| 2009年02月02日(月) |
へぇ、そうなんだ〜世の中って不公平だね〜 |
今日も、引き続き本の紹介を… 今日はいい話ではなくて、 ワールドワイドでサプライズなお話?です。
今日紹介するのは、 「みんなで考えよう 世界を見る目が変わる50の事実」 からです。
私は、この手も本も結構好きなので、 よく読みます。 そして、いつも、 切ないことですが…
「へぇ〜そうなんだ、 世界って、 そうなっているんだ、 不公平だなぁ〜」
なんて驚きますが、その後に すぐに忘れてしまいます… まったくとほほな実態ですが、 それでも、知らないよりはいいと思い、 せっせと読んでいます(笑)
ということで、今日は、 忘れないためにも、 書いておくことにします。
今日は、特に私が驚いた事実を 4コほど、簡略化して紹介しますね。 (今日はその前編の2コです) この本には、このほかに46ほどの事実が 書かれています。
もし、興味を持ったら、 ぜひ、この本も読んでみてくださいね。 世界を見る目が変わるかも知れませんから。 今日は、一部を略して紹介しています。
《50の事実 その1》
日本人女性の 平均寿命は85.5歳
アフリカボツワナ人の 平均寿命は34歳
ボツワナの人たちがこんなに寿命が短いのは、 「エイズと貧困、不衛生な環境」が大きな原因。 これから、ますますエイズで死ぬ人が増える 予測のため、平均寿命は、 27歳になると言われているとか。
逆に、日本人女性は、 毎年3ヶ月ほど寿命が延びているから、 60年後には、100歳になるかも…
ちなみに、 2000年前のローマ時代の人たちの 寿命はなんと、たったの25歳。 1500年後の中世のイギリスで33歳。 これは、飢えや、衛生状態も悪く、伝染病気流行れば、 かなりの人が亡くなってしまうことが大きな原因。
水道が整備され、衛生状態がよくなったので、 病気で死ぬ人も少なくなり、18世紀の 産業革命で暮らしが豊かになると、飢える人も減り、 この200年間で、人類の寿命はなんと 2倍にのびたとか。
〈まゆの感想〉
日本人女性の寿命、 そんなに延びているとは…(やや複雑) そのころまで仮に生きるとして、 私は幸せでいるだろうか…なぁ。 寿命より、生き甲斐があるかどうかが、 大切な気がするなぁ…
しかし、ボツワナの34歳は短すぎる。 世の中には、もっと生きたくても、 生きられない環境の人もいるのだなぁ… 何とかならないのか…
《50の事実 その2》
タイガー・ウッズが 帽子をかぶって得るスポンサー料は、 1日あたり5万5千ドル。
その帽子を作る工場労働者の 年収38年分
世界で最も稼ぐスポーツ選手のタイガー。 タイガーがスポンサー企業のウエアや帽子を身につけ、 CMに出演することを条件に、契約料が支払われる。
ナイキは、タイガーと2001年に、 ナイキと契約更新をした。 5年間で1億ドル(約120億円) (その前の5年間は4000万ドル)
つまり、タイガーはナイキの帽子をかぶることで、 1日あたり5万5000ドル(638万円)を稼ぐ。
このナイキの帽子をつくる工場はタイにある。 その工場労働者の賃金は 1日あたり4ドル(464円)
タイガーがナイキから 「1日に受け取る金額を稼ぐ」には、 労働者たちは、38年間、 毎日働き続けなければならない。
そこで、労働者たちは、 タイガーに直訴した。
2000年11月、バンコクに滞在中の タイガーのホテルに行き、 せめて最低の生活ができる賃金にしてもらえるよう、 ナイキに頼んでもらえないか、と訴えた。 でも、タイガーは面会を拒否、 そっけないコメントを発表しただけだったとか。
〈まゆの感想〉
今の90円/ドル計算でも90億円かぁ。 帽子をかぶるだけでなく、 CMの出演料もあるとしても、ものすごい金額だ。 余計なことだけど、何に使うんでしょうね…
1日638万円って…(今だと、約495万くらいか) 日本人だって、こんな年収をもらっている人は、 今どきは多くない。
日本人なら、1年間分、 タイ人だと、38年間分 を、 タイガーは、1日で稼ぐ… すごいですね〜 これがスーパースターなんでしょうね。
ちなみにタイガーは、2008年12月に、 9年間継続していたGMとの契約を終了した。 この契約金は、年間数億ドルとしか 公表されてないけど、相当額なんだろうね。 (当然だ)
タイガーのお母さんはタイ人。 今もタイにはしょっちゅう行っているらしい。 今のタイガーなら、タイの労働者たちの声にも 耳を傾けるかな?それとも同じかな? 何とか、タイの人たちのためにも使ってほしい、 なんて思いました。
明日は、この続きのお話を書きますね。 この本もなかなか面白いですよ。
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| 2009年02月01日(日) |
自分の「ひびわれも悪くはない」…(本からのお話) |
今日は、また、心に残ったお話の紹介を。
今日紹介する本は、私の尊敬する 鈴木秀子さんの 「シスター鈴木秀子の今日幸せになる171の言葉」 からです。
鈴木秀子さんの本には、 本当にいい話が多いのですが、 今回の話も心に残るお話でした。
この本には、心に響くことばが 短めに、読みやすく書いてあります。 本が読むのが苦手という方でも、 すんなり読めると思います。
心がざわついて、落ち着かないとき、 落ち込ちこみ、希望をなくしたとき、 自分がダメだなぁと思うとき、 悲しいとき、さびしいとき、 怒りの気持ちでいっぱいのとき、
そして…やさしい気持ちのときにも、 愛で心をいっぱいにしたいときにも、 ぜひ、読んでみてください。 きっと、心に響くことばが見つかります。 とてもおすすめの一冊です。
2月2日の「ことば探し」でも、 この本からのことばを紹介していますので、 よろしかったら、こちらも読んでみてくださいね。
さて、今日の話は…
「ひびわれも花を咲かせることができる」 (66〜67P)
インドに一人の水汲み男がいました。 天秤の左右の大きな水瓶に水を汲み、 丘の上にある主人の館まで運び上げるのが仕事でした。
館についたとき、 右側の水瓶にはなみなみと水が入っていましたが、 左側の水瓶はひびわれていたため、 水は半分しかありません。 ひびわれた水瓶は、
「自分はひびわれていて 役に立たないから、 取り替えてくれ」
と男に頼みましたが、 男は何も言わずに水を運び続けました。 右側の水瓶はいつも満杯の水をたたえて、 得意そうにしています。
2年あまりたったとき、 たまりかねたひびわれ水瓶が、
「自分のようなできそこないを使っていては、 あなたの努力が報われない。 申し訳ないから、 完全な水瓶を使ってほしい」
と、また頼みました。 男は黙って、 丘の上から振り返りました。
すると、 道の左側には美しい花が 咲き乱れています。
水汲み男は
「最初から水漏れに気がついていたのだよ。 お前のひびわれを利用して役立てようと考え、 私は道の左側に花の種をまいておいたのだ。
お前のひびわれのお陰で、 雨の降らない土地なのに、 こんなに見事な花が咲いた。
ご主人さまは毎日新鮮な水と 咲き誇る花の美しさを喜び、 感激していらっしゃるんだ」
と、言いました。 完全な水瓶は水を運ぶ役目は果たせたけれど、 花を咲かせることのできない ひびわれを持っていたことに気づき、 ひびわれは水瓶はひびがあったからこそ、 美しい花を咲かせることに貢献できたことに 気づいたのです。
私たちはそれぞれに 自分だけのひびわれを 持っているのです。 私たちはみな、 ひびわれ水瓶なのです。
神の摂理のもとに、 必要でないものは何もないのです。 完全でないもの、 ひびわれをどう見るか、 どう役立てるかが、 生きるということの 意味なのです。
(ここまで引用)
私が大好きなひびわれ水瓶のお話です。 それぞれの水瓶には、それぞれに合った 役割がちゃんとあるのですね。 ひびわれていようがいまいと…。
片方の道には美しい花が咲き、 そして、おいしい水も飲める… なんて、ステキなことなのでしょう。
なんとなく…私には、 男女(夫婦)の関係も、友人との関係も、 こうなのかもしれないなぁ、と思えました。
自分のひびわれている部分を どう活かしていくか、 どう役立てていくのか、 自分の中でどう受け止めていくか… できれば、前向きにとらえていきたい、 そして、自分のひびわれも役立てていきたいと、 心から思いました。
ひびわれも… 悪くはないですね。
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| 2009年01月29日(木) |
夜の出来事の犯人はわかったけど…その処置は? |
昨日からの続きになります。
夕方頃に、NTT新宿営業所の男性の方から 連絡が入り、この線が何の線で、どうなったか、 教えてくれたのだった。
ありがたい。 それで、私はこの夜のぶらり線の 顛末を知ることができたのだ。 よかった、よかった…
って、そのよかっただが、 わかったのはいいが、 なんとも…
「へぇ〜こんなんで 大丈夫なんだぁ…」
と、やや拍子抜けしてしまったのだった。 さて、その新宿区営業所の男性が 教えてくれたのは、おおよそ、 こんなことであった。
「調べてみましたら、確かに、 線が切れて危ない状況だと、 連絡がありました。
そこで、現地に行き、線を確認したところ、 切れている線はNTTの線ではなく、 ケーブルテレビの線であることがわりました」
ということで、あのぶらり線の犯人は、 ケーブルテレビの線だとわかった。 そして、さらにこんなこともわかった。
「はい、それで、こちらの方から、 ケーブルテレビに連絡を取り、 後の対処をお願いすることにしました」 「じゃ、もうちゃんとなっているんですね」
「あ、いえ…それは、ケーブルテレビの方に お任せしたので、今、ちゃんとなっているか どうかは、わかりません。 こちらの方としては、夜で危険だったので、 危険を回避するための応急処置だけして来たので。 下に垂れ下がらないようにだけして」 「ああ、そうなんですか。 じゃ、その後、ケーブルテレビがどうしたか それはわからないわけですね」
「はい、わかりません。 ただ、対処していると思いますが…」
ということで、なんらかの対処は しているのではないかということだった。
そこで、この地区のケーブルテレビに 電話して聞いてみると、おじさんが出た。 かなりアバウトな対応で、
「ひとまず、対処したと聞いております。 大丈夫だと思いますが、これから、 状況をみて、細かく対処していきます」
などと言っていた。 どんな状況をみて、どんな対処をするのか 聞いてみたかったが、担当者がいなくて、 はっきりしたことはわからないらしかった。 しかし、ひとまず、大丈夫らしい。
そこで、私は、数日後、 この現場を見に行ってみた。
すると…現場は、 こんなふうになっていた。 ほら、線が丸められて 上の方にあるでしょ? これが、 ひとまずの対処らしかった。

「丸めただけなんだね〜 こんな対処で、 大丈夫なんだね」
などと、思ったのだった。 NTTの男性は、元もと丸まっていた線が、 ゆるんで、下に垂れ下がったのではないかと 推測していたが、今度は、ゆるまないように、 対処したのだろうか?
でも、まぁ、 これで、大丈夫ということだというし、 この線のことはこれでよしとした。
さて、今回のことで、 私はちょっとだけ学んだ。 それは… 電信柱付近で、何かあったら、 この電信柱の番号を教えること、だ。 ほら、こんな番号ね。

もっとも、それほどの需要があるとは 思えないけど、ね。 物知りの知人によると、 この数字には意味があり、 最初の数字が、南北、 その後ろの数字が、東西を表しているとか… (確かそうなはずと、知人は言っている)
もっとも、この番号、 カバーがしてあって見えなかったり、 書かれてないものあるので、 とっさの時に役立つかどうかわからないけどね。
ともかく、みなさまも、 電信柱付近で何かあったら、 電信柱番号を伝えてくださいね。
というわけで、夜の出来事から、 いろいろなことがわかったのでした。
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| 2009年01月28日(水) |
夜の出来事の事実確認。へぇ、そうなの… |
さて、昨日からの続きになります。
危ないなぁと思いつつも、 時間が遅かったし、ヤマトのおにいさんが 電力会社に連絡しているということだったので、 私は、気になりつつも帰ってきた。
しかし、どうしても気になる、 あの線がどうして切れたか、 あの線がどうなったのか…
気になると、夜も眠れなくなる性分だ。 (ウソ) そこで、ことの顛末を聞いてみようと思い、 電力会社に電話して聞いてみることにした。 よっし、聞くぞ、なんて、 かなり、張り切ってね。
さっそく、朝に電力会社に電話する。 総合窓口に電話してことの顛末を話し、 あの線がどうなったのか知りたいと 申し出ると、総合窓口のおじさんは こう言った。
「電信柱の番号はわかりますか? そのあたりの正確な住所はわかりますか? それがわからないと、 どうなったのか、わかりかねます。 住所がわからないと、管轄が違うので」
いきなり、わからないと言われたので、 少し、カチンと来ながら、
「住所なら、新宿区5丁目あたりだと、 思いますが、細かくわかりません。 電信柱の番号は、知りません。 あることさえ知りませんから。
じゃ、違うことを聞きます。 線が切れる原因は何が 考えられるんですか?」
すると、窓口のおじさんは、 こう教えてくれた。
「線が切れるのは、いちばんは 配線の劣化、あとは、大きな災害、 工事による切断、などです。 ただ、電力会社のものは、 簡単に切れることはないはずです。 切れたら、大変ですから」
ということで、このおじさんの話では、 電力会社ではないだろうということだった。 何しろ、もし電線なら、どこかに 電気がいかなくなって大騒ぎになるだろうと、 言うことだったし。 そこで、さらにこう聞いた。
「すると、他のどこかの線である 可能性があるのですか?」
「今は、いろいろな線がいっぱい 使われているので、例えば、 ケーブルテレビや有線放送、カラオケ関係、 NTTもそうですし、その他、 いろいろな配線がされています。
だから、まず、現地に行って、 今回の切れた線が、 いったいどこのものなのか、 確認しなくてはいけないのです。 そして、その線の会社が、 対処することになります」
へぇ…なるほど。 確かに、そのあとに、この現場を再度 確認にいったら、こんな状態ですごかった。 いろんな線が張り巡らされているのだ。 どこの線だったのか…

さて、電力会社窓口のおじさんの話を聞き、 そうそうNTTも使っているな、と思い、 今度はNTTに電話をしてみた。 すると今度は、窓口のおねえさんが出た。
そして、やっぱり同じように、 住所とめぼしい目印になるような所を聞かれ、 (どこの営業所管轄か知るために) その線が、いったいどこの線なのか、 調べないとわからないといわれた。 そこで、私はまた、 質問を変えてこう聞いた。
「もし、仮に電話線だとしたら、 あのあたりの電話が使えなくなるのですか? そうしたら、クレームになるから、 すぐにわかりますよね?」
すると、このおねえさんは こう答えた。
「はい、線が切れたら、 そういうことになります。 でも、今のところ、電話が通じないという 連絡は入っておりませんので、 NTTの線ではないのではないかと 思われますが、その線がどうなったか、 新宿区の営業所に 連絡を入れて聞いてみます。 わかればよいのですが… その後、調べて連絡してます」
ということで、ラッキーなことに、 ちゃんと聞いてみてくれることになった。 そこで、私は、この連絡を待つことにした。
すると、夕方頃に、 新宿区の営業所の 男性の方から連絡が入り、 この線が、何の線で、 どうなったか、 教えてくれたのだった。
ちょっと拍子抜けの結末だったけど…ね。 この続きは、明日書きますね。
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| 2009年01月27日(火) |
夜は夜で…これって大丈夫なのかなぁ? |
今日は、はっきりいって写真ボケボケです。 すいません、ちょうど、携帯しか持ってなくて、 携帯カメラで撮ったので…
私の携帯は、やや古いので、 夜はこんなになるんだな。 まぁ、割り引いて見てくださいませ。
というわけで、 夜に見つけた、
「これって 大丈夫なのかなぁ?」
なんて思ったものだ。 やっぱり夜の街でも、 それなりに発見はあるのだった。
さて、それは新宿の小さな脇道で見つけた。 ボケボケ写真だから、 とてもわかりづらいけど、 ほら、これだ。

あのね、上の方にある電線の ような線が、こんなふうに下の方に、 だらりと垂れ下がっていたのだ。
この線が何かわからないけど、 ともかくこんなふうに切れて、 垂れ下がっていたのだ。
こっこれは、 大丈夫なのか? 何の線なのだろう? 触ったらまずいのだろうか? ビビビと、 感電してしまうのだろうか?
と思いつつ、近寄り、 携帯カメラで写真を撮っていた。 あっ、しまった、 デジカメ持ってこなかったね、 なんて思いながら。
すると、そんな私を見て、 前から歩いてきたおじさんが、 こう声をかけてきた。
「何の線ですか?」 「わかりません。 大丈夫なんでしょうか?」 「どうなんだろうね〜 何の線だろう…」 「触るとまずいんでしょうか? 感電したりするのでしょうかね? 交番か何かに連絡した方がいいのでしょうか?」 「そうですね〜 まぁ、その方が安心ですね」
こんな会話のあと、このおじさんは、 すたすたと行ってしまった。 残された私は、どうしたものかと思って この線の前で、ちょっと躊躇していた。

9時を回っていたから、これから、 交番に連絡して、お巡りさんが来て、 あれこれと面倒になると遅くなるし… でも、このままでは、危険かな、 などと、心の中で葛藤をしていたのだった。
その時、 ヤマト運輸のおにいさんが通りがかった。 すぐ側にヤマト運輸の営業所があり、 その営業所の方らしかった。
そして、このぶら下がった電線の前で 突っ立っている私を見て、こう言った。
「あ、それ、 触らないでくださいね。 何か切断されているようなので。 ちょっと前に連絡してるので、 もう少ししたら、電力会社の人が 来るようなので…」 「やっぱり危険なんですか?」 「わかりませんけど、 触らない方がいいことは確かです」 「そりゃ、そうですね…」
というわけで、 すでに連絡済みだとわかった。 やれやれ、よかった、と ほっとしたら、興味がわいてきて、 電力会社の人が来るのを待とう、 そしてこの線が何なのか、 何でこうなったのか、 聞こうと思った。
そこで、この電線の前で、 10分ほど、今か今かと待っていた。 しかし、電力会社の人は、 一向に来る気配もなくて、 寒いこともあったし、 夜遅くなるのもいやだったので、 あきらめて帰ることにした。
でも、もちろん、 どうしてもこの線が気になったので、 翌日、電力会社に、電話をして、 この線がどうして切れたのか、 それで、大丈夫なのかを聞いてみたのだ。
すると、 今まで知らなかったような、 こんなことがわかったのだった。 この話の続きは明日書きますね。
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| 2009年01月26日(月) |
これまた、何だろうね?本当にいろいろいるね〜 |
さて、昨日は、元気そうな、堂々たる 富貴繁栄の神さま、布袋様を紹介した。 で、今日はと言うと…
「あららぁ〜 なんだか… (絶句……) どうなんだろうね… 気持ちは、わかるけど… どうなんだろうなぁ…」
などと思い、 かなり判断に迷ったものの紹介だ。 どちらかというと、昨日の布袋様とは 正反対のものという感じを受けるものだ。
それは、こんな道にあった。 この道だって、布袋様の立っている道路と 同じくらいの大きな道だけど、 商店街なども少なく、活気も感じられず、 やや暗い感じのする道路だった。
ほら、こんな道路だ。 そして、歩道のところで見つけた。

「あ、また何かいるね。 今度はまた、ちっこいね〜 なんだろうね? なにかしらね?」
と、私はいつものように、 わくわくと近づいていった。 すると、こんなものが ひっそりと立っていたのだ。

「おっ…ん? ああ、洋服を着て、 赤いマフラーを巻いた、 キツネのよだね。 どれどれ… こんにちは」
と、もっと近寄ってみると…
「あ、違ったっ!! キツネじゃない! こっ、これは… (絶句…)」
目を疑ったが、 こんなものだった。 いや、こんな方だった、だな。

そう、 観音様だった。
セーターを着こみ、 (着せられ、だな) 赤いマフラーを巻かれた ちょっと首をかしげたような さびしげな観音様だった…
1月は寒い、 それに、ここは日陰だし、 観音様も寒かろう、 あたたかいものを着せて、 マフラーも巻いてあげよう… そんな気持ちはわかる、 とてもわかるが…
前日に雨が降ったせいもあって、 セーターも、マフラーもぬれていて、 かえって、寒そうに見えた。 それに、汚れも目立っていたし…
正直…観音様には 似合わないと思ったし、 着てないないほうが、いいと思った。
でも、観音様は、 嬉しいのかな?
人間のやさしさをわかってくれて、 そう思ってくれているなら、 いいなと、と思った。 私は、この観音様に手を合わせ、
「早く、あたたかくなって、 このマフラーとセーターを とっても大丈夫になり、 身軽になれるといいですね」
と、語りかけてきた。 観音様は、どんな状態でも、 この家や道を見守っていてくれると思うけど、 身軽な衣の方がいいと思ったのだ。 観音様は、じっとしておられた。
というわけで、 道ばたのマフラー観音様でした。 春になって、この観音様が どう変身されるか、見守っていくつもりです。 また、ご報告します。
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| 2009年01月25日(日) |
こんなものが、道ばたにさりげなくあるとはね… |
さて、今日は、いつもの、 道ばたの発見ものだ。 今日のは、
「へぇ〜でっかいね。 こんなものが、道ばたに さりげなくあるとはね。 始めて見たね、 いや、まいったね… わっはっは…」
なんて、思ったものだ。 あるんだな、そんなものが。
この日は、違う街まで電車に乗って、 足をのばし、知らない道を てくてくと元気に歩いていたのだった。 当てもなくね。
やっぱり、知らない道は、 新鮮でいいね、 なんて思いながら。
すると、道の先の方に、 なんだか、見慣れないものが見えた、 ような気がした。

「あれっ? 何かいるね? いるね〜」
と発見し、私はワクワクと 大急ぎで近寄っていったのだ。
すると、大きなマンションのテナントの前に、 こんなものがで〜んといたのだ。

うひゃ〜 布袋様だよ。 わぁ、立派だね〜
そう、布袋様だ。 立派な、堂々たる布袋様だ。 (袋を後ろに担いでいるから、 布袋様で間違いないと思うんだけど…)
「すごいね、店先に、 こんな布袋様がいるとはね… ふーむ…」
などと、近づいてみると、 身長が130センチくらいもある、 でっかい布袋様だった。 ほら、こんな。

今まで、道ばたでこんな大きな布袋様、 見たことなかったから、びっくりした。 って、道ばた以外でも、 見た覚えないなぁ。
七福神参りに、いつも行くけど、 こんな大きな布袋様は見たことないもん。
ちなみに、この布袋様、 こんな人らしい。
「七福神のひとりで、唯一実在した人物。 中国・後梁の時代の禅僧だった。 この袋の中には、食料品から日用品まで あらゆるものが入っていて、 この袋を「堪忍袋」などという人もいる。 (堪忍するものも入っていたらしい) この布袋様、吉凶を予言する能力にたいへん優れ、 その予言は的中し、そのため多くの人に尊敬された。 そして、肥満体のおおらかな容貌は 広い度量や円満な人格を表すものとされ愛され、 予知と富貴繁栄の神様として、 今でも、崇められている」
ということだった。 このビル全体に、 富貴繁栄をもたらしてくれるように、 このビルの前にいるんだと思う。 (その割には、後ろのスペースに シャッターが降りているのが 気になったのだけどね)
でも…確かに、 縁起がよさそうな感じはした。 だってほら、笑顔、こんなだったもん。

思わず、いっしょに わっはっは… なんて笑ってみた。 (笑う門には福来たるだしね)
きっと、ここのオーナーが この布袋様を好きなんだと思うな、 なんて思って、調べてみたら、 どうやら、この界隈(中野)に、かつて 布袋様が大好きな製造会社の社長が いたらしいことがわかった。
もっとも、その社長と、このビルのオーナーが 同じか、何か関連があるのかもわからないけど、 同じ中野界隈だし、布袋様だし、 なんとなく関連性がありそうな感じがしたのだ。 まぁ、関連性があるからどうだ、ってことも ないのだけどね。
というわけで、道ばたで見つけた、 でっかい布袋様でした。 明日は、この正反対のような方を ご紹介します。
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