| 2008年11月26日(水) |
「これから、大変だね…」と勝手に思ったもの |
先日の3連休は、遠出しようと張り切っていたけど、 季節の変わり目に、いつもひょっこりと出てくる 腰痛のおかげで、近場の買い物にしか行けませんでした。
最初の2日間は、天気もよかったので、 とても悔しくて、がっくり… でも、身体からの「休め」の声なので、 いつもどおり、ゆったりと過ごすことに決め、 見そびれていたDVDを見たり、音楽を聴いたり、 たまっていた本などを読んだり、 家であたたかく過ごすことができました。 おかげで、すっかり痛みもなく元気になり、 連休明けから、ウォーキングすることができました。 よかったです。
ということで、今日は、 連休明けに見つけた、ほやほやの発見だ。 でも、発見したものは、
「あらあら、 これからが大変だね〜」
なんて、思うようなものたちだった。 誰もそんなことを思ってないと思うが、 腰痛上がりの私には、そんなふうに 思えてしまったのだった。
最初はこれだ。 それは、こんな通りにある 韓国料理のお店で見つけた。

この店は、ときどき、食べに訪れる、 小さな韓国料理屋さんだ。 なかなかおいしいのだ。 で、この店の前に、 こんなものたちが山のように 積まれていたのだ。

「おっ、すごい 白菜の量だね〜 そっか、キムチを つけるんだね。 これから、大変だ、 腰が痛くなっちゃうね〜」
でも、キムチ作りは、白菜がおいしい 今の時期にやらなくちゃね。 この店のキムチはおいしいからね。 なんて思っていたら、店主が顔を出したので、 ちょっとだけ聞いてみた。
「これから、大変そうですね?」 「ああ、これを漬けるのに、 なんだかんだ、3日間はかかるね。 味が染みこんで、食べ頃は1週間後 くらいかな、来てみて」
なんて、言っていた。 みんなで手分けしてやるとか。 そうだよね、これだけの量だから。 どんな量になるんだろうね、できたら。

作るのは大変そうだけど、 作る楽しみ、食べる楽しみがあるから、いいね。 今度、食べにきてみよう、 きっと、おいしいぞ、 なんて、思ったのだった。
さて、この店を後にして、 裏道に入っていくと、今度は、 こんな道でまたまた見つけた。

ほら、こんなふうに、 車の出入りを開け閉めするところが、 ぐんにゃりと倒れていたのだ。

「あらら〜 どうしちゃったんだろうね、 これは、危ないね。 直さないと大変だ」
昨日、風があったけな? それとも、出入りの車でもぶつかったのかな? などと思い、近寄ってみると、 確かに、端のほうに傷はついていたけど、 これが、ぐんにゃりの原因かどうかは、 わからなかった。
下のレールからはずれているのかも、 なんて思って、ちょっと持ち上げてみたけど、 私などで、直せるような簡単さではなかった。
「人んちだしね、 直さなくてもね。 私がやったら、もっと ぐんにゃりしちゃうかもね」
と思い、もちろん、 勝手に手を出すことはしなかったけど、 ぐんにゃりと道路にはみ出していて、 やや危険そうな感じだった。 夜になったら、もっと危険だね。

「早く直してもらいなさいね。 でないと、ますます、 ぐんにゃりとして、 腰砕けになって、 大変になっちゃうからね」
と、このぐんにゃりに声をかけてきた。
というわけで、連休明けに、 発見したものたちでした。 やっぱり、ウォーキングができると、 楽しいですね。
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| 2008年11月21日(金) |
世の中、そうそううまくいくもんじゃないね。 |
《お知らせ》
22日(土)〜25日(火)まで、お休みいたします。 どぞ、よろしくです。 <(_ _)>
さて、またまた昨日からの続きになります。
私は、ぎんなんがこんなに拾えたラッキーと、 でも、どうしてこれほどのぎんなんを 誰も拾わないのかという疑問を抱えながら、 せっせとぎんなん集めをしていた。
すると、そこに一組のご夫婦が 通りがかって、こんな話を始めた。
「おお〜すごい、ぎんなんの量だね」 「あら、ほんとだ、すごいわね〜。 毎年、このぎんなんはすごいわね」
どうやら、ここのぎんなんは、 毎年、すごいらしい… 私は、この会話を聞きながら、 そのご夫婦の顔を見た。
すると、ご夫婦は私をみて、 にっこりと笑った。 それで、私は、こう話しかけた。
「袋の予備がありますので、 もしよろしければ、 おとりになりませんか?」
すると、 そのご夫婦は、 こう言ったのだ。
「あ、いやいいです。 ここのぎんなんは 小さいんですよ」 「そうなのよ。 小さいのよ」
がーーん!! ここのぎんなんは ち・い・さ・い のだ。
そうだ、そうだ、 私も何となくそうは思っていた。 でも、あまりの量にその小ささを 直視していなかったのだ… ただただ量に喜んでしまって。
だから、このあたりの人は、 このぎんなんを拾わなかったのだ。 小さいからだ。
私は、この事実を突きつけられて、 ほうきとちりとりで集めて ぱんぱんになった袋をしばし見つめた。
袋の中のぎんなんたちは、 満足そうにこちゃこちゃと 寄り添って、金色に輝いてはいたが、 確かに、確かに… 小粒っ子たちだった。

小・粒・だね… ちっちゃいね… だから、みんな 拾わなかったんだね。
そう実感した瞬間に… このぱんぱんのたくさんのぎんなんを 後処理する手間と、その手間のわりに 小粒の小さいものしかとれないことに かなりのショックを覚えた。
私が、袋の中をのぞいていると、 奥さんが、私の気持ちを察したように、 こう言った。
「その量だと、後処理に 大分かかるでしょう? 手がかかるのよね、ぎんなんは。 大変ですね」 「…… そうですね… かかりますね…」
そう言うと、このご夫婦は、 立ち去って行った。 私は、ため息が出てしまった。
今までのラッキーなんて喜んでいた気分が、 いっぺんに吹っ飛んでしまったのだった。 そして、思わず、 ぱんぱんの袋の中の輝くぎんなんたちに こう話しかけた。
「あんたたちが 悪いわけじゃないんだけど… あんたたちは、 ちっちゃいんだね。 だから、こんなにいっぱいに 落ちているんだね。 もうちょっと大きいと よかったね」
私は、力無く、ちりとりとほうきを 自転車カゴに戻し、ぎんなん拾いも やめることにした。
そして、ずっしりと重いふくろを 持ち上げ、持ってきた袋で3重にし、 これまた、自転車のカゴに置いた。
どうしたものだろう。 これを全部、処理するのか… 大変な量だぞ…
そんなことをあれこれ考えながら、 家まで戻ってきた。 行きはよいよい、帰りはこわい、 って心境だった。 でも、ともかく、 どのくらいの小ささなのか、 いったん確認せねばね。
そう、自分を奮い立たせ、帰ってきてから、 ゴム手袋をはめて、ぎんなんの皮を 引き離す作業をはじめた。
そうそう、この作業の前に、 道路で、このぎんなんたちを 袋の上から、足でぐちゃぐちゃと、 踏みつけて、皮をとれやすくしておいた。 こうしておくと、皮がとれやすいのだ。 そして、その袋から、 一部を取り出して、手でもんで、 中のぎんなんの実を取り出した。
その実を、ちょっと前に拾ってきた、 ぎんなんと大きさを比較してみた。 すると、こんなだった… どう思いますか?

ほぼ、実物大だ。 もちろん、右が、今日のぎんなんだ。 だいたい、1/2くらいの大きさだった。
これを見て、私は、全部の量を 取り出すことをあきらめた。 全部取り出す気力がすっかりなくなって しまったのだ。
残念だね。 でも、仕方ないね。
せっかく拾ってきたのだが、 ほんの一部を取り出しただけで、 棄てることにした。
そして、キレイに洗い、 外にほすことにした。 大小入り交じっているぎんなんたち。 (もちろん、小が今日のぎんなん。 大は、この日別のところで拾ってきた 数少ないぎんなん)

そんなわけで… 大喜びではじまったぎんなん拾いは、 大きな落胆へと変わってしまった。 でも、私は、ちょっとだけ期待している。
昨年の経験では、大きいからといって おいしいというわけではなく、 小さくてもおいしいぎんなんもあったのだ。 だから、もしかしたら、 この小さなぎんなんたちも、 「おいしい」かもしれないと。 そうあってほしいと。 そしたら、来年は、小さくても また、拾おうと。
ということで、 ラッキーなぎんなん拾いの顛末でした。 世の中は、それなりのカラクリがあるんですね。 でも、味見をしてみるのが楽しみ。 すっかり干したら、食べてみます。 味がどうだったか、ご報告しますね。
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| 2008年11月20日(木) |
ラッキーだね、でも、どうしてこんなことが? |
昨日からの続きになります。
私は、誰かに拾われてしまわないうちにと、 それはもう、大急ぎ足で家に戻った。 しかし、そうして戻っても家にたどり着くまで 25分もかかってしまった…(かなり焦る)
家に入って、スーパーの袋を何枚か取り出し、 (ぎんなんはにおうから、何重かにしないとね。 それと、どのくらいとれるかわからないしね)
そして、こう考えた。 あのすごい現状からすると、 一個一個拾ったら、手間がかかる、 一気に拾うにはどうしたらいいか?
「そうだっ!! ちりとりとほうきだ。 これを持っていけば、 一気にとれるぞ!」
この思いつきにすっかりわくわくし、 いつもの「ぎんなん拾いセット」に、 我が家のベランダで毎日使っている、 ちりとりとほうきを加え、 「新ぎんなん拾いセット」として、 現場に持っていくことにしたのだ。
「準備は、完璧だ!」
そして、歩くより、自転車だと決め、 自転車を引っ張り出し、 「新ぎんなん拾いセット」を 詰め込み、大急ぎでペダルをこいで 現場へと急いで戻った。
実際のところ、カゴに入れたはいいけど、 ちりとりとほうきのえが長くて、 カゴにうまく収まらず、 視界が悪くなって、いつのもように 飛ばせなかったけどね。
しかし、今は、 そんなことを言っている暇はない。 ともかく急ぎ戻らねばならない。 なので、必死でペダルをこいだ。
大丈夫か? 誰にもまだ拾われてはいないか? あのぎんなんたちは、 待っていてくれるか… どうだろう… どきどき…
そして、 ついにぎんなん現場に 戻り着いた。
すると…
大丈夫!! まだ、誰にも拾われては いなかった。
ああ、よかったぁ!! さぁ、こうなったら、 思い切り拾わねば…
自転車から降りて、袋をとりだし、 手袋をはめ、新ぎんなん拾いセットの ちりとりとほうきをとりだし、 ぎんなんを集め始めることにした。 そして、ほうきでどんどんかき集めた。 ほら、こんなふうに。

ぎんなんは、とりきれないほど 広範囲にわたって落ちていて、 いくらでもとれるといった状態だった。 ほら、脇のここにも…
ぼたぼた ぼたぼた

しかし… ここで、ふと、 疑問に思った…
「どうして、誰も拾わないの? こんなにたくさんあるのに…?」
「きっと、みんなぎんなんのにおいと、 皮をむく処理がいやなんだね、 だから、こんなにあっても 拾わないんだね…」
「でも…… このあたりにいる人なら、 拾ってもよさそうなのに… なんで?」
この疑問が、私の中でどんどん 大きくなってきた。 こんないきなりの幸運に合うと、 どうやら、こんなことを考えてしまうらしい。
しかし、私は、この疑問を打ち消し、 せっせせっせと袋に、ぎんなんを詰め込み 15分ほどで、こんなにたくさん ぎんなんを拾ってしまった。

しかし、まだまだ、 ぎんなんは山のように落ちている。 でも、これ以上拾っても、 後処理が大変だし… どうしようかなぁ。
もっと拾おうか、 このくらいでやめにしようか…
しかし… どうして、誰もこの ぎんなんを拾わないのか… 拾いにこないのか…
などなどと、いろいろと 頭の中でいろんな思いが 渦巻いていた。
すると、そんなところに 一組のご夫婦が通りかかった。
そして、このご夫婦のひと言で、 私は、事実を一気に 知ることになったのだ。 この続きは明日書きますね。
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| 2008年11月19日(水) |
わぁ〜私のためにあるようだね、これは…やったねと思ったこと。 |
今日も秋の話だ。 秋と言えば、昨年も夢中になってやった 「ぎんなん拾い」…これですね。 昨年、拾う楽しさに目覚めて、 今年も拾うぞとはりきっていたのだ。
でもね、昨年は、 9月末〜10月初めに拾ったから、 それからすると、今年は大分遅いことになる。 昨年は、とても暑かったので、その分、 熟するのが、早かったのかもしれないが、 (真意のほどは分からない) 今年は、11月も半ば過ぎになった。 (昨年の話は→「ぎんなん拾い」)
しかしながら、 今年のぎんなん拾いは、 昨年拾った場所にいっても あまり落ちてなくて、 今年は不作かも… なんてややあきらめていた。
そう思いつつ… あきらめの悪い私は、 昨年ぎんなん拾いをした場所を、 てくてくと歩き回っていた。 もちろん、 オリジナル「ぎんなん拾いセット」を 袋に入れて持ってね。

でも、やっぱり、今年は少なかった。 少しずつしか拾えなくて、つまらなかった。 なので、もう今年は、ぎんなん拾い、 やめようと思っていた。
そんなある日。
今日は、ぎんなん拾いウォーキングでなくて、 いつも街ぶらぶらのウォーキングで行こう、 と決めて、ぎんなんセットを持たずに家を出た。 だって、ぎんなんセットは、 持って歩くと、荷物になるし、 何となくあやしい感じになるのだ。
そして、家から少し離れた、 いつもは歩かない道に入ってみたのだ。 こんななんてことない道だ。

すると… ぎんなんのニオイが してきたのだ。 ぎんなんのニオイは、 なんといっても 目立つからね。
「あ、ぎんなんのニオイだ。 このあたりにもあるんだね。 どこだろう?」
と、上を見上げて、イチョウの木を確認すると、 少し先に大きなイチョウの木が何本かあるのが見えた。
「あ、あそこだっ! このニオイからすると、 あるね、あるねっ」
などと、ぎんなん拾いセットを 持ってないにもかかわらず、私は走り出し、 大急ぎで、イチョウの木の下に向かった。
すると…
「ひぇーーーー!! すごいよぉ〜〜 わぁーーーー!! こんなに落ちてるぅ!!」
と、絶句するほど、 ぎんなんの実が落ちていたのを みつけたのだった。 大きな道から、ちょっと入った ところにそれはあったのだ。 ほら、こんなだ。


「ひゃ〜! 好きなだけ拾ってけって 感じだね、すごいね〜」
しかし、私は、このとき、 ぎんなん拾いセットを持っておらず、 袋も持ってなかったのだ。 袋がなければ、拾えない。
どうしたものか… このまま、見過ごすか…
それとも、家にいったん戻り、 ぎんなん拾いセットを 持ってくるか…
でも、その間に、 誰かに拾われてしまったら… どうしよう…
でも、これを見過ごすわけにはいかない。 こんな、私のために 落ちているようなぎんなんたちを 拾わないのは…罪だな。
などなど、頭の中でいろいろと考えた。 しかし、どう考えてみても、 きんなんたちは、私に 拾ってほしいと言っているように思えた。 そこで、私は決めた。
よっし。 ここはやはり家に戻り、 ぎんなん拾いセットを持ってこよう。 そして、このぎんなんたちを いっぱい拾おう…
そう決めて、私は家に大急ぎで 戻ることにした。 誰かに見つかって、 拾われないように祈りながら…
そして、今度は、急ぐので、 自転車でこの場所に戻ってきたのだ。 新作の「ぎんなん拾いセット」を持って。
しかし…世の中、 そうそう、うまい話はないものだと、 この後、実感することになったのだった。 この話の続きは、明日書きますね。
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| 2008年11月18日(火) |
世の中、いろんなものがあるんだね、と思ったもの |
秋ですね〜すっかり。 秋になると、天気のいい日は、やっぱり 新宿御苑にふらりと行ってみたくなる。 先日も、行ってきたのだが、 本当にすがすがしくて、気持ちがすっと落ち着く。
今は、こんなふうに、 静かで美しい、秋のたたずまいを見せている。


ちょっと前は、秋の菊の花展があったので、 人がいっぱいだったけど、それが終わったら、 平日は、本当に静かになった。
新宿御苑はいつの季節も美しいけれど、 やっぱり秋がいちばん私は好きだ。 今度、この御苑の 「ガイドウォーク」(御苑内を案内してくれる) に参加する予定だ。
秋の御苑の見所や、 秋に元気な植物たちを教えてもらおうと、 みてこようと思っている。 知らないことがいっぱいありそうだ。 とっても楽しみ。
さて、今日は、 そんな秋の新宿御苑もいいけど、 日常の秋の日もいいね、 って日にみつけた、またまた、 ちょっとした工夫に感心したものだ。 でも、今日は、植物ではない。
今まで、何年間もこのあたりを歩いているけど、 こんなものを今まで見たことが なかったので、ちょっと感心したのだ。 それは、こんな道でみつけた。

「あれ、何かな? 棒みたいのが立ってるね」
近づいてみると、 こんなものだった。

「あ、ポストなんだ! へぇ〜こんな形のポストも あるんだね〜 はじめてみたね」
そう驚きつつ、もっと近づいてみると、 このポストには、なんと、 インタホーンもついていることがわかった。 小さなね。

どうやら、このアパートでは、 これから、連絡をするらしい。 この道路沿いしか、 設置する場所がなかったのかもしれない。
「ふぅーん……」
意味もなく… 妙に感心してしまったのだった。 かわいいというか、 おしゃれというか、 実用的というか、 工夫されているというか…
「世の中には、 いろいろなものが あるんだね」
などと思ったのだった。 そして、そう納得しつつ、
こんなに目立って、 蹴飛ばされたり、 手紙をいたずらされたり、 ポストに何かを入れられたりしないのか、 などと、ちょっと心配になったのだった。
でも、このあたりは、静かだし、 もちろん、大丈夫なんだと思う。 今のところ、蹴られ跡もなかったし、 平和そうに見えた。
これからも、平和がいいね。 このポストの活躍を望む、 なんて思いつつ、またウォーキングに 戻ったのでした。
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| 2008年11月17日(月) |
どんよりした日に見つけた、感心したもの |
さて、今日は、昨日に引き続き、 どんよりした日に見つけた、けれど、 今日は、
「ほぉ〜なるほど… こんな手があったか…」
などと、妙に感心した方のもの紹介だ。 同じどんよりした日に見つけたものでも、 ちょっと違うぞ!って感じがしたのだ。 どんより→さわやかってとこまでは、 いかなかったけどね。
でも、 手がかかっているというか、 考えているというか… よくぞ、ここまで…というか、 そんな感じを十分受けた。
それは、これだ。

塀の上に一列にきっちりと、 のっかっている植木たちだ。
昨日の植木たちより、ちゃんと 管理されているって感じがする。 それぞれが、とても個性的な、 形も鉢も、ばらばらだが、 ちゃんと、塀の上に一列に並んでいる。

私は、これを見て、 相当感心した。 庭がない都内ならではの、 塀の使用方法ではないだろうか。
もう、お気づきだと思うが、 一個一個の植木が、ちゃんと枠を与えられ、 (枠でいいのかな?) しっかりと塀に止められているのだ。 ほら、こんなだ。

しかも、それぞれの鉢の形に合わせて、 とてもていねいにつくってあるのだ。 その上、がっつりと塀に固定されている。

かなり、 がっつりしてるね。
これだと、確かに、 地震が来ても、落ちないから、 安全は安全だね。 なんて、思ったのだった。 ただ、やはり、疑問はあった。
この枠は、 手作りなのか、 どこかで、 売っているのか…
それと、昨日と同じだが、 水やりだ。 できそうにも思うが、 塀と家の間は、 相当狭そうだし… やっぱり、道路側の方から、 水やりをするのかな…
なんて、考えてしまった。 でも、このお宅では、ちゃんと 水やりをやっていると感じられる。 ここまで、手をかけているからね。 きっと、植木を大切にするお宅だと思うな。
てなわけで、どんよりした日だったけど、 なるほど、なるほど、なるほどね〜 なんて、感心し、新しいことを 発見したような気になったのでした。
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| 2008年11月16日(日) |
どんよりした日にみつけた、どんよりしたもの |
秋になって、 天気がいいと、透き通るような青空を見て、 気持ちいいわぁと思い、 くもりや雨がふると、 どんよりと暗い空を見上げて、
「ありゃ、なんだか 空も世の中も暗いなぁ…」
なんて思ったりしている。 だって、夕方でもないのに、 本当に暗い感じがするんだもん。 寒いしね。 ニュースも暗いものが多いってこともあるけどね。 (天気がいい日は気にならないけど)
でも、どんより日でも、 そんな気分に左右されず、 傘を差してでも、 カッパを着てでも、できるだけ、 歩くように心がけている。 その方が、明るい気持ちになれるから。 (事実は運動不足だから)
さて、今日は、 そんな、どんよりした日にみつけた、 ややどんよりとしたものの紹介だ。
なんて言い方をしては たぶん、失礼だと思うけど、 そう思ってしまったんだもん。
このお宅を見つけたときに、 立ち止まって、まじまじと見てしまった。 見てしまった理由はいくつかあるのだけど、 それは順番に解いて?いこうと思う。 それは、このお宅だ。

置けるなら、どこでも置くよ、 って感じで植木たちが置かれていた。 これは、駐車場の屋根だね。
まず、 まじまじと見てしまった理由の1つが ここにある。
「あれ、屋根、 ゆがんでる?」
気のせいか、 屋根がゆがんで見えたのだ。 近くによってみると、 ほら、こんな。

そして、 やっぱりどうみても、 ゆがんでいる… と思ったのだった。
植木たちの重さでなのかなぁ… そんなことがあるのなぁ… ともかく、ゆがんでいる、 と私は判断した。
ただ、もっと 疑問に思ったことがあった。
「どうやって、植木たちに、 水をあげるのかなぁ…」
ってことだった。 最初の写真を見て頂くとわかるけど、 窓から手を出してやれそうにもないし、 屋根づたいに水をあげに行くこともできない、 ように見える…
私の考えだと、せいぜいできるのは、 左脇の入り口から登ってやるか、 道路側から、ホースで水をかけるしか、 ないと思うのだけど、どうなんだろう? それとも…怖い想像だが… 水なんてあげないのか? 常に、雨待ちか? うひっ、まっっまさかね…
また、この植木たちを置くときは、 どうやったんだろう。 やっぱり道路側から、脚立かなんかで それに登って、置いたんだろうか…
そんなどうでもいい余計なことを ついつい疑問に思わせるような… そんな屋根への置き方だった。
でもまぁ…
よくよく置いてある植木たちを見ると、 気の毒だが… どうでもいいような ひょろひょろと生えた雑草たちと、 枯れかけた植木たちだった。

きっと、邪魔になったから、 ここに置かれたんだね… そして、元の花たちは枯れて、 雑草たちが生えてきてるんだね。 と、想像するほかない状況だった。
でもなぁ… そんな植木たちを、 こんな目立つように ゆがんだ駐車場の屋根の上に 置いてはなぁ…
いいのか、 自分ちの顔の部分に そんなものを置いて…
なんて、人ごとながら、 そして余計なお世話を承知で、 しみじみと思ったのだった。
てなわけで、ややどんよりとした 気持ちになったのでした。 でも、もちろん、この後も、 元気にウォーキングしましたよ。
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