* たいよう暦*
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2004年01月02日(金) |
この世のものと思えぬ不思議な光景 |
私の家から、南へ車で20分ほどいった所に 「この世のものと思えぬ不思議な光景」が見える場所があります。
子供の頃から、すごくすごく好きな場所です。
2004年の始まりの日に、その光景をみることができました。 いろいろあったけれど、その光景が全部を超越してしまった。 うん、いい一年になりそうだ。
2004年01月01日(木) |
あけましておめでとう |
新しい年がやってきました。
元旦の朝には、特別な一年が始まる気がしてわくわくします。
「大晦日にいい一年だったなあと言える年にしよう」 毎年、元旦の朝に考える目標です。 目標といえるかどうかわからない、抽象的な目標ですが・・・。 そして、今のところ、順調にその目標は達成できている気がします。
今年も目標を達成できますように。
子供の頃から、一年に一度しか食べられないおせち料理が好きでたまりません。 それも、「我が家のおせち料理」が大好き。 これは、家族全員の一致する意見です。
我が家の母の理想は 「年末、大掃除だけすませると、娘達がおせち料理をもってきてくれること」 (母は、祖母にそうしてました) 妹と私の理想は 「年末、材料を持って実家に帰ると、母がおせち料理を作ってくれて、それをお重につめて帰ること」
伝統の我が家の味。大好きです。 母、これからもがんばって作ってね。 私と妹は、手となり足となり助手いたしますので・・・!
大掃除はすっごい苦手。 小掃除は好きだけど。
ひっくりかえりすぎて、原型をとどめないぐらい部屋中がひどいありさまになる。
ふう。今日は眠れない・・・・。 明日が最終のゴミの日です。
彼が入社して間もない頃の、新入社員歓迎会。 お酒も適度どころか、度をすぎて入った頃、誰が言い出したか 「おまえ、前髪長いぞ〜」 「じゃあ、きってくださいよ」 「よし、切ろう切ろう」 ちょっきんちょっきん。 「おっ、先輩も長いじゃないですか」 「よし、切ろう切ろう」 お酒も入っているので、手元も狂いがち。 それでも、みんな楽しくざくざく切りあってその日の宴会は終わりましたとさ。
さて、翌日。 新入社員くんは、一箇所ざくりと短くなった前髪が気になって仕方ありません。 「ちょっとあまりにひどいので、散髪行ってから出社していいですか」 「おお、そうしろそうしろ」 先輩の許可をとって、理髪店にでかけた彼。 お昼前にはにこにこと元気よく出社しました。
「すっきりしてきました〜〜!!」 「おっ・・・おまえ、それはっ・・・?!?!」
そう、彼は、一部短くなった前髪に全体の髪の長さをそろえたのです。 スーツに丸坊主。 あまりの異常な姿に、びっくりしたあと、全員が笑い転げたそうです。
さて、さて、それから。 「あの新入社員は髪の毛を切られたらしい(まあ、正しいわな)」 「それもざくざくと(いえ、散髪やさんがそれをしたんですが・・・)」 「いじめでやられたらしい」
スーツに丸坊主は思ったよりもずっとみなの想像力をかきたてたらしい。最後はいじめ問題にまで発展して、社内中が大騒ぎ。 あまりの騒ぎに、最後には部課長以下、その場にいたもの達は人事部で事情聴取までされる始末。 とうの新入社員は、けろりとしていました。 しかし、あまりに騒ぎが大きくなったため、普通2週間ですませる得意先での実地研修を「髪がある程度生えそろうまで預かってください」と、一ヶ月半研修に出されました。 もちろん、先方の社長さんはそんな勢いのある新入社員に大受け。 大喜びで預かってくれた上、研修後も大変かわいがってもらったそうです。
入社後すぐにそんな大騒ぎをひきおこした彼も、研修後は「ごく普通」の見た目を取り戻し、ばりばりと仕事に励みました。 時には、勇み足を踏むこともあったけれど、仕事に対しての考え方には、先輩から目を留めてもらい、かわいがられていたように思います。 そんな彼が、来年1月末に退社し、アメリカの大学に留学することになりました。 まだ。これから。 会社で学ぶべきこと、やるべきことが多く残っていたように見える彼。ちょっとやめるのがもったいない気がしましたが、 「いってきます」と力強く話す彼を見ていると、違う方法で違うものを学ぶ世界を広げていこうとすることも、またいいのではないかと思いました。
いってらっしゃい。がんばって。 時には私たちのことも思い出し、まっすぐにその力をのばして帰ってきてください。 あの、新入社員当時の勢いを忘れずに、新しい世界でもがんばってね。 また、大きく成長したあなたに会うのを楽しみにしています。
2003年12月28日(日) |
家族総出の大掃除デー |
今年初めての試み。 本日、家族全員集合の一日集中大掃除デー。
「この日さえ、まじめにすれば、後は遊びにいこうがなにしようが文句は一切言いません」
との言葉につられ、家族全員、まる一日、身を粉にして働きました。
おかげで、夜にはぴかぴかの我が家。 そして、わが部屋は、まだまだ汚い。 さてと、今度は我が部屋の掃除だ。
この間、テレビを見ているとおすぎがコメントを出していました。
「とにかく、すごいのよ。 突っ込むところなんて、たくさんあるの! なんで、ヤシの木が日本に生えてんの?とか。 片田舎出身の渡辺謙がなんでそんなに英語べらべらなの?とか。 でも、それをこえてあまりあるのよ。すごいのよ。」
そのときは、ふーんって思って聞いていたけれど、見終わった今ならわかる。 うんうん。そうそう。 そんな些細なことが気にならなくなるような映画でした。
外国人にここまで日本の心ってのを描かれたってのはなんかくやしい。日本人が作ってほしかったな。でも、逆に賞賛もしたい。ここまできちんと日本の心と美を描いた外国映画って知らない。すごいな。
時代劇なんて・・・とどこか思っていたのですが、時代劇っておもしろいんだ。と見せてくれたこの映画。 すべては「謙さん」のスパイスがすごく効いていたからかもしれません.
「また絶対会えると思うので、さようならは言いません」
と、今日会社をやめる後輩が言いました。 いつも笑っている彼女は、今日も最後の挨拶で泣くこともなく、ずっとにこにこ笑っていました。
しんみりするのがキライだから。
と何度も言っていた彼女。 私たちも笑顔で見送りました。
あなたがいたので、職場にたくさんの笑いが生まれました。 ほんと、愛すべき後輩だったよねえ。 今まで4年間ありがとう。 また遊びましょう。
きのうは、とある出来事のおかげで会社は上へ下への大騒ぎでした。 でも、子供のいる家庭の先輩達は、 「ご・・・ごめんね。今日だけは、ごめんね!」 と、早い時間に申し訳なさそうに、帰っていきました。
そう、きのうはクリスマスイブ。
お父さんは、家族での夕飯にケーキを持って帰らなければならないし、夜中にはサンタクロースにも変身しなくてはならないしで、大変なのです。
私は、小学校3年生のクリスマス前に、母にがらがらと夢を崩され、しょんぼりした思い出があるのですが、きのう帰ったお父さん達の子供は、まだサンタクロースを信じていることでしょう。 いつ、その子供達はサンタクロースはお父さんだって気づくのかな。 気づいたときに、サンタクロースを一生懸命演じてくれたお父さんに、ありがとうって思う日がくるのかな。
一生懸命、サンタクロースになろうと家に帰っていく会社の先輩方の後姿が、なんだかかわいらしく思えた一日でした。
うん、いいお父さん達だ。
2003年12月24日(水) |
とある病の正しい豆知識 |
あまり正しく理解している人は少ないでしょうが、とある病にかかったとある物を食べたからといって、必ずしも発症するわけじゃありません。
まず、数ある物の中で、とある病にかかった物にめぐりあうこと自体むずかしい。 そして、そのとある病にかかった物でも、その特定の部位でなければ、まず危険はない。 万が一その特定の部位を食べたからと言って、さらに発症するのはもっとむずかしい。
実は、たばこを毎日すっている人が、肺がんになる確率よりも、 毎日すっている人が隣にいて、自分はすってなくても肺がんになる確率よりも、 ずーっとずーっとずーっと低いのです。
いわゆる異動物間感染する危険が疑われている(→まだ確定じゃないんですよ)病だから大騒ぎになりますが。 これは、私たちが生きてく上でふりかかってくる災難のひとつにすぎない。
災難はどこからふってわいてでてくるか、わからない。 その災難ひとつひとつに気をつけようよ。 と、思うのでした。
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