| 2010年01月11日(月) |
■おみくじは、吉凶より大切なことがある |
みなさま、こんにちは。
いいお正月、年明けを過ごされましたでしょうか? 今年は、昨年よりもさらに、 楽しき年、いい年にしていきたいですね。 私は、「きっとそうなる!」と信じて、 今年も元気にウォーキングやら、散歩やら、 仕事も、遊びも、していきたいと思っています。 今年もよろしくお願いいたします。<(_ _)>
まずは、 新年のご挨拶がてら、 こんなお花と絵馬を。

友人のKちゃんから、Kちゃんが制作した 絵馬をいただき(大きな神社に奉納された絵馬) さらに知人宅で育った花と松を分けて もらったので飾ってみました。
Kちゃん、絵馬ありがとう! Yさん、お花ありがとうございます。
そうそう今年は、できるだけ部屋に花を 飾っていきたいと思っています。 花は「華やかなるもの」で、人生を 明るくしていくにはいいそうです。
さて、今週は、 お正月に関連したお話です。
ところで、みなさまは、 おみくじ引かれましたか?
私は、2回ほど引き、 「小吉」と「末吉」。 あ、両方とも 100円でした。

「ま、 似たようなものだね、 いいね、いいね」
なんて、思っていたが、後で、
「でも、まてよ、 どっちがいいんだろう、 小吉と末吉って? どっちかっていうと、 小吉の方がいいような 気はするけどね」
なんて気になり始め、 おみくじの吉凶の順番を調べてみた。
「大吉、中吉、小吉、吉、 半吉、末吉、末小吉、 凶、小凶、半凶、末凶、大凶」
などなようで、 たいてい、この中から5〜7つくらいに 絞られているらしい。 (凶も結構、種類があるんですね〜)
そして、おみくじの吉凶の量の比率は、 神社仏閣によって差があり、凶を 減らしているところもあるとか。
しかし、神社によっては、 大大凶もあるとか。 ひぇ〜だなあ… そんなのがお正月に出たら… (逆に大当たりというべきか)
でもね、大丈夫! 仮に引いても大丈夫! 大切なのは、吉凶よりも 運勢の説明で 「何が語られているか」 だそうだから。
さらに、この本で、 おみくじについて調べてみた。
(※この本は、八百万神さまのことが 書かれているので、神社巡りをするとき 持っていくと、よくわかり楽しいですよ)
すると、こんなことが書かれていた。
「おみくじとは「御神籤」と書く。 神籤とは、神の意志のしるしが 現れるということを意味する。 古代には国の祭政に関わる重要事項や、 後継者選びなどの際に、神の意志を 占うためのくじが行われた。 それがおみくじのルーツとされているが、 今日のおみくじは個人の吉凶禍福を 占うもので、鎌倉時代初期から 行われるようになったものらしい」
また、おみくじをひいたあと、 どうするかは、神社によって 作法があったり違いがあるとか。
木に結ぶのは、 縁結びと関わりある神社だといいとか、 悪いおみくじを利き手と逆の手で結ぶと いいとか、忘れないように持ち帰り、 後で結ぶといいとかなどなど。
ちなみに私は、 おみくじは、持ち帰り派。 部屋のボードに貼り付け、時々見て、 書かれていることを再確認し、 気をつけるべきことは気をつけるようにしている。
さて、今年の私の「おみくじ」には、 こんなことが書かれていました。
「小吉」の方には、
「運勢そのものが地味なものになるため、 激しいトラブルに悩まされる心配も無い。 しかし、その平穏さに慣れすぎると、 気持ちがたるみがちになり、 手中からこぼれていく物が増えそう。 また、他人に対する不満もつのりがちになるが、 ここはむしろ自分自身に目を向け、 反省点を探す方が良い」
末吉の方は、
「何事も進んですることはいけません。 心静かに諸事控えめにして これまでの職業を守り、 身を慎んで勉強なさい。 そのうち悪い運気去って 幸福のときがきます」
一口に言うと、 「地味で控え目」 がいいようだ。 そして、 「いい気にならない」 (だと理解)
私は、大きく頷いた。 思い当たる節が大いにあるしね。
そんなわけで、今年は、 地味に地道に、そして控え目にし、 勉強に励み、自分を見つめ、 自らを高めていきたい、 と決意しております。 (ホントですってば! あ、でも楽しくねっ)
みなさま、今年も、どうぞ、 よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
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| 2009年12月28日(月) |
フランスパン作りに挑戦…来年に持ち越し |
《お知らせ》
今年のUPは、今日で終りになります。 今年一年、おつきあいいただきありがとうございました。 また、来年もよろしくお願いいたします。
なお、来年は、ロング〜なお休みをいただき、 1月12日からのUPとなります。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
さて、昨日からの続きになります。
私は、今年最後のチャレンジとして、 本格的フランスパンを作ろうと思ったのだ。 そのために、本を買い、お粉も最高品を買い、 準備は整い、いよいよ本のレシピ通りに 焼いてみることにした。
そして、1回目… ほら、こんなのができた。

中身は、こんな。 勝手に作っていたときよりは、 形も違うし、気泡はできたけど…

でも、なんか違う! というより全然違う! 気泡だって、気泡というより、 大きな穴って感じだし… クープ(パンの上の切り込み) だって、もっと盛り上がらなくちゃ。 違うな。
どうやら、 何かが違うらしい。 もっとも、簡単に できるはずはない。
そこで、本のレシピのやり方通りに 何度も何度も挑戦してみた。
何度かやっているうちに、 こんなのができるようになってきた。 ほら、これ。

形は悪いけど、 外側は、パリッとしているし、 中身は、こんなで 以前よりは、気泡も均一に粗く、 なってきた。

もっとも、気泡は、 もっと大きく伸びてないといけないし、 もっと、全体的に、軽い感じに 仕上がらなくてはいけない。
まだまだだね、 そう思い、時間があるたびに、 せっせと、フランスパン作りをしていた。 そのうち、冷凍庫が、 冷凍フランスパンまがいで いっぱいになってしまった。 我が隣人は、
「フランスパンより、 やわらかいいつものパンの方が、 いいなぁ…」
なんて言うし… どんどんたまっていくばかりだった。

しかし、大丈夫! 友人の娘のちーちゃんがいた。
このちーちゃんがフランスパンが 大好きで、このまだフランスパンとは いえないパンを、せっせと食べてくれたのだ。
「おば〜充分、 おいしいよ〜 フランスパンだよ〜」
なんて、言ってくれながら。 嬉しかったが、 私が、目標とするのは あくまで、昨日の写真にもあるような、 市販されている完璧なフランスパンだ。 こんなのではない。
でも、何度か焼いているうちに、 気泡の作り方は、何となくだが、習得してきた。 気泡がうまく入るようになってきたのだ。 さらに、本をよく確認したら、
「銅板があると、熱伝導がよく、 家庭のオーブンレンジでも ワンランク上の焼き上がりになります」
なんて、書いてあることも発見した。 どうやら、銅板が必要らしい。
フランスパンは、焼きはじめに、 温度が高くないと、一気にふくらまないので、 銅板を使うといいらしいのだった。
よしっ、銅板だ! 銅板を買ってこよう。 銅板さえあれば、 ワンランク上の フランスパンが焼けるはずだ。
ということで、いそいそと、 東急ハンズで、銅板を購入してきた。 それが、この銅板だ。

ふっふ… この銅板さえあれば、 もっと本格的な、 ワンランク上の、 フランスパンが焼けるはず…
そう思い、張り切って、 またフランスパン作りに挑戦した。 すると…こんなのができたのだ。 ま、形はよくないけど…

「あ、クープが、 いつもより盛り上がっているね。 銅板の力だね」
確かに、いつものより、 少しふくらみ方が違っていた。 そして、中身もちょっと違っていた。 ほらね。

いつも作っているより、 気泡も、粗く伸びていた。 ちょっと嬉しかった。
でも、まだまだだね。 目標とするフランスパンには、 足元にも及ばないね。
ということで、来年も引き続き、 私の本格的フランスパンを焼く チャレンジは続きます。
もちろん、これからも、 お正月も焼きますよ〜 そして、完璧なフランスパンに 少しでも近づけたいと思っています。 楽しみながら、いろいろと試しながら、 うまく焼けるようになるまで、 頑張りますっ。 経過は、またご報告いたします。
何人かの方から、使っているホームベーカリーについて お問い合せがあったので、付け加えます。
我が家では、一度にいっぱい作るので、 2斤できるツインバードにしています。 (以前使っていたエムケー精工株式会社の パン焼き器が壊れたので買い換えました)
安いですし、そのままパンを焼いても充分いいし、 もちろん、練るだけに使用する分にもいいですよ。 ただし、餅などはできないタイプです。↓
今年1年、ありがとうございました。 よき年、楽しき年をお迎えくださいませ。 また、来年お会いしましょう!
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| 2009年12月27日(日) |
今年最後のチャレンジの結果 |
暮れは、ばたばたですね〜 私は、掃除も出来ずに今年を終えるようです。 あたたかくなってからやろう、なんて 思っているところです。
暮れは、ついついあれもこれもしよう、 なんて勝手に張り切り、勝手に忙しくし、 勝手にカリカリしがちなので、それよりは、 まったり、ゆったりと過ごしたいな、 と思い、そうすることにいたしました。
今日は、そんなまったりの暮れに、 まったりとチャレンジしていることのお話です。
この「ぼちぼち日記」でも何度か書いてますが、 我が家で食べるパンは、ほとんど自宅で焼いています。 20代の時に、パン焼きを一度習いにいってから、 パンを焼き始め…もう○十年も焼いているのです。 パン焼きは、楽しいし、ストレス発散にもなるし、 私にとっては、趣味とも言えるのですね。
で、このパン作りで、 新たなパンに、 チャレンジすることに したのです。 そしたらね、 このチャレンジ、 なかなか楽しくて、 やりがいがあったのです。
今日は、そんな今年最後の チャレンジのお話です。
さて、私のパン作りは、 だいたいは、ホームペーカリーで粉を練り、 その後、勝手にいろんな形にしたり、 いろんなものを入れ込んだりして、 オリジナルなパンを勝手に作っている。 例えば、こんなパンね。

おうちで食べるパンなので、 別にできばえや形などは、 おおざっぱでいいと思って。 (おおざっぱ過ぎるけどね) でも、これがなかなか好評なのだ、うふっ。 (ホントですってば)
と、まあ、 そんな前置きはさておき…
そんなふうに、 好きにパン作りをして来たが、 実は「フランスパン」だけは、 うまく焼けず、 フランスパンを食べたい朝は、いつも、 近所のパン屋さんに買いに行っていたのだ。
フランスパンは、 基本材料はものすごくシンプルながら、 (粉、塩、水)あの表面がパリッとして、 中身はふんわり、というのが難しく、 家庭のオーブンレンジの温度では、 なかなかうまく焼けないと言われている。 だから、買った方がいいね、と思って。
ところが… 何がどう気持ちが変わったのか、 ある日、突然、
「そうだ、 フランスパンに 挑戦してみよう!」
なんて思い立ったのだ。 しかし、私は、フランスパンの焼き方を 習いに行ったこともなく、今まで、 フランスパンまがいは、何度も焼いても、 本格的に挑戦したことはなかったのだ。
「でも、なんとしても 焼けるようになりたいぞ!」
どんどん思うようになったのだ。 近所のパン屋さんのこのフランスパンの ようなパンを…ほら、これね。

形も申し分なくいいし、 焼き方だって完璧なフランスパンだ。 切ってみると、こんな中身で、 これまた完璧で、しかもおいしい。

「よしっ! このフランスパンを 目標としよう」 と私は、決心した。
ちなみに、今まで、我が家で焼いていた フランスパンまがいは、こんな感じで… まるで、コッペパンのようだった。

中身も、こんな感じで 買ってきたフランスパンとは、 大違いなのだった。 おいしいはおいしいのだけど。 (フランスパンと言わなければいいしね)

今までは、形じゃないよ、 おいしければいいんだよ〜ん、 なんて思っていたけれど…
いきなり、本格的な フランスパンにチャレンジしたく なったのだ。
「やるなら、 本格的に やってみよう!」
ということで堅い決意をした。 そうなると、行動するのは早いのだ。
まずは、本を買い込んだ。 まずは、作り方を知らなきゃね。 パンの本はたくさん持っていたが、 フランスパン専門の本はなかったので、 迷わず、この本を購入した。
高橋さんのパンは、かなり本格的なので、 パン作りが好きな方にはおすすめです。 私は、高橋さんのパン作りの本で、 いろいろと覚えました。
そして、せっかくなら、 粉だって本格的な粉にしようと 張り切り、粉も買い込んだ。 ほら、このお粉、2袋ね。

だって、なんでも
「有名な方がプロデュースした粉で、 クラフトはパリッと軽く、クラムは クリーム色で粗い気泡があきます」
なんて書いてあったから… パンのお粉も、プロデュースする人なんて いるんだね、なんて思いつつ…
さて、準備は整った。 万全だ。 本だって、一通り読み、 粉だっていいのを買った。 よっし、やるぞ!
と、私は相当張り切った。 で、その結果は、明日書きますね。
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| 2009年12月24日(木) |
クリスマスのお話…プレゼントについて |
やっぱり暮れともなると、バタバタとしますね。 昨日は、大変失礼いたしました。 <(_ _)>
さて、今日は、クリスマスなので、 クリスマスにちなんだお話を… 過去のクリスマスのお話はこちら↓ 「クリスマスのお話」
今日は、ちょっと考えさせられたお話です。 以下の本からの紹介になります。 心があたたかくなるようなお話がいっぱい 書かれている本で、読みやすいので、 本を読むのが苦手だという方にも おすすめです。
「明日、きっといいことがある」
■「最後のクリスマス」 (ページ37〜39)
私の父は、病と闘っていました。 父は、末期ガンだったのです。
その年のクリスマスは、父の最後の クリスマスになるかも知れませんでした。 特別なクリスマスにしてあげたい、 と私は思いました。
グランドファーザー・クロック (振り子式で床置きの大型箱時計) を作って、それを父に贈ろうと考えました。 父は、ずっとグランドファーザーを ほしがっていたのですが、高価で、 買うことができなかったのです。
時計をつくるなんて、 そんなことができるだろうか。 私は自信がありませんでした。 けれど、だからこそ、自分で作って贈ったら、 父はどんなに喜んでくれるでしょうか。 きっと、大事にしてくれるに違いありません。
私は、とても精巧な 手作りキットを買ってきました。 そして、難しい組み立て作業に 取りかかったのです。
父に内緒のプレゼントです。 私は会社の仕事を終えると、 毎日兄の家へ行って、作りました。 いくら説明書を読んでも、なかなかうまくいきません。 毎日3時間近く、黙々と作業を続けました。
そのうち、なんとか時計らしくなってきました。 私は嬉しくて、一日も早く完成させたいと思いました。 プレゼントの包みを開けたとき、 父はどんなに驚くでしょうか。 どんなに褒めてくれるでしょう。 私は鼻高々の気分でした。
時計は、 10月半ばにはできあがりました。 私はキレイに時計を包むと、 真っ赤なリボンで結びました。
クリスマスイブまで、まだ2ヶ月ありました。 翌日、私は出張でワシントンに発ちました。
2日後の朝、 出張先のホテルで、電話がけたたましく鳴りました。 兄からでした。
「父さんが、亡くなった」
兄は泣きました。 その年のクリスマスは、 悲しく残酷なクリスマスでした。
母は大きなクリスマスツリーを買ってました。 プレゼントもたくさんありました。 今の隅には、私が一ヶ月かけて作った立派な オーク材のグランドファーザー時計が立っています。
父の姿だけありません。 父がいないクリスマス、 そんなクリスマスになんの意味があるでしょう。
私は、父の最後の一ヶ月を、 時計作りにかまけていたのです。 なぜ、父のそばにいてあげなかったのか、 悔やんでも悔やみきれませんでした。
プレゼントなど、どうでもよかったのです。 父は、どんなに息子にそばにいて ほかったことでしょう。
物を贈るのは虚しいことです。 私たちがほんとうの幸せを感じるのは、 大切な人と過ごすひとときだということを、 私は大きな痛みをもってしったのでした。
ここまで引用
同じプレゼントでも、 こんなお話も書かれています。
■「サーカスの夜」 (ページ34〜36)
私がまだ10代の頃の話です。 ある晩、私と父はサーカスの入場券を買うために、 列に並んでいました。
他の人々はみな買い終えて、 列には私と父と、それから、 ある家族だけになっていました。
それは、2親と幼い子ども8人の、 見るからに貧しそうな一家でした。 子どもたちは袖口のすり切れた、 しかしこざっぱりした服を着て、 2人ずつ手をつなぎ、親の後ろに おとなしく並んでいました。
ピエロや象や曲芸師… 今夜はこれから繰り広げられる出し物について、 楽しげにささやきあっています。
サーカスを見るのは始めてなのです。 どんなに胸をおどらせていたことでしょう。
父親と母親は、列の先頭に立ち、 とても誇らしげでした。 母親は、さも自慢げに父親の顔を 見つめています。 父親も嬉しそうにほほえみながら、 わが子の様子を眺めていました。
入場券売り場の窓口で 枚数をたずねられたとき、父親は、
「子ども8枚、 大人2枚ください」
とはずんだ声で言いました。 ところが金額を聞くと、 父親の声は震えました。
「いくらですって?」
父親は窓口に身をかがめ、 もう一度たずねました。 係員は、金額を繰り返しました。 母親は、つないでいた父親の手を離して、 うなだれました。
お金が足りなかったのです。
けれど、こんなに楽しみにしている子どもたちに、 どうして本当のことが言えましょう。
一部始終を見ていた私の父は、 ポケットに手を入れると、 20ドル札を取りだし、 地面に落としました。 そして、それを拾い上げると、 父親の肩をたたき、言いました。
「もしもし、 お札を落としましたよ」
どうにも途方に暮れていたのです。 父の親切がどんなに嬉しかったことでしょう。
彼は父の目をじっと見つめ、 手を取って両手で握りしめました。 そして、目に涙をためて言いました。
「ありがとうございます。 子どもたちが、どんなに喜ぶことか。 ありがとうございます」
私の家もけっして裕福ではありませんでした。 父と私は車に戻ると、家路をたどりました。 その晩、私たちはサーカスを見ることが 出来ませんでした。 けれども、それで満足でした。
私の父は、貧しい家族に施し(ほどこし)を したわけではありません。 困っている人を見てみぬふりをして、 自分たちだけいい思いをすることは 出来なかったのです。
ここまで引用
今日は、心あたたかくなるような そんな一日をお過ごしください。 そして、周りの方々にも、あたたかさを 分けてあげてください。 私も、そうしたいと思います。
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| 2009年12月22日(火) |
意外な中身…こうなっているんだね。 |
《お知らせ》
23日、24日は、お休みさせていただきます。 せっかく来て頂いたのにすいません。 サーバー調整もあり、何かとばたばたしています。 どぞ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
昨日からの続きになります。
私は、いよいよ、 このエイリアンレモンの中身がどうなっているか… 切ってみることにした。
どれどれ、 中身はどう なっているかな?
パッコン (なんとなくこんな感じ)
すると、 中身は、意外にも、 こんなでしたぁ〜

「へぇ〜 この汚いところ以外は、 普通のレモンで、キレイだね。 上の方がつまって、 下の方が、長い形に、 なっているんだね。 これなら、キレイな部分は、 ちゃんと使えるね」
ということで、思ったより、 中は傷んではいなくて、 エイリアン部分を取れば、 その残りは充分料理に使えるとわかった。 もちろん、使いますよ〜
ところが、 さらに意外なこともわかった。
実は、今回、14コのレモンが出来たうち、 4コもエイリアンレモンが出来ていたのだ。 そのうちの、もう1つがこのレモン。

ま、このレモンはエイリアンというよりは、 いろんな意味で、やや妖しげな雰囲気の レモンではあるような…
で、このレモンもどうなっているか、 切ってみることにしたのだ。
どれどれ パッコン
すると、このレモンは、 こんなふうだったのだ。

「へぇ〜 エイリアンレモンより、 傷みが少ないと思ったけど、 コッチの方が、傷み部分が 広がっているんだね〜」
見た目は、 エイリアンの方が傷んで見えたけど、 実はこちらの妖しいレモンの方が、 傷みがひどいことがわかったのだった。
さらに、 傷んだ部分を広げてみると… ほら、こんなだった。

意外に傷み部分が深く、 広がっていたのだった。
見た目じゃない!
なんて、実感したのだった。 もっとも、レモンの見た目なんて、 誰も気にもとめないと思うけど…
ということで、レモンの傷み顔と 中身の傷み具合は違うとわかったのだった。 そして、私は、今回のことを通して、 来年のレモンの育て方をいくつか学んだ。
まずは、多くレモンを収穫すると、 小ぶりになること。 だから、大きなレモンにするには、 間引きをすること。 もちろん、丈夫なレモンだけ残して。 そして、もう来年は、 エイリアンレモンは育てないこと。
今年は、小ぶりなレモン10コだったけど、 (14コ中、4コはエイリアンだったから) 来年は、大きくて立派なレモンを 8コ育てることを目標としますっ。
あ、でもね、このエイリアンレモンの キレイな部分は、食べてみたら… 大丈夫、いい香りで、おいしかったですよ〜 我が家の今年のレモンたちのお話でした。
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| 2009年12月20日(日) |
この顔は、いったい何に見えますか? |
前回からの引き続き、我が家のレモンたちのお話です。 前回、昨年の5コから、今年は14コも 収穫できそうだと書きましたが… そうそう、うまくはいかないもので、 収穫はできそうだけど、いろいろあったのでした。
異変は、 この7月頃から感じてはいた… だって、こんな 腹割れレモンが出来ていたから。

でも、この腹割れレモンがこの後、 どうなっていくのか知りたくて、 そのままにしておいた。
すると…9月頃になって、 この腹割れレモンは こんなふうになったのだ。

「うひゃ〜!! まるで、 エイリアンのようだね」
と、すっかりエイリアンのような、 顔立ちになっていたのだ。 ちょっと怖いね〜 と思ったけど、 これまたどうなるか知りたくて、 そのままにしておいた。
すると、なんと、 このエイリアンレモンは、 落ちることもなく、 正常なかわいいレモンと同じように、 すくすくと育っていったのだ。 意外に元気なのだった。

「ふむ… なんだかエイリアンのまま、 育っているね… ここまできたら、 最後まで育ててみよう。 いったいこの中身は、 どうなっていくのか、 確かめてみねばね…」
と決め、収穫できるまで そのまま放っておいた。
そして、ついに、 このエイリアンレモンも 収穫時期となったのだ。
「どれどれ、 エイリアンレモンも 収穫してみるか、 どんなかな?」
と、収穫してみると、 最終的に…
本当に醜い立派な エイリアンレモンと なっていたのだ。 とても、レモンの顔とは 思えないような、 これってレモン? なんて思ってしまうような。 ほらね。

「うっひゃ〜 ますます… 醜くなったね〜 で… こんな場合、 レモンの中身は、 どうなっているんだろうね?」
ということで、 ついに、エイリアンレモンを 切ってみることにした。
どれどれ、 どんなかな?
この続きは、また明日書きますね。 ちょっと意外な感じでしたよ〜
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| 2009年12月17日(木) |
今年の収穫事情…いろいろあるんだなぁ |
今日は、収穫時期を迎えた 我が家のレモンたちの紹介です。
昨年から、我が家ではベランダレモンが 収穫できるようになり、 昨年は、レモンが5コほど収穫できたのでした。 これが、昨年のレモン。 (昨年のレモンの出来具合は↓ 「大人になったレモン…こんなでした。」)

今日は、我が家の 「今年のレモン達」の紹介です。
レモン達は、すっかり黄色に色づき、 いよいよ収穫時期を迎えたのです。 ほらね。

こんな色を見ると、 なんだかワクワクしてきますね。 さて、今年のレモンの出来は?
実は、今年は、 昨年は5コ収穫できたから、欲張って、 10コ以上の収穫を目指したのだ。
そして、毎日声をかけたり、 肥料や土も代えたり、 欲張った甲斐があり、 なんと、目標以上の 14コのレモンが育ったのだ。 なんと昨年の約2.5倍の収穫だ。 うふっ。
わぁ〜い! やった! やった! 14コだ! 目標達成だ!
と、喜んだが、 やっぱりそう話は うまくいかないものですね… レモン達にも、やっぱり レモン達の事情があるようなのだ。
しかし、まずは、 今年のレモンたちの紹介だ。
12月に入って、毎日、 眺めていたが、昨日、
「もう、 そろそろいい頃じゃない? 採ってもいい?」
なんてレモンに聞いて、 (答えはなかったけど) 枝をクリンと回して、うきうきと 1つ収穫してみたのだ。 それがこのレモンです。

どうでしょう、 いいでしょ? (自画自賛、うふっ) とてもキレイな黄色で、 香りもとてもいい。 申し分なくレモンだ。
昨年のはこんな感じに 見栄えがよくなかったので、 昨年のに比べると、 うんと見栄えはよくなった。

しかーし! 問題があった。 見栄えはいいけど… 今年のレモン達は、 小ぶりなのだ。
昨年のレモンは、 身長が約8.5センチ 体重が110グラムだった。 (市販のものよりやや小ぶり)
しかし、今年のレモンは、 さらに小ぶりになっていたのだ。 測ってみると…


身長約7.5センチ 体重がほぼ80グラム だったのだ。
確認してみると、 このレモンだけでなくて、 今年出来たレモンは 全体的に小ぶりなのだった。 やっぱり… 5コ→14コに一気に 増えたせいなのかな。 その弊害なのかな?
がっくり…
数が多けりゃいいって もんじゃないんですね〜
しかも、さらに、 気になることのあったのだ。 どきどきすることが…
この続きは、お休みをはさんで 次回に書きますね。
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