2013年06月04日(火) |
仮面をかぶった正義の味方 |
≪朝日新聞社説≫ 右傾化の否定―「誤解」と言うならば 「日本の右傾化を指摘する声や、国際秩序への挑戦を試みているという批判もある。まったくの誤解だ」 小野寺防衛相がシンガポールで開かれたアジア安全保障会議の講演で、そう語った。 安倍政権の歴史認識や外交姿勢をめぐり、国内外から疑念が突きつけられている。 やむにやまれず、この機に反論し、局面の転換をこころみたのだろう。だが、防衛相が国際会議でこんな弁明をしなければならないのは尋常ではない。 そもそも安倍首相がとなえる「戦後レジームからの脱却」ははっきり説明されていない。歴史の見直しを含む動きがあれば、戦後秩序への挑戦と受けとられても仕方あるまい。 慰安婦問題をめぐる日本維新の会共同代表の橋下徹氏の一連の発言も、海外では、安倍政権下での日本の問題として見られているのが実情だ。 小野寺氏は講演で「野党の一党首が不適切な発言を繰り返した。そのような発言や歴史認識にくみしない」と述べたが、他人ごとで済ます話ではない。 歴史認識をめぐっては、首相自身の発言が不信を招いた。閣僚らが靖国神社を参拝したことで中国と韓国が反発すると、「どんな脅かしにも屈しない」と言い切った。 植民地支配と侵略へのおわびと反省を示した村山談話について「そのまま継承しているわけではない」と発言。批判を浴びると、継承の明言に転じた。 歴史をめぐる安倍政権の「価値観」とは何か、どこに向かうのか。その見えにくさが「右傾化」批判を招く一因だろう。 歴史発言に始まる負の連鎖の果てに、近隣国とのつき合いを損ねてしまう。そんな安倍外交の不手際には、首相がもっとも重んじる同盟相手の米国からも困惑の声が寄せられている。 各国の懸念を「誤解」と弁明するならば、行動でみせるしかない。とくに中国、韓国との冷えた関係を解きほぐし、建設的な対話につなげる糸口にしてもらいたい。 小野寺氏は、防衛費の増額などについて「地域の安定へ、より能動的、創造的な貢献を目的としたものだ」と説明した。 ならば、海洋、宇宙、サイバー空間のルールづくりといった21世紀型の安保問題への取り組みも、隣国と積極的に論議してはどうか。 後ろ向きの弁明から脱却し、アジアの安定への道筋を率直に提案する新しい日本の姿を見せる。それが「軍国化日本」の否定にもつながるだろう。
だれが「右傾化」って言ってるのだろう。 特アの国、そしてアサヒではないのか! 特ア様のお怒りに便乗して、おっしゃる通りとコバンザメしてるのはあなたたちなのだ! 何度も言うが、かつて軍国化の道に煽ったのはあんたたちアサヒですよね。 どのつらさげてこんなこといえるのかねぇ。
2013年06月01日(土) |
まさか日本人じゃないでしょ |
≪中外日報から≫ 曹洞宗住職、韓国から竹島上陸 2013年5月31日 15時06分 竹島(韓国名・独島)は韓国領との立場を取る日本の歴史学者2人が23日午前、船で同島に上陸し、曹洞宗の一戸彰晃・雲祥寺(青森県五所川原市)住職も同行した。 歴史学者は久保井規夫、黒田伊彦の両氏で、いずれも市民団体「『竹島の日』を考え直す会」の会員。一戸氏によると、韓国の民族団体の招きを受け、慶尚北道の鬱陵島から竹島に渡り、船着き場付近で約20分間滞在。韓国国旗を掲げ「独島は韓国領だ」とシュプレヒコールを上げた。 一戸氏は戦時中の曹洞宗の動向研究や、韓国・群山市の旧曹洞宗寺院に同宗の植民地政策協力をわびる石碑を建てた活動などで知られる。 曹洞宗は27日午前、一戸氏の行動について「遺憾だ」とコメント。釜山の日本総領事館は「韓国の実効支配を認めるもの」と事前に上陸の自粛を求め、菅義偉・官房長官も23日午後、極めて遺憾だと表明した。
「日本の歴史学者」⇒「日本に住む、韓国に中心を置く歴史マニア」じゃなくって? 曹洞宗は遺憾だけで終わるの?
|