* たいよう暦*
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今日は遅刻しました。
またせてしまったみなさん、ごめんなさい。
「師走」:陰暦十二月の雅語的表現。しはす。
ちっとも「雅」じゃなーい! ばったばたで、いそがしーい!!
小さな頃、よくしもやけになりました。 北風が吹いてきて、冬になってきたなあ〜。と肌で感じるよりも先に。 両手両足の指の関節がむずむずし始めます。
本格的な冬がやってくる頃には、見事に関節がはれあがり、あたたかい場所に行くたびに、むずむずして困ったものです。
どんなに手をきちんとふいても。 どんなにお風呂でもんでも。 毎年毎年、しもやけはやってきました。
空気がゆるんで。 あたたかくなって。 春がきたなあと実感する頃には、知らぬ間にしもやけも治ります。 でも、冬中はれあがっていた関節は、皮膚がのびきり、はれがひいたらその分だけ、しわだらけ。 「おばあちゃんの指みたい」 何度からかわれたかしれません。 今でもその名残で、指の関節はしわだらけです。
いまでも、すこうしだけ、そのしわだらけを気にしています。
でも、しもやけにならなくなった強い指。 戦いの痕が残った私の指。 気にはなるけれど、キライにはなりません。 小さな傷跡。 小さな成長の跡。 そのひとつひとつで、今の自分ができているから。
なんで、あんなに楽しかったのかなあ。
すべてが満たされた夜でした。
楽しい時間を、ありがとう。 あの場所にいた、全員に。
待って待って、まちつづけていた「吉報」が届きました。
・・・よかった。 ほんとうに、よかった。
祈ることしかできなかった私たちだけど、 本当に心から祈りつづけていました。 どうかどうか。 と、何度も何度も。 口で、心で。 繰り返し繰り返し。 今日のこの「いいしらせ」が届くまで・・・。
私たちの小さな小さな友人は、本当によくがんばったそうです。
よかったね。 ほんとうに、よかったね。 よく、がんばったね。
あなたが一生懸命ともしている命の「あかり」。 とても、まぶしいです。
あまりにたくさんやることが多すぎて、 目がまわりそうです。
ふー。休憩したい。
釣りたての「ひらまさ」と「はまち」を食べないか。
そう、お誘いメールがきて、しっぽをふりふりとんでいってきました。
「はまち」は食べたことあるけれど、「ひらまさ」なんて食べたことない。 そもそも、彼以外の人からそんな名前など聞いたことがない。 どんな魚なんだろう?どんな味がするんだろう?ちょっとわくわく。
初めてみるその魚は、見た目は「はまち」とよく似ていました。 大きな魚をすいすいさばいてくれた友人のお父さんが 「よくみてごらん。’ひらまさ’のほうが’はまち’と比べてひらべったい」 と言って並べてみせてくれました。 「ほんとだ〜」とのぞきこみましたが、実はよくわからなかった(苦笑)。
お魚を食べることはとても好きなのですが、魚やさんの前で立ち止まると、全く名前が出てきません。 「鱚(きす)」「鰈(かれい)」「鯵(あじ)」「太刀魚(たちうお)」 釣ったことのある魚はわかりますが、そんな魚なんてほんのちょっぴり。 ほとんどが「知らない魚」。 でも、好きなのです。 好きなのに顔をみただけで名前が出てこないことが、時々ちょっと恥ずかしくなります。
「これが、つばすのかま。塩焼きにするのが一番いいな」 「牡蠣をあけるときはこうやってあけんねん」 「太刀魚はこうやってさばくんやで」 ひとつひとつ、私に説明しながら、おいしい魚の食べ方を教えてくれたいつも行っていた場所はもうありません。 でも、その場所で食べさせてもらった魚やごはんが、どれもこれもとびきりおいしかったことは忘れずに心の中にいつまでもあります。 「魚好きなんやったら、名前ちゃんと一個一個おぼえていこや」 そう言われたことを、今でもちゃんと覚えています。 今はもうない場所だけれど、だからこそ、食べさせてもらった、教えてもらった、言ってもらった、ひとつひとつをきちんと覚えていたい。
初めて食べたひらまさは、脂ものっているんだけど、さっぱり。 すごくおいしかったです。 つってきてくれて、ありがとう。 さばきおわるまで、じっとみていました。 さばいてくれた友人にも、ありがとう。
「ひらまさ」と「はまち」。 ちゃんと覚えました。 今度魚屋さんにいったら、このふたつはちゃんと言えるはず。 ひとつひとつ、覚えていきます。
2003年12月16日(火) |
がんばっている人に「がんばって」とは言えない |
待っていると、初めてわかる。
24時間って、ながいなあ。
がんばっているんだね。
信じているよ。
待っているよ。
祈りは届いてますか・・・?
2003年12月15日(月) |
祈りのちからを信じて |
明日の朝、8時から。 わたしの小さな小さな友人が、24時間の闘いに挑みます。
わたしには、祈ることしかできないのだけれど。 信じていれば、必ずかなうと。 祈りは届くと。 奇跡はおこると。 誰よりも強く強く思っています。 心の底から、全身全霊で祈っています。
どうか、どうか。 どうか、どうか。
この祈りが、 わたしの大事な小さな小さな友人に届きますように・・・。
どうか、どうか。 どうか、どうか・・・・
あなたに必ず届きますように・・・!
PEAP,PEAP. I'm out of the egg!」
これが私の人生初セリフ。 たまごの殻を段ボールで作り、びろーんと割っての登場でした。 中学校の英語の課外授業発表会でのできごとで、300人の目が私をみていたことを、くっきりと覚えています。
それからいろんなことがあって、 いろんな場所で、いろんな人達と、光のあたる場所で活動してきました。 「いろんな人達」と「いろんな気持ち」を、「いろんな言葉」を、「いろんな形」を、作ってきました。 伝えたいもの、届けたいものは、その時々で違ったけれど、そのひとつひとつがその時その時の一番大切なものでした。
きのうの夜は、一芸披露つきの忘年会。 今までと違い、たった一人で、何かを作りそして伝えなければなりません。
どきどきどきどき。 もう忘れてしまっていた、緊張感。 どきどきどきどき。 ひさしぶりの、声をだすということ。 どきどきどきどき・・・・・
「どうしたのかしらね。 ・・・・・・おしまい」 読み終わると、拍手をもらいました。 笑顔もみえました。 物語の余韻と、拍手に、心にぽわんとなにかが灯りました。
みんなの心にも、なにかぽわんとともったかな。 みんなの心に、さとりくんを届けることができたかな。
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