| 2007年07月31日(火) |
ほほう、こんなふうになったのね。いろいろなその後 |
毎日ウォーキングをしていると、その後もよくわかる。 もちろん、どうなっているのかと、 あえて確認しにいってみることもある。 とても、気になって。 すると、ときどき、 驚きの実態に遭遇することもある。
今日は、そんな、 その後をまとめて報告です。
さて、まずは、この謎のものだ。
「何かを主張しているものたち」 で、紹介したものだけど、 ほら、これね。 何するんだろうって、思っていたこれですよ。


これが、 どうなっていたかというと…

ふさがれてましたぁ。
近寄ってみると、 こんな感じになってました。

ふむ… 完全にふさがれているね。
なんで、ふさがれたかはよくわからないが、 夏に向かって、このままにしておくと、 水がたまっていたから、ボウフラとかわいちゃうと、 持ち主さんが判断したのかもしれない。
これでもう大丈夫だ。 ボウフラはわかない。
たたいてみたら、かなりしっかりしていたので、 きっと、今度は、この上に、植木鉢を置くのだと思う。 しっかりとした新たな、植木鉢置き場ができたね。 よかった、よかった。
さて、つづいて、危険なあの穴だ。
「これは、危険な穴だね…」で紹介した。 この穴は、危険だったから、 かなり気になっていたのだ。 ほら、この穴ね。

それで、わざわざ、 確認しに行ってみたのだ。
すると、 なんと…

こんなふうに 「おニュー棒」ができて、 危険な穴をふさいでました。
しかも、ただのおニュー棒ではなくて、 夜でもわかるように、黄色の蛍光シートがまいてあったり、 さらに、ぶつかっても危なくないように、 こんなふうにビニール系?でできた、帽子をかぶってました。 これなら、ぶつかっても、少しは安全だね。

完璧だね。 すばらしい。
私とおばさんの話しが、 この私道の持ち主に聞こえたとしか思えない。 もしかしたら、あのおばさんが、 クレームを言ったかもしれない。 何はともあれ、この穴は、 危険穴→大丈夫穴になりました。 よかった、よかった。
さて、最後はちょっと驚いたその後だ。
「話題のラーメン店(黒船)に入ってみる。」 で2005年11月に紹介した、ラーメン店だ。 知っている人には有名な「ちゃぶ屋」の森住さん (テレビ東京のTVチャンピン 「ラーメン職人選手権」での優勝者) が、プロデュースしているはずの店ね。 私の点数は、3.7点だったが。

久しぶりに、 このあたりを回ってみたら、 気がついたのだ。 ほら、こんな風になっていた。

この話題のラーメン店「黒船」 消えてましたぁ。
…… 潰れたんだね。 あれから、2年持たなかったんだね。
気の毒だが、現実は厳しかったのだね。 私も、2回目にこの店に来ようという気持ちは、 それほど持たなかったので、みんなもそうだったのかも。
で、この店の前に貼ってあった貼り紙をみたら、 この店の人は、新宿の違うラーメン店に行ったようだった。 有名な「ちゃぶ屋」プロデュースから、足を洗ったのか… ともかく、四谷4丁目の麺屋はダメだったらしい。
てなわけで、 立派になっているものもあれば、 消えているものもあったのでした。 人生はいろいろですね。
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| 2007年07月30日(月) |
こんなところにこんなものがあるとは… |
夏場のウォーキングは、 あまり無理すると、疲れが残ってしまうので、 他の季節は、1万歩を目標にしているが、 今は、9000歩に落としている。 どうやら、このくらいで、 ちょうどいい気がしている。
今日は、 そんな9000歩を歩きながら見つけた、
「こんなところに こんなものがあるとは…」
などと、違和感や浮いている感を 持った思ったものたちです。 あるんですよね…そういうものたち。
まずは、これだ。
この日は、雨がしとしとと降っていた。 傘をさしながら、いつものコースを歩いていると、 2〜3日前にはなかったはずなのに、 空き地の前のとたん塀の前に 何かが置かれていた。


「なんだ、なんだ?」
とわくわくと、近づいてみると、 なんと、それは、

りっぱな「炭」 だった。
気の毒なことに、この炭たちは、 すっかり雨に濡れいていた。 大丈夫なんですかね?
なんで、こんなところにあるんだろう? しかも、こんなにいっぱい。 これは、捨てられたのか、 近所の人が、わけあって置いたのか?
きょろきょろとしてみたが、 このあたりに炭に関係するような、 家はないように見えた。
しかし、私は、 はじめて見た、道ばたの炭を。 (なんて大げさなものでもないが) せっかくなので、炭をさわってみて コンコンとたたいてみた。 立派でいい炭のように思えたけど、 すっかり濡れていた。
3日後に再びこの道を通ると、 濡れた炭は、なくなっていた。 捨てられたのではないようだね。 濡れていたけど、使えるといいね。
さて、次は、これだ。
それは、大通りの歩道の、 バスの停留所の側にあった。
「あれ、なんだろう、 あのオレンジ色のものは?」

もちろん、大急ぎで、近づいてみた。

もっと近寄ってみると、 こんなものだった。

こっ、これは、 道ばたソファだ。
こんなにさりげなく、 違和感大ありで 置かれている…
バスの停留所の側にあるから、 バスを待っている間、 このソファにどうぞ、お座りください、 ってことなのだと思う。
しかし、 この道ばたソファに 「ちょっと座ろう、やれやれ」 なんて、座る人、 いますかね…
この道ばたソファとともに、 ダイニング用イスが二つほど置かれていたけど、 こちらのイスの方が、「やれやれ」と すわっても、まだ、まぬけ感は少ないと思う。

どうみても、この歩道で、 オレンジ色の道ばたソファは、 浮いている。 座るには、 目立ちすぎる。
この道ばたソファは、 余計なお世話の善意か、 手っ取り早いやっかいもの払いなのか…
ともかく… 誰かが、ココに運んで来て 置いたのは間違いない。
どんな人かな、 これを置いたの…
私はそう思わずにおれなかった。
てなわけで、道ばたで、違和感ある、 浮いてるものたちのお話でした。
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| 2007年07月29日(日) |
これはいかんね、あちこちで、強く「注意」をする。 |
今日は、参議院選挙に行った後に、 雨もあがったので、元気にウォーキングにでかけた。 選挙もしてきたし、気分良く歩きはじめた。
てくてく
すると、立派なマンションの駐車場の前に、 小さな張り紙を見つけた。

私は、こんな張り紙を見つけると、 必ずチェックすることにしている。 張り紙好きなのだ。
「どれどれ…この張り紙には 何が書いてあるかな?」
近寄ってみると…

この張り紙は、 ペットの糞の始末の 張り紙だった。 特に小型犬が 指摘されていた。
どうやら、このあたりでは、 小型犬の飼い主のマナーが悪いらしい… 困ったことである。
そして、このマンションでは、相当困ったんだね。 この立派なマンションに似合わず、 べたべたとガムテではってある貼り紙で、 間に合わせにつくったようだったから。
「ちゃんと糞の始末をしなさい、 小型犬の飼い主は特に。」
と、私は、心の中で、 小型犬の飼い主に注意した。
こんな貼り紙をみた後に、 ちょっと先に行くと、 こんなものを見つけた。

(すいません、こんなものをUPして)
近寄って観察してみて、
「これは、大きさからして、 小型犬のモノではない、 これは大型犬のだ」
と、私は判断した。 あのマンションでは、小型犬だったけど、 このあたりでは大型犬だったようだ。
「大型犬の飼い主、 ちゃんとうんち袋持ちなさい」
と、私は再び、強く心の中で 飼い主に注意を促した。
しかし、先日…
こんなところに、張り紙があるのを見つけた。 もちろん、私は、小さな張り紙だって ちゃんと確認することにしている。

「なんだろうね…」
またまた、 張り紙に近づいてみると…

この張り紙は、 深刻なものだった。
「犬の糞を捨てないでください」 だ。
このお宅では、 犬の糞が捨てられていたのか。 うんち袋でも、捨てられていたのか…
ともあれ、糞を捨てちゃいかんと思う。 特に、お宅の前には。
「飼い主、このお宅に 糞を捨てないようにしなさい」
と、もちろん、このときも 心の中で強く飼い主に注意した。
しかし… 飼い主だけが悪いわけではない。 本人がこんなことをして 注意喚起されている場所もある。
ほら、これだ。

どこでもできるからって、 簡単にしちゃいけないと思う。 このお宅は、大変迷惑しているのだ。

「ここでしたくなっても、 ちゃんとトイレでしなさい」
と、私はこれまた、 思い当たる人たちに向けて、 強く注意を促した。
全く… ウォーキングをしながら、 あちこちで、こんなふうに、 何度も、強く「注意」を せねばならないのだった…
というわけで、張り紙を見るたびに、 ひとり心で、ぶつぶつと、 注意喚起を促しているのでした。
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| 2007年07月26日(木) |
あららぁ、これらは、どうしちゃったのぉ… |
道ばたは「発見の宝庫」であると 日々、私は思っているのだが、 今日は、そんな発見の中でも、
「あららぁ、どうしちゃったのぉ…」
なんて、思わず立ち止まったものを紹介。 そういうものもけっこう、あちこちにあるので、 退屈せずに、独り言を言いながら歩ける。 これからも、あってほしい…
さて、まずは、これだ。
見た目は、まだきれいな自転車だ。 カゴの中にゴミもまだ捨てられていないし、 タイヤに、しっかりと鍵もつけられている。

しかし、何か変だ。 何かおかしい…
そう思って近寄ってみると、 前車輪がおかしい… 歪んでいる。

そこで、 前に回ってよーく観察してみると、 こんな状態になっていた。

ぐんにゃり…
思わず、
「あららぁ、どうしちゃったのぉ…」
などと、言って触ってみたりする。 そんなに簡単に、ぐんにゃりするのかと思って、 力を入れてみたが、私の力では曲げられなかった。
ふーむ… パンクとかじゃなくて、これは、 完全に、何かにぶつかったんだね。 しかも、夜だね、このあたりは暗いからね。 見えなかったんだな、きっと。
何にぶつかったのかな…と思い、 周りの標識や、ガードレールを見てみたが、 それらしい後はみつからなかった。 でも、どっかでぶつけたに違いない。 私は、そう結論づけた。 そして、
「ぐんにゃり自転車」
などと、名付けてみた。 一週間後にここを通ったら、もうなくなっていた。 ぐんにゃり自転車、再起はできるのだろうか。
次は、これだ。

そう、道路の陥没だ。 人通りの多い歩道で、ある店の前にある。
「あららぁ、どうしちゃったのぉ…」
またもや私はそう思い、 近寄りじっと、この陥没を観察した。

べっこりと 陥没している。
押してみたら、これはどうなるのかと思い、 足で押してみることにした。 そこで、足を入れて、 ぐいっぐいっと押してみた。
あっ…
ちょっと動く。 また、陥没するか。
そこで、 もうちょっと力を入れてみた。
えいっ、ぐいっ。 どんどん。
あっ… 今度は動かない。
どうやら、表面は少し動くようだが、 これ以上陥没しないようだ。 大丈夫だ。 この陥没は、これで止まっている。
もっとも、この陥没に、 乗ってみたらどうなるかわからないが、 そこまで勇気がなかった。
こんなことをしていたら、 お店の人が偶然でてきた。 そこで、声をかけてこの陥没について聞いてみた。
「この陥没は、どうしてできたんでしょうね?」
すると、お店の人は、
「さぁ、徐々にこんなふうに陥没してきてね。 道路工事の関係だね、恐らく。 以前も陥没して、埋めてもらったんだよ。」
と言っていた。 以前も、小陥没があったらしい。 教えられたところをみると、 確かに、埋めてもらった後があった。 (最初の陥没写真の手前に映っている、 白い埋めたようなものがそれ)
道路工事…、 もっとしっかりしてもらわなくちゃね、 などと話し合って、お店の人と別れた。 そして、全く何の意味もないが、
「陥没くん」
などと、名付けることにした。 ここを通るたびに、陥没くん、こんにちは、 と挨拶をしている。 今のところ、補修はしてもらってないようだ。
いろいろと、自転車にも道路にも 事情があるようだ、などと思ったのでした。
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| 2007年07月25日(水) |
荷車おじさんの複雑な想いと日常 |
さて、昨日からの続きになります。
どうやら、このおじさんは、ちょっと前に、 刑務所から出てきた人なんだとわかった。
そこで、私は興味を持ち、 おじさんにこう質問した。
「あ、そっか、刑務所から出てきて、罪滅ぼしに、 老人ホームのおばさんから頼まれた車イスを もらおうと思ったの?」 「いや…そんなわけじゃないけど…」
おじさんは、ちょっと言いよどんだ。 どうやら、罪滅ぼしって感じでもないらしい。 私はもう少し、刑務所の話しが聞きたかったので、 さらにこう聞いた。
「なーんだ、違うのか… ところで、いつ頃出てきたの?」
すると、おじさん、 いきなりこんなことを 言い出した。
「ちょっと前だね…。俺さ、気が荒くてさ。 ダメなんだねぇ… あのさ、俺のさ、親戚ね、○○県の警視庁の 偉い人なの、信じられないかも知れないけど。 すごく活躍しているんだよ。 俺とは雲泥の差だよね… 俺のことばれたら、カッコ悪いよね。 親戚に刑務所に入った者がいるなんてさ。 ちょっと悪いなと思っているわけよ」
私は、話しが唐突だったので、驚いたが、 おじさんが、アルミ缶ふたを集めているのは、 親戚の偉い人が、何かどこかで、 おじさんに影響を与えているのかもしれない、 などと思ったのだった。
どうやら、おじさんには、おじさんの 刑務所に入ったことに対しての思いがあるようだった。 私は、これ以上刑務所の話しを聞き出すのをやめた。
おじさんは、この話しが終わると、 今度は、こんなものを見せてくれた。 これだ。

どうやら、おじさんが育てているらしい。 そして、こう言った。
「これね、食べるの。ちょっと苦いけどね。 まぁ、食べられるよ。 でも、食べることより、なんかちょっと 植物があるといいね、ほら、ここに置いてるんだ。 毎日索漠としているからね。」
こう言って、荷車上に置いて見せてくれた。 道ばたによく植わっているこの植物が、 食べられることを、私は初めて知った。

また、こんなモノも見せてくれた。

海のイラストのジグソーパズルだ。 まだ、新しいものだった。 おじさんは、こう言った。
「これ、もらってさ。新品なの。 こんなの捨てちゃうんだね、簡単に。 あんた、持っていくかい?」 「ありがとう、でも、いらないわ。 私はジグソーパズルは、どうも苦手なのよ。 おじさんやらないの?」 「こんな面倒なもん、やってられないよ。 それに、これは、難しいらしいぜ」 「でも、せっかくあるから、やってみれば?」 「いいよ、俺、せっかちだからよ」
おじさんは、そう言って笑った。 私は、けっこう長居をしてしまったので、 おじさんに、 「今日は話しを聞かせてもらって、 どうもありがとうございます。またね」
とお礼を言うと、おじさんは、
「おお、また見かけたら、話しかけてくれや。 もっともこのあたりも今はうるさくて、 どこにいるか、わからないけれどね」
と言った。 どうやら、このおじさんの荷物は、 この荷車と、この写真の荷物一式だけらしかった。 この2つの荷物をつないで、あちこちに 行っているらしい。

私は、うんと頷いて、
「おじさん、元気で、またね」
と、挨拶をしておじさんにさよならした。
私は、このおじさんが、元気で、 アルミ缶のふたを集めてくれることを 心から祈ったのでした。
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さて、昨日からの続きです。
このおじさん、年の頃は、恐らく… 50代後半くらいと思われる。 はだしだけれど (この日はむしむししてたから、脱いでいたのだと思う) こざっぱりとしていて、路上生活者といっても、 ちゃんと稼ぎがあるんだろうな、という感じがする。
さて、そんなおじさんの、 外見の話しはさておき。
おじさんは、 この荷車の機能や 秘密をいろいろと 教えてくれたのだ。
おじさんは、この荷車を押して、 都内のあちこちに行くのだそうだ。 そのために必要なものがあって、 それが、
「これだよ、これがないとね」
と、見せてくれたのが、これだ。

上に置いてあった大きな缶をよけると、 地図が貼り付けてあった。 この地図を見て、あちこちに行っているらしい。
「やっぱり、いろんなところに 行ってみなくちゃね」
と、おじさんは言っていた。 私も大いに同感だったので、大きく頷いた。 しかし、地図はかなり汚れていて、 見にくい地図だった。
そして、さらに、
「この車にはね、秘密があるのさ。 こうしてみると、荷物がいっぱいだけど、 実はさ、バスタブの中にね、これが入るんだな」
と言って、上の荷物をちょっとどけて、 バスタブの中を見せてくれた。
すると、ほら、 そう、缶が いっぱい入っていた。

「これだと、すっぽりと隠れているから、 盗みようがないだろう」 「缶も盗まれたりするの?」 「いるんだよ、悪いヤツがさ、この世にはさ」
と、おじさんは言うのだ。 そういえば、以前、違うおじさんにも、 缶を集めて、それをとられないように 隠して置くと聞いたことがある。 そのために、この荷車には、 こんな秘密があったのだった。
「でさ、俺はね、この缶を潰すときに手で潰すの。 足でやると、大きな音がして、近所の人たちの 迷惑になるからね。全部手でやるの」
そういって、おじさんは手をみせてくれた。 そのおじさんの手は…

爪がつぶれ、かさかさで、 傷だらけだった…
「おじさん、手を痛めるから、 人のいないところで足でやった方がいいよ」
と私は思わず言ってしまった。 おじさんは、ただ笑っていた。 そして、こう聞いてきた。
「知ってるかい? アルミ缶のふたを10万個集めると、 車イスが一台もらえるって?」 「なんだか、聞いたことはあるけど、知らない」 「俺は、集めているんだよ、ほらこれね」
ということで、おじさんは、 アルミ缶のふたを、集めていたのだった。 そして、このアルミ缶のフタをこの荷車に いっぱいくくりつけていたのだ。


「ほんとだ、スゴイね、いっぱいあるね。 これでどのくらいあるの?」 「まだ、3万個ってとこだな」 「じゃ、まだまだかかるね…」 「うん、まだまだだ」
すると、おじさんは、 こんな話しをし出した。
「頼まれたんだよ、老人ホームのおばさんにさ。 車イスをもらってくれって…さ」 「その約束のために、こうして集めているの?」 「うん、何かひとつくらいやろうとかと思ってさ。 約束したしさ…俺は、集めるよ」
そんなわけで、おじさんは、 アルミ缶のふたも集めているのだった。
しかし…帰ってきてから、 このことを調べてみたら、 どうやら、10万個ではなくて、 102万個のようだ。 おじさんには、とても言えない… (これについての詳細情報は→「アルミ缶のフタ」 ただし、PDFなので、開くのに時間がかかります)
さて、このアルミ缶ふたの話しを アレコレとしていると、 今度はおじさんが、自分のことについて、 こう言い出した。
「俺はさ、ちょっと前に、刑務所から 出たばかりだからさ、何かしないとね…」
実は、おじさんは、 刑務所を出たばかり だと言うのだ。 私は、ますます興味を持ち、 少し、突っ込んだ質問をした。
すると、おじさんから、 意外な答えが返ってきたのだった。
この話の続きはまた、明日書きますね。 最近いつも続くですいません。 書くことがいっぱいあって…(笑)
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| 2007年07月23日(月) |
これは、すごいね。にぎやかな荷車おじさんに出合う |
先日、いつもの通り、ウォーキングをしていたら、
「お、こりゃまた、にぎやかな荷車だね」
と、思わず立ち止まってしまうような、 手押し荷車を、またまた見つけた。
以前も、似たような荷車のことを書いたが、 (詳細→「頑張る荷車とおじさんのお話」) それよりも、もっと着飾っている荷車だった。
私は、とても興味を持ち、 この荷車の横にいた、はだしのおじさんに 話しかけてみることにした。
「こんにちは、おじさん、これおじさんの車? おじさんがつくったの?」 「そうだよ、拾ったものでつくったんだよ。全部」 「写真撮ってもいいかしら?」 「おおっ、いいよ、いいよ」
ということで、私は、この荷車の写真を パチパチと撮り始めた。
それが、この荷車。
えっと…確か、 こちらが前で、

こちらが後ろ、 な、はず。

もっとも、どう引っ張るかによって、 前後も違うと思うが、ともかく… まじまじと、よーく見ると、 いろんなものが、これでもかというほど、 くくりつけられている。
こりゃ、すごいね…と、私は感心した。 しかし、ちょっと疑問に思うことがあったので、 こう聞いてみた。
「ねぇ、おじさん、この荷物の下の、 元になっているものは何?」 「おお、それね、風呂、バスタブ、だよ。 捨てられていたんだよ。拾ってきて、それで、 100円ショップで塗料買ってきてね、 塗ったのさ、何本も買ってきてさ」

というわけで、ちょっとわかりづらいけど、 この山の荷物の下には、青く塗ったバスタブがあり、 そのバスタブの上に、この荷物が積まれているのだ。
これだけ、荷物でいっぱいで、バスタブは見えないのだから、 別に青く塗らなくてもいいのでは…などと思ったが、 青く塗って、自分流にするところに、 このおじさんのこだわりがあるのだ。
「いまどきはさ、何でも、捨てるんだよね。 何でも捨ててあるんだよ、道ばたにさ。 それを拾ってきて、使えるようにするの。」
おじさんは、こう言った。 おじさんは、拾ったモノにいろいろな 工夫をしているようだった。
私が、これは何?、だの、 これは、どうやったつくったの?、だの、 質問しながら、写真を撮っていると、 それに答えながら、とても機嫌良く、 こんなことを言い出したのだ。
「今度俺ね、TVに出るの。 ちょっと前ね、撮影したの。 あとね、新聞の取材も受けたのよ」
私は、驚いて、これは、 じっくりと話しを聞いて見ねば、 と決めて、 おじさんの話しを 聞いてみることにした。
「へぇ、いつ出るの?何の番組?」 「いつかなぁ、多分…早々だと思うよ。 番組はわからないなぁ…聞いたけど。」 「どんなことで出るの?」 「ゴミ拾いとか、路上で生活してるから、 そんなのじゃないかなぁ、 あと、この車ね。」
どうやら、このおじさん、 この派手な荷車で、目立っていたらしく、 取材を受けたということのようだった。 さらに、おじさんは、こんなことを 教えてくれた。
「でさ、テレビ局の人がね、 顔を出したら、3万円くれるって言うの。 でも、俺はさ、顔を出したくないから、断ったの」 「あ、そうなの。じゃ、顔出さないと、 取材費くれないの?」 「いや、ちょっとはもらったけどさ」
どうやら、ちょっとは取材費が入ったらしく、 そういえば、足元には、ウィスキーがあり、 (1番上の写真の右下の方に小さく映っている) それを飲んでいるらしく、確かに、 おじさんは、お酒臭かった。 だから、機嫌もよかったのだ。
そして、おじさんは この後、いろいろな話しを してくれたのだ。
実は、この荷車には、 いろいろな機能があったり、 ちょっとした秘密があったり、 そして、このおじさんにも、 秘密もあったりして、 その話を聞くことになったのだった。
この、続きは、明日書きますね。
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