| 2008年06月10日(火) |
なんの関係もないけど…似てるものたち |
今日は、街角で見つけた、 「全然関係がないけど、似てるものたち」 紹介だ。 両者とも全然関係がないけど、 なんとなく、なんとなく、全然意味なく
似ているね… 境遇かな? それとも顔かな?
なんて、思ったものたちだ。 まずは見ていただこう。
最初はこれだ。 庭の端っこにちょこんと それはあった。

あ、何かいるね。 と、近づいてみると、 それはこれだった。

そう、帽子をかぶり、 おしゃれなマフラーをまいた、 タヌキの置物だ。 植木の陰から、ちょこんと
「あの〜、こんちわ… あの〜…」
なんて感じで、 顔を出してるように見える。
しかし、もっとよく見てみると、 意外に、堂々とした面持ちの、 おしゃれさんなタヌキだった。

でも、こんなところに隠れるように 置かれていると、 やや肩身が狭い感じだね、 なんて思ってしまったのだった。 まぁ、居心地は悪くはなさそうだけど。
さて、このタヌキを見てから、 しばらくしてから、違う街角で、 こんなものを見つけたのだ。 なんてことない、右側のマンションの 一角に見つけたのだ。

「え、どこどこ?」
ここです、ここね。

「えっ、何かいるね… 何だろう?」
と、思わず、目をこらしてみると、 洗濯物を干している先に何かが見える。
「え、なになに? え、こんなところに… え、もしかしたら銅像?」

そうです、銅像です。 洗濯物の先に見えるのは、 間違いなく誰かの 立派な銅像だ。
もっと近寄ってみると… ほら、堂々とした銅像だ。

誰ですかね? こんなところで 銅像になっている人は… ちょびひげもあるね…
しかし、誰がどう見ても… 普通のマンションの1階のベランダに、 しかも、毎日洗濯物を干すベランダにある。 とっても不自然なところに、 こんな堂々たる銅像があるのだ。
このマンションを建てた人かな? 1階の方のおとうさまかな? それとも、元々、この銅像があって、 その銅像を残したんですかね?
なんにせよ、この銅像も やや肩身が狭そうに見えた… 居心地もやや悪そうに見えた。 毎日、目の前に洗濯物が見えるしね。
なにより… 洗濯物と銅像は 合わない感じがした。
こんなところにあるくらいだから、 きっと、 何か大きなワケがあるに違いないね。 しかし、答えを求めようにも、 誰もいなかったので、 この銅像がなぜここにあるのか、 そして、いったい誰なのか、 わからないままだった。
というわけで、何の関連もないけど、 なんとなく、似ているなぁ… (肩身が狭そうってとこかな、顔かな) なんて勝手に思ったものたちでした。
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| 2008年06月09日(月) |
「奇蹟は自分で起こす」からの話… 「戦場でも持っていた」 |
昨日からの続きです。 今日も、シスター鈴木秀子さんの書かれた本、 「奇蹟は自分で起こす」 からの紹介です。
《ここから引用》 (強調はこちらでしました)
先生はそれから長い間、 その事は忘れていました。 学校が変わって他所に行き、 20年近くが経ちました。
あるとき、先生は、自分の故郷の町に帰ってきました。 めずらしく先生の両親が空港に迎えにきてくれました。 先生は、今日は何か様子がおかしいと思いました。 すると、お母さんに促されて、お父さんが、
「実は、お前の教えの子のマークが 戦死して、明日はお葬式だ。 ちょうどいいときに帰ってきた」
と言ったのです。 それは、ベトナム戦争のときでした。 先生はマークの葬式に参加しました。
教え子たちも皆集まってきていて、 先生を懐かしく迎えてくれました。 そして、翌日、マークの両親の家に 集まろうということになりました。
次の日、先生はマークの友だちが来る前に、 一足先にご両親にお会いしようと出かけました。 マークの両親は、先生が遠くから来てくださったことに 感謝しうれしく思いました。
マークが戦死したときに身につけていた洋服の中に、 たった一つだけ残っていたものがありました。
それはお財布でした。 その革の財布にはお金は入っていませんでしたが、 中に1枚の紙が入っていました。
「これは先生の筆跡です」
と言って、お父さんとお母さんは その紙を差し出しました。
それは中学生のときに、 みんなが良いところを 一つずつ書いたあの紙でした。
「マーク」と書いて、 そこに40人の子どもたちが 見つけてくれたマークの良さが 40個も書いてあったのです。
マークはそれを戦死するまで、 それも、あの激しい戦争の最中にも 肌身はなさず、 持ち歩いていたのです。
あのとき、生徒たちに配っても、 誰も何も言わなかったのに、マークは こうして生涯持ち続けていてくれたのでした。
しばらくしてマークの友だちが みんな集まってきました。
「マークは死ぬまでこれを 持っていてくれたんだよ。 ほら、みんなの書いてくれた言葉が一つずつ ここにのっている」
と先生が言いました。 すると、そこにいたりりしい立派な青年たちが、 ズボンのポケットから紙を出して、
「先生、僕も持っているよ」
と言いました。
「僕も、持っているよ」
と他の子も胸のポケットから紙を 取り出しました。 マークの葬儀に集まった教え子たちは、 1人残らず、その紙を取り出して先生にみせました。
「マークの思いは僕たちと 一緒だったと思う。 自分ではそんな良さがあるなんて 思いもしなかった。 考えもしなかった。 でも、自分の中に こんな良いところがある ということを友達が認めてくれた。 それがとてもうれしかった。
落ち込んでもうダメだと思うとき、 あるいは、戦争でもういつ死ぬか、 殺されるかという危険な状態にあっても、 自分には皆が認めてくれた 良さがあると思うと、 また力が湧いてきました。 そして生き延びてこられた」
ということを、青年たちは、 口々に先生に話しました。 先生は、あのとき、生徒が手におえなくて、 必死の思いで考えついたことでした。
それがこんなにも青年たちに 影響を与えている、 ということを知って愕きました。 それぞれが素晴らしい青年に 成長していました。
ともすると、先生というのは、
「あの子はしょうがない、 この子もしょうがない」
という思いで見がちですが、 1人ひとりの中には 本当にすばらしいものがある。 だからこそ、おんなに立派な青年になって、 素晴らしさを発揮しているのだと、 ということをつくづく感じました。
生きたダイヤモンドのように 光を輝かせるもの そういうものがどの人の中にもあります。 そして私たちの一生は、 それを輝かせるために命が与えられている、 ということを強調しています。
あなたが自分の長所を認めることができたら、 次はあなたの隣の人の宝を探してみてください。 そして身の周りの人たち、 家族の人たちの宝探しをしてあげてください。
それぞれの素晴らしさを認め合うこと、 それが自分の素晴らしさになり、 自分のいらない物を脱ぎ捨てていく 一つの秘訣かもしれません。 やってみてください。 きっと、人生が変わります。
《ここまで引用》
というお話でした。 誰かに自分の良さを認めてもらう、 その良さを受け止めてもらう、 それがどんなに大切で、 生きる力となることか、 教えてもらったように思いました。
自分の良さというのは、なかなか 自分ではわからないものです。 そして、良さより、悪いところの方を 強調されて言われることが多いものです。 (しつけの意味もあるでしょうが)
こうして、互いに認めあえたら、 とても嬉しいことですよね。 私は、この本を読んでから、 周りの人の良さをみつけて、 それを伝えようと思いました。
今どきは、理不尽な犯罪を起こす人が 増えているように思いますが、 こんな紙を持っていたら、 そのような犯罪はなかったのではないか、 と、思ったりもしています。
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| 2008年06月08日(日) |
「奇蹟は自分で起こす」からの話… 「知らなかった自分の素晴らしさ」 |
さて、今日は、最近読んだ本の中で見つけた 心に残ったお話を紹介します。
今日、紹介する本は、私が尊敬する シスター鈴木秀子さんの書かれた本、 「奇蹟は自分で起こす」 からです。 心が穏やかになるとてもいい本です。 もしよろしかったら読んでみてくださいね。
今日の話は、 「知らなかった自分の素晴らしさ」 (P44〜49)からです。 とても心に染み渡ってきて、感動したので、 ぜひ、みなさまにも教えたいと思いました。
《ここから引用》 (強調はこちらでしました)
これはアメリカの中学校であった話です。 1人の数学の先生がクラスを担任していました。 そこにマークというとてもおしゃべりな生徒がいました。
授業中、マークがおしゃべりを始めると、他の子も つかれておしゃべりをし、教室はざわざわして、 とても落ち着きのないクラスになっていたのです。
そこで先生は、この子たちをどうにかして 落ち着かせたいと思いました。 皆が落ち着いて、いい雰囲気で仲良しになるには、 どうしたらいいだろうと考えました。
さんざん考えた末、 あるアイデアが閃きました。
先生はみんなに1枚ずつ紙を配りました。
「ここにみんなの名前を書きなさい」
と言って、 まずクラスメイト全員の名前を書かせました。
「今から、みんなの観察力と、 人を見抜く力をテストします」
と先生は言いました。
「それでは今から1人につき 1分の時間をあげますから、1人ずつ、 あの人はあんなところがいいなぁ、 この人のこういうところが好きだなぁ、 と思う点を書いてください。 頭で考えないで、どんどん思いつくままに 全員について書きます。 それが試験の答案です」
生徒たちは1人ひとりの名前が書いてある紙に、 あの人は親切、あの人は声がきれい、 あの人は責任感がある、誠実だ、などと書きました。 誰かにビー玉をあげたというのでもいいのです。 皆が思いつくままをクラス中の友だちについて書きました。
先生はこの言葉を集めてもって帰りました。 そして、クラス中の子どもが書いたものを 今度は子ども1人ずつに書き写しました。
1人の子どもに40人の答案。 それを全部先生がきれいな字で1枚ずつ書きました。 そして、次の日にクラスに持っていって 1人ひとりに通信簿を渡すようにあげたのです。 先生は子どもたちがそれを開いたとき、 どんなに喜ぶだろうと思いました。
ところが… みんなのワッーという声を 期待していたのに 生徒たちはシーンとしたのです。 そして、なんにも言わないのです。
生徒たちは次の日に学校にきても、 なにも言いません。 先生はこんなことをしたけれど、 失敗だったと思いました。
中学生の心理状態というのはどういうものだろう、 教師でも生徒のことはわからないものだと 改めて感じました。
しかし、そのうちにだんだん教室が 穏やかにやっていきました。 みんなが仲良しになっていったのです。
先生はもしかすると、 あれが効いたのかもしれないなと 思いました。
先生はそれから長い間、 その事は忘れていました。 学校が変わって他所に行き、 20年近くが経ちました。 《ここまで引用》
さて、20年経ってから、 先生は意外な事実を知ります。 それは、悲しい出来事によって わかったのでした。
この話の続きは、 長くなってしまうので、 明日書きますね。
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| 2008年06月05日(木) |
あやしいよね?あやしいよね? |
さて、今日は、街角でみかけた、
「ややっ、あやしいぞ!!」
と、思ったものの紹介だ。 見つけて、ぎょっとしたものたちだ。 ときどき、いるんだよなぁ…
まずは、これだ。 こんなところにそれはいた。

そうそう、これこれ。 UPにしてみると、こんなだ。

怖くないですか? 全体的に… あやしくないですか? 内蔵見せているし…
UPで横顔を見ると、 さらにこんなで、 どんな構造の顔しているんだろうと 思っちゃうし…

これが、何屋さんかというと、 ラーメン屋さんの看板怪人ではなく、 カラオケボックスの看板怪人なのだ。 ほらね。

でも、カラオケ「歌うんだ村」という ややかわいい名前にまったく似合わない 看板怪人だと私は思う。
それに、私は、虫と闘ったばかりなので、 こんな虫怪人のような怪人は、 かなりの抵抗を覚える。
私は、せっかくなら、 この怪人が楽しそうに 歌っている姿の方が、いいと思う。 その方が、
「どんな声で、 どんな歌歌うのかなぁ〜 鼻から息がもれないかな? 息継ぎ大丈夫かなぁ〜 この怪人ちゃんは?」
なんて思えて楽しいと思う。 内蔵見せられてもね… ね、そう思いませんか?
さて、次はこれだ。 これは秋葉原の小さな店で見つけたものだが、 見つけてもうびっくりした。 (写真もあやしくてすいません、 店のおじさんに、載せてもいいけど、 曖昧にね、なんて言われたので…)
ほら、これだ。

うひゃ〜 すごいね〜
まじまじみると 気持ち悪いね。
そう思って、思わず、 この人をつんつんとしてみたら、 ぶすぶすと指が入って、 ぶよぶよの体とわかった。
あーあ、 さわらなきゃ、よかった… と後悔した。
さらに、UPにすると、 妙にリアルなところもあった。

宴会のときに、背広をばっと脱いだら、 この姿だったら、びっくりするだろうね。 そして、踊りでも踊るのかなぁ… きっと大受けだね。
どんな人が着るんでしょうね? 誰かが着て、踊っているところ、 怖いもの見たさで、 見てみたいです…ね?
今日は、あやしいと思ったものたち紹介でした。 みなさまもあやしいもの見つけたら、 ぜひ、教えてくださいね。 あやしいものは、楽しいですからね。 どぞ、よろしくです。 <(_ _)>
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| 2008年06月04日(水) |
いろいろあるけど、とても元気 |
さて、今日は、せっかくなので、 (何がせっかくかはさておき) 我が家のベランダの植物たちの紹介だ。 我が家のベランダは、虫ばかりいるのではなく、 今は、イキイキ、花盛り、食べ頃でもあるのだ。
ほらね、 こんな花がいっぱいに咲いている。 これは、「十二衣」という花で、 毎年、冬越しをして咲いてくれる。
今年も、元気に 毎日たくさんの花を 咲かせてくれている。 ただ、毎日の枯れた花摘みをまめに しないといけないけどね。

アジサイも 4月はじめはこんなだったけど…

今は、こんなふうに、 とてもかわいいピンク色で、 いっぱいに花を咲かせている。 嬉しいね。

と、まぁ、こんなふうに 毎年同じようにイキイキと 咲いてくれる花もあるけれど、 やや、様子が違っている花もある。
これなんか、そうだ。 ガーベラだ。 これは、2年前のガーベラの写真だが、 このときには、変形ながら、 鮮やかなオレンジ色に咲いていた。

しかし、昨年、 大きな鉢に 植え替えしたら、 なんだかね… こんなふうに、なりました。

いっぱい咲いてくれるのは いいんだけど、 すっかり… 色あせてしまって、 なんだか、とても 貧乏くさい色、形に なってしまった…

写真だとまだよく見えるけど、 ホンモノのガーベラは、 やや貧しげだ。 栄養もあげているし、 根分けもしてあげたけど、 なんだかね…
一つの茎から二つの花がくっついて咲く 「帯化」こそなくなって、 一つ一つの花が咲いているけど、 どんどん、色が「退化」しちゃっている… ってる感じ。 残念だね。 でも、まぁ、こんな花もある。
さて、最後にもう一つ。 ベランダ野菜だ。 我が家でも野菜が作れるのだ。
小さくてわかりづらいけど、 4月のはじめ頃に、100円ショップで買った、 種をまいたら、中旬頃に こんなふうに芽がいっぱい出てきた。

「おおっ、出てきたね、 大きくなぁれ」
と、声をかけ、たっぷりと水をやっていたら、 こんなに大きくなり、今が食べ頃になっている。 そう、「京菜(水菜)」である。
ほら、 こんなにイキイキだ。 (ぐしゃぐしゃとも見えるが)

これが、しゃきしゃきして なかなかおいしいのだ。 しかも、虫もつかず、とても簡単で、 ベランダにおすすめの野菜だと思う。 サラダにもいいし、おみそ汁の具にもいい。 また、肉の臭みを消す効果があるので、 肉料理のときには、何かと使えて重宝している。
簡単だし、すぐに大きくなるし、 使いやすいし、なにより、 虫つかないし、 大いに気にいっている。
何かと手がかかる植物たちですが、 手をちゃんとかければ、こんなふうに 応えてくれて、嬉しいかぎりです。
虫との闘いもあるけど、 それはそれで、勉強にもなるし、 やっつけたときには爽快感もあります。
ベランダが色とりどりの花が咲き、 ささやかながら野菜も採れて、 緑がイキイキしているのを見ると、 とても嬉しくなってきます。 というわけで、我が家のベランダ紹介でした。
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| 2008年06月03日(火) |
ちびレモンたちの闘い |
さて、昨日まで、ネキリムシとの闘いについて書いたが、 我が家のベランダには、まだまだいろんな虫がいる。 しばらく前にこんなヤツもいたのだ。 枝のまねっこをしているヤツだ。 (ちょっとボヤけててすいません)

「こんなことしても、 ダメだよん。 だまされないもん」
と言いつつ、 横からつんつんして、 すっかりバレていることを、 虫に知らせてやり、 その上で、箸でつまみ、 殺虫剤入り袋にぽんと入れて処分した。
しかし、このえだまねっこ虫は、 どんなに探しても、これ一匹しか見つからなかったので、 孤独を好む虫だったのかもしれない。 その後、もちろん、殺虫剤をまき、予防している。
こんなふうに、この時期には、 いろいろな虫たちが出てくるので、 油断できない我が家のベランダであるが、 しかし、そんな虫たちの攻撃にも負けず、 元気で育っているものもある。
それは、この木だ。

これが何の木かというと、 「レモンの木」である。 しかし、ただの 「レモンの木」ではない。
今まで、一度も レモンが育ったためしがない 「レモンの木」なのだ。
4年前に、実家の母に買ってもらって、 大切に育てているのだが、今まで、 レモンが大きくなったためしはない。
「なんで、育たないんだろうね、 何が悪いのかなぁ…」
と心配に思ってはいたが、 我が家のベランダは、高台の10階以上にあるので、 風の当たりも日差しも強く、 まぁ、そんなことが原因かもね、 などと思っていた。
しかし、 今年は何かが違うのだ。 様子がなんだか、違うのだ。 相当、やる気が見えるのだ。
だってね、5月の初め頃に、 こんなにたくさんの花芽をつけたのだ。 こんなにたくさん花芽がついたのを 私は見たことがない。 ほらね、こんなふうにいっぱいだ。

「おっ、 今年はやる気まんまんだね、 いいね、いいね」
と、声をかけたが、よーくみると、 こんなふうに、葉っぱが虫に食べられている。

こりゃ、まずい、 またまた虫やろうたちだ、と思いながら、 この花を守るべく、殺虫剤をまいた。 だって、なんとしても育てたいからね。 それから、注意深く見守っていた。
そしたら、その甲斐があって、 こんなにかわいい花たちがいっぱいに咲いた。 本当にたくさん咲いたのだ。

花が咲いたときに、私は、 どうしても実をつけたいので、 花をとって、受粉させた。

そして、その後も、 虫退治も手入れもこまめに行い、 今年こそは、レモンを大きくするぞと、 大切にしていた。
すると、このところ、 こんなふうに、 「ちびレモン」が いっぱい出来たのだ。 ほら、こんなに。 かわいいね〜

ちびだけど、一応、 レモンの形はしている。
しかし、実はこれからが問題なのだ。 このちびレモンたちは、まだまだ弱いから、 風が吹けば落ち、栄養がいかなくなると、 すぐにポトリと落ちて、そのうちに なくなってしまうことが多々ある。 こんなふうに、いっぱいちびレモンが なったことはないけど、今までがそうだったもん。
だから、油断は禁物なのだ。 しかし、今のところ、元気に育っている。 もちろん、私も、毎日見守り、 虫がついていないか、元気があるか、 など、チェックをして
「大っきなりっぱな 黄色のレモンになぁ〜れ、 きっとなるね」
などと、前向きな声を毎日かけている。 今のところ、このちびレモンたちは、 35個くらいついている。 しかしながら、 この身長が1メートル20センチくらいの レモンの木にそんなに育つわけはないので、 これからどうなるかわからない。
このちびレモンがどう育つか… りっぱな黄色のレモンとなれるか…
ちびレモンたちの闘いはこれからです。 この後は、またご報告しますね 今現在は、元気です。
今年は、我が家で採れたレモンを サラダにいっぱいかけて食べたいなぁ… ちびレモン、応援してください。
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ひどいヤツが見つかった…逃がすもんか |
さて、昨日からの続きです。
えいっ、 いるなら、 出てきてみろ!
と、思い切り勇気をふるって シャベルを土の中に突き刺し、 土をほっ繰り返してみた。

どうだ? いるか?
すると…
あーーーっ!! いたっ!!
わぁ〜 すごい形相の ヤツだ!!
ぐさぐさ (ほっ繰り返している)
あーーーっ!! また、いやがった… ひぇ〜〜
あっ… もう一匹…
というわけで… つぎつぎとすごいヤツが 見つかったのだ。
で、どんなヤツだ? そんなすごいヤツは? というと、 こんなヤツだった。

このヤツは、 体長5〜6センチくらいだが、 丸まっていて、小さくなっている。 顔がオレンジ色していて、体はグレーだ。 こんなヤツが、土の中に潜んでいたのだ。 そして、我がバジルを食べていたのだ。
あまりに不気味なので、小さな写真にしたけど、 すごい形相のヤツだった。 こわかったもん。 (もっとこのヤツをちゃんとみたい人は、 こちらのHPをみてね→「生きもの便り」 でも、ジャンボな写真だから、気をつけて。 怪獣みたいな顔してて、怖いですからね、 虫嫌いの人は、見てはダメですよ、 怖いもの見たさ、の方におすすめ)
さて私は、夢中になって、 ほっ繰り返し、 このヤツを探しては取り出した。
「ちっ!! まだ、いるよぉ〜 おっ、 ここにもいたぜっ 逃がすもんか」
などと言いながら、箸でつまみ出しては、 殺虫剤を入れた袋の中にぽんぽんと入れた。 箸でつまんでも、じたばたもせずに、 袋の中に入り、でも、いったん袋に入ると、 丸めた体を今度は伸ばして、逃げる体制を とっているようだった。
そして、生意気にも この袋から、一匹逃げ出したヤツがいたのだ。 でも、私は、見ていたのだ。 逃げだそうとしているところを。
で、土の中から出されて、日にされされて、 どんな行動をとるつもりなのか、 どう逃げようとするのか、 見てやろうと思い、見ていたのだ。
そしたら、 びっくり!!
このヤツ、 強そうな前足を元気に使って、 意外にも、かなりの早さで、 一目散に、プランターの 陰に逃げ込もうとした。
でも、もちろん、 逃がしたりはしない。 だって、見ていたもん。
陰に隠れそうになったところを、 また、箸でがっつりつかまえ、 袋に入れ、今度は逃げないように 口をかなりつぼめておいた。
ふふん、 逃がすもんか…
さらに、まだ土の中にいるかもしれないヤツも 根こそぎつかまえるために、ぐるぐると、 何度もプランターをほっ繰り返し、 箸でもかき混ぜ、このヤツを探しだした。
そしたら、 なんと、その数、 大小合わせて12匹! つかまえた。
こんな小さなプランターの中に こんな大きな虫が、12匹もいたのだ。 ひとまず、12匹つかまえたところで、 どんなに土をぐるぐるとほっ繰り返しても 出てこなくなったので、終了とした。
後で、HPで調べてみたら、 その名も、ズバリ 「ネキリムシ」(根を食べる虫の総称)で、 このネキリムシは、どうやら、 コガネムシの幼虫であるらしい、 ことがわかったのだった。
というわけで、私は、ネキリムシを退治した。 しかし、まだ、残りがいるかもしれないので、 まだまだ油断せず、毎日、せっせと土を ぐるぐるとほっ繰り返してみている。 今のところは見つかってないが、 まだいるかもしれないからね。
そして、少し、落ち着いたら、今度は、 この土に再度、バジルの種を植える予定である。 今度はうまく育ってくれるか… また、ご報告します。
てなわけで、私は、 相当がんばって闘ったのでした。
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