* たいよう暦*
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いらいらいらいらいら。
今日は、渋滞にひっかかって、とってもイライラしてしまいました。 いつからだろう?渋滞にイライラするようになったのは・・・
免許を取り立ての頃、とにかく緊張しまくりで運転していた私にとって、渋滞は天の助けでした。
「うう〜。やっと休憩ができるう〜!」
渋滞にひっかかる度に、かっちかちに凝った肩をもみほぐし、だらだら速度にやっと緊張をとくことができ、心ゆくまで堪能した渋滞。
「渋滞がうれしいなんて、おかしいよ」 友人みんなが口をそろえて言ってたけれど、あの時には、ほんとにだらだら進む車の速度が嬉しくて嬉しくて「あっ!渋滞だあ〜」とひっかかる度に嬉々としていた。
いらいらいらいら。 「うー!もうっ!」 渋滞を抜けたあたりで、少々運転が荒くなってしまいました。 あっ、いかんいかん。気をつけなくちゃ。 イライラの心を静めながら、待ち合わせの時間を気にしながら、注意して目的地まで愛車を走らせました。
ふう。渋滞、やっぱりイヤだ。 こういうのも・・・成長・・・?
● クエン酸飲料を飲む。 ●体内の疲労物質であるLー乳酸を分解し、疲労回復します ● 代謝活動が活発になり脂肪分を燃やしやすくします。 ● 老廃物もどんどん分解されます。 ● 尿・汗の量が一時的に増えます。 ● 老廃物が血液から無くなります(きれいな血液)。 ● 肩こり・便秘・冷え性が改善されます。
という「体にいいクエン酸飲料」を、昨日から飲み始めました。 「最近ほんま疲れまくりやー」と言っていたら、友人がプレゼントしてくれたもの。 水にとかして、飲みます。 これがなかなかすっぱくておいしい♪ と、思っていたら、説明書きを読むと、疲労のたまっている人、体調の悪い人はすっぱく感じ、健康な人は甘く感じるそうです。
体は健康になりたいけれど、「酢好き」ですっぱいものが大好きな私としては、すっぱくならなくなるのは、ちょっとかなしい。
今日で2日目。まだ、すっぱいです。
「車が・・・今日の朝、盗難にあいました(T_T)」 と、朝、友人からメール。
ええええええ?!?! あの、車が盗まれちゃったの〜?!?! ぴっかぴかの白のスープラが?!?! ががーん。と、私までショック。
友人が愛していたその車に、何度のせてもらったことか。 いつみても、すみずみまで手入れされて。 ぴっかぴかに磨かれて。 乗り心地は決してよくなかったかもしれないけれど(笑) その車から見える光景がとても好きだった。 そして、その車を嬉々として操る友人の運転が好きだった。
落ち込んでいるかな〜と電話してみると ちょっと空元気な友人の声が聞こえてきた。 想像してたよりは、元気そうでなにより。 でも、たくさんの想い出のつまったあんなおっきなものを突然奪われるなんて、ほんと、ひどい話だなあ。
車の盗難事件が増えているとは聞いていたけれど、こんなに身近な人で盗られた人ははじめて。 きちんと駐車場に止めて、そして、盗難防止グッズまでつけて、きちんと鍵かけて止めているのに、これ以上どう気をつけろというのだろう!
ほんとに、ひどいことする人は世の中にいるんだなあ。 返してあげてよ!私の友人のスープラくんを!!
2004年02月18日(水) |
ラブ・アクチュアリー |
「クリスマスを控えた数週間を舞台に、9つのゆるやかにつながったストーリと、総勢19人が織り成すの愛の物語」
なんて、書かれると、 うっひゃー、はっずかしい〜! と逃げ出したくなる。 普段の私なら、まず、そんな「愛」を題材にした映画には、近づきもしない。 ・・・どうも、照れくさくて。
ところがところが。 「最近、どうも心に栄養が足らん気がするねん〜。なんか、心がぎしぎししてるわ」 なあんて友人にこぼしていたら、 「じゃあ、ラブ・アクチュアリー観て元気になってきぃ!」 と力一杯おすすめされて、その「19人の愛の物語」を観る為に、映画館に足を運ぶことになってしまった。
これが・・・想像に反して、すっごいよかった。 じーん。心に沁みた。 間違いなく、心が、優しく元気になれたと思う。
「愛の物語」なんて、一歩間違うと月並みになりかねないのに、絶妙の角度で切り取っている監督(脚本家兼)の視線のおかげで、嘘がなくリアルに観る人に心の痛みや喜びが伝わってくる。 そして、「19人が織り成す愛の物語」じゃなかった。 「19人が織り成す’それぞれの愛のカタチ’の物語」だったのだ。 だから、照れなくて最後まで見ることができた。
誰の人生でも必ずドアが開き、光が差し込む瞬間がある。 そのせつない、そして幸福な瞬間が、優しいまなざしで描かれていた。 登場人物たちのせつない本音が描かれた物語に、思わず「わかるわかる」とうなずいたり、せつなくて胸が痛んだり、胸のあたりがあったかくなったり・・・。 いいとこどりだけをしているのではなくて、ちゃんと心の痛みや不純やずるいところが描かれているからこそ、いい映画だったと思う。
間違いなく、元気になれるよ。 ほんわか、優しい気持ちがわいて出るよ。
元気のない人。 心が疲れている人。 そんな人に、おすすめの映画です。
「あ〜!生き返ってるう〜!」
13日の金曜日に、上司に届いたアレンジメント。 いやいや、嫌がらせではない。 飲み屋のママからの一日早いバレンタインプレゼントです。 ところが、やっぱりどうも家庭には持ち帰りにくかったらしく(笑)、土日、お水ももらえずに会社に置きっぱなしにされていたらしい。 きのう私が出社したときには、お花全部が、しゅーんとうなだれていた。
お花だって生き物なのにー! あんまりだー!
すぐさま、洗面所へ連れていき、みずあげをして、ちょっきんちょっきん。 花瓶なんて見あたらないので、勝手にガラスのコップに生け直し、冷たいお水をそそいで、早く元気になればいいなあと日当たりのいい棚の上に置いておいた。
それでもなかなか元気にならずに、夕方になっても’ややうつむき加減’。 大丈夫かなあ〜と、心配していたのだけれど・・・
今朝、出社すると、きのうの元気のなさがうそみたい! はっぱの先まで、花びらの先まで、あきらかに元気になって、しっかり胸をはってガラスのコップの中でたっていた。
「あ〜、よかったねえ〜」
物は言わないし、動きもしないけれど。 それでも、お花も生き物だ。 動物に二日も餌やらない人はいないのにな。 とにもかくにも、生命力があって元気になってよかったなあ。
心と体に栄養補給して帰りました。
うーん、満足満足♪
2004年02月15日(日) |
今までで一番すごいチョコレート |
中学高校と女子高で育ちましたが、やっぱりそこにも巡ってきた「バレンタインデー」。
「愛の告白」なんてなかったけれど、 こっそり先生にチョコを渡す子がいたり、 かっこいい(!)」先輩に渡す子がいたり、 かわいらしい後輩が差し入れにくれたり、 友達同士で交換したり、 行きや帰りの電車の中での告白を夢見る子がいたり・・・。 校内はそれなりに楽しい一日となるのでした。
一緒にお弁当を食べていた友人達とは、チョコレートを持ち寄って食べるのが恒例になっていました。 もちろん、学校にお菓子の持ち込みは禁止ですから、こっそりこっそり。 その「こっそり」がおいしさに拍車をかけ、毎年やめられずに続いたその行事。
ある年のバレンタインデー。 「じゃじゃーん!!」 テーブルの上に出されたのは、手作りのチョコレート。 「おおおおお!」
「おっとこまえな性格」と「おっとこまえな外見」で後輩からも人気のあった彼女。 実は、手先が器用。 そして、凝り性。 お料理・・・というよりは、何か思いついて創意工夫をこらして作るのが好き。
「うっふっふ。中にとあるものを入れてみました。なんでしょう?!」 「アーモンド?」 「クランチ?」 「そんなアリキタリのもんじゃありませーん!でも、絶対ホワイトチョコにはこれがあうと思ってん!食べてみて〜」 「なんやろ?いっただっきまーす」 一同。ばくっ。
ぐにゅっ。じゅるっ。 ・・・・・・・・・・? ・・・・・・・・・・・!?
「うっわー。なにいれたん?これぇ〜?」 「まずい?」 「しょっ・・・触感がすごすぎる、これ」 「熱でとけて、水気でてるし」 「あかんか〜思いついたときは、絶対あうと思ってんけどなー」 「うーん・・・」 「ちゃんと皮もむいたし」 「うー」 「なんといっても、白と、ほら、色があざやかで合うと思えへん?」 「・・・・・・」
確かに、皮はむいていた。 確かに、色の組み合わせ的にはきれいだった。
でも。でもでも。 触感がすごすぎた。
それ以来、その組み合わせには出会ったことがなかった。 味はともかく、ちょっと触感がすごすぎるもの・・・。
ところが。 今日テレビにその組み合わせが出ていた! イギリスで、チョコレートフォンデュの材料として!! そして、おいしそうに出演者が食べていた!!!
チョコとオレンジの組み合わせ。 あの時と何が違ったんだろう? こっちはみかんだったけど。 そんなに違いがあるわけじゃあない。 やっぱり「からめる」のと「とじこめる」との違いかしら。
みかんとホワイトチョコの組み合わせ。 あの時は衝撃的だったのに、テレビで見るまですっかり忘れていた。 でも、テレビを見た瞬間、あの口にいれた時のものすごい触感がまざまざとよみがえってきた!
いや、まずくはなかったんだよ。 ほんと。 でも、今までで一番すごいチョコレート。 あれを超えるものには、まだ、出会っていない。
13日の金曜日は無事に過ぎたのに、14日の土曜日に、やってしまいました。ひさびさに。
ごめんなさい・・・・ 反省・・・ただただ反省・・・・。
だけど、なにごともなくおだやかな一日でした。 よかったよかった。
毎年毎年、むだだなぁ〜と思う気持ち半分。 感謝の気持ちをあらわすちょうどいい機会だなぁ〜と思う気持ち半分。
私の部署では、バレンタインに女性全員でお金を出し合って、男の人全員といつもお世話になっている業者の人に、チョコレートを送っていた。 業者の人には、全員で食べられるような種類が多く入ったものを。 同僚の男の人には、甘い物嫌いが多いのでハンカチや靴下を。
業者の人には、いつもお世話になりながらなかなか感謝の念を表す機会がないので、ちょうどいいかなと思いつつ、ホワイトデーのお返しが「すごすぎ」て申し訳なくなる。 同僚には甘い物嫌いが多いので、わざわざ小物を買いに行くたびに、そこまでする必要あるのかなあ〜とぶつぶつ。
今年はそのバレンタインが土曜日で、会社はお休み。
ちょうどいい機会だから、今年はやめてみましょうということが、全員一致であっさり決まった。 本当にあっさり決まったので、全員が必要と思っていなかったのに、なんとなく続いていたんだなあ。 全く無駄な行事を何年重ねていたんだろ。 なんて思ってしまった。
たぶん、来年もやらないだろうな。 たぶん、その次も。 きっと、もう義理チョコを買いに人混みでごったがえす売場にわざわざ足を運ぶことはあるまい。
そう思っていたのに・・・。 遊びに来た3才の甥っ子が、目を輝かせて私にむかって言った。 「バレンタインって、チョコがもらえるんだよね〜!ぼく男の子だから!」 うきうき。わくわく。 思いっきりうれしそうな顔で言われてしまった。
これは気持ちのこもらない「義理」チョコじゃないなあ。 気持ちのこもった「義理」チョコだなあ。 しゃあないなあ、買いにいったるか。
そして、今年もやっぱり、人混みでごったがえすチョコ売場に足を運ぶはめになったのでした。 でも、いつもと違って、ちょっぴり楽しい気分なのでした。
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