まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2008年12月16日(火) 街角のありがたい「おことば」に立ち止まる

《お知らせ》

明日17日、あさって18日は、仕事の関係で、
お休みさせていただきます。 <(_ _)>
どぞ、どぞ、よろしくです。




今日は、せわしい毎日で、心もせかされがちなので、
いつもの、お寺や教会のおことばを紹介だ。

ウォーキングの途中には、
必ず目をとめ、



「ふむふむ、そうだね、
 なるほどね…
 うんうん」




などと一人で頷いてみたり、
首をかしげたりするときもある。

なので、街角の今日の「おことば」が、
せかされている心や、ざわざわしている心が
癒されるかどうかは…わからない。

でも、深い意味があるのだと思う。
そんな深さを感じていただければ、幸いです。




まずは、このお寺の入り口に
掲げられていた「おことば」だ。









こんなことが書かれていた。









「美しいものを
 美しいと思える
 あなたのこころが
 うつくしい」





そうだなぁ…
なんだか、いいなと思った。




美しいものを見ても、今どきは、
何も感じない人、美しいということがわからない人が、
それほど、余裕がない人が増えているという。
また、美しいものを見る時間もないほど、
忙しい人たちが多くなっているという。

おいしいものを食べて「おいしい」
と素直に言えること、感じることなんかも、大切だね、
そういう自分にとって心地よい、
自分を癒してくれるものを感じたり、
素直に、感謝したりすること、
大切だね、なんて、思ったのだった。





さて、続いていつもの
こちらの教会だ。
私は、知らなかったのですが、
(知り合いが教えてくれた)
この「金光教」には、有名人の方々も多く
入っているそうですね。









今日の「おことば」は
こんなだった。









「うーん…
 病気に振り回されて、
 病気を主体にするより、
 自分の身体を大切にしよう、
 ってことかなぁ…」





なんて、漠然と思ったのだが、
この解釈でいいのかどうか…
わからない。




この教会は、行くたびに「おことば」が
ちゃんと変わっているので、
毎回チェックしているが、やや、難解というか、
うーん、どういう意味なんだろう…
と思うような「おことば」が多いように思う。

今日のおことばも、
きっと、わかる人にはものすごく
わかるのだろうけど、私には、
あまりピンとこなかった。

きっと、この教会の司教さまのお話でも、
きけば、よくわかるのではないかと思う。



でも、ともかく、
身体を大切にだ。
そうだ、身体は大切に
しなくちゃね、
こうして動けるのも、
身体が元気だからだからね。
そうだ、そうだ。




と、頷いて、このおことばに
感謝することにした。

これから、ますます、寒くなります。
みなさまも、身体を大切に
してくださいね。






■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら


 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2008年12月15日(月) 友人が選んだ、栄えある日本風味のカレンダー

昨日からの続きです。
せっかく、友人が気に入ったカレンダーが
見つかったけど、それはもう売り切れだった。
また、最初から、やり直しだ。
そこで、また、気合いを入れ直して、
カレンダーの写真を撮ったり、在庫状況を世界堂で
聞いたりしてきた。

そして、また、メールでやりとりした。
でも、今はメールがあるから、
すぐにやりとりができて本当にすごいですね。
そして、何回かやりとりした後…





やっと、
このたび、決まったのだ。
その栄えあるカレンダーが
ほら、これだ。











前に選ばれたカレンダーのように
モチーフが花ではないけど、
日本の月の祭事が、和紙で立体的に貼りこまれていて、
絵柄もかわいい、15センチ角の卓上カレンダーで、
とてもかわいい感じがするものだった。












サイズも手頃だし、センスもいいし、
日本的な感じもしたので、
これで決定となった。




「これだと、日本の月の行事も
 ちょっと話題にできていいね、
 鬼はソト、福はウチも
 話したりできるね」
「うん、できる。
 でも、はっきりって、私は、
 日本の行事に詳しくないから、
 ネットで調べて話すようだわ。
 日本の文化についてあれこれ、
 詳しく聞きたがるからね」





ということで、これからまた
話題が増えそうだと友人は言っていた。
ともかく、よかった、よかった。
友人も大満足。





それと、友人の近所にいる
日本人の方々にも贈るということで、
こんなカレンダーも選ばれた。











大型(横25センチ、縦20センチくらい)
の「月ごよみ」という卓上カレンダーだ。
日本的内容盛りだくさんで、
月の行事や祭事など、書かれている
タイプのものだった。










海外にいると、こんな日本的なものが、
妙に懐かしく、
あ、今日は、小寒、大寒なんだ、
なんて思って、日本にいる両親に、
電話したりするそうだ。
そんなことに役立てば、私としても嬉しい。

これは、日本にいる私もなんとなくほしいと
思ったので、購入することにした。



結局この2種類のカレンダーに決まり、
さっそく友人に15冊ばかり送った。
どんな反応があるかなぁ…
喜んでもらえるといいなぁと
思っているところだ。




それと、余談だけど、
お店の方に聞いたら、なんといっても
動物カレンダーは根強い人気があり、
がしがし売れているそうだ。








かわいいものが確かに多かった。
動物カレンダーは買わなかったけど、
もちろん、私も、毎年買っているカレンダーを購入し、
これで、来年の準備も万端となった。
いつでも来い、来年、って感じだ。



今どきは、本当にいろいろなカレンダーがあって
選ぶのも大変だけど、見ていて楽しめました。

1つだけ、残念だったのは、私が探している、
「宇宙カレンダー」がなかったこと。
以前は、あったんだけど…

どなたか、宇宙、星のカレンダーを売っている
ところを知っていたら、ぜひ教えてください。

みなさまは、来年のカレンダー、
準備できましたか?







■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2008年12月14日(日) 海外の友人から、頼まれたカレンダー

毎年、この時期になると、カレンダー選びに、
新宿にある「世界堂」に行き、
あれこれと何種類か、選んでくるのだけれど、
今年は、3年前から海外に住んでいる友人から、
こんなことを頼まれた。



「日本のカレンダーがほしい、
 外国の友人たちにあげるから、
 10コくらい」





友人のオーダーは、
センスがいい、
日本的なものがいい、
ということだった。





そこで、自分のカレンダーも買いがてら、
日本的なものがどんなものがあるか、
カレンダーセンスがどんなものか、
まずは、下見に行くことにした。



新宿にある世界堂では、
12月末までカレンダーフェアをやっていて、
かなり多くのカレンダーを
見ることができるのだ。




お店の方に、海外の友人にメールで送るので
写真を撮らせてほしいとお願いして、
携帯写真を撮らせてもらうことができた。

でも…
携帯写真はあまりよく写ってなくて…
ひどい写真になってしまったので、
ご了承下さい。

ついでに、
いろいろと、日本的なセンスがいい、
と思われるようなカレンダーを
お店の人にも教えてもらいながら、
あれこれとピックアップしてきた。




お店の人がすすめたのは、
この「浮世絵」カレンダーだった。
いくつもあったけど、
この3種類は、外国の方も
買われていくということだった。















この写真を友人に送ったら、



「ああ、こんなのは、
 前に贈ったから、
 違うのがいいなぁ」




と、却下された。
わがままだ。
ひとまず、この浮世絵はなくなった。



で、次に、これを送った。
これは、小さなカレンダーで、
とってもちまちましている、
でも、精巧にできてる卓上カレンダーだった。









「写真はよくないけど、
 結構よくできてるよ〜」
「うーん、こんなのは、
 こっちにもあるから、いらない。
 それにちまちま過ぎ」




ということで、これも却下。
わがままだ。

そんなこんなで、いくつかの候補を
メールでせっせと送りながら、
やりとりを続けた。



その中に、この和紙で作り込まれている、
キレイな壁掛け用カレンダーがあった。
お店の人も、これは、とても人気がある、
といっていたし、私もおすすめだと思った。












「これは、どう?
 人気あるらしいよ」
「あ、いいね、いいね、
 このタイプがいいな。
 でも、壁掛け式でなくて、
 卓上がいいかも…」




ということで、このカレンダーに
ほぼ決定したが、卓上型がいいと言う。
で、卓上型があるかどうか、
後日確認したら、
もう、売り切れとのこと。




がっくり…
また、やり直しだ。
やっぱり人気があるのは、
売り切れるんだね。





というわけで、やり直しになった。
そして、何度かメールでやりとりして、
やっと、決まったのだった。

決まったカレンダーは、
明日、紹介しますね。
とてもかわいいものでした。






■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2008年12月11日(木) 紅葉で人気の「小石川後楽園」に行ってきた

ちょっと前のとても天気もよく気持ちのいい日に、
友人から誘われて、「小石川後楽園(庭園)」の
紅葉を見に行ってきた。




我が家からほど近いところにあるのに、
うかつにも、私は、一度も行ったことがなかったのだ。
というより、存在そのものを知らなかった…
何度か、ウォーキングで、
「小石川後楽園」の前も通っているのに。
気がつかないとはね。

街角の小さなことにはめざといのだが、
街角の大きなことには気づきにくい私だ。

と、そんな反省はさておき、
友人とランチをすることになり、
友人が、



「新聞の紅葉特集で、
 今が見頃と言っていたよ」




とその新聞の切り抜きを持ってきたので、
それでは行ってみようと
いうことになったのだった。

そこで、神楽坂でランチを食べたあと、
てくてくと15分ほど歩き、
「小石川後楽園」に行った。



「小石川後楽園」は、HPによると、
「江戸時代初期、寛永6年(1629年)に
 水戸徳川家の祖である頼房が、
 江戸の中屋敷の庭として造ったもので、
 二代藩主の光圀の代に完成した庭園」




ということだった。
水戸黄門さまが完成させた庭園で、




「明の儒学者である
 朱舜水の意見をとり入れ、
 中国の教え
 「天下の憂いに先だって憂い、
  天下の楽しみに後れて楽しむ」
 から「後楽園」と名づけられました」





ということだった。なんと、
「天下の楽しみに後れて楽しむ」から
後楽園だったと始めて知った。



「なるほどね、さすが、
 黄門さまだね〜」




などと、思ったのだった。
さて、その「小石川後楽園」だが、
新聞やTVで取り上げられていることもあって
入り口には、大型バスや、観光客が
あふれていて、人気スポットだったんだな、
と、あらためて実感した。



ここが入り口だ。
どんどん人が入っていた。
入場料は、大人300円。









入ると、すぐに、こんなふうに、
東京ドームの屋根がどーんと見える。







この屋根を美しいというか、
邪魔とみるかは意見のわかれるところらしい。
私はたちは、邪魔と見る派で、



「なんだかね、
 この風景に合わないね、
 なくていいわね…」




などと話し合った。
しかし、都心の真ん中にある公園なので、
どこを見渡しても、大きなビルが見えていた。








紅葉はちょうど見頃で、
いい感じに色づいていた。








この庭園の見所の中国式につくられた橋
(大堰川 (おおいがわ))なども見た。








もちろん、いちばん人気の
水に映る姿が満月に見えるので、
「円月橋」と名付けられた橋などもみた。








横から見ると、こんな。
通れなくなっている。








天気がよかったので、この庭園を
ゆっくりと回りながら、私たちは、



「黄門さまは、この庭園を散歩しながら、
 天下のこと考えたのかしらね。
 どんなときに印籠を出そうか、とかね。
 それと、ときどき、
 印籠を取り出す練習なんかも
 したかもね、どうやったら、
 かっこよく出せるかなんて…ね」




などと、かなり無責任なことを
あれこれと話し合ったりした。

ゆっくりと回って、ベンチでひと休みして、
ふと、空を見上げると、
秋の空がとても美しかった。









「ああ…
 空が高いね…
 澄んでいるねぇ…
 きれいだね〜」





すがすがしい秋(もう冬だけど)の日の
気持ちよさを心から感じたのだった。



というわけで、「小石川後楽園」の紹介でした。
ただ、新宿御苑の方が私としてはおすすめかな。

都内には、まだまだ私の知らない庭園が
ありそうなので、時間を見つけて回ってみたいと
思いました。
行ったら、またご報告します。





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2008年12月10日(水) 聞いてみたけど、何一つもわからなかったこと。

このところ、天気がいいので、
ウォーキングも快調だ。
ちょっと遠出して、知らない道や街を
気持ちよく歩いたりしている。
やっぱり、天気がいいと気持ちがいいね。

で、今日は、そんな気持ちいい
ウォーキングのときに見つけた、



「ふぅーん…
 なんだろうね…
 何か意味があるのかな?」




なんて、思ったものだ。
道ばたには、
かつては、何か意味があったと思われるが、
今は、そんな意味など忘れ去られているものが、
結構充ち満ちているのだ。
またしても、そんなものが
目に入ってきたのだ。




それは、これだ。
こんな通りにそれはあった。









ほら、この黄色い石。
自販機の脇にちょこんと置いてある
この黄色の石だ。








以前も何度か、色つきの石のことを
書いているが、色つきの石をみると、
なんだか気になる。
この黄色の石も、もちろん気になった。
(「立派な石と道ばたの石」

私以外に、この黄色の石を
まじまじと見る人は、
いないのではないかと思うが、
目につくとどうしても



「どれどれ、
 何かしら?
 どんなかしら?」




なんて見ないではおれなくなる。




「ただの黄色の石だね」




などと、通り過ぎられればいいのだけど、
なんとなく気になってしまって、
ついつい近寄ってしまう。
そして、足でつんつんしたりしてしまう。

その結果、
かなりがっつりとした石で、
しっかりと黄色の吹きつけがされ、
堂々たる石だとわかった。



「なんで、黄色に塗られて、
 こんなところにあるんだろうね。
 何か意味でもあるのあしらね?
 この自販機と関係があるのか、
 この駐車スペースと関係があるのか?」




なんて、思いつつ、
この石の回りをみてみたら、
この石の足元に、
こんな数字が書いてあるのを見つけた。








「ふむ…
 NO8だね…
 なんだろう?」




私は、再度、石の回りを
見渡してみたが、NO8に関係するような
何かを見つけることができなかった。



ともやもやしていると、
ちょうど、この駐車スペースから、
一人のおじさんがでてきた。
このビルの関係者かもしれない。




しかも、ちょうど運良く、
この自販機で飲み物を買おうと
自販機に近づいてきたのだ。

そこで、私は、
ものすごくさりげなく…
(これがむずかしいのだが…)
このおじさんに、ごく自然に、
唐突にならないように、



「この黄色い石は、
 なんなんでしょうね。
 いつも、見るたびに
 気になっていたんですが、
 ご存じですか?」




なんて、話しかけてみた。
(本当は、今日、気になったのだが)
すると、おじさんは、
この石に、始めて気がついたみたいに
黄色の石に目をとめて、




「あ、ホントだ、
 黄色の石だね。
 そういえば、
 前からあったなぁ。
 なんだろう…
 わからないな」





などと、答えてくれた。
親切そうなおじさんだったので、
どうせ、わからないだろうなとは思ったけど、
ものはためしと思って、
私はさらにこう尋ねてみた。



「この石の足元に、
 ほら、NO8なんて、
 書かれているんですけど、
 これ、なんでしょうね?」




すると、おじさんは、
さらにびっくりしたように、




「あ、ホントだ。
 なんだろうね〜
 NO8だね、
 自販機のナンバーかな?
 石のナンバーかな?」





などと、答えてくれた。
石のナンバーだって…と、
思わず、吹き出しそうになったが、
押さえて…
このおじさんに、突然声をかけたので、



「あ、すいません、
 突然、変なこと聞いてしまって…
 いつも気になっていたものだから」




と謝りつつ、突然声をかけた言い訳をした。
すると、このおじさんは、



「いやいや、何もわからんで、
 すいません。
 でもなんでしょうね…
 そういえば、前からあるなぁ…」




などと、黄色の石の存在を認めてくれた。
でも、このおじさんは、何も知らない人だった。
結局、何一つわからなかった。



この石も、
以前は何か意味があっただろうけど、
(今もあるのかもしれないが)
今となっては、道ばたの風景として、
すっかりなじみ、誰も気にもとめなく
なっているだった。(たぶんだけど)




というわけで、何一つわからなかったけど、
それでよしとして、この黄色い石から離れて、
ウォーキングに戻ったのでした。

この黄色く塗られた石について、
また、このナンバーについて、
思い当たることがありましたら、
ぜひぜひ、教えてくださいね。





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2008年12月09日(火) なんでこんなふうにできるんだろう?

さて、今日は、昨日まで書いていた
レモンの話の番外編みたいな話だ。
実は、私は、レモンを育てるために、
ネットや本を調べたりしていたのだ。

ともかく、レモンのために
何かしなくちゃと思ってね。
もっとも、やったのは、害虫対策だけ。
市販の弱いクスリを何度かまいてね。

でも、レモンは立派に育ったし、
来年はもっと役立てられると思っている。
いろいろ知識は得たからね。
春先から、土を変えたりする予定だ。


と、そうそう…
今日は、もっと違う観点からの話を
したいのでした。
いろいろと聞いてきたので。




10月末に、
花屋さんの店頭で、
こんなものをみつけたのだ。
ほら、これだ。









小さな木なのに、
立派な大きなみかんたちが
いっぱいについていたのだ。



我が家のレモンの木の1/4くらいの
大きさの木なのに、数えてみたら、
みかんが8コもついているのもあった。
最低でも5コはついていた。
かなり重そうに見えた。









「わぁ〜
 すごいね…
 なんで、こんなに
 たくさん実がなって
 いるのかしら?
 こんなに小さな木なのに…」




私は、こう疑問に思った。
疑問に思うと、どうしても
聞きたくなってくる。

そこで、この花屋さんの店主に
話しかけて、聞いてみることにした。
幸い店主は優しそうな感じで、
40歳くらいの男性だった。



「あの〜
 店頭にあるみかんの木ですが…
 すごいですね…
 いっぱい実がついて…」
「ええ、いいでしょ?
 立派な実がついているので、
 これから楽しめますよ。
 色づいてきて」

「ええ、そうですね。
 ところで、このみかんは、
 来年もできるでしょうか?」




いちばん気になっていたことを
聞いてみることにした。
来年もできるなら、ひそかに買っても
いいかも、なんて思い始めていたのだ。
今年は、レモンもなったし…
なんてね。



すると、
店主は、意外にも、
あっさりこう言った。





「たぶん、無理でしょう。
 ならないと思いますよ」





ひぇ〜無理だって。
あっさり言われちゃったよ。



「え、無理なんですか?
 じゃ、今年だけ?」
「土に下ろすとかすれば、
 可能性はあると思いますが、
 このままだとならないと思いますよ。
 このみかんは、今の時期の
 観賞用として作られていますから、
 今年の観賞用、と思ってください」




ということで、このたわわな
みかんは来年はならないというのだ。
これは、今年の観賞用だと。
実をつけるのに、目覚めている私は、
やや気落ちしながらこう聞いた。



「そうなんですか…
 そっか、来年はならないのか」
「ええ、恐らく…
 無理だと思います」

「でも、どうして、こんな小さな木に
 こんなふうに、みかんがなるんでしょうね。
 どうしたらこんなふうにできるんでしょう?」




すると、店主は、
こう教えてくれた。




「うん、あのね、それが、
 園芸師の技術なんだな。
 そのために研究して研究して、
 品質改良をしたりして、
 そしてこんなふうにつくれるんだよ。
 しろうとじゃ、できないんだな。
 これだって、かなり苦労して
 つくっているんだよ」





私は、大きく頷き、
さらにこう聞いた。



「こんなふうにするには、
 手間ひまかかりますよね」
「うん、そうだね。
 観賞用の実ものは、むずかしいんですよ。
 すぐに落ちちゃったりすると
 商品にならないし、しっかりと
 ついてないとね、だから、
 根づくりが大事なんだよ」




ということで、根づくりが
大切なポイントであることが分かった。
最後に、私は、我が家のレモンのことを
持ち出してみた。



「我が家でも、やっと今年
 レモンがなったんです。
 毎年ならなかったけど、
 今年は5コほどできたんですよ」
「ああ、それはよかったですね。
 土植えですか?」

「いいえ、マンションのベランダです」
「あ、それは、珍しいですね。
 それなら、大きな鉢植えにして、
 日をいっぱいに当ててくださいね。
 そうしたら、なりますよ、来年も。
 ただ、欲張って、いっぱい実を
 つけようとしないようにね、
 木の体力があるから」




と、店主は親切に教えてくれた。
木にも体力があるのだとわかったし、
あまり欲張ってもいけないらしい。

それで、来年のレモンの目標は、
昨日も話した通り、欲張らずに、
10コとすることにしたのだった。

私は、
「みかんが来年もならないなら、
 いらないかな…」
などと言い訳して、
店主に教えてもらったお礼を言って、
観賞用の立派なみかんは、買わずに
帰ってきたのだった。



これから、我が家のレモンの木を
日にいっぱい当てて、寒さ対策をして、
今年の労をねぎらってあげようと
思っているところです。








■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2008年12月08日(月) 大人になったレモン…こんなでした。

さて、昨日からの続きになります。
今日は、大人になったレモンのお話です。



我が家のベランダで育ったレモンたちは、
いまや収穫を待っている状態だ。
全部で、5コ。
しかし、誰かにこのレモンたちを



「どぅ?どぅ?
 ほらほら、我が家のレモン。
 ね、大きいでしょ?
 ふっふっふ…」




と、友人に自慢げにみせるまで、
全部をとってしまうわけにはいかないので、
一つだけ収穫してみることにした。



その選ばれし、
第一号収穫のレモンはこれだ。
悪いが、見た目が悪いレモンにした。
そして、中くらいの大きさのものにした。
(見映えのいいのは、自慢するために、
 残しておかないといけないので)
だから、見た目はこんなだ。












はっきりいって、
美しい外見とはいえないけど、
ともかく栄えある第一号だ。

で、このレモンをそっと切り取り、
家に入れ、さっそく測ってみることにした。



「どれどれ、
 身長はどれくらいかな?」









すると、ごらんのように、
身長は、約8.5センチだった。
市販されているレモンは、
だいたい10センチくらいだから、
やや小振りだ。



「で、体重は
 どうかな?
 結構どっしりとしてるよ」









すると、体重は、
ほぼ110グラムだった。
市販のものは、平均でどのくらいか
わからないけど、これよりは
重いかもしれない。
さらに、香りをかいでみた。




すると…
ものすごくいい香りがした。
なんていうか…
市販のレモンより、
ういういしい香りというか、
自然な香りというか…
ともかくそんな香りがしたのだ。

(ひいき目だな)




「うん、これは
 いいぞ、
 見かけによらないぞ
 (たぶんね)」




などと、私はすっかり嬉しくなった。
でも、問題は中身だからね。
さ、切ってみよう。



どきどき…

ぐさっ、
すっー

そして、
二つに割れた…


すると…
なんと…
ほら、こんなで…










私は、思わず、
「わぁー、
 なんてみずみずしくて、
 キレイなの…
 見た目と違うね、
 違うね…」





と、うっとりしてしまった。
ほら、市販のレモンでも、
皮が厚いのってあるじゃないですか。
でも、我が家産レモンは、皮が薄く、
中身がびっしりだったのだ。
ほらね。








そして、ちょっとなめてみた。
すると…
すっぱくて…
レモンの味がした。
(当然だ)

味は、思ったより
すっぱくなく、
甘みもあった。
はっきりいって
完璧なレモンだった。
(形は悪いけど)




そこで、今日は、
「白菜と豚肉鍋」にすることにして、
レモンポン酢をつくり、
このレモンを味わうことにした。
第一号のレモンをいっぱいしぼって。








レモンポン酢…
とてもおいしくて、満足しました。
我が家のレモン、なかなかです。
明日は、オリーブオイルとレモンの
あっさりサラダにしてみようと思います。

しかし、育てた甲斐がありました…
レモンも東京でもちゃんと育つんですね。
来年もちゃんとレモンを育てようと、
固い決意をしました。

そのために、もっと大きな鉢に植え替えし、
土もたっぷりあげようと思っています。
来年は、10コくらい目指します。

そんなわけで、我が家のレモンの木に
はじめて、実がなったお話でした。








■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」


 < 過去  INDEX  未来 >


まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加





《旅に行きたいですね〜》