2012年10月30日(火) |
■こんな風景が広がっていて、立ち止まりました。 |
大分寒くなってきましたね〜 先日夜に初めて、足下暖房を入れました。 これからは、暖房機の出番ですね。
さて今回は、 ウォーキングで、よく来て、 そして、いったんここに入ったら、 昭和にタイムスリップしたような 商店街の紹介です。 来るたびに、 「ああ、日本だなぁ〜」 なんて感じてしまうのです(笑)
それは、こちら、 「しもふり商店街」です。
山手線、駒込駅からちょっと歩いた ところにある昔ながらの商店街です。
先日、また行ったら、 こんな風景が広がっていて、 ちょっとじーんときて、 立ち止まってしまったのでした。 ほら、こんな。
まさに私の昭和のイメージだったのです。 このところ、昭和に縁があるようです。 (先日紹介した、巣鴨地蔵通商店街の 昭和イベントもありましたしね)
この商店街の話は、後でゆっくりと するとして、今日は、この商店街の とある食堂に入って、これまた、
「おおっ、昭和だねっ」
なんて感じてしまった定食紹介です。 ウォーキングをしていて、すっかり夕方になり、 じゃ、夕飯を食べて帰ろうということになり、 とある定食屋さんに入りました。
ほら、こんなショーケースが置いてある 定食屋さん、ナポリタンとか、 昔はよくありましたよね〜 なんとなく、この商店街の雰囲気に あっていたので、入ってみたのです。
店内もかなり昭和的でしたが、 でてきた食事も、なんとなく 昭和を感じさせるものでしたよ。
まずは、こちらの定食。
サンマの唐揚げ+豚肉の生姜炒め デザートにあんこ白玉付き 980円
かなりのボリュームがありました。
デザートは、やはり、 クリーム系より、あんこ。 これですね。
こちらがオムライス。
お味噌汁付き、880円 こちらも、写真ではちょっと 分かりづらいですが、 ご飯がいっぱいに詰まっている、 大きめなオムライスでした。
この辺りでは、年配の方が多いから、 こんな量は必要ないんじゃないかと思ったら、 二人で一つの定食を食べている方々も おられましたから、 二人で食べてもいいのかもしれませんね。
私たちは、この店が始めてだったので、 それぞれに頼みましたが、 量が多かったので、残してしまいました。 味は…うーん… 正直、今一つ。
でも、昭和の味って、 こんな味だったのかもしれません、 今は、舌が大分贅沢になっちゃったから、 こう感じただけで…
などと思いつつ、店を出たのですが、 この商店街は、このほかにも、 いろいろなものがあったのです。 この続きは、また明日書きますね。
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2012年10月26日(金) |
■コンパクト精米器は使えるか、使えないか |
さて、昨日からの続きで、 思い切って買ってみた家電の話です。
友人がこしひかりを送ってきてくれたので、 この機会に、あまり調子がよくなかった ジャー炊飯器と精米器を購入してみました。
おいしく炊けるジャー炊飯器と 食べたい時に食べたい分だけ 精米できるコンパクト精米器 これで、新米対策は完璧だ! などとほくそ笑んで。
そして、2日後に届いたのです。 これね。
どれどれどんなかな? と、早速フタをあけてみると、 こんなふうでした。 棒のようなものが回るようです。
このバスケットに玄米を入れるのね。 で、いそいそと入れてみる。
そして、至ってシンプルな操作部で 3合と合わせて、白米にして、 フタをして、スイッチをオン。
ブーンという音とともに、 バスケットがぐるぐると回りはじめました。
おおっ、精米してるね、 と見ていると、どんどん、 玄米が削られていくのが わかりました。 そして、5分弱で終了。 あっという間でした。 こんな感じに精米できました!
さらに、このバスケットの下に、 ぬかボックスがあって、 この中にぬかが入ってました。
「ほぉ〜こんなふうにとれるのか、 なるほど、なかなかやるね」 などと、ぬかを手にとってみたら、 さらさらした感じでした。 このぬかは、肥料などに使えるとか。 我が家のベランダ植物たちに、 使ってみようと思います。
さて、ここまできたら、 今度は、こちらの、 新ジャー炊飯器の出番。
「よっしゃ、炊いてみよう。 頑張ってくれよ、 後は、あんたしだいだ」
などと、ジャー炊飯器に気合いを入れ、 米をとぎ、セットしてスタート。
あ、そうそう、今のジャー炊飯器は、 浸水しなくてもいいようですね。 その分の時間まで入ってし、 圧力をかけてやわらかくするので、 約1時間くらいで炊きあげるようです。
待つこと、1時間。 ピョ〜ラリラリラリというような メロディがながれ、出来上がりを 教えてくれました。
「おっ、できた!できた! どれどれどれどれ〜」 と、開けてみると、 ほらこんな。
ツヤツヤの美味しそうなご飯が 出来上がっていましたっ。 うっ、嬉しい〜 おいしそうだ! (ツヤ感があまり出てないのですが、 ツヤツヤでした〜)
さっくりと、ほぐしてから、 つまんで食べてみると、 とっても甘みがあり、 本当においしかったです。
この日は、シンプルに大好きな納豆、 お魚、お味噌汁にしたのですが、 いやぁ、これが日本人の原点だ、 などと言いつつ、完食いたしました(笑)
ご飯がおいしいと、ご飯だけでも食べられるし、 梅干しとかつくだ煮だとか、おかかとか そんなものがあると、どんどん食べちゃいますね。 食べ過ぎに注意です、はい。
このジャー炊飯器は、 玄米活性メニューもあるので、 今度はこれも使ってみようと思います。 活性化すると、栄養素の一つである ギャバ(ガンマーアミノ酸)の量が、 元の玄米の約1.5倍になるそうです。 もっとも、炊きあがるまでに、 3時間30分くらいかかるようです。 でも、やってみようと思います。
また、精米器には、 白米に比べてお米の胚芽部分を できるだけ多く残すことができる 「胚芽モード」があり、このお米は、 玄米や分つき米よりも食べやすく、 白米よりも栄養が豊富で健康的、 だということなので、こちらも チャレンジしたいと思っています。 白米もいいけど、玄米もね。
なんにせよ、今年の秋は、 おいしい、おいしいご飯がたべられそうです。 本当に、幸いなことだと思います。 おいしいお米を送ってくれたMちゃんに感謝。 Mちゃんありがとう〜〜
さて、今日紹介したのは、以下の商品ですが、 精米器は、本当におすすめですね〜 いいです、これは。
ジャー炊飯器は、その後何度か使ってみましたが、 水加減が微妙な感じで、やわらかくできたり、 固めにできたりと、まだクセがつかめません。 今後、いろいろやってみて、我が家にあった 炊き方を見つけていこうと思っています。
家電、進化してますね。 今度は、玄米活性メニューに 挑戦してみますよ〜
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2012年10月25日(木) |
■これはいいと思って購入してみた家電 |
この2日間は、失礼いたしました。 やはり、暮間近になってくるとバタバタとしてきますね。 でも、こうして元気に活動できるので とても幸いだと思っています。
と、ここで、お願いです。 11月に入ったら、九州、黒川温泉、高千穂に 旅行に行くことになりました \(^O^)/
この辺りにお住まいの方、 地元情報に詳しい方、 行ってみて、ここはよかった〜というところなど、 知っている方がおられましたら、ぜひ、 教えていただけますと嬉しいです。 何しろ、初めて行くので、いろいろ知りたくて。 どんな情報でも、ぜひ教えてください。 どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)> こちらから入れていただけると助かります。 必ず、返事をいたします。 「メールを送る」
さて、今日は、先日、
「おおっ、 これはいいかもいいかも!」
と思ったもの紹介です。 こんなものがあったとは、知りませんでした。
実は先日、 石川県に住んでいる友人から、 「今年は、いつものところのじゃないけど、 新米できたから送るね〜」 といって、嬉しいことに、 新米(玄米)を送ってくれたのです。 しかも「こしひかり」!
ご飯好きの私にとっては、 とても嬉しいことでした。 秋は、やはり新米食べたいと思うので。
でも、実はちょっと気になることがありました。 それは、ジャー炊飯器が10年以上も前のもので、 炊き方に少しムラが出るようになってきていたのです。
そこで、 せっかく新米を送ってもらったし、 しかも、こしひかりなんだから、 きっとすごくおいしいから、 ジャー炊飯器を買い換えよう、 と、決めたのです。
そこで早速、家電量販店に行くと、 いろいろなジャー炊飯器が並んでいましたが、 今この店舗で
「今人気の圧力IHで、 昨年の商品なので、 価格も安くなりお買い得」
という、こちらのジャー炊飯器をすすめられ、 これを、購入することに決めました。 あれこれ迷っても、炊きあがりはわからないし、 価格も2〜3万円くらいのものにしようと 思っていたので。
よしっ、これでよりおいしいご飯が炊ける! 早速、玄米を精米してこよう、っと思っていると、 それをみすかしたように、 店員さんがこう質問してきました。
「さきほど玄米ご飯を炊くと おっしゃっていらっしゃいましたが、 精米はまったくしないのですか?」 「いいえ、白米ももちろん食べます。 食べるときにそのつど精米しにいきます」
すると、店員さんは、 こう語りかけてきたのです。
「お客様、いまね、 とっても手軽でコンパクトな 精米器があるんですよ、 こちらです」
と、精米器を見せてくれたのです。
すると、びっくり! 今は、コンパクトな精米器が あるんですね〜
店員さんは、さらにこう教えてくれて、 こんな会話をしました。
「今、通販などでも話題になっていますし、 ほら、軽いし、とても手軽で、 1回4合〜5合まで精米できるんですよ」 「あら〜ほんとだ。 そうそう、時間がないと精米しに行くことが できなかったりしていたから、 あ、便利そうですね」
「はい、これは、評判がいいです。 ちょっと前までは、大きな精米器しか なったのですが、今は、こんなコンパクトで お手軽な精米器ができたんですよ〜」
と精米器を紹介されたのです。 かなり気持ちが動きましたが、 この日はすでに、ジャー炊飯器を買ったし、 それを持ち帰りするつもりだったので、 買わずに、この日は帰ってきました。
でも、帰ってきてから、 どうしてもこの精米器のことが気になり、 ネットで価格やら評判なりを 調べてみたのです。 この商品です。
すると、これが確かに評判がいい。 しかも、価格も家電店より安くなっていて。 (家電店はポイント分高かかった)
そうだ、そうだ、 家で食べるだけできたらいいね、 いつも精米したてが食べられるし…。 きっと、おいしいね。 そこで、購入することに決定。 そして届きました。 はい、これです。 あけてみるとかなりコンパクト。
わくわく… これで、いつでも食べたいときに、 食べたい分だけ精米できるのです。 期待が膨らみます。 しかも、新しいジャー炊飯器!
これ以上ない組み合わせだと、 かなり期待して使ってみたのです。 その結果は、明日書きますね。
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本日23日と明日24日(水)は、休ませていただきます。 せっかくきていただいたのに、すいませんっ。 仕事の締め切りがせまっているのです(汗) どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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2012年10月19日(金) |
■本からの話紹介…お母さんの「普通」は、徹底していた |
《お知らせ》
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こちらから↓一部ですが、読むことができます。↓ 「http://www.kotobasagashi.net/danjyomerumaga.php」
今回のテーマは、質問が多かった 『なぜ、男性は記念日を忘れるのか』
ある家族の「記念日」対策方法をアップしました。 一部ではありますが、ぜひ読んで参考にみてくださいね。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
今日も、本からの紹介です。
今日は、中村文昭さんの本から の話を紹介します。↓ 「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ! (2) 出会い編」
この本は、読んでいて面白いだけでなく、 いい出会い、驚きの出会い、人間ってすごいと 思うような話がいっぱい書かれていておすすめです。
本を読み慣れていない方でも、 興味深い話がいっぱいなので、きっと、 読みすすめられると思いますよ〜
さて、この本の中から、 著者中村さんのおかあさんのお話を紹介しますね。 「お母さんやるな、いいな」 と思ったので…。 みなさまは、どう思われるでしょうか。
「中村さんのお母さん」 (P5〜7から引用)
家族でどこかへピクニックに行こうというとき、 母は、もちろんはりきってお弁当をつくります。 そればかりでなく、朴の木団子(ほうのきだんご)という あんのはいった団子も必ずつくりました。 しかも、その量が半端ではないのです。
いくら食べ盛りの男の子が二人 とはいえ一家は四人、 そんなにたくさん、いったい誰が食べるんだ? というくらいつくるのです。
おにぎり、唐揚げ、煮物、卵焼きと、 お弁当自体が山のようにあるのですから、 団子は当然、余ります。
すると母は、当然のようにパッと上着と脱ぐと、 風呂敷代わりにして団子を載せて、 全然知らない人のところに配って歩くのです。
「こんにちは。 ええお天気やね。 お団子どう? 山歩きして疲れたやろうから、 甘いもの食べて」 と言うわけです。
そうして配りに行ったまま、 母はしばらく戻ってきません。 いっときのおしゃべりが延々と長引き、 笑い声が上がり、 さんざん盛り上がっているのです。
帰ってくるときは、 持っていった以上に上着が ふくらんでいました… お返しに、というわけです。
団子はすべてなくなり、 みかんやほかのお菓子がザークザクです。
隣村の家族も都会から来たカップルも、 そこにピクニックに来ていた人はみな、 すでに母の「友だち」になっていました。
こんなこともありました。 父の運転する車ででかけたときのことです。
自転車で一人田舎道を走っている若者を みつけた母は、いきなりぽーんと父の肩を叩きました。
「お父さん、車止めて! 早く、早く」
何事かと急ブレーキを踏んだ父をほったらかしで、 母はするすると車の窓を開け、 自転車の若者に声をかけました。
真っ黒に日焼けしたその大学生は、 日本一周旅行をしているというのです。
父はもう、わかっているよという 顔で笑っていました… そう、母のおせっかいの始まりです。
どこから来たの、から始まって、 そんなやせた顔して何日もの間、 ろくなものを食べていないのではないか、 そのカバンの中身は何? 洗濯物がたまっているでしょう、などと、 あれやこれやと話しかけ、結局、 無理やり家に連れて帰ってしまいました。
遠慮する大学生をまずお風呂に入れ、 荷物を取り上げるとパンツもTシャツも、 全部洗濯し、ご飯を食べさてと、 とことん世話を焼いたあと、彼は二晩 泊まって旅立って行きました。
弁当までつくって送り出したので、 別れ際に、大学生は感極まって 泣いていました。 そして、僕がそれまで見たこともない、 分厚い礼状が届きました。
さすがに僕も、 子ども心に不思議に思いました。
うちのお母さん、 どうしてそこまでやるのか…と。 問うてみると、母はこう言いました。
「これがお母さんの普通なんや。 おまえもある程度大きくなったら、 人の世話にいっぱいならなあかんやろう。 今、お母さんが人のお世話をしておけば、 おまえもいつか、いっぱい お世話してもらえるやろ。 順繰りまわって、 当たり前のことや」
その言葉どおり、 今まさに僕はいっぱいいっぱい、 人のお世話になりっぱなしです。(略)
だからこそ僕は、 我が家で刷り込まれた 「おせっかい」=「普通」という 財産の大きさを改めて感じている ところなのです。
(ここまで引用)
お母さんの普通ステキだ! いいな、いいな。
と、単純に思ったしだいです(笑) こんなお母さんがいたら、豊だろうな〜 なんだかんだあっても楽しく、 子どもは人好きに育つし、 周りから助けてもらえるだろうな、 それは、このお母さんあってこそだなと、 そう思いました。
ちなみに、2005年当時で、 お父さん70歳お母さん65歳 ということでしたが、 当たり前のようにいっしょに入浴し、 ダブルベッドで寝ていたそうです。 また、小さな頃から、 ご両親の喧嘩する姿は見たことがない、 ということでしたから、お互いに、 尊敬しあっていたのでしょう。 こういうこともまた、 普通だったのでしょうね。
自分では、「普通」と思っていることが、 他人からみたら「普通」ではないこと、 逆に、他人は「普通」と思っていることが、 こちら側からみると全然「普通」ではないことって、 たくさんありますよね。
でも、人はそれが「普通」だと思って、 すごいことも、いいことも、すばらしいことも、 逆に、悪い癖も、よくないことも やっていたりします。
それぞれが持っている「普通」 思っている「普通」 この「普通感覚」に何か生きるヒント、 人間理解のヒントが隠されているのかも しれませんね。
中村さんは、それぞれが持っている「普通」を 大切になさっている方ですが、 こう言っておられます。
「普通に生きていれば、 気の合わない人も、 理解できないひとも、 けったいな人もいます。 もし、自分と 明らかに「普通」が違う人に 出合ったらどうするか?
二つの道があります。 一つは、あの人はあの人だからと、 わが道を行くことです。 もう一つは、それを理解しようと 努力することです。 僕はいつも後者の道を選びます。 どうしてそんな「考え方」が できるのか知りたくなるし、 悔しいし、焦ってしまうのです。 だから、その人が考えていることを理解し、 近づこうとして、勉強したり 体験しようとしたりします。
すると自分の「普通」がちょっと変わります。 心が大きくなったり、ほんわかしたりします」
詳しい本の内容は、こちらを参考にしてくださいね。↓ 「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ! (2) 出会い編」
例えば、こんな出会いが書かれています。 おすすめの本です。
◎腕でなく口でなく、背中で教えろ! ◎頑張ったことが人生のホームラン ◎「たとえ火の中、水の中」と 「火の側、水の側」とは大違い ◎生きるためにお金はいらない ◎「また来ます」を「また来ました」にしろ! ◎「ひたすら待つ」ことの底知れぬパワー ◎わからないから、受け入れる ◎夢がかなうと、次の波がやってくる ◎自分を一生褒めてくれない、 そんな人と出会えた幸せ ◎成功者より、成功の途中でいる人でありたい
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2012年10月18日(木) |
■本からの話紹介「あるレジ打ちの女性」のその後 |
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今回のテーマは、質問が多かった 『なぜ、男性は記念日を忘れるのか』
ある家族の「記念日」対策方法をアップしました。 一部ではありますが、ぜひ読んで参考にみてくださいね。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
今週は、本からの話紹介です。 よろしくです。<(_ _)>
今日は、昨日からの続きで、 こちらの本からの紹介になります。
元塾教師の木下晴弘さんの本 「涙の数だけ大きくなれる!」です。
■「あるレジ打ちの女性」 (p37〜43まで引用)
「お母さん、私、 もう少しここでがんばる」
彼女は用意していた辞表を破り、翌日も、 あの単調なレジ打ちの仕事をするために、 スーパーへ出勤していきました。 ところが、「2,3日でもいいから」と がんばっていた彼女に、ふとある考えが浮かびます。
「私は昔、 ピアノの練習中に何度も何度も弾き 間違えたけど、繰り返し弾いているうちに、 どのキーがどこにあるかを指が覚えていた。 そうなったら鍵盤を見ずに、 楽譜を見るだけで弾けるようになった」
彼女は昔を思い出し、 心に決めたのです。 「そうだ、私は私流に レジ打ちを極めてみよう」 と。
レジは商品ごとに打つボタンがたくさんあります。 彼女はまずそれらの配置をすべて 頭に叩き込むことにしました。 覚え込んだら、あとは打つ練習です。 彼女はピアノを弾くような気持ちで レジを打ち始めました。
そして数日のうちに、ものすごいスピードで、 レジが打てるようになったのです。
すると不思議なことに、 これまでレジのボタンだけ見ていた彼女が、 今まで見もしなかったところへ 目が行くようになったのです。 最初に目に映ったのは、お客さんの様子でした。
「ああ、あのお客さん、昨日も来ていたな」 「ちょうどこの時間になったら、 子ども連れでくるんだ」とか いろいろなことが見えるようになったのです。 それは彼女のひそかな楽しみにもなりました。
相変わらず指はピアニストのように、 ボタンの上を飛び交います。 そうしていろいろなお客さんをみているうちに、 今度はお客さんの行動パターンやクセに 気づいたのです。
「この人は、安売りのものを中心に買う」とか、 「この人は、いつも店が閉まる間際に来る」とか、 「この人は、高いものしか買わない」 とかがわかるのです。
そんなある日、 いつも期限切れ間近の安い物ばかりを買う おばあちゃんが、5000円もする 尾頭付きの立派なタイをカゴにいれて レジへ持ってきたのです。
彼女は、ビックリして、 思わずおばあちゃんに話しかけました。
「今日は何かいいことがあったんですか?」 おばあちゃんは彼女ににっこりと 顔を向けて言いました。
「孫がね、水泳の賞を取ったんだよ。 今日はそのお祝いなんだよ。 いいだろう、このタイ」 と話すのです。
「いいですね、おめでとうございます」
うれしくなった彼女の口から、 自然に祝福の言葉が飛び出しました。
お客さんとコミュニケーションを とることが楽しくなったのは、 これがキッカケでした。 いつしか彼女はレジに来るお客さんの 顔をすっかり覚えてしまい、名前まで 一致するようになりました。
「○○さん、今日はこのチョコレートですか。 でも今日はあちらにもっと安い チョコレートが出ていますよ」 「今日はマグロよりカツオの方がいいわよ」 などと言ってあげるようになったのです。 レジに並んでいたお客さんも応えます。
「いいこと言ってくれたわ。 今から換えに行くわ」 そう言ってコミュニケーションを とりはじめたのです 彼女はだんだんこの仕事が楽しくなってきました。
そんなある日のことでした。
「今日は忙しい」と思いながら、 彼女はいつものようにお客さんたちとの 会話をするのを楽しみつつレジを 打っていました。 すると店内放送が響きました。
「本日は混み合いまして大変申し訳 ございません。 どうぞ、空いてるレジにお回りください」
ところが、わずかな間をおいて、 また放送が入ります。
「本日は混み合いまして大変申し訳 ございません。重ねて申し上げますが、 どうぞ空いてるレジのほうへ お回りください」
そして3回目、 同じ放送が聞こえてきた時に、 初めておかしいと気づき、 周りを見渡して驚きました。
どうしたことか5つあるレジが 全部あいているのに、 お客さんは自分のレジにしか 並んでいかなかったのです。
店長があわてて駆け寄ってきます。 そしてお客さんに 「どうぞ空いているあちらの レジにお回りください」 と言ったそのときです。
お客さんは、 店長の手を振りほどいて、 こう言いました。
「放っておいてちょうだい。 私はここへ買い物に来ているんじゃない。 あの人としゃべりに来ているんだ。 だからこのレジじゃないとイヤなんだ」
その瞬間、彼女はワッと 泣き崩れました。
その姿を見て、 お客さんが店長に言いました。
「そうそう、私たちはこの人と 話すのが楽しみで来ているんだ。 今日の特売はほかのスーパーでも やっているよ。 だけど私は、このおねえさんと 話すためにここに来ているんだ。 だから、このレジに並ばせておくれよ」
彼女はボロボロと泣き崩れたまま、 レジを打つことができませんでした。
仕事というのはこれほど、 素晴らしいものなのだと、 初めて気づいたのです。
そうです、すでに彼女は、 昔の自分でなくなっていたのです。
それから、彼女はレジの主任になって、 新人教育に携わったそうです。
(ここまで引用)
どんな会話がなされていたのでしょうね。 それほど、お客さんを引きつけるような… 私も、会話をしてみたい気がします(笑)
もちろん、スーパーに買い物に行って、 そこまで、覚えられたくないわ、 話しかけられたくないわ、 と、思われる方もおらえると思いますが…
きっと、彼女全体の雰囲気が変わって、 何かやさしい、話したくなるような、 オーラのようなものを発するように なっていたようにも思います。
何かに打ち込むことによって、 そこに楽しさを覚えたり、 そこから世界が広がったりして、 気がついたら、世界が変わっている、 ということはよくあることです。 きっと、何か引きつけるもの、 発するものが、違ってくるのでしょうね。
また、著者の木下さんは、 こう言っておられます。
「彼女は何をやっても 挫折してしまうその原因を、 常に他に求めました。 「また失敗した…上司のせいだ…」 「仕事が面白くないんだから続かないんだ…」 と。 しかし、彼女がそう考えている間、 同じような出来事が 彼女の身に起こり続けたのです。 そして、ある日彼女は「気づいた」のです。 そして、彼女が気づいたその瞬間から、 もう二度と同じ出来事は 彼女の身に起こらなくなるのです。 でも、その「気づき」は、 思い通りにならない出来事が起こって くれたからこそ、得られたのです。 だから、あなたがもし、 「自分にとって都合の悪い出来事」に 直面しているなら、 それは「失敗」ではなく、 二度と起こらないようにすることが できるチャンスなのです」と。
本日は、こちらの↓の本からのお話の紹介でした。
元塾教師の木下晴弘さんの本 「涙の数だけ大きくなれる!」です。
そのほか、こんな話が書かれていますので、 もしよろしかったら、読んでみてくださいね。
Story 1 戦渦の子どもたちが望んだもの Story 2 あるレジ打ちの女性 Story 3 ある生徒の高校受験 Story 4 たった1つの社訓 Story 5 「ミラー細胞」と佐賀北高校 Story 6 なぜ、ガンはV字編隊で飛ぶのか? Story 7 母の足 Story 8 あるパチンコ店の話 Story 9 夢をあきらめない Story 10 腐らないリンゴ
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2012年10月17日(水) |
■本からの話紹介「あるレジ打ちの女性」 |
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今回のテーマは、質問が多かった 『なぜ、男性は記念日を忘れるのか』
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今週は、本からの話を紹介いたします。 秋は、本を読むのもいい季節ですね〜
秋は、夏に目いっぱい使った身体と頭の疲れをとり、 冬に備える「ひと息いれる」季節なんだそうです。 今週は、心にもひと息いれられる「いい話」を 紹介しますね。
今日、紹介するのは、 元塾教師の木下晴弘さんの本です。
「涙の数だけ大きくなれる!」
この本の中からの話です。
■「あるレジ打ちの女性」 (p31〜37まで引用)
私の仕事上のパートナーで、Tさんという方がいます。 Tさんの勤める会社は人材紹介大手なので、 仕事と人との関わり合いの中、いろいろな 人間ドラマが生まれるのです。
そのTさんから聞いた話で、 強烈に印象に残った話がありました。 私は、このエピソードに 「あるレジ打ちの女性」と 名付けました。
その女性は、何をしても続かない人でした。 田舎から東京の大学に来て、部活やサークルに 入るのはよいのですが、すぐにイヤになって、 次々と所属を変えていくような人だったのです。 そんな彼女にも、やがて就職の時期がきました。
最初、彼女はメーカー系の企業に就職します。 ところが仕事が続きません。 勤め始めて3ヶ月もしないうちに 上司と衝突し、あっという間に やめてしまいました。
次に選んだ就職先は物流の会社です。 しかし入ってみて、自分が予想していた仕事とは 違うと理由で、やはり半年後にやめてしまいました。
次に入った会社は医療事務の仕事でした。 しかしそれも「やはりこれじゃない」と 言ってやめてしまいました。
そうしたことを繰り返しているうち、 いつしか彼女の履歴書には、入社と退社の 経歴がズラッと並ぶようになっていました。
すると、そういう内容の履歴書では、 正社員に雇ってくれる会社がなくなってきます。 ついに、彼女はどこへ行っても正社員として 採用してもらえなくなりました。
だからといって、生活のためには 働かないわけにはいきません。 田舎の両親は早く帰ってこいと言ってくれます。 しかし、負け犬のようで帰りたくはありません。
結局、彼女は派遣社員に登録しました。 ところが、派遣も勤まりません。 すぐに派遣先の社員とトラブルを起こし、 イヤなことがあればその仕事をやめてしまうのです。 彼女の履歴書には、やめた派遣先のリストが 長々と追加されていきました。
ある日のことです。 例によって「自分には合わない」などと言って 派遣先をやめてしまった彼女に 新しい仕事先の紹介が届きました。 スーパーでレジを打つ仕事でした。
当時のレジスターは、今のように、 読み取りセンサーに商品をかざせば 値段が入力できるレジスターではありません。 値段をいちいちキーボードに打ち込まなくてはならず、 多少はタイピングの訓練を必要とする仕事でした。
ところが、勤めて一週間もするうち、 彼女はレジ打ちにあきてきました。 ある程度仕事に慣れてきて 「私はこんな単純作業のために いるのではない」 と考えはじめたのです。
とはいえ、今までさんざん転職を繰り返し、 我慢の続かない自分が、彼女自身も 嫌いになっていました。 もっとがんばらなければ、 もっと耐えなければダメということは 本人にもわかっていたのです。 しかし、どうがんばってもなぜか続かないのです。
この時、彼女はとりあえず、 辞表だけ作ってみたものの、 決心をつけかねていました。
すると、そこへ、お母さんから 電話がかかってきました。 「帰っておいでよ」 受話器の向こうからお母さんの やさしい声が聞こえてきました。 これで迷いが吹っ切れました。
彼女はアパートを引き払ったら、 その足で辞表を出し、田舎に帰るつもりで 部屋を片付けはじめたのです。 長い東京生活で、荷物の量はかなりのものです。
あれこれ段ボールにつめていると、 机の引き出しの奥から 一冊のノートが出てきました。 小さい頃に書き綴った大切な日記でした。 なくなって探していたものでした。
ぱらぱらとめくっているうちに、 彼女は
「私はピアニストになりたい」
と書かれているページを発見したのです。 そう、彼女の小学校時代の夢です。
「そうだ、あの頃、 私はピアニストになりたくて、 練習をがんばっていたんだ…」
彼女は思い出しました。 なぜかピアノの稽古だけは 長く続いていたのです。 しかし、いつの間にかピアニストに なる夢はあきらめていました。
彼女は心から夢を追いかけていた自分を思い出し、 日記を見つめたまま、本当に動けなくなりました。
「あんなに希望に燃えていた自分が 今はどうだろうか? 履歴書にはやめてきた会社が いくつも並ぶだけ。 自分が悪いのはわかっているけど、 なんて情けないんだろう。 そして私はまた、今の仕事から 逃げようとしている…」
そして彼女は日記を閉じ、 泣きながらお母さんにこう電話したのです。
「お母さん、私、 もう少しここでがんばる」
(ここまで引用)
何も続かない…と苦しんでおられる方は、 とても多いようです。 そして、この苦しみは、続いている人は、 とてもわからない苦しみだそうです。
さて、この女性がどうこの苦しみを 乗り越えていったか、明日書きますね。 ここから、彼女は奮起していくのです。
今日の話は、こちらの本からです。 本を読むのが苦手という方にもおすすめの、 読みやすい構成になっています。
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