* たいよう暦*
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2004年09月29日(水) 台風

「台風大阪直撃」
と天気予報で言っているというのに、我が課は転勤する東京の同僚の送別会。
「帰ります、台風来てるし」
というと、
「8時前後に大阪近くに上陸やで。去るまでおろや!そのほうが絶対安全やで。夜10時ぐらいに帰ったらきっと雨もやんどるわ」

確かに。
なんだかんだ長居して、席をたった夜11時には雨もほとんどやんでおり。
台風なんてどこにも見当たらず。
うん、なかなかかしこい台風から身の安全を守る方法。

台風のかけらも感じられない弱い雨の中を、いつものように帰っていきました。
(ただし、家では約一名、台風の中宴会に参加するなんて、信じられない!と怒っている方がいらっしゃいました・・・(笑)。ので、ほんとに正しい身を守る方法かどうかは疑問の余地あり)


2004年09月28日(火) お誕生日

友人のHPに住んでいた「ハーボット」がとてもかわいくて、
飼ってみたいなあ。でも、HP持ってないと飼えないんだよね
(ハーボットはHPの更新内容を餌にするペットなので)
とふと言った私に、
「HP作ったよ。ハーボット飼えるよ・・・!」
と、友人が思いがけずプレゼントしてくれたことから始まった、HP。
今日、「たいようのしっぽ」が生まれて、一年です。

なにかを表現したくて始めた・・・というよりは、ペット(ハーボット)を飼いたくて始めたHPなので、何をどういう風にしたらいいのかわからなくて、迷いながら、探しながら、ゆっくりとスタートした、初めてのHPづくり。

そのうちに、「たいようのしっぽ」を通して、「日常」を表現することを、おぼえました。

なんということない平凡な一日。ってのはどこにもないんだ、いつもなにかがあるんだ、って改めて気づかせてくれた友人に、感謝。

自己を表現する場がある。
そうして自分の表現したものを見てくれる友人がいる。
そこから、なにかがはじまる。
この一年は、そんな毎日を過ごせました。

たくさんの感謝を、読んでくれている友人と、遊びに来てくれているすべての人に。
これからも、ささいな日常を、かけがえのない日常として表現していきたい。


2004年09月27日(月) 太刀魚(たちうお)

小さい頃から、釣り好きの父に家族みんなでよく海に連れていかれていたけれど、ほんとうは、釣りがあまり好きじゃなかった。
人より鼻のきく私にとって、あの餌とか道具とかの生臭いにおいが苦手だし、潮風で体や髪がべたべたしてくるのもうんざりしてくる。
大体、虫が全く駄目な私にとって、餌がごにょごにょした虫だという時点で我慢がならないし、夕方の堤防には「船虫」とかいうわけのわからない気持ちの悪いものが、こりゃまたごにょごにょ動き回っていたりする。
あーんな広い海で、あーんな針一本たらして、魚が食いついてくれるわけがないと思うし、現実に(私の針には)くいついてもくれないし。

でも、釣りたての魚はたまらなくおいしくて、その上とてもうつくしい。
そして、大人になってからは、海を眺めてぼーっとしたり、太陽が沈むのをゆっくり眺めたり、よせてはかえす波をひたすらみているのも、楽しくなった。

そんなわけで、釣りにいく?と誘われると、断らないことにしている。
釣り上げることが目的じゃなくて、ひたすらぼーっとすることが、目的で。
竿先を眺めるよりも、あらぬ方向を眺めていることに大半の時間をついやすために・・・。

ところが、こんなやる気なしなし釣り人の私も、太刀魚釣りの時だけは別。
闇夜に銀がぎらぎら光るこの魚の時だけは、がぜんやる気を出してしまう。
なんといっても、餌が「わかさぎ」で、「虫」じゃないのが、いい。
そして、この魚は釣りたてがたまらなく、おいしい♪
太刀魚のお刺身なんて、じゅるりんじゅるりん、よだれが出てしまいそうになる♪
長さのある魚だけあって、つりあげるときの気分は、ハワイあたりで大きな魚を釣り上げる松方弘樹ぐらいになっている。がっつん!という手ごたえが楽しい。

というわけで、今日はまじめに釣り三昧。
おかげで、大きな太刀魚を二匹ゲット♪
明日の晩御飯は、塩焼きとお刺身だぁ〜!
たのしみ、たのしみ♪


2004年09月26日(日) ん?な誕生日

お誕生日、おめでとう。
おめでとうの気持ちを、ふかくふかくこめて。
コロッケを作って、プレゼントしました。
へんなプレゼント?


2004年09月25日(土) 感謝

夜になって、愛車を走らせました。
明日小さなリニューアルをする予定の私の”すみれちゃん”。
今の装備に愛着があるので、この装備でお出かけするのは、今日で最後かと思うと、なんだか愛しい。
でも、変化も悪くはないと思う。
と、自分に言い聞かせてもいる。
実は、愛着あるものとは離れられない性分なので、悪くもなっていないのに交換するのにはとっても抵抗があるのだ。
じゃあ、やらなきゃいいのに・・・ともいえるけれど、でも、せっかくだし、小さなリニューアルも悪くないと思うし、交換するんだ・・・、明日!
いままでありがとう、とその部品に。
失うものもあるけれど、また、新たに出会うものもある。
変化を恐れてはいけない。
なあんて、部品の交換にちょっと大げさかあ。でも、ちょっとした交換でも、私は感傷にふけってしまうたちだ。
ちょっと悪いクセ。


2004年09月24日(金) はぁ〜つかれた

今日は、きのう補充した元気を、その8割がた使ってしまったかんじ。
決算前の会社というものは、なぜにこんなにばたばたするのだろう。
もっとも・・・決算前にばたばたしない会社もどうかと思うが・・・。
それでもやっぱり、頭も神経もすごく使うこの時期は、ぐったり疲れるし全部を消耗”される”かんじがして嫌だ。

会社は会社、プライベートはプライベートとすっぱり切り離すことを信条にしているけれど、会社にいる時はいる時でプロに徹していたいし、全力を傾けていると思う。
そうすると、夜も更けてくる頃には電池が切れ、家に帰るとただごはんを食べて眠るだけでプライベートがなくなってしまう。
平日そういう日々を続けていると、かーっとストレスがたまり、仕事が忙しければ忙しいほど、休日はたまったストレス発散のためにでかけることになる。
そうすると、ストレスは発散されるけれども体の疲れは蓄積され・・・・。
うーん、ジレンマ。
心も体も元気であることが理想だけれど、それでもどちらかしかとれない場合は、心の健康が優先。
ということで、どんなに疲れていても、休日遊びに行ってしまう私を家族は責めるけれど、これは心の健康のために仕方ないことなのです!ときっぱりはっきり言い切って、また今週も出かける予定にしている。
しかたない、しかたない。
心の健康のためだもの・・・?!


2004年09月23日(木) 補給

ずうっとずうっと休みなく、仕事と遊びに飛び回っていた私にとって、今日は9月に入って初めての予定のないお休み。
たくさん、たくさん、心と体を使ったなあ。
なーんにもせずに、本だけ読んで、そして一日寝てすごした。
元気を補充。
人間たまには、なあんにもしない休日も、大事だねぇ〜。


2004年09月22日(水) 言霊のやどる言葉

言葉というものは、刃物にもなるし命綱にもなる。
使い方ひとつ。
言葉に敏感でありたいと思うけれど、敏感でいたいがゆえに、ふと投げつけられた言葉に傷つきもする。
それでも、言葉に敏感でいたい。
と思う私は、言葉に救われたこともたくさんあるからだと思う。


2004年09月21日(火) くじゃく

上場ベンチャー企業の役員で、38歳にして年収1億円、という人と話す機会にめぐまれた。
どんなおもしろい話が聞けるかな、とちょっとわくわくしていたのだが、どこまでいっても自分のことと、そしてさりげなさを装っていながら、実は全然さりげなくない自慢話しか出てこない。
最初は話を聞いていたけれど、途中であきて放り投げてしまった。
ここ数年で、一番無意味な3時間を過ごしてしまったなあ、と私的にはかなりつまらなかった。
一緒にいた人の中にはきゃいきゃい盛り上がっている人もいたから、単に私の興味のない話だっただけのことなのかもしれないけれど・・・。
「貧乏人のひがみ根性もあったんじゃないの?」
というコメントが、とある方からやってきたけれど・・・うーん、そういうわけでも、ないと思う。
年一億稼ごうが、ゴルフ場を持っていようが、クルーザーを持っていようが、NYに年10回行って庭のようにすみずみまで知っていようが、南青山に住んでいようが、そんなことだけ説明されても、私にはひとつもおもしろさを感じなかったんだもん。
いっぱいいっぱいかざりたてた、くじゃくっぽかった。
「羽」じゃなくて「なかみ」に魅力ある人のほうが、どれだけ美しくみえるだろうと、私は思うけれど・・・。
でも、くじゃくの羽の美しさを愛する人も、世の中にはたくさんいるらしい。


2004年09月20日(月) 写真

小さな小さな友人の写真がいっぱいつまったアルバムを、きのうの夜から何度も何度も見せてもらいました。

そこにおさめられている写真の一枚一枚を見るたびに、いろんなことを思い出す。そして、いろんなことをまた思う。

一枚一枚が、私にとっても特別な大切な宝物だ。


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