まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2011年09月23日(金) ■こんなお祭りもいいね…はじめて本物でみたもの

《お詫び》

昨日は、アップできず申し訳ありませんでした。
ネット回線復旧に時間が思った以上にかかり、
それを待てずに外出しなくてはいけなかったので
アップすることができませんでした。
自然災害でこのようなこともあると学んだので、
今後は、きっちり対策をとることにしました。
これからも、よろしくお願いいたします。<(_ _)>





さて、今日も、お祭りの話です。
といっても、今日は御神輿の話ではなくて、
「元気はつらつ〜」のお話です。

ちょっと前になりますが、
この辺りの探索をしようと、いつものように、
タオルを首にかけ、水をリュックに入れ、地図を持ち、
万歩計装着し、元気にウォーキングに出かけました。
今日は、違う方面に行ってみようと張り切って。

そこで、巣鴨地蔵通商店街とは
反対の方向に歩き始めました。
初めての地区の板橋区方面にね。



「板橋区には、
 何があるんだろうね」




なんて、ワクワクきょろきょろしながら、
歩いて行くと、15分ほどで、
商店街が見えてきました。



「やや、この辺りにも、
 商店街があるんだね」




と、商店街好きな私はうれしくなり、
どんどん進んでいくと、その先に、
なにやら人だかりが見えてきたのです。








「なんだ?なんだ?
 あの人だかりはなんだ?」




と、気になり、大急ぎで向かってみると、
こんなふうに、道路にイスが用意され、
前には特設ステージがあり、そのステージを見るべく
多くの方が座っていました。








「何をするの?
 これから何が出てくるの?」




と、私もこの中に混じり、
前のステージを凝視していると、




ついに、こんな方々が
とっても元気に出てきました。










そして、音楽に合わせて、
テンポよく、
「はいっ、はいっ」と
声を掛け合って、
笑顔いっぱい、
元気に踊り始めました。





「おおっ、
 チアリーディングか。
 本物を見るのは初めてだから、
 ちゃんと見ていこう」




と、その「元気はつらつ〜」で、
一生懸命さに魅せられて、
しっかりと見てしまったのですね。
すると…




「あっっ…
 倒れた〜」









なんてこともあり、
ハラハラしつつも楽しめました。
本当は、後ろの人のように、
タワーになるはずだったらしいけど。




でも、彼女たちは、
この失敗を取り戻すべく、
最後にもう一度、
「はいっ!!」と、
大きなタワーをしっかりつくり、
見せてくれたのでした。
ほら、ね。









ああ、よかったよかった、
と拍手しながら、彼女たち13人の
がんばりを応援したくなりました。
そこで、彼女たちの30分にわたる演技が
終わった後、リンゴの差し入れなどを
してきたのでした。



どうやらこのステージは、
この板橋駅前本通商店街で、
夏祭りの一環で、
このチアリーディングを皮切りに、
いろんなステージがあるのでした。









ちなみに次のステージは、
チアリーディングから大きく変わり、
民謡と三味線でした。









なんともいえない味わいでした。



個人的に、「ポップス&三線」ステージ
(※三線は沖縄楽器)に興味があったけど、
まだまだ先だったので、見るのをあきらめました。



このほか、お相撲さんがきたり、
野菜のつかみ取りがあったり、
アントキの猪木さんがきたり、
ビンゴ大会があるようでした。









残念ながら、これらも見られませんでしたが、
楽しめる商店街を近所に見つけたので、
この商店街にも来よう!と決めたのでした。

というわけで、商店街夏祭り紹介でした。
夏祭り、楽しいですね。
みなさまの地区では、どんなことやってますか?





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2011年09月21日(水) ■この御神輿の写真撮ってって〜と言われた御神輿

《お知らせ》

昨日の台風の関係で、プロバイダーの
インターネット回線がダウンし、なかなか復旧せず、
本日はアップできませんでした。
せっかくきていただいたのにすいません。<(_ _)>
今回は、意外な盲点をつかれてしまいました。
本日分、明日UPいたします。
どぞ、よろしくです。<(_ _)>




先日は、急なお休みで失礼いたしました<(_ _)>
このところ少しバタバタとしています。
今年は、いろいろとありますね…

そしてまた、非常に強い台風が来ていて、
名古屋地方に大きな被害がでています。
みなさまのところは、どうでしょうか?
今年は、水の災害が多いですね…
東京は今のところ(午前)、落ち着いてます。
各地で被害が出ないことを祈るばかりです。





さて今週は、先日から書いている、
お祭りの続きになります。
この時期は、あちこちでお祭りが開催され、
それが、なかなか味わいがあるのです。




もちろん、巣鴨地蔵通商店街でも、
御神輿が出て、商店街を練り歩きました。








でも、前回紹介した地区と、
なんとなく…雰囲気が違い、
お祭りの服装なども、統一されてなく、
色も柄も好きなようなのを着て、
ラフにお祭りを楽しんでいる、
いろんな方が参加している、
そんな感じがしました。







もちろん、こんな出店や、
冷たいビールを売るお店も出ているし、
金魚すくいやかき氷屋なども、
出ていて、賑わっていましたよ。
この写真は、やや寂しげだけど。









「先日の御神輿隊とは
 かなり雰囲気が違うけど
 みんなそれぞれが、
 楽しんでいるね〜」




と、思いつつ、写真をとったりしていると、
御神輿を担いでいたおじさんが、
私にこう話しかけてきた。




「ね、この御神輿撮って」




私がびっくりして、
おじさんの方を向くと、
おじさんは、こう言ったのです。




「この御神輿は、
 ただもんじゃないんだよ
 すごい御神輿なんだよ」
「ただもんじゃない?」

「そうだよ、たぶん、
 ま、たぶんだけど、
 この御神輿のようなのは、
 他にないと思うよ」





どうやら、この御神輿は、
ただもんじゃない、らしい。
たぶん、他にはないもの、らしい…
ほら、これね。








「どこか、すごいのですか?」
「あのね、これ1本の木から
 できてるの。
 1本の木をていねいに掘って、
 それでつくった御神輿なの。
 だから、継ぎ目がないし、
 すごい技術がいるの」





と、教えてくれました。
そこで、近寄って御神輿をみると、
こんな感じ。








これが1本の木からできている、
というのです。
細やかな細工をしてあり、
これが1本の木からできているとは、
驚きでした。




「ね、すごい技術でしょ。
 でもね、これを作れる人は、
 もうほとんどいなくなって…
 だから、貴重なんだよ、
 写真撮っていって、
 すごい御神輿だからさ」





ということで、私は御神輿の写真を撮り、
触らせてもらい、その感触を確かめることが
できたのでした。
最後におじさんにこう聞いてみると、



「この御神輿は、
 どのくらいの重さがあるんですか?
 つくるのに費用は、
 どのくらいかかるんですか?」





すると、おじさんは、
苦笑いして、



「ややっ、
 そこまでは聞いてなかったな。
 ごめんよ、何キロくらいか、
 いくらくらいかは…わからないな、
 今度聞いておくよ」




と、言うことでした。
私は、おじさんに教えてもらったお礼を言い、
この場から離れたのでした。
帰ってきてから調べてみたら、



小さな御神輿
(1尺8寸(54cm)〜2尺(60cm))だと、
140〜170キロくらい
価格は、つくりかたによって
250〜600万円くらい


中くらい
(2尺3寸(69cm)〜2尺5寸(75cm))だと、
240〜300キロくらい
価格は、
500〜1000万円くらい


大きくなると
(3尺(90cm)〜3尺5寸(106cm))だと、
450〜500キロくらい、
価格は、
900〜1200万円くらい




あたりでした。
でも、今日の御神輿は、
1本つくりだし、技術者がいないし、
時間もかかるでしょうから、
もっともっとすると思いました。

ということで、御神輿のお話でした。
明日は、また違うお祭り、
とっても元気なお祭りの話です。





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2011年09月15日(木) ■驚いたお祭りの話…その3.境内に入ったね〜でも…

《お知らせ》

せっかくきていただいたのに、すいません、
16日(金)〜20日(火)まで、諸事情があり、
お休みさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。




昨日からの続きになります。


私は、本当に、この小さな狭い神社の境内に
あの、100メートル以上もある御神輿隊が
入りきるのかどうか、相当気になり、
最後まで見届けることにしました。




どれどれ、
いったいどんなふうに
入れ込むのかな。





わくわくと待っていると、
ついに、神社の入り口に
御神輿隊の先頭がやってきて、
参道を、わっしょいわっしょいと通り、
すいすいと入ってきた。



うんうん、最初は、
スムーズに入るよね。
空なんだからね。
問題は半分過ぎてからだね。




と、独り言をいいつつ見ていると…
そのうち、どんどん御神輿隊が
入ってきて、関係者ではなく、
ただのやじうまの私などは、
はっぴを着た元気な人たちに、




「危ないから、
 境内から出てっ」





と、ついにはじかれて、
境内の外へ追い出されてしまったのです。
御神輿は、担ぎ手が多いので自由がきかず、
ぶつかりそうになったりするから。

残念!
でも、仕方ないね、
人がうんと多くなってきたし、
確かに、殺気だってきたしね。

境内から追い出され、
出店の後ろの方におしやられ、
それでも、必死で見ていると、
ついに、御神輿隊は、
なかなか境内に進めず、
止まったままになってしまった。



止まった!
入らなくなってきたね、
まだ、半分くらいなのに、
どうするんだろう、ね。




などと、興味津々とみていると、
また、御神輿隊が動き出した。
今度は、すいすいではなく、
境内にある木にぶつかりそうなったり、
人をかき分けたり、
必死で入っていく感じだった。








どうやら、境内の中で、
ぎゅぎゅとつめてつめているらしい。
なにやら、マイクの声がして、
整理をしているようでした。



すると、間もなく、
少し隙間ができたのか、
またまた入り始めた。
そして、そんなことを、
何度か繰り返すと…





最後まで、
入っちゃいました!
ほら、こんな












私は、あぶないからと端の方に追いやられたので、
前の方は見えなかったけど、前の方はかなりにぎやかで、
身動きできないほどの人がつまっていました。

後ろの方は、やや余裕がありましたが、
境内からあふれ出た人で、参道はあふれていたし、
境内から続いている小さな路地にも
入りきれない人たちであふれていました。










でもともかく、
御神輿隊、全部はいっちゃったね、
何事もなく、思ったよりすんなり、
びっくりだね。





と、一安心したのでした。
そのうち、なにやら、話が始まり、
(境内の外に追い出されたので、
 話までは聞こえなかった)
まもなく手打ち式のようなことをして、
今度は、出て行くことになった。

また、大騒ぎになるかな、と
出て行くとところを見ていると、
入ってきたときよりも静かに、
といっても、指示は飛び交ってましたが、
みな笑顔で御神輿を担ぎ、
順々に出て行きました。








帰りは、参道ではなく、
神社から続く路地からね。








ついに最後まで、見届け、
よかった、よかったと思ったのですが、
実は、どうしても、私には、
あの100メートル以上もある列が、
全部が入ったとは思えなくて…




そこで、自宅に戻ってから、
神社の方に確認してみることにした。
すると、




「最終的に御神輿は6御輿
 (どうやら最初に聞いた方が
  まちがえていたようです)
 は、もちろん、全部入りましたが、
 太鼓をならす山車や子ども御輿は
 今回は、はいってません。
 天祖祭りは、地域の方々の
 健康や幸福を祈願する神社なので、
 参加者が多いですね」





と教えてくれました。
後ろに方についていた方々は、
入ってきてない、ということがわかり、
だったら、あの列の2/3くらいだったのかも…
などと想像しました。
それでも、すごい、けど…
そんなわけで、いろいろと学んだのでした。


さて、ここまで御神輿祭りについて書きましたが、
この辺りでは、まったく違うお祭りもされていたのです。
これまた、私にとっては新鮮でした。

このお祭りについては、明日から書きますね。
大いに参加してきちゃったんですよ〜




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2011年09月14日(水) ■驚いたお祭りの話…その2.この狭い境内に入るのかな

昨日からの続きになります。

私は、この辺りのお祭りの御神輿のにぎわいを見て、
やっぱりすごいなぁと思い、その元となる神社は、
どんなところだろうと、先回りして
行ってみることにしたのです。



行ってみると、こんな入り口。








もっと大きな神社を想像していたので、
拍子抜けしながら、中に入ってみると、
出店もあるけど、数店で、参道も狭く短い…









こんなに小さい神社なんだ、
意外だね、でも、
境内は大きいのかもね。




と、思いつつ、さらに先に進むと、
境内がありました。
私は、思わず、




「えーーっ、ここ?
 大丈夫なの?
 この場所に、
 さっきの御神輿隊入るのぉ?
 狭くない?」





と、思っちゃったのですね。
こんな感じで、
この写真に見える範囲くらいだったから。








だってね、私が先に見てきた、
御神輿隊は、
こんな長い列だったんですよ。
100メートルくらい列は続いていたし、
どう見ても、1000人以上はいたし…













この御神輿隊が
全部入るなんて、
とても考えられない…





そう思ったので、この神社で、
御神輿隊を待っている責任者らしき方に、
声をかけて、こう聞いてみたのです。



「あの〜、
 この神社に、あの御神輿隊
 全部入るんですか?」




すると、この責任者らしきおじさんは、
はっきりとこう言うのです。




「入りますよ」
「でも、あの御神輿隊は、
 100メートル近くも
 ありましたよ。
 すごい人でしたけど…」
「入ります。
 というより、
 入れるんです、ここに」





ということで、あのすごい列と
御神輿がこの狭い神社境内に入る、
いえ、入れると言うのです。



ひぇ〜、入れるんだここに。
入るんだろうか…
こっ、これは、
確認して見ねばなるまいね。





そう思ったので時間を聞いてみると、



「何時頃になるのですか?」
「今のところ、2時半ころには、
 全部が入る予定だよ」





私がこのことを確認した時刻は、
1時30分頃だったので、
あと、1時間くらいで入るとわかった。

そこで、この辺りをぐるぐると周り、
少し時間つぶしてからまた戻ってくると、
いよいよ、御神輿隊が、
この神社に入るための小道に
しずしずと入ってきた。









おっ、きたきた!




と、この御神輿隊の様子を
じっと観察し、本当に、
あの狭い神社に入るかどうか、
見てみることにしたのです。




すると…
驚くべきことに、
入っちゃうんですね〜
というより、
入れちゃうんですね〜




この様子は、明日また書きますね。




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2011年09月13日(火) ■驚いたお祭りの話…その1

まだまだ残暑が厳しいですが、
このごろは巣鴨だけでなく、近所の地区の
駒込、板橋、王子などまで、ウォーキングしたり、
自転車で走り回り、地理を覚えたりしています。



そしたらねっ、
うっ、嬉しいことに、
私の大好きな路地が
山のようにあることが
わかりました。

その路地は、
緑でいっぱいだったり、
ややあやしさが醸し出されていたり、
なぞな家があったり、
ものすご〜く、魅力的で、
わくわくしています(笑)




それに、商店街も多く、
その商店街がとても楽しそうなのです。
お総菜屋さんもいろいろあるし、
もちろん、え、この店は何?
なんてお店もあるしで、
これから涼しくなったら、
がしがし歩いて探検するぞ、
と、張り切っています。




さて、今日はそんな近所でみつけて、
驚いたお祭りのお話です。





このあたりでは、以前住んでいた新宿区に比べて、
お祭りが多く、そのお祭りの規模が大きく、
華やかな感じがします。

夏の盆踊り大会も、とてもにぎやかで、
町内会全体で、夏祭りを盛り上げている、
そんな感じがします。
ほら、こんな感じで、大きな舞台もあり、
太鼓や歌も本物で、多くの人が踊っており、
屋台もたくさん出ていて楽しそうでした。













今まで、地域の盆踊り大会には、
出かけたことがなかったのですが、
巣鴨に来てからは、あまりのにぎやかさに、




「なになに?
 どんなどんな?
 それっっ」





なんて、かけだして、
ついつい見にいってしまう…
そんなことが続いています。



そんなこの辺りのお祭りで、
先日、驚いたお祭りに出会いました。
旗を立てた先頭の後には、
御神輿隊が続いていました。













「うわぁ〜
 たくさんの人だね〜
 立派な御神輿行列だ」





と、思い、
先頭でこの御神輿隊を取り仕切っていた
おじさんに声をかけてこう聞いてみました。



「御神輿が多いし、
 たくさんの担ぎ手がいるけど、
 これは何のお祭りですか?」




すると、おじさんは、



「この近所にある天祖神社のお祭りで、
 今日は、この近所にある13の神社の
 御神輿が集まっているんだよ。
 ただ、このごろは全部は集まらず、
 今年は、7つだね」

「これから、どこへ向かうんですか?」
「そこの角を曲がると、天祖神社があって、
 そこに向かっているんだよ」




と、教えてくれました。
こんなお祭りで、結構大きなお祭りでした。









そこで、私は、天祖神社に先回りして、
どんな神社か見に行ったのですが、
そこで、




「えっーー
 こんなところで、
 大丈夫なの?」





と、思ってしまったのです。
続きは、明日書きますね。




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2011年09月12日(月) ■《ふくしま作業員日誌》47歳男性の記事紹介

11日は、東日本大震災から半年ということで、
新聞、TVでいろいろと特集をやっていました。

それを見て、被災地の現状をあらためて知り、
復興は、進んでいるところもあるけれど、
まだまだだし、全然進んでいないところもあると知りました。

できれば秋は、落ち着いて生活できる環境になり、
少しでも実りある秋になり、なにより、
それぞれの街が、復興の進展がある秋に、
なることを心から祈ります。


今日は、復興特集の中から、
福島の原発作業員の思いを綴った新聞記事の紹介です。
とても、心に残ったので…。
ご覧になっている方もおられると思いますが、
こんな記事でした。





■東京新聞 9月6日掲載記事
(ここから引用)


《ふくしま作業員日誌》
47歳男性




作業場に向かう途中で、クレーン車に




「日本のために
 ありがとうございます」





って書いてある布が張ってあるのを見つけた。
中学一年生の女子生徒の名前も書いてあって、
感動してしまった。

文字や桜の花の絵が色あせていて、
心に響いた。
一緒に放射線を浴びているんだなって。




「日本のために」
って書いてあるのを読んで、
「あぁ、おれはそういう仕事を
 しているんだな」
と再認識した。





人の役に立ちたいと、福島第一原発で働こうと
決めた時の気持ちを思い出した。
毎日現場にいって、人間関係や仕事に追われていると、
その気持ちが薄れ、土木作業に行くのと変わらなくなる。
初めの頃の緊張も薄れてきた。
そんなときに、あの布を見て、こんなふうに
思ってくれるんだと感激した。




これは頑張らないといけない。
もう一仕事頑張ろうかと、
一緒にいた同僚と話した。





通りかかるたびに、楽しみに見ていたのに、
数日前に無くなっていた。
車に跡だけが残っていて寂しかった。




書いてくれた子に、
原発でぼくら闘ってますよ、
深く感動したよと、
伝えられたらなぁ…




(構成/片山夏子)(ここまで引用)





また、この方は、8月19日の日誌に、
こんなことを書かれていました。


■東京新聞 8月19日掲載記事
(ここから引用)


《ふくしま作業員日誌》47歳男性



今日は暑かった。
体力を使うけど、暑さには強い。
元気です。

防護服は風を通さないから、
移動中の車でエアコンが効いていても暑い。
汗が噴き出てきて、下着まで
びしゃびしゃになって気持ち悪い。
タオルで汗をぬぐいたいけど、
作業中に防護服を脱ぐと放射性物質が
入ってしまうからぬぐえない。



一番つらいのは顔。
マスクの中は熱がこもって汗で
水滴がいっぱいつき、
ポタポタ落ちてくる。
目に入ると、しみてとても痛い。
そんなときは下を向いて
目をぱちぱちして汗を落とす。

何かの拍子でマスクがずれたりすると、
わーっと真っ白に曇って前が見えなくなる。
もちろん現場でマスクを拭くことはできず、
作業にも支障が出るので、
班長とかの指示で作業から外れる。
その分、作業が遅れるから
班長も怒られるみたい。




だから、曇らないよう、
自分たちでもいろいろ工夫し始めた。
最初は眼鏡用のレンズクリーナーを
試したけど、あまり効果がなかった。
行き着いたのが、車の窓ガラスの
曇り止めスプレー。
泡をつけて白手袋でぬぐうとバッチリだ。
100円ショップで買える。(略)



いま、一日で一番ほっとする瞬間は、
福島第一を出てたばこを吸う時。
その一服のうまさといったら、
スキーに行って山の頂上で
新鮮な空気を吸っているような感じ。
帰ってきたんだ、
通常の人が入れない場所で
作業をしてきたんだっていう達成感がある。




今回の原発事故は
日本の運命を左右するもの。
生まれたからには
誰かの役に立ちたいという気持ちがある。
被ばくへの恐怖は、
今は実感しきれてないかもしれない。




息子は父親のことを
誇りに思ってくれているようだ。
これまでメールなんて
送ってこなかったのに
「仕事がんばって」
ってメールがきた。
うれしかった。
息子や将来の孫たちのため、
一日も早く事故を終わらせたい。



(ここまで引用)




さりげない記事だったけど、
心に響いてきた記事でした。



福島原発は、甚大な被害をもたらし、
未だに恐怖感をぬぐいされず、
収束の予測も立たず、
強い憤りをもっているけれど、
原発の現場で働いている方々は、
命をかけて、必死で、
頑張ってくれているとわかります。
本当にありがたいと思います。
現場の方々、日々毎日、
ありがとうございます。
日本のために、
ありがとうございます。




先日報道で、原発事故が発生した時に、
東京電力上層部は、
「全員引き上げを指示した」
という報道がなされましたが、
とんでもないことだと思います。
なにを考えていたのでしょうか。




しかし、その時にも、
原発所長を初め、
現場の方々が、
「それはできない。
 もう少しがんばれる。
 ここを離れるわけにはいかない」
と言い、原発にとどまり、
作業を続行したということでした。





いまさらながら、
日本は現場力で成り立っている、
一人一人の個人のがんばりで、
こうして事故対応が進んでいる、
日本の現場力はすごい、
地元力はすごい、
と思いました。





そして、原発で働く人だけでなく、
今、被災地でがんばっている方々
すべての方に、




「日本のために
 ありがとうございます」





と、心から思いました。

これから、いまから、
また、はじまりますね。
微力ではあるけれど、
自分にできることをしていこうと、
あらためて決意しました。
やれること、やっていきます、
私も、日本のために。





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2011年09月09日(金) ■巣鴨地蔵通商店街、こんなランチがあったとは…

梨購入のお願い、
ご協力、本当にありがとうございます。


甘くみずみずしくおいしい豊水梨は、
来週からいよいよ収穫になるそうです。
引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。<(_ _)>
「東海村のやまもり梨出荷組合」




さて、今日は、巣鴨地蔵通商店街で、



「うーむ…これは、いずれ、
 入ってみなくちゃね」




と、思った食べ物屋さんの紹介です。
巣鴨地蔵通商店街には、他の町には、
「たぶん、ないだろうな」
と思われるような、お店があったりします。
これがまた、シブいんだな。



ここは、地蔵通商店街に入って
すぐのところにある、
塩大福で有名な「すがも園」
いつも塩大福を買う人たちが
並んでいます。









ここは、食堂も併設していて、
店頭に、こんなショーケースがあります。








「うわぁ〜
 にぎやかだなぁ〜」




と立ち止まりじっと見てみると、
たくさんのメニューが所狭しと
見本付きで並んでいました。

塩大福を買い求めつつ、
お店の方にメニューのことを聞いたら、




「メニューは、ともかく
 わかりやすくしないとね。
 目で見せてね。
 それと、なじみあるメニューを
 取りそろえているよ」





ということでした。
で、このメニューをよ〜くみたら、
確かに、



ラーメン、広東麵など各種
ちゃんぽん麵、焼きそばあり、
そば、うどん系各種あり、
餃子、チャーハン、野菜炒め
などの中華メニューあり、
親子丼などのどんぶり各種ものあり、
もちろん、お寿司もあり、
オムライスあり、カレーもあり、
おでんあり、お赤飯あり、
そして、和系デザートあり、
お茶は、ジュースやサイダーに混じって、
昆布茶や梅茶などメニューもありで、

まさに和洋中の知っている
メニューがほとんどある、
そんな感じなのでした。





「まさに、誰でも来い、
 だね〜」





確かにこれなら、どんな年代の方でも
どんなわがままな方でも一緒に入れるね、
と、思ったのでした。

つくるのが大変そうだなぁと思ったけど、
今度入って、人気メニューがなんなのか、
聞いてこよ、なんて思っています。




さて、続いて、
商店街中ごろにあるこのお店。









ランチメニューが、
店頭に出ていました。
ほら、こんなふうに。







「ふぅ〜ん、
 どんなランチがあるのかしら」




と、思い、メニューをみてみたら、
やはり、和洋中が取り揃えてありました。
(もっともかなり種類は少ないけど)
そして、そんな中に、
さりげなく…
こんなメニューがありました。









おばさまランチ
みそ椀つき
1600円





そうきたか…
どれどれ、どんなもの?
と、みてみると、
こんな感じ








シブいね…
あまり写真がよくなかったので、
おいしそうには見えなかったけど、




まさに、一皿で
お寿司に煮物、揚げ物、
ハンバーグ、中華もの、
和洋中が楽しめる、
そんな感じの内容。





なるほどね、おばさまは、
和洋中全部ちょっとづつ食べたいんだね、
などと感じたのでした。



でも、1600円は高いな、
と思ったけど、
でもまあ、せっかくの
「おばさまランチ」
友人と食べてみようかな、
「おばさまランチ3つ〜」
なんてね。
いやがるか?




「おじさまランチ」はないのか、
と、見てみましたが、
そんなものはありませんでした。
なぜか…今度お店に入ったら、
聞いてみよっと。


というわけで、
これから入ってみる予定の、
お店の紹介でした。

そうそう、この商店街には、
塩大福の御三家があるそうで、
「みずの」「伊勢屋」
今日紹介した「すがも園」だそうです。
この塩大福も、食べ比べてみることにします。






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