まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2008年03月02日(日) 見ようによっては、「かわいい」と思うものたち

今日は、先日に続き、
ちょっとかわいいものたち紹介を。
といっても、お断りしておくが、

「うわぁ〜かわいいっっ!!」

なんていうようなものではない。
どっちかっていうと、

「見ようによってはね…」

って感じのかわいいだ。
でも、私は、かわいいと思ったのだ。
思わず立ち止まっちゃったし…



さて、そんな
見ようによっては「かわいい」ものが
何かと言うと…
まずは、これ。



歩いていて、これを見つけて、

「あららぁ、目だよ、目。
 おっきな目だねぇ〜ひゅー」


なんて、思ったのだ。
ほら、これだ。






ねっ、
つんつんした女性のぱっちり目
って感じしませんか?




あ、でも、
これがかわいいと思ったわけなくて…

じゃ、どれだ、と言うと、
このつんつん目の後ろ側にもあった目、
の方なんですよ、かわいいと思ったのは。


どれ、どんなだ、
見せてみろ!

はいはい、
これなんですね。








ほら、なんとなく、
前のつんつん目と比較すると、
ちょっとかわいいって
感じしませんか?
赤目のつぶらな瞳の、
かわいこちゃんって感じ。

(あ、しない?)



でも、本当は、このバイク、
相当かっこよくて、
横から見るとこんなだった。





このかっこいいバイクに、
つんつん目と赤目の2人が取り付けて
あるのだった…

ふぅーん…
なんて、わけもなく
うなづいたのだった。




さて、続いての
ちょっとかわいいだ。
それは、こんなところにいた。






近づいてみよう…
ほら、ここだ。
そう、犬さんね。





で、もっと近づくと、
こんなだ。






なんと、
「お買いドッグ!」

名前は
「ウエイブ君」

そして、
いらっしゃいませだ。




かわいいというより、
お疲れ犬という感じがして、
「気の毒感」を醸し出しているのではないか、
というご意見もあると思うが…

しかし、現物は、
この妙にけなげな様子が、
ちょっとかわいかったのだ。



もちろん、そう思ったので、
なでなでして、

「ウエイブ君、しっかりね。
 ちゃんと買ってもらうんだよ」


と応援してきた。
しかし…ウエイブ君は、
「お買いドッグ」だが、
いまだ売れてはいない。
(今日現在では)
寒空の下、今日もけなげに、
売り込み、がんばっています。


こんな姿をみると、
ちょっとかわいいね、
なんて思ったのでした。





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2008年02月28日(木) おっ、かわいい名前?…だね

今日は、ウォーキング中に見つけて、
思わず立ち止まって見てしまった、
食べ物屋さんの店名紹介だ。
といっても、偏った食べ物屋さんだけどね。


その前に突然だが、
私は、とんかつが大好きだ。



なんといっても、ご飯と絶対的に合うし、
キャベツとの相性もバツグンと思っている。
私は、とんかつ1口に、キャベツ2口くらいを
1セットとして、次にご飯を食べるのが好きだ。
3セットくらい食べた後に、おみそ汁だ。

なんて、私の食べ方はさておき…
時々無性に食べたくなるので、
とんかつ屋さんは、歩いていても、
いつもチェックしているのだ。 



そして、
ふと気づいた。

とんかつ屋さんには、
かわいい名前が多い、
と。




トン(豚)そのものが、かわいい
印象があるからだろうか。
でもまぁ、それを揚げて食べちゃうのだけど…
そして、それはとってもおいしいのだけど…

って、話を元に戻そう。
何を言いたいのかというと、
店の名前だ。


そうそう、今日は、
とんかつ屋さんの
名前を紹介したかったのだ。





最初は、このお店だ。

まず、最初のとんかつ屋さんの
名前は、これだ。






「とんかつ とん太」 

すっきりしていて、
なじみやすい、
って感じだ。




しかも、その上、
なんとなくかわいさもある名前だ。
豚さんも

「まぁまぁだね」

と、納得するって
感じがする名前だ。

残念ながら、
この店にまだ入ってみたことはないが、
なんとなくおいしそうな感じがした。
すがすがしさもあるし。



しかし、
こんな店の名前もあった。







とんかつ「豚珍館」
(とんちんかん)だ。

うーむ…
どうですか、この名前は。




考えた名前だと思うが、
なんとなく、とんちんかん、
って感じだ。
(意味不明)
ともかく、豚さんはあまり
納得しないような気がする。
(本音はわからない)
でもにくめない名前だ。

どうなんだろう、
この店は、おいしいのかな?
と思ってよーくみたら、
この店のおすすめが
でーんと打ち出されていた。





とんちんかん「人気の3品」だ。
「特大有頭車エビフライとヒレカツ定食」2400円
「にんにくかつ定食」1500円
「牛塩焼定食」1300円



やや高め価格設定だ。
それもそのはず…
「にんにくかつ定食」のにんにくは、
オリーブオイルとスパイスに漬けた
にんにくがはさまっているらしいし、
「特大有頭車エビフライとヒレカツ定食」の、
特大有頭車エビは1日に
10尾しか手に入らないものを
使用しているらしいのだ。


これを読んだら、
ちょっと食べたくなった。
おいしそうだ。



しかし、今日は、店の名前の紹介だ。
名前だけでみると、私なら、
「とん太」と「豚珍館」では、
「とん太」に入るような気がする。
どうですかね?

ともかく、いつか、ちゃんと入って、
比較してみねばなるまい、
などと思ったのだった。


というわけで、とんかつ屋さんの
かわいい?名前紹介でした。
とんかつ、おいしいですよね。
私は好きだなぁ…





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2008年02月27日(水) 六本木で見つけた「ひぇ〜」なものたち

先日、六本木に住んでいる友人と会ってきた。
以前、ドンキホーテの屋上「絶叫マシーン」の
反対を運動をしていた友人で、その後も気になったので、
そんな話も聞きながら、久しぶりに六本木で
お茶などしてきたのだった。


しかし、六本木という街は、
いろいろなものがあるんですね。
(いろんな人もいるしね)



今まで気が付かなかったけど、
じっくりと歩いてみると、
ほぉ〜、とか、ひぇ〜なんていうものが
いっぱいありました。
今日は、その1部のご紹介。



まずは、ドンキホーテの
「絶叫マシーン」の残骸だ。
こんなふうに、
ツノのように残っていた。








どうやら、
撤去はしないらしい。




9階くらいの高さにあるのではないかと思う。
こんな高いところで、「絶叫」されても困るし、
この上で、ジェットコースターのようのものに、
乗るなんて、私にはとても考えられないことだ。
(遊園地の乗り物恐怖症なのだ)

ドンキホーテの裏側は、お墓でもあるし、
(六本木の街には大きな墓地がある)
やっぱりこれを阻止してよかったと、
友人は言っていた。
その後、ドンキホーテは別に何事もなく
店を開店させ、今は、街になじんでいるらしい。
友人も、時々行くようになったと言うことだった。




さて、友人と、
六本木の街をぶらぶらと散歩していたら、
こんな店も見つけた。 
かなり有名なカラオケ屋さんらしい。







電極につながれたこの女性も
張り切って歌うのだろうか。



でも、これも、
ちょっと怖かった。
 



友人と「今度入ってみようか」
などと言う話にもなったが、今回はやめた。
また「いつか」かな。
そんな「いつか」がくればだけど…。




さて、さらに歩いていくと、
意外なものを見つけた。
それは、ひっそりとあった。
六本木の交差点に。
ほら、これだ。







もっと近づいてみると、
こんなだ。






で、これが何かと言うと、
そのものずばり
「奏でる乙女」だ。







六本木の今の街には、
とても不釣り合いに見えるが、
大交差点に、人知れずひっそりといるのだ。
友人は六本木住人だが、
「知らなかったわぁ…」
などと言っていた。


「こんなところにあるのは、
 何となく気の毒だね…」



などと、友人と話しあった。
家に戻ってきてから、
インターネットで調べてみたら…
やっぱり、気の毒なことになっていたことがわかった。
(詳しくは、こちらの「札幌彫刻美術館」を見てください)


どうやら、こんなことがあったらしい。
簡単に抜粋してみた。

「「奏でる乙女」は、1954(昭和29)年東京の六本木に
 戦禍のあとを一掃する区画整理と道路拡張工事が
 一段落したときに設置された作品です。(略)
 戦争によって焼け野原となった六本木が、
 9年を経て経済的な復興の兆しが見え、精神的な豊かさを
 望む余裕を持ち始めた証のような清々しく魅力的な
 作品だったのではないでしょうか。

 しかし、復興と平和のシンボルであった奏でる乙女は、
 急速に変貌する東京の街中でなかなか安住の地を
 得ることができませんでした。
 1956(昭和31)年の地下鉄工事のために、
 近くの三河台公園に移転を余儀なくされました。
 しかも、街灯もない公園のために
 しばしば心無いいたずら絶えず、
 いつしか腕とギター部分を壊されてしまい、
 一時人々の心から忘れられてしまいました。(略)

 その後、奏でる乙女は昔の姿を懐かしむ人々の
 強い希望でほぼ同じ形で修復されることとなり、
 初代制作者の本郷が依頼されました。
 二代目の材質はコンクリートより堅牢な
 ブロンズになりました。
 現在の六本木に交差点に移転したのは1975(昭和50)年でした」




ということで、
歴史ある彫刻であり、
今でも、懐かしむ人々のために、
この交差点にひっそりと
いるのだ…




その後、友人にこの話をしたら、
友人はいたく感動し、

「今まで、待ち合わせ場所は、いつも
 交差点の近くにある「アマンド」でしていたが、
 (だいたいの人がここでする)
 今度からは、この「奏でる乙女」前でする」


などと言っていた。

みなさまも、もし六本木に行く機会があれば、
アマンド側でなく、交番側の交差点の前に、
この「奏でる乙女」がありますので、
ぜひ見てあげてください。
「復興と平和のシンボル」です。
そして、声をかけてあげてください。

「毎日、ご苦労さま」

とかなんとか…
私も、今度六本木に行った折りには、
そう声をかけようと思っています。
というわけで、六本木の紹介でした。





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2008年02月26日(火) すごい日に撮った、どうでもいい写真たち

ここ2.3日は、本当に風が強かった。
日曜日なんて、突風が吹いて、
まともに歩くのも大変だった。
この頃の低気圧は、台風と言い直した方が
いいのではないかと思うほど、風が強く被害が出る。

我が家のベランダには、どこかから、
ビニール袋と、何かの破片が飛んできていた。
幸い、何の被害もなかったけど、
外からは、がらがらと何かがとばされて
動いている音などもしていた。


そうわかっていたが、そんな中、
大胆にも、買い出しに出かけた。

「おおっっ、すごい風だ…」

なんて、いいながら。
で、そんな強い風の中…
写真も取り続けた。
ついつい、いつもの習い性で、

「おおっ、ここもだ、
 ややっ、こんなふうになってるぞ」 


なんて、反応してしまって。



習慣って
怖いですね。




実際、かなり、辛かった…
ハードコンタクトレンズだから、
ゴミが入って、辛かった…
それに、買ってきた荷物が吹き飛ばされそうに
なって辛かった…


今日は、そんな強い風の中で、
目にゴミが入って涙を流しながら、
荷物をとばされない所に置いたり、
苦労して撮った写真たち紹介だ。
でも、はっきり言って、
どうでもいい写真だ。



でも、まぁ、
みてやってください。 <(_ _)>




「あ、看板が倒れているぞ」
風が強いから当然だが、
妙に反応してしまう。




よぉし、
どれどれ
パチリ




それが、これだ。
看板が倒れている。
みんなその看板を避けて歩いていく。
倒れた看板を誰も直そうなんて思わない。
もちろん、私もそうだ。
写真は撮るけど…








そして、少し先に行くと、
ほら、ここでも倒れていた。
なぜか、看板が倒れているのを
見つけると撮らずにおれない。





ほら、ここもだ。
みごとな倒れっぷりだ。






看板は、風が吹くとダメだね…
なんて、思っていると、今度は、
私の前に、こんな紙ビラが降ってきた。


「あ、紙ビラだ!!
 飛んできたね」








パチリ



なんだろう、と近寄って確認したら、
中華屋さんのメニューだった。
空を飛んできたんだね。



そして、さらにいくと、

「あ、自転車が倒れているぞ」

こんなことにも反応してしまう。
なんだか撮らずにおれないのだ。
今日は自転車も災難だ。





そして、最後に、
こんな建物を見つけて、

「突風が吹いたら、
 この建物はどうなるんだろう…」


などと、心配になってしまったのだった。





この写真をみると、静かに見えるけれど、
風が吹くと、トタンはガタガタというし、
ゴミが舞い上がるのだ。

だから、この建物の前で写真を撮るには、
相当怖く大変だった。
でも、気になったのだ…

この建物(と言えるかどうかもわからないが)は、
どうにかしないとまずいと思うな、
よくもっているなぁ、と思ったのだった。



危ないよね



なんて、ぶつぶつ言いながら撮った、
どうでもいい写真でした。
見て頂き、ありがとうございました。

これから、春先は風が強くなるし、
花粉症の私にとっては
相当辛い時期になります。
でも、目にゴミが入っても、
花粉症で鼻をたらしても、
ウォーキングはやめませんよぉ。
楽しいですからねっ。





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2008年02月25日(月) 一年で生徒達の人生を変えた先生

今日は、もう一つ、感動した話を紹介します。
これもまた、とても感動したのです。


この本↓からの紹介です。
「「愛」は伝わっていますか」





この本の著者の鈴木秀子さんは、
私が尊敬してやまない方です。
鈴木さんのお書きになった本はだいたい
読んでいますが、いつも心にしみる
いいお話が必ずでてきます。

とてもいい本が多いので、機会があったら、
ぜひ、読んでみてください。
心が澄んできます。

さて、今日のお話は、感動とともに、
考えさせられました。
みなさまは、どう感じるでしょうか。



「一年で生徒達の人生を変えた先生」
(68P〜71Pからの引用、強調はこちらでしました)


スラム街というのは、機能不全の家庭で育った子どもたちや
落ちこぼれ、アルコール依存症、麻薬や犯罪に走る人たちの
巣窟のようなところです。
そんな街では、小学校も学校として成り立たないのですが、
スラム街の小学校の卒業生を追跡調査したアメリカの
教育者がいます。


その報告によると、ある1クラスの20人くらいが、
突出してアメリカで成功していることがわかりました。
知名度が高い医者、弁護士、社長などになっています。



なぜ知名度が高いかというと、「ブルックリンという、
貧しい階級が住んでいるところの出身者が、こんなに
成功している」と脚光を浴びているからです。



調べてみると、
成功している人は、
ある時期の卒業生に
集中していました。




教育者はその卒業生に会い、

「あなたは、犯罪者や崩壊している家庭ばかりの街で
 育ちながら、今、健全な社会生活を送っているのは
 なぜか?いい家庭をつくり、これほど成功している
 理由はなんでしょうか」


と、聞きました。



その卒業生たちは、
みんな人間的にとても温かみの
ある人たちで、
その全員がひとりの先生の名前を
挙げたのです。




その先生は、ブルックリンから離れた老人ホームに
入っていたので、教育者が、先生に会いに行き、
話を聞きました。


「あなたの教え子の中で、今、この人とこの人と、
 この人が成功しています。ジョンもお医者さんとして
 成功しています」

「ああ、ジョンねぇ。
 あの子は、とっても字を書くのが上手だった。
 丁寧に丁寧に字を書く。
 やることが丁寧だった」



と、あたかも今、目の前で
ジョンが字を書いているように話します。


「私の誕生日のときに、きれいな字で、
 自分で丁寧に作った花を添えたカードを
 送ってくれたんですよ」



その話はまるで、きのう、
それを送ってもらったような感じです。


「ああ、ジーンねぇ。
 ジーンはとっても歌の上手な子。
 お母さんが亡くなった子が一週間くらい休んで
 学校に出てきたとき、教員室の窓から見ていると、
 ジーンがその子の手を引いて運動場の木の下に行き、
 「こんな歌をこの間習ったのよ」と言って、
 歌ってあげていた。
 ジーンが、ひとりで歌いながらスキップし始めたら、
 お母さんを亡くした子も一緒にスキップしていた。
 ジーンは心の優しい子だったね」



先生は、エピソードを1つひとつ挙げながら、
一人ひとりがどんなにいい子だったか、まるで
ここにいるかのように、イキイキと話すのです。

それを聞いたとき、教育者は、あんな環境で育った
こどもたちも、その先生に教わること、触れることによって、
生涯、幸せに生き抜く力をもらったのだ、と思いました。

ですが、その先生は、その学校には一年しか
いなかったそうです。
でも、その一年の間に、生徒の人生を変えました。


一人ひとりの本当の価値、
良さを認め、
「私は、あなたをあるがままに
 受け入れてますよ」
というメッセージを送り
続けたのです。


              (引用はここまで)

こんなふうに自分の子ども時代にいいところだけを
見てもらい、そして、その後もこんなふうに
話してもらえたら、どんなに嬉しいことだろうと思う。
きっと自分に誇りを持てるに違いない。
そう感じました。

また、この話を書いたのにはワケがあります。
この話を読む前に、私は、

「教師がくれた人生の贈り物」




という本を読んでいました。
これは、自分に強い影響を与えた先生のことを
生徒側からの目でみて書いてある本です。
この本もとてもいい本なので、おすすめです。

この本の中に、今日の話に出てきた、
すばらしい先生ではないかと
思われる話が出てきていたのです。
(「関心、信頼、気遣い…それが人を救うのです」
 というタイトルで29P〜)
その本にこう書いてありました。


「ローセン先生は、どの生徒にもきちんと
 注意を向けて接してくれた。
 何かあれば、いつも私をほめてくれた。(略)
 生徒をやる気にさせる、たった一人のひたむきな
 教師が、ひとりの若者の人生を変えることが
 あり得るのだ。(略)
 難局にあるとき、その人を救うのは、
 心から気遣ってくれるひとりの人間なのである」



そんなこともあり、この今日の話が強く印象に
残ったのでした。もちろん、
今日のお話の先生がローセン先生であるかどうかは
わかりませんが、私にはなんとなくそう思えたのです。

その人のいいところを見つけて、
そのいいところを伸ばし、
そのいいところを見続けてあげる…
何があってもそのいいところは
認めてあげる…
そんなことが、その人の大きな心の
支えになるのではないかと思ったのでした。
みなさまは、どう感じたでしょうか。





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2008年02月24日(日) 無条件で愛された経験は生きる原動力に…

今日は、最近読んだ本で、
とても感動したお話を紹介します。

感動する実話が多く書かれていて、
読んできて、ぼろぼろと泣けてきました。
今日は、その中の1つのお話です。


この本↓からの紹介です。
「「愛」は伝わっていますか」




とてもいい本でおすすめです。
ぜひ、読んでみてください。



さて、今日のお話です。
私は、この話を読んで
しばらく本をとじて、この情景を
頭に思い描いてました。



「無条件で愛された経験は
 生きる原動力に」

(26P〜30Pからの引用、強調はこちらでしました)


Y少年は、小学校2年の時、交通事故で両親を一度に
失ったため、田舎の祖母の元に引き取られ、
おばあさんとの2人暮らしが始まりました。

すると、さっそく、新しく転校してきた都会風の子である
Y少年へのいじめが始まりました。
意地めっ子のボスは、この地の名士といわれるいわゆる
工務店の社長の一人息子でした。
ものはなんでも買ってもらえました。
父親をまねて人に威張り散らすので、友達は恐れながらも
追従しがちだったのです。


ある日、学校の帰り道で、ボスと取り巻き6人に
待ち伏せされ、Y少年は殴られたり蹴られたりしました。
ちょうど畑仕事から帰っていたおばあさんは、
孫の血みどろの顔を見ると、一瞬、血相を変えましたが、
何も言わずに手当をし、ひとこと言っただけでした。




「明日からも、
 いつも通り学校へ行くんだよ」




翌日の帰り道、昨日と同じところに、
ボスたちが見えました。

逃げようとするY少年の前に立ちはだかったのは、
おばあさんでした。
がっしりとした背で孫をかばいながら、堂々とボスたちに
近づいていきます。おばあさんの気迫に圧倒された
いじめっ子たちは、立ちつくしたままです。



おばあさんは、ボスの肩をがっしりと押さえると、有無を
言わせず、ボスの右頬をつねりあげました。もがくボスを
身動きさせず、腹にしみ通るような力に満ちた大声で、
皆にも聞こえるように、こう言ったのです。


「おめえら、今日は許すから、
 今日限りまともな人間になれ。甘えるな。
 親が忙しくて心をくれなくなくても、ひとりの
 人間ととしてちゃんと自分の足で立つんだ。
 おめえらの年なら、そう生きようと決めれば、
 できる。甘えるな。
 ちゃんと覚悟ができるまで、
 この手を放さねえからな」



ボスはだんだんうなだれ、周りの取り巻きの子どもたちは、
金縛りにあったように硬直しています。
しばらくの後、やっとおばあさんのつねりあげから
解放されたボスは、小さな声で、Y少年に向かって、
「ごめん」と言いました。
すると、周りの子どもたちも口々に
「ごめんね」と頭を下げました。


「それでよし。おめえらが立派な大人になるまで、
 ばあちゃんは、死んでも目を離さねえからな」



そして、Y少年を引き寄せると、
抱きかかえるようにして、再び気迫にあふれた声で、
遠く野山まで届きそうに言ったのです。



「この子は、うちの大事な子だ。
 ばあちゃんはこの子のために、
 いつでも命を投げ出す。
 そんな大切な子だ。
 この子には、真面目に生き抜いてきた
 先祖代々の命が受け継がれている。
 この子は、この世の宝だ。
 この子は、生きているだけで尊い子だ。
 この子の両親は、
 目に見えなくてもこの子といつも
 一緒にいて守ってくれるんだ。
 この子はこの世の宝だ」




そう言い終わると大きく息を吐き、
子ども達の前に一歩進み、活を入れるように、
一人ひとりの子どもの胸に奥深くに、
ずしりと収まる声で宣言したのでした。



「おめえら、
 一人ひとりも『宝』だ」




このとき以来、学校からいじめは消えました。

Y少年は、祖母亡き後、施設で成長しました。
明るい親切な人となりで、今は誠実な会社員として
人々の信望を集めています。
そして、彼はあのときの祖母の姿と言葉が、
いつも自分を導いていると感じているのです。


「祖母は、自分がどんな子であっても、
 宝のように大事にしてくれました。
 あの祖母の気持ちに背くことはできません」



無条件で受け入れてもらう体験をした人は、
どんな苦境にもめげない力をも与えられるのです。
その力は、生涯を通じてその人の生きる原動力になります。
                    (引用終り)



「無条件で受けいれること」…
現実にはなかなかできることではありません。
とてもむずかしいことです。
そして、誰かのために命をかけること…
これはもっと出来ることではありません。

だからこそ…だからこそ、
そうしてもらった大きな愛は、心に響き、
その人の心の支えになるのだと思います。

何かあったとき、自分をかけて愛する人たちを守り、
力を与えられるような人間でいたい、と、
この本を読んで強く思いました。





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2008年02月21日(木) 道ばたでみつけた「??」なものたち、謎だね。

さて、今日は、
道ばたでみつけた「??」なものたちの紹介だ。
あるんですよねぇ〜道ばたには、さりげなく。
みつけると、本当に嬉しくなってしまうが、
よーくみると、やっぱり「??」だなぁ、
なんてしみじみと思ってしまう。

今日は、最近みつけた、
そんな「??」ものたちの紹介だ。




最初はこの看板だ。







「え!?」
が、いっぱいだ。
何の看板だろう?




その後ろに、
こんな看板もいっしょにあった。






「驚!?」
が、いっぱいだ。
これまた、
何の看板だろう?




「え!?、驚!?」の
ものとは何だろう?
きっと、相当、「え、驚」
のものなんだろうね。
下の方に

「(え!?、驚!?)START
 詳細はフロントまで」


と書いてある。


何が、STARTなのか?
そうか、これが何なのかは、
フロントまで行かねばわからないのか。
なんだろうなぁ…
知りたいなぁ…



と思ったけど、
ここはラブホテル街のはずれだし、
この看板があるビルも、なんだかそれらしい
雰囲気のビルだったので、
フロントで聞くことは諦めた。





さらに、このビルは、全室無料完備で、





 ドライサウナ、スチームサウナ、
 通信カラオケ、泡風呂、ジェットバス、
 持ち込みビデオデッキ、電子レンジ、
 TVゲーム



があるらしい…
へぇ、いいね、ドライサウナも無料完備か、
でも、全室無料完備の割に、
持ち込みビデオデッキってなんだろうね、
へぇ、電子レンジもあるのね、
などといちいち反応したくなったが、
場所が場所だけに深追いしないことにした。
きっとわかる人には、これでわかるのだろう。




さて、次はこれだ。

あれっ、なんだか変なものがあるぞ、
何だろうね、
といそいそと近づいてみた。





すると、
どうみても車のバンパーのようだ。






うーむ…
あまりに、
さりげない




植え込みを守るように、
置かれている。
角度を変えてみるとこんな感じ。






これは、不法投棄なのか、
何か意味があるのか?



何かの意味とは、たとえば、
ここで事故があり、そのまま注意喚起のために
置かれているとか?
でも、そんな場合なら、何か一言くらい
何か看板でもないとね。
そんなことはあるまい。

それか、植木を守っている?
ここだけ?
そんなこともあるまい。

やっぱり、不法放棄かな。
もしそうなら、大胆だ。
え、驚、だね。
こんなところに捨てていくとは…


いや、まいったね、
ははは。



などと、
優雅に笑っている場合ではない!
そうは思ったが、この謎について、
解けるものでもなかったので、
写真だけ撮って黙って通りすぎてきた。
なんでしょうね?
ホントに。


道ばたには、本当に謎なものがあるね。
だから、楽しいのだけれど…
などと思ったのでした。





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《旅に行きたいですね〜》