極端なつぶやき
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最近、休日になると、会社のこと(特に女将先輩)を考えてしまって辛い。
女将先輩が私に言った言葉を何回も思い出しては、腹が立ったり、泣いたり。
でも、この感情をまず受け入れようと決める。
カウンセラーに言われたこと。 「誰だって、孤独や悲しみを抱えている。 でも、誰もが私だけは特別って思っている。 この特別って感覚がないと、人は生きられない。 自分だけが辛い、大変と思っている人は滑稽。 悲しみや孤独が、その人の個性をつくる。 それがないとペルソナだけの人になってします。 私は、こういう仕事をしていて、たくさんの人の話を聞かせてもらうけど、本当に一人一人がすごい人生を生きているわよ。」
この言葉を何回も思い出す。
この痛みや傷つき、悲しみを受け入れると決める。 なかなか難しいけど。。。
ちなみに、自分を慰めるために書くけど、女将先輩、弟さんのお嫁さんとほとんど話さないそうだ。 女将先輩が冷淡な態度をお嫁さんにとっているそう。 お嫁さんが、女将先輩に一番最初に会ったとき、緊張して挨拶しなかったのが気に入らないそうだ。 それで、お嫁さんのことを大嫌いになったんだって。
ひえ〜ガキー
こうすべきと自分が思っている規範に沿って行動しない人を攻撃、排除しようとする人。
女将先輩の持つ一面。
女将先輩、礼儀作法、女らしい気配り(女役割ね)は完璧かもしれないけど、あまり人とコミュニケーションしない人。
自分という小さな箱の中から、人を支配しようとする人。
会社の人から見たら、私は変わっている。 女役割のほとんどできない女。 その点から言うと、ダメな人。 だから、専門職という仕事で補っている。
でも、私の視点から見たら、女将先輩も変な人。 ガキっぽい人。
カウンセラーがこう言ってくれた。 「女将先輩はbetyさんをいじめたけど、betyさんは他の人をいじめてないわよね。そこがいいわね。」
垂れ流しにしなかった自分を誉める。
女将先輩は感情を垂れ流しにして、自分の人生に責任をとらず、被害者でいる。人ともあまりコミュニケーションしない。 だから、彼氏が15年以上おらず、芸能人との結婚を夢見て、ファンタジーの世界に生きている。
私は、感情を垂れ流しにせず、自分の人生に責任をとろうとしている。 なるべく、人とコミュニケーションをとろうとしている。 だから、BFや数人の友達といい関係が作れている。
私は女役割のできない女だが、垂れ流しにしない努力をしている。 その成果は少しずつ出ている。 そう思って自分を肯定していく。 開き直るのではなく、いいところも欠点もある自分を許して、肯定していく。
あーあ。。。 どうしても、旅館の女将先輩に反応してしまう。
特に、先輩が私のことをチェックしていると感じると、激しく心が動く。 今日も、私がお客と電話で話しているのを聞いていた先輩が、後からいろいろ言ってきたのに、激しく反応してしまった。
うちの会社の商品を買いたいお客。 基本的にうちは直販のみだが、送料がかかるのが嫌だから、会社に直接買いに来たいという人やうちの商品を卸している店を紹介して欲しいという人がたまにいる。
今日も、地方に住んでいる人で、たまにこちらに出てくるから、商品を売っている店を紹介して欲しいというお客。 2つある店を言う。 お客が駅の近くの店はないか?とか、その店の場所はどこか?とかいろいろ聞いてくる。
で、駅に近いほうの店(A店)の入っているビルに一度行ったことがある私は、A店は駅に近いと答える。 駅からどう行くのですか?と聞いてくる客。 答えられない私。
電話を切ると、先輩からそういう時は店の電話番号を教えて、そこに聞いてくださいって言った方がいいよと、アドバイスしてもらう。 確かに、そうだと素直に納得。感謝する。
でも、その後の先輩の一言。 「だって、betyさん、場所説明するのへタじゃん。」
その一言に反応。
確かに、私は場所を説明するのが得意でない。それは認める。 でも、先輩のその言い方、言葉になんか反応したんだよね。
今、書いている私は、いつもの私。 客観性は、まあまああると思う。 自分の欠点も認めているし。
先輩に反応する私。 感情的な私。 怒り、傷ついている私。
ちょっとバラバラになるけど、また戻ってくる。
今日の先輩 今日は、すごい忙しそう。 マウスやキーボードを操作する音から伝わってくる。
先輩を怖がっている自分、反応している自分がいる。 なかなか中立のところに立てない私。 先輩にかまって欲しがっている私。 なごやかな雰囲気の中、楽しく仕事をしたいと思っている私。
様々な自分に気付く。
昨日、ネットで共感力に関するとある本を購入。
最近、自分がかなり人の気持ちに敏感だということに気付く。 そして、標準よりかなり他人と関わろうとするところのある人間だということにも。
例えば、私のバンドに新しい人が入ってきたんだけど、その彼女が初めてのライブですごく緊張してたのに気が付いて、反応を返したのは私だけだった。 もしかして、他の人も気付いていたのかもしれないけど、反応を返したのは私だけ。
この性格、傾向のプラス面としては、 共感能力が高い。 人と繋がる能力が高い。 人の気持ちに敏感。 観察力がある。 思いやりがある。優しい。 人のことをよく考える。 人に対して、侵入しない、安全な人間でいられる。 など。
マイナス面としては、 依存されやすい。 侵入されやすい。 他人の気持ちに左右されやすい。 自分より他人の気持ちを優先してしまいがちで、自分をおろそかにすることがある。 人と共感すること、共有することを大事にするあまり、他のことがおろそかになる。 人との関係を大事にするあまり、自分の欲望がわからなくなりがち。 など。
だから、この『エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう』という本には題名からして、すごく惹かれた。
カウンセラーに、 「betyさんはすぐ心が裸になる。 すごくそういうところ、私は素敵で可愛らしいと思うけど、裸になるかどうか、選べるようになるといいわね。 この人の前では脱いで、この人の前では脱がないって選べるといいわね。
それに、舞台で表現する際は計算して脱いだ方がいいわよ。」 って言われたことがあって、それとこの共感力のスイッチをオン/オフしようというのは、重なっている。
これから、人とどのくらい関わるか関わらないか選べるように訓練していきたいな。 そっちの方が全然楽だもんね。
◇◇◇◇◇◇◇ 私がBFを尊敬しているところの一つに人との関わり方、距離の取り方が洗練されているというところがある。 BFは、転校の多い子供時代を送った人なので、きっといろんなところに行くたびに、新しい環境になじまなければならず、その都度苦労して、ああいうスマートな関わり方を身に付けたのだと思う。
BFの人との関わり方、距離の取り方を見ていると、本当に感心する。
まず、境界線の引き方が絶妙。 人に侵入しないし、侵入させない。 人は人、自分は自分という境界線が徹底してある。
だから、人から何か言われても、それはその人の考え方であると、ワンクッション置いて受け止めている。 私みたいに、すぐ反応して動揺したりしない。
それから、人に自分の考えを押し付けることがほとんどない。 俺はこう思うけどね、って感じのスタンス。
あまり感情的にならない。
人と関わるところ、共有するところと、自分は自分っていうところのバランスがとれてるんだよね。 BFの心の中には、人を受け止めるポケットがある。 だから、人から批判されても、人と自分が違っても、そんなに揺らがない。 余裕ともいえるし、自分に自信があるともいえる。
段々、のろけになってきたから、ここらへんでやめるけど、そんなBFと関わり方のバランスの悪い私が仲良しだってことは不思議な気もするし、感慨深い気もする。 前の私なら、BFとコミュニケーションがうまくとれなかっただろうな。 BFのいいところも、あまりわからなかっただろうし。 BFと仲良くなれたのは、私がトレーニングしてきた成果だろうな。 BFとの関係は、私にとって救いだし、贈り物だな。
この3連休は、会社のこと、特に女将先輩との関係のことで悲観的になってしまい、結構暗かった。
先輩から言われたきついことを思い出して、泣いたり、怒ったりした。 最近は怒るより泣く方が楽だし、すっきりするから、自分で自分を泣く方向に誘導していく。
会社に勤めつづけるのが辛いーって感じで思いつめたりもした。
でも、月曜日、会社に行くのが不思議と嫌でなかった。
昨日、今日は、結構楽に働いている。
昨日、今日と、先輩が私にあまりかまってこない。 あと、先週のようにテンパってない。 3連休でゆっくり休めたからだろうか。
先輩、私のことを無視するでもなく、一人の世界に入り込むでもなく、私の言動にいちいち眼を光らせてチェックするのでもなく、淡々と仕事している。
だから、私も安定していられる。
本当、先輩に左右されているんだなー
いつも、先輩が淡々と仕事してくれると楽なのに。
先輩は、余裕のない時とある時で、まるで別人のようだ。 余裕のない時は、距離が近く、言葉がきつい、侵入的な人。 余裕のある時は、丁寧で、よく気が付く人。
アルバイトさんが一人いる(主に、女将先輩の仕事を補助している)んだけど、その人はこの3連休に離婚することに決めたそうだ。 一人暮らしになるからもっと稼がないといけなくなったため、仕事を探すそうで、もしかしたらうちの会社のアルバイトをやめるかもしれない。
余裕のないバージョンの先輩なら、動転して、私に八つ当たりしたり、愚痴ったりする。 今は、余裕のあるバージョンの先輩だから、私と二人っきりになっても、全くそのことを話題に出さないし、動転もしていない。 もちろん、触らぬ神に祟りなしで、私の方からも何も言わないけどね。
この落差に戸惑ってしまう。
まず、私がよく覚えておいた方がいいことは、先輩のこの落差は私のせいでない、私の問題でないということ。
何回も繰り返し、自分に言い聞かせる。 先輩のことは変えられない。 先輩の問題と自分の問題を分ける。
でも、まあ自分も含めて、本当人間って、その時のシチュエーション、体調などで、全然人格が変わるよね。 なにもかも、流動的で変わっていく。 そのことを忘れないようにする。
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