| 2007年11月28日(水) |
これは、事件だね…うーむ、すごいねぇ |
今日は、事件の話だ。 しかも、かなりびっくした事件だ。 (私は事件だと思っているのだが…)
先日、用事があり西武沿線の街に行って来た。 そして、用事が終わり、駅に向かう途中、 葉っぱが色づき、とてもすがすがしく 秋は、木々がきれいだなぁ… 街全体が秋色だね、なんて思いながら、 ゆっくりと駅までの道を楽しんで歩いてくると、 こんなふうに道路に ビラが散らばっているのが見えた。

「あれっ、なんだ、なんだ? ビラがあちこちに散らばっているぞ 変だぞ!」
なんだか、すごい量の紙が 散らばっていた。
「あらら、これは、印刷物を落として 行ったのかもしれないね」
などと思い、近くまで歩いていき、 ふとそのビラを見ると、 なんと、そのビラは、こんな感じのものだった。

「ひぇ〜、Hな本の切り抜きだぁ」
しかも、 かなり大胆なものが多い。 その大胆なHな切り抜きが、 何百枚も、道路に 散らばっていたのだ。

さっき、この道を通った時には、 こんなビラはなかったので、その後に この道に散らばったのだと思う。
「ひえぇ〜、これはまずい。 これは、ひどいね、なんで?」
と、立ち止まってそのビラを見てみると、 本当にすごい状態のHなものが多く、 こちらが恥ずかしくなるほどだった。
これは、車から落ちた印刷物というより、 誰かが故意にこのあたりに、 自分のコレクションを切り裂いて、 ばらまいたとしか思えないと私は思った。 同じものがなかったし、Hな場面の写真入りが とても多かったからだ。
この道は、人通りも多く、学生たちも 通る道だし、こんなビラが落ちていては、 大変なことになる。
このビラを どうしたものだろうと、 考えていると、 そこにお巡りさんが 二人やってきた。
どうやら、私の前にいたおばさんが、 交番に電話をしてお巡りさんを呼んだようだった。 そのお巡りさんたちが、自転車で飛んできたのだ。
「あ、お巡りさんが来た。 これは、どういうことか、 ちょっと聞いてみねば」
と、思い、大急ぎでお巡りさんとおばさんの ところに駆けていった。 そして、おばさんが、お巡りさんに、 話をしていることに聞き耳をたてた。
「こんなすごい状態で、こんな変なもの… 何とかしてください、ほら、ひどいでしょ?」 「うーん、これは、誰かがばらまいて 行ったとしか思えませんね。 キレイに切ってあるから。うーん。 何か、誰か見ましたか?」 「いいえ、気がついたらこんなになってて。 あわてて、交番に連絡しただけです。 誰も見てないわ…」
ともかく、お巡りさんたちも かなりびっくりしたようで、 どうしたものか、考えているようだった。 そして、お巡りさんは、 近寄って行った私にも、こう聞いてきた。
「何か、誰か見ましたか?」
そこで、私は、30分ほど前にここを 通ったときには、こんなものはなかった、 でも、それ以外は何も見ていないと、話した。 これで一応、私もこの輪の中に参加することが出来た。
お巡りさんたちは、私たちにその他、 何時頃に気がついたか、など、 簡単な質問をして、大きく頷き、 腕組みして、ひそひそと二人で話しあっていた。
どうするのか、 この状態を? このお巡りさんたちは、 どう対処するのか?
私とおばさんは、この二人のお巡りさんを 期待を持ってじっと見つめていた。 かなり長い間、二人はひそひそと話、 どこかに電話をしたりしていた。 このお巡りさんたちがどうするのか、 興味津々でもあった。
しかし、ことは私たちの思うようには 運ばなかったのだ… この話の続きは明日書きますね。
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| 2007年11月27日(火) |
「どうよう歌の会」の苦悩 |
昨日からの続きです。
と、その前に、この「どうよう歌の会」の話を聞いてから、 ウォーキングしていると、どうようが頭に浮かんできて、 今日なんて、「月の砂漠」を歌ってました(笑) (でも、月の砂漠ってどうようなんですかね?) 途中から、歌詞がはっきりしなくなって、 るるるぅ〜なんてなってましたが。
さて、昨日の続きです。
伴奏の話になったとき、 主催者の男性は、 やや曇った声になって こんな話をしだした。
「こんな小さな会でもね、 いろいろとあるんですよ」 「え、そうなんですか?」
「ええ、あるんですよ。いろいろとね。 伴奏のことなんかでも、 ある人は、アカペラのままでもいいといい、 ある人は、500円出してもいいから、 毎回、伴奏付きがいいと言うんです。 意見がまとまらないのです」
「あらら、そうなんですか…簡単に伴奏が あればいいとはいかないのですね」 「伴奏をお願いするとなると、やっぱり お金がかかってきますからね、そうなると、 なかなか…意見がまとめられなくて… いろいろな暮らしぶりの方がいるものですから。 どうしたものかと、思っているんですよ」
ということで、この伴奏については、 この主催者の男性もどうするべきか、 悩んでいるらしかった。 このような小さな会でも、何かとあるらしい…
ボランティアで、伴奏してくれる人でも みつかるといいのだけれど、それも、 ままならないようだった。
その他、人集めも、この主催者が一人で、 ビラを書き、あちこちに貼ったり、 区報に出したりして、やっているらしかった。 だから、このところ、あちこちでこのビラを 見かけるようになったのだ。 また、この会の中でやるゲームなども 考えているとのことだった。 一人で奮闘しているらしかった。
ふと、私は、 何でこんなことをしているのだろうと、 思ったので最後にこう聞いてみた。
「どうよう歌の会を、 やり始めたキッカケって何だったんですか?」
「あのね、 みんなで楽しい時間を持てたら、 って思ったんですよ。 楽しいことして… 今はあまり、年寄りが 楽しめることがないでしょ? 歌でも歌わないとね。 このどうようを歌う会では、声が枯れるまで、 みんなで大きな声をだして歌うんですよ。 それだけでも、 ストレスの発散になるでしょう? そんな機会でもないとね」
ということで、お年寄りに、 楽しい時間を過ごしてもらいたいということが、 大きな動機になっているようだった。 主催者のこの男性の素朴なこんな思いから、 始めたということだった。
確かに、大きな声で歌うのは体にもいいし、 ストレス発散にもなるので、いいことだと思う。 しかし、そのことで、この主催者が一人 大変な思いをしないようにしてほしいと思った。
ここまで聞くと、今度は、 主催者が私にこう聞いてきた。
「ところで、あなたはこの近所の方ですか?」 「はい、近所です。このごろ、よくこのビラを 見かけるものですから、 聞いてみようと思ったのです」
「それなら、ぜひ、12月はいらしてください。 クリスマスの歌をいっしょに歌いましょうよ。 大きな声で、声が枯れるまで歌えますよ。 どんなどうようでもいいんですからね。 アメと水を持って、是非きてください」
ということで、参加をすすめられてしまった… しかし、どうも、参加しようと、 積極的には思えなかったので、こう答えた。
「はい、時間があれば、お伺いします。 ところで、これからも、みなさんで、 楽しい時間が過ごせるといいですね」 「ええ、なんとか、もっと多くの人に 来てもらえるようにしたいと思っているんです。 そのため、どうしたらいいか、 いろいろと考えているんですよ」 「伴奏の件もうまく解決するといいですね。 今日は教えて頂きありがとうございました」
と、私はお礼をいって電話を切った。 そんなわけで事情を知れたが、 あの駐車場に貼った1枚の謎のビラ、
「どうようを歌おう」
から、本当にいろいろなことが 見えるものだとしみじみと思った。 主催者はこれからも、 ビラを貼り続けていくそうだ。 これから、ますます、目につくことが 多くなるかもしれない。 そして、このビラを目にするたびに、 私はこの話を思い出すだろうと思う。
そして、
「どうよう歌の会、がんばれ! 主催者がイヤにならず、主催者も楽しめて、 そして、参加者も大いに楽しめて、 長く続いていくといいな」
と思ったのでした。
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| 2007年11月26日(月) |
「どうよう歌の会」の実態! |
さて、昨日からの続きです。
私は、興味津々で「どうよう歌の会」に 電話をしてみることにした。
電話をしてみると、男性が出た。 一般の電話だったので、こんなふうに切り出した。
「どうようを歌おうのチラシを見て、電話を してみたのですが、こちらでよろしいですか?」
すると、男性は、ちょっと びっくりしたようにこう答えた。
「あ〜あ、はいはい、こちらでいいですよ。 ただ、今度12月の開催になりますけれど…」 「はい、あの参加する前に、ちょっと会のことを 聞きたいと思いまして…よろしいですか?」
「この会は、今年の6月に始まったばかりなので、 まだまだなんですが、どんなことですか?」 「えーと、どんな方々が、毎回何人くらい、 いらっしゃるのですか?」
「始まったばかりなので、まだ何人と言えないのですが、 前回は7〜8人集まりましたね。 でも、多い時は14〜15人くらい集まりました。 年齢は、50〜80歳くらいですかね。 若い人はいません。あ、一人、お孫さんを連れて 来る方がいるので、お子さん一人ですね。 それと、会場費負担で毎回200円、 いただくことになります」
どうやら、まだ始まったばかりらしい。 この電話に出た主催者の男性は、 年齢にしたら60歳以上の感じで、 話し方は柔らかく、丁寧過ぎるほど、 丁寧に教えてくれた。
会場費については、負担をお願いします、 と、何度か言っていたから、 何か気になることがあったのかもしれない。
「そうですか…で、どんな歌を歌うんですか?」
「昔でいうところの愛唱唱歌ですね。 最初はだいたい、 どんぐりころころあたりですね。 そのあと、月の砂漠あたりかな。 一人が歌い始めて、その後を追って みんなで歌うって感じで、 自然に歌うって感じですね」
ということで、歌う歌ははじめから 決まっているわけではなくて、誰かが 歌い出して、その歌を歌うという感じらしかった。 だから、毎回さまざまな歌が 飛び出すということだった。
「伴奏は、あるんですか?」
「あ、いえいえ、普段は、 あの、アカペラって言うんですか、 それです。 でも、12月はピアノの伴奏がつくんですよ。 そして、クリスマスの歌を中心に歌うんです。 例えば、きよしこの夜とかね。 ゲームとかもしたいと思っています。 12月は、盛り上がると思いますよ」
どうやら、普段は伴奏はつかず、アカペラ…らしい。 でも、12月は特別にピアノの先生が来てくれて、 それにあわせて歌うらしかった。 また、ちょっとしたイベントもすると、 張り切っていた。
「やっぱり伴奏があると 違うでしょうね」
「ええ、やっぱりみなさん、張り切りますね。 以前、一度、プロの方ではないんですが、 どうようくらいならバイオリンが弾ける、 って方がきてくれて、バイオリンで伴奏を したときには、楽しかったですからね。 この方も時々来てくれるんですよ。」
どうやら、こんな方も参加していて、 バイオリンで伴奏をしてくれるらしい。
ところが、 私が、それはいいですね、といったら、 主催者の男性は、少し声を曇らせた。
そして、やや切ない、 話をし始めたのだ。
この続きはまた明日書きますね。
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| 2007年11月25日(日) |
「どうようを歌おう」の謎、解けました! |
今日は、またまた一つ謎が解けたお話だ。 謎が解けると、なんだか妙に嬉しい!
さて、今日の謎は、しばらく前に 「またまた、これは何ですかね?あるね、謎のもの」 で、書いた謎のビラ「どうようを歌おう」だ。 このときには、このビラが単独で貼ってあったので、 なんだかよくわからなかったのだ。
しかし、先日、 ついにその謎を 突き止めたのだ。
先日、いつものようにウォーキングを していたら、見つけたのだ。 大きな交差点近くのブロック塀でまたビラを。
ほら、こんなふうに、 「どうようを歌おう」のビラが、 堂々と大胆に貼られていたのだ。

「あっ…、謎のどうようを歌おうだ! こんなところにも貼ってある!!」
私はびっくりしてこのブロック塀に 大急ぎで近づいて見た。 すると、今度は、このビラの側に、 こんなふうに、紙が貼ってあった。

おやっ、 今度は何か書いてあるぞ、 何だろう?
そして、この紙を見ると、 手書きでこんなことが書かれていた。

「どうよう歌の会 クリスマスを歌おう 11月のお知らせ
暑い夏も終わり、ようやく涼しくなりました。 音楽の秋です。大声を出してください。 ○○地域センター(午後1時〜3時)
11月11日 日ようび 12月23日 日ようび
10階 音楽室です。 参加費200円 楽しいひと時をご一緒に過ごしましょう。 ご近所のお友達、ご家族の方もお誘いください (などなど…あとは細かい字)」
どうやら、「どうようを歌おう」は、 「どうよう歌の会」が主催で、地域センターなどで、 みんなでどうようを歌う活動だとわかった。 どうよう喫茶ではなかったらしい…
そして、よーく読んでみると、 12月23日には、○○先生の、 ピアノ伴奏がつくらしいことも。
つまり謎の「どうようを歌おう」ビラは、 歌の会の募集とお知らせのビラだったのだ。
ふーむ… 地域センターでどうようを歌うらしい、 そして、この手書きの紙を見ると、 かなりローカルな感じがする。 いったい、どんな会なのか。 どんな人たちが主催しているのか?
やはり、ここは、 このどうよう歌の会の実態を 突き止めねばなるまい。
謎があると、どうしても解明したくなる。 そこで、いつものように、 「どうよう歌の会」の主催者に 電話して実態を聞いてみることにした。 そして、 ついに先日電話をしてみたのだ。
すると… わかったんですねぇ、 「どうようを歌う会」 の実態が。
そして、 ほのぼのとした実態が分かったのだった。 この話の続きは、明日書きますね。
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| 2007年11月22日(木) |
夜のディズニーシーに行ってきた |
今日は、夜の「ディズニーシー」に行ってきたお話。 夜は初体験(日中は2回ほど行っている)だったので、 とても楽しみにしていて、
「夜は、どんなものなんだろう」
なんてわくわくして行ってきた。
風が思ったより強く、寒かったので、 寒さ対策だけは万全を期さねばならないと思い、 故ダイアナ妃も身につけていたという 防寒下着ダマールを着込み、ホカロンをおしりの ところに入れ、手袋にマフラーを装着し出かけた。 これは、正解で、寒さは思ったほどに感じずにすんだ。
そんな準備万端で、いざ出発。 いつもの仲間たち(4人)と元気に出かけた。
舞浜の駅から、ミッキーマウス形の窓がある 「ディズニーリゾートライン」モノレールに乗り 「ディズニーシー」へ向かう。 駅がこんなふうに、クリスマス仕様になっていた。


約10分ほどで「ディズニーシー」に到着。
クリスマスシーズンに入っているし、 3連休前の夜だから、 混んでいるとは思ったけれど、
いやぁ、びっくり! 本当に混んでいた。
ほら、 入場券売り場なんてこんな。 混むんだね。

さて、園内に入ると、シーの玄関口にある、 巨大地球儀がライトアップされていた。

「おおっ、美しい…」
思わず見とれる。
入ってしばらくすると、園内の湖(メディテレーニアンハーバー)で、 「火の精と水の精が壮大なスケールで繰り広げる愛の物語」 の「ブラヴィッシーモ!(BraviSEAmo!)」 が始まった。 大勢の人が湖を囲み熱心に見ていたが、 私ともう一人は、トイレを探すのに忙しくて、 このショーーをみることはできなかった。 相当、華やからしかった。
また、園内には、こんな クリスマスイルミネーションがあちこちにある。


さて、そんな園内をきょろきょろしながら移動し、 最初に「アメリカンウォーターフロント」にある、 ブロードウェイ・ミュージカルシアターで、 「ビッグバンドビート〜クリスマス・スペシャル〜」 を見ることにした。 これは、園内の案内お姉さんのおすすめだった。
このショーはとてもキラキラとしキレイで楽しかった。 ショーに出たいと思う人の気持ちがわかるような、 きらびやかな演出と衣装だった。
エンタティナーのミッキーマウスが出てきて、 (ドラムをたたき、タップをし、踊りもする) かなり楽しませてくれた。 それに、クリスマスソング、ラインダンスがとてもよかったし、 古き良き時代のアメリカを感じさせてくれた。 この写真はシアターのロビー。

その次に、「ミステリアスアイランド」の 「海底2万マイル」に乗った。
待ち時間0分だったので乗ったけど、 まぁ、これは、乗っても乗らなくてもいいって感じ。 人気アトラクションは、夜でも50分待ちとかだが、 これは、0分だったから、人気のなさがわかる。 でも、待つことが嫌いな人にはいいね。
食事をしようと思うが、 どこのレストランも40〜50分待ち状態。 待っている間に、時間がなくなってしまうから、 私たちは、レストランに入るのを諦めた。 お腹はすいていたけどね。
さて、時間がなくなるので、どんどん歩き (といっても何か目的地があるわけでもなく、 行き当たりばったり)
次に、行ったのが、 「アラビアンコースト」の 「マジックランプシアター」
3Dを楽しめるめがねをかけて見るマジックショーだが、 人間のおじさんが話術巧みでこれは、なかなか楽しめた。 大いに笑ってきた。 これは、待ち時間も15分程度だしおすすめ。
そして、次に、再び待ち時間0のアトラクション、 「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」をみる。
ま、これも、待ち時間0だけあるという感じ。 待つのがイヤという方にのみおすすめ。
この間に、クリスマス仕様の花火が上がり、 その花火も楽しめた。 大きな花火こそないが、カラフルな色や形の花火が あがりディズニーシーならではの花火だった。
と、そんなわけで、ショーやアトラクションを 楽しみ、午後9時半過ぎに園内をでることにした。
で、今回の夜のディズニーシーだけど、 確かに、それなりに楽しめたけれど、 思った以上に園内が暗くて (ライトアップはあまりされていない) 全体の良さがよくわからず、 園内の地図をみるもの大変で、どこをどう回って いいのか、さっぱりわからず、その上、 行った仲間と離ればなれにならないように するのが大変だったで…
「やっぱり日中がいいね」
が正直な感想。 でも、夜は入園料が3100円(日中5800円)と安い。 もっとも、開園時間午後6時〜午後10時の4時間だけど。
そして、夜に行くなら、
○防寒対策 ○どう回るかを事前に計画を立てて回ること ○早めの夕飯をとっていくこと
をおすすめします。 また、お子さん連れだとかなり大変そうなので、 (暗くて迷子になりやすいし、夜だから、 帰りには、ぐずる子が多かった) お子さんといくならやっぱり日中がおすすめ。
てな訳で、 夜のディズニーシーに行ってきたお話でした。 それなりに楽しみ、すっかり満足してきました。
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| 2007年11月21日(水) |
路上生活者のおじさんとの会話 |
昨日からの続きです。
私が橋を渡ろうとしたら、橋の真ん中あたりに、 路上生活者のおじさんが座っているのが見えた。 おじさんは、じっと動かず、日だまりの中にいた。

「ひなたぼっこでも、しているんだね。 今日はあたたかいからね」
なんて、思って おじさんの後ろを通り過ぎようとした。
その時だった。
おじさんが、突然振り返り、 がらがらした声で、 こう話しかけてきたのだ。
「なんか、食い物もってない?」
私は突然のことだったので、 かなりびっくりした。
しかし、 このおじさんはおなかがすいているのだと思い、 リュックの中にあるパウンドケーキ ひとかけらを取り出した。
私はいつもウォーキングするとき、 ちょっと休憩するときに食べるように、 クッキーとか、おまんじゅう一個か二個くらい リュックに入れて持ち歩いている。 この日は、パウンドケーキを持っていたのだ。 それを取り出し、
「今日は、これしか持ってないの、 これでもいい? あと、のど飴はあるけど」
と、おじさんにパウンドケーキを差し出した。 おじさんは、黙って受け取り、頷いた。
「のど飴もいる?」 (おじさん、頷く)
ということで、のど飴5個も差し出した。 おじさんは、また受け取り、 もごもごとした声で、「ありがとう」と言った。 (そう聞こえた)
おじさんは、パウンドケーキの袋をすぐにやぶき、 もぐもぐと食べ始めた。 そしてあっといまに食べ終わってしまった。 (小さなパウンドケーキだからね) 相当おなかがすいていた感じだ。
私は、おじさんとちょっと話してみようと思い、 おじさんに話しかけてみることにした。
「今日はあったかくていいね」 (おじさん、前を見たまま頷く)
「おじさんは、いつもこのあたりにいるの?」 (再び頷く)
しかし、どうやらおじさんは、 あまり話したくはないらしいとわかったので、 これ以上話しかけるのをやめることにした。 そこで、最後におじさんにこう言った。
「おじさん、これから寒くなるから、 あったかくしてカゼなんか引かないようにね」
すると、おじさんは、 前の方を向いたまま、 突然、こう言ったのだ。
「寒くなると、つらいな。 あったかいのはいい…」
私は、おっ、話ができそうかな、と思い、 「そうだね、あったかいのはいいね」 と、答えると、おじさんは、また、 前を見たまま頷いた。
おじさんは、おなかがすき過ぎて、 話す元気もないのかもしれない、 そんなふうにも感じた。
どうやらこれ以上、長居は禁物だと思い、 私は、おじさんに、さよならを言って おじさんから離れた。 おじさんの姿は、求道者のように見えた。

おじさんが、誰かから、食べ物をもらえるといいし、 できるだけあったかくしてこの冬を越せるといいと、 心から思ったのだった。
おじさんと別れてから、 また秋の道に戻り、秋を感じながら、 てくてくと歩き帰ってきた。

これから本格的な冬に向かいますから、 みなさまも寒くしないようにしてくださいね。 心も体も、ね。
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| 2007年11月20日(火) |
秋の日もいろいろある… |
このところ東京は天気がいい日が 続いているので、ウォーキングしていても、 とても気持ちがいい。
木々もすっかり色づき、秋らしい風景が広がっている。 私は秋が大好きなので、この時期には 少し長めのウォーキングとなる。 そして、秋色に染まった風景の写真を撮ったりする。
今は、こんな感じだ。 ほんとうにすがすがしい。


まっ、中には秋なので こんな寂しい感じがするものもある。

「なんだか、やっぱり秋だね…」
なんて、しみじみ感じる。 ところで、これはなんですかね?
今日は、そんな秋のウォーキングで 出会ったお話です。
「わぁ、空が青いねぇ…」 なんて、秋の空を眺めながら、 てくてくと歩いていると、 こんな話が聞こえてきた。
「あ〜あ、疲れた、疲れたぁ… 身体がだるい。だるいよぉ〜だるくて、 何にもする気にならないんだよね」 「ああ、わかるわかる… オレも疲れてるな」
「とにかく、疲れているよ。だるいよぉ。 体力なくなっているのかなぁ… 体力をつけるために、走らなくちゃと思うけど、 走るのはイヤなんだよね。でも、しないと、 身体が重くなってくるんだよな」 「うん、走るのはイヤだよね…、 体力使うよな…」
どうやら、 相当疲れているような会話だった。 疲れているんだねぇ… たいへんだねぇ、なんて思ったのだが、 なんと、
この話をしていたのは、 大人ではなく、 小学校5〜6年生くらいの 男の子たちだった。

私は、この少年たちの後ろを歩いていたのだが、 あまりの会話に思わず耳をそばだててしまった。
ひぇ〜 今時の小学生は、 疲れているんだね…
などと、思いながら。 どうやら、この疲れている男の子たちは、 サッカーをしているような話し方だった。 (正確には何のスポーツかはわからなかった)
で、彼らが話しているいるのは、 コーチがらしき人が、自分たちの体力も考えず、 毎日、毎日、
「走れ、走れ、それが基本だ」
なんて言っているらしかった。 それに対して、彼らは、
「あのコーチさぁ、走れしか言うこと ないのかなぁ、こんなにだるいのによ」 「うん、人に走れって言う前に、 自分が走ってみろっつぅの」 「ただ走ればいいってもんじゃないよな」
こんな会話をしていた。 なるほど…コーチに不満があるらしい、 そう思って、聞いていたら、 黙っていた一人が、こう言った。
「でもさ、やっぱり走ること、 基本なんじゃないの」
すると、ぶつくさ言っていた二人も、 黙り込んで、しばらくすると、
「うん、わかってる…」
と、返事をしていた。
私は、なんとなくホッとして、 この子たちから、離れることができた。 心の中で、
「しっかりね…、体力がつけば、 疲れはなくなるよ、 大いにまだ若いんだからね、 これからだよ、人生は…」
なんて、声をかけて。 しかし、今時の子は、 何かと疲れているらしいと、 あらためて思ったのだった。
さて、そんな少年たちと分かれて、 神田川沿いを、のんびりと歩いていて、 橋を渡ろうとしたときだった。
橋の真ん中に、路上生活者の おじさんが、ぽつんと座っていた。 私は、そのおじさんの後ろを 通り抜けようとしたそのとき、 おじさんは、私に突然声をかけてきた。
私はびっくりして、思わず、 立ち止まった。
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