俳優ユースケ・サンタマリア氏を個人的趣味で鑑賞...いえもと(改名しました)

こちらでは、ユースケ氏の出演作品の中から、後世に残したいとまで気に入った作品&ここまでこのドラマを食い入るように観てるのって私だけだろうと思ったドラマを、筆者が勝手に必要以上に評価させて頂いています。ネタバレ有です。
ドラマのあらすじを知りたくない方にはお勧めできません。
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いま「キサラギ」再び(いや、三回目)観てきた私のファン心理 - 2007年06月21日(木)

映画「キサラギ」の5人に対し、勝手に自分を強引にシンクロさせている主婦がここに。
例えば私の今朝からの行動。
洗濯を急いで干したら娘と一緒に家を出て
朝の「あいさつ運動」で旗持って通学路に立って子供達を見守り、
取って返して冷凍食品の配達に回り、売り上げ金を口座に振り込み、
渋谷のシネクイントに滑り込み、初回1000円サービスでまずは「キサラギ」観て
座席でゼリー状栄養補助食品による「10秒メシ」そして、リピーター割引ステッカーを獲得し
午後イチで、もっかい「キサラギ」観て
急いで帰った駅前のスーパーで洗濯洗剤を買い足し、
帰宅後はPC立ち上げてネットにこんなこと書くし(つまりこれ。)
このあと30分後には帰宅する娘の勉強を見てやることになっている。

いろんな立場に代わる代わるはまりながらユースケ氏のファンをやっているけど
もっともっと、想像を絶する濃いファンが世の中にいるはずだ。

ファンに限らず人は、リアルの世界では別の立場というか顔を持ちながら、よそからは分からない見えないやり方で人を愛する。
他人なのに父親のように厳しい愛情で接する人もいるし、父親なのに母親のような心で相手を気遣う人もいるし
もう様々いろいろで何でもありだろう、
そんなことを「キサラギ」の5人見てたら考えさせられた。

で、また先日に続き、ユースケ氏の話なんだけども。
最初クールで厳しい感じ、でもどんどん隠し切れない熱いものが出てとうとう爆発して、
それから何かがはずれて脆く痛々しい心が零れて、
で、最後はまた大人の節度ある静かな優しさ・・・って感じで、
その全てが「如月ミキ」に捧げられたものだということ、これがまたその違和感のない移り変わりぶりが良いんだ、やっぱり巧いんだと思う。
5人みんなそれぞれが、そんな意表をついた変わり方を見せてくれて、みんな巧いけれど。やっぱりユースケ氏びいきとしてはイチオシかな。

二度観るのはお勧めです。一度観てみんなの正体を知ってから、そのことを頭に置いて観ると、
なるほどこのセリフはこの人がこの場面で言うしかないな、という、必然性がよく理解できて、楽しいです。
リピーターのお財布に優しいシネクイントに感謝しつつ、また寸暇を惜しんで買い支えたい、一ファンの心理。


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いま「キサラギ」観て来た。 - 2007年06月19日(火)

渋谷のネットカフェにて。
PTAの仕事からかけつけて、このあとまた中学の参観日に行くんだけれど
とりあえず、今、渋谷で午前の回を観てまいりましたので第一次感想。

ワンシチュエーションなのに全く飽きない。
「え、そんな秘密がまだあったの!?」
目が離せない。

如月ミキに対する5人それぞれの、深いふかーい愛が変化球でどんどん浴びせられる気がして、こっちはむしろ泣き笑いだった。
そして、ミキちゃんも、幸せだったんだなあ、いいこだったんだな、
と納得。

アイドルを見つめて生きるって苦しいものだなあ。
でもよく解かる。わかります。
憧れの対象のひとには、一人の人間として幸せな人生を送ってほしいんだけど。そのひととどうこうなろうなんて思うことさえ許されないし、また思わないんだけど。
でも遠くから見ているファンとしての自分のこのすっごい熱いファン魂は溢れそうなので、
どこかで誰かと共有したいような、自分だけの胸にしまいたいような、
まさしく「ありがとうー!」としか言いようのない気持ち。

いつもはファンに熱く観られる立場の人々が、アイドルを熱く観る(見守る)立場を演じているの、すっごく面白い。それも、こんなに五人十色なカラーでそれを表現してるなんて。

詳しいことは、劇場公開期間が終わってからにしたいと思います。
ユースケ氏は冷静で熱いひとを演じています。
最後まで観れば、最初のあの冷ややかさも「愛だったんだな」と納得できます。そういう、ヒンヤリした味付けの愛もいいよねー。

とにかく最後の最後まで気を抜かずに観ていないと、いろいろとどんでん返しが繰り出されるので。

ホント、すっごい面白かった!!










































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