない。
あーあ、どうやって生きていけばいいのやら。
守られたい自分と、女のポジションにいたくない自分がいて、その二人に引き裂かれそう。
カウンセラーは、「そんなに急いで、彼を諦めなくていいと思うわ。諦め切れないうちは、夢を持っていてもいいし。betyさんは、いつも体の声を大事にして生きてきたから、今回も体に従うといいわよ。」と言った。
なんか、それで気が楽になった。
今は、頭であんまり考えず、ヨガばっかしてる。 ヨガすると気持ちいいし、ご飯はおいしく食べれるし、よく眠れるし、、、 会社のない日は、ヨガして、自分がおいしいと感じるものを食べて、余った時間はボーっとしたり、本読んだり、そんでもって、夜になると寝る。 そんな生活。 GWはそうして過ごしてた。
今はそれでいい。 そうやって、毎日淡々と生きていればいい。
仕事以外では、あんまり頭を使わないようにする。 体の欲求を大事にする。
ただ生きてるだけでいい。
土曜日はカウンセリング。
カウンセラーと話して、私は元BFにお母さんを投影していたと気づく。
私は欲しかった。 暖かい胸に抱擁され、受け止められ、守られたかった。
でも、元BFは私が関係を深めようとした途端、逃げた。
カウンセラーが元BFを 「弱いね。」という、その後 「でも、男ってみんな弱いのよ。」とも。
人間が男になるには、男になって、男の利権を得るには、バカになるしかない。 この社会で、男であるということは、バカになること。 だからこそ、男はみんな弱い。
私が力をつけた。 元BFと関係を深めようと思って、近づいていった。 そしたら、逃げた。
そこには、フェミの深い問題がある。
女が力をつければ、つけるほど、男は逃げていく。 男は女に自分より下であること、力が能力がないことを求める。 対等な関係は男と女の間には成立しない。
私と元BFの間にもそういうことが起こった。
カウンセラーとその話をして、深い絶望を感じた。
私は欲しかった。 元BFから欲しかった。 母にもらえなかった承認、庇護が欲しかった。
でも、逃げた。
だけど、元BFを責めることはできない。
元BFにそんなにも求めるのは無理な話。 100%、欲しいものをくれる人はいない。
夢を見た。 3年以上夢を見た。
最後は、元BFは逃げてしまったけど、でもいい夢だった。 そして、ただの幻想だけではなく。 本当にたくさんのものをもらった。 セックスはなかったけど、デートも2回だけだったけど、そういうレベルを超えたものをたくさんもらった。
サークルの練習では、いつも私のことを気にかけてくれた。
とにかく、いつも私のことを気にかけて、見てくれていた。
そして、私を受け止めてくれた。
あと、彼のお母さんが好きだった。 彼のお母さんとは、数回ほんの少し会話を交わしただけだったけど、本当に無条件に人を受け入れてくれる人だった。 あんな女性に出会えて、あんなお母さんがいると知れて、本当によかった。
100%はもらえなかった。 最後は逃げていった。
でも、この3年以上、4年近く。 本当にたくさんの注目と受容をもらった。 本当に暖かった。 安心できた。
カウンセリングの終わった後、元BFにメールを送った。 元BFは私にとって、本当に暖かい、正直な気持ちのいい人だったこと。 すごく好きだったこと。 感謝していること。 元BFのお母さんに会えてよかったと思っていること。 私は元BFが思っているような強い女ではないこと。(ここは、こう言えば後日会った時、自分が楽できると思って書いた) どこにいても、もう一生会うことがなくても(そんなことは絶対ないけど)元BFが元気でいて、幸せでいることを祈っていること。
一気に書いて、数時間おいて、見直して、送信した。 返事はない。 まあ、元BFは何にも言えないだろうな。
カウンセラーに最後に言われたこと。 「でも、元BFさんのすべてが弱いとか、すべてがバカだっていうわけじゃないのよ。いいところもたくさんあるし、実際もらったものもたくさんあるんだからね。それを忘れて、ただ怒りまくったら、前のbetyさんに戻ってしまうからね。」 と言われた。
本当、そうだね。
100%はない。 それは誰からもない。 お母さんの子宮の中じゃないんだから。 でも、ゼロでもない。
人間は夢を見ないと生きられない。 私はお母さんからもらえなかったものを埋めるという夢を、これからも見つづけるだろう。 そのたび、がっかりしたり、満たされたりするだろう。
それが生きるということ。
繰り返しになるけど、 元BFはくれた。 私は確かにもらった。 あの暖かさは本当だった。 ただ、100%はないってこと。
昨日は、ヨガ教室へ。 予定していた先生が風邪ということで、なんと代講で元BFの心変わりの相手・椿先生(仮名)! ひょえー神様はおつなことするね。
すごく厳しい先生だった。 私ができてないところを、何回も指摘された。 指導にごまかしがなかった。
でも、何回もリラックスして、楽しんで、ヨガしてね、と伝えてくれる。
椿先生のクラスを受けて、自分が早くいいアサナ、きれいな動きがしたい、そして、人に認められたい、誉められたいと焦っていることに気づいた。 毎日一生懸命練習している、自分に酔っている、ひたっている自分に気づいた。
きつかったけど、指摘してもらってよかった。
椿先生は大地にドデーンと根ざしていて、でもすごくリラックスして生きることを楽しんでいて、本当に素敵な人だなと思った。 最後のシャバアサナの時、CDをかける代わりに椿先生自身が歌ってくれたんだけど、本当に素敵な歌声で、今思い出しても泣きそうになる。
低めの柔らかい、まあるい声。
私が、私が、という自己主張を超越した、周りと調和した歌声。 こんな風に歌う人を元BFが好きになるのは仕方ないと思った。
元BFのお母さんについで、素敵な女性に出会えてよかった。
元BFの周りには、素敵な女性がたくさんいる。 (だから、元BFはあんなに暖かい人だったのかな。) そう思うと救われる。
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