まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年11月12日(日) ある秋の日…平和かな、それとも…

秋になって、天気のいい日が続いていて、
ウォーキングにはもってこいの毎日です。
わくわく、うきうきしてしまいます。
今日は、そんな秋の日に出合った話です。


こんな気持ちがいい日は、
木々が色づいてキレイな道がいいと思い、
まずは、神田川沿いの小道を歩くことにした。
こんな感じの道ね。
(右側に見える屋根は椿山荘の裏の入り口です)





てくてく…


おおっ、
なかなかすがすがしい。
気持ちがいいなぁ…
空が真っ青だ…
秋だなぁ…






などと、空や木々を見上げて歩いていると、



あっ、お巡りさんだっ。



お巡りさんが、自転車を降りて、
橋の上から川をのぞいたり、
きょろきょろしたりしている。
何かあったのかな?






このごろ、私は、お巡りさんや、
警視庁と背中にゼッケンを付けた警察隊を
みつけると、どうしても近寄って行きたくなる。

もちろん、
今日もそうしたくなった。


しかも、この橋の上にいるお巡りさん、
ときおり、じっと神田川を見続けているのだ。
私が、お巡りさんの姿を遠くから見つけ、
近寄るまでに、恐らく10分くらいは
かかっていると思うが、その間、
ずっと川を見続けていたのだ。

その上、橋を渡っていた若いおかあさん集団も、
そのお巡りさんを囲むように話しかけて、
一緒に川を見始めたのだ。



これは、何かあるっ。
なんだ、なんだ?

何かが浮いているのか?
何かを落としたのか?
何かあったのか?


これは、急がねばなるまい。




私は、目立たないように駆け足で、
橋の上に行ってみることにした。
そして、その集団にさりげなく近づき、


「何かあったんですか?」 


と話しかけた。
すると、お巡りさんが振り向きこう言った。



「いやぁ…ほら、みてください」


言われた先を見てびっくりした。


「えっ…、あらぁ…、わっ…おっきい…」




なんと、神田川にとても大きな鯉?金魚の大?
がゆうゆうと泳いでいたのだ。
50〜60センチはあるのではないかな?
たぶんだけど、おっきかったもん。


ほらね、こんな感じ。








おかあさん達も、その様子をみながら、
子ども達に
「おっきいお魚だねぇ」
「なんて、魚?」
「うーん、たぶん鯉だと思うけど…」
などと答えていた。
そして、ちょっとしてその場をすっと立ち去った。

私は、お巡りさんと橋の上に取り残され、
二人っきりになってしまった。
間が悪くなったので、お巡りさんに、
なんとなく話しかけてみた。


「こんな大きな鯉がいるんですねぇ…」
「ええ、私もビックリしました。
 実は、私は最近、東京勤務になりましてね」
「えっ、ああ、そうなんですか。
 どこかから転勤になったのですね」
「ええ、研修をかねて、東京勤務になったんです。
 なんだか珍しいことがいっぱいで…(笑)
 神田川に鯉がいるなんて、驚きました」



確かに、こんな狭い神田川に
こんなふうにゆうゆうと鯉?がいるとは
びっくりであった。
いるんですねぇ、とっても元気で。





「やっぱり東京は違いますか?」
「全然違いますね…やることも、街の雰囲気も。
 今は、地理がまだ頭に入ってないので、
 こうして、あちこち回っているんです」

というわけで、
東京勤務になったばかりのお巡りさんで、
この辺りのことを覚えるために巡回し、その途中で
神田川にいた鯉をびっくりして見ていたことが判明。
でも、私も、神田川にこんな大きな鯉が
いるなんて全く知らなかったなぁ…


そんなお巡りさんに、ご苦労様です、と
挨拶して、再び歩き始めてみると神田川の小道は
こんなふうに光りに満ちていました。







そして、次の日、ちょうど東京駅近辺で
友人とランチをする約束をしていたので、
ランチをし、せっかくなので、皇居をまわり、
そして、家まで歩いて帰ろうと思いたった。
天気もいいし、皇居の辺りは、
秋は、とてもいい雰囲気になるので気持ちがいいのだ。


てくてく


おおっ、
やっぱり秋だねぇ…
キレイだなぁ…






などと、秋の日を感じながら
歩いていると…



あららっ…


大丈夫か、あのおじさん。




止めた自転車の後ろに乗って、
秋の風景写真を一生懸命撮っている
おじさんを発見したのだ。
気持ちはわかるが、足元がフラフラしていて、
何度も体勢を立て直したりして、
かなり危ない感じだ。






おじさんは、必死になって何かを撮っていた。
気になったので、その先に何があるのか、
何を撮っているのか、後ろからこっそりと、
背伸びしてみたり、
側にあった置き石の上に乗ったりして、
確認してみたが…
その先に、自転車の後ろにぐらぐらしながら、
乗って撮るほどの、何かを
私は発見することができなかった…


このおじさん、何を撮っていたのだろう。
少なくても、私のように
景色や木々でないことだけは確かであった。
ちょっとあやしい…
誰かを望遠で撮っていたのか?
(でもカメラは、小さかったぞ)
謎だね。



ともかく熱心に何かを撮っているおじさんであった。
幸い、私が見ている間は、ぐらぐらしながらも、
落ちたりせずに、何かを撮り続けていた。

私としては、このおじさんに、
「もしもし、何を撮っているんですか?
 でも、危ないから気を付けてくださいね」
と声をかけてみたいが、いきなり、
前から声をかけても、
後ろから声をかけても、
非常に危ないし、余計なお世話なので、
やめることにした。

そして、何を撮っているかさぐるのを
諦めて、帰ってきたのでした。


今日は、秋の日のささやかな出来事でした。





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2006年11月09日(木) 仰天ホテル…番外編

昨日、いつも「ぼちぼち日記」を読んでくれる
知り合いと合い、この仰天ホテルの話をし、
「もっとこんなことがあったんだよ〜」
などと、話をしたら、
「それは、書くべきだよ〜」と言われ、
私も、すっかりその気になり、
今日は番外編を書くことにしました。
今週はこのホテルで始まり、このホテルで終わりですね。

でもね、今日の主役は、ホテルではなくて、
あの無表情の仲居さん兼夕食の給仕をしてくれた
おばさんなんだな。


実は、このおばさん、
なかなか「まいったね…」の
おばさんだったのだ。



年の頃は、そうねぇ、60〜68歳くらい。
若い頃は、ちょっと気は強そうだけど、
けっこう美人だったのではないかと思えるような顔立ち。
しかし、今はやや深いシワが顔に刻まれ、
お化粧は濃いめ、白髪交じりの髪を1つに束ねて、
少し水商売ふうが入っていて、
過去を感じさせるような雰囲気を醸し出していた。
そんでもって、笑顔はあまりなし。

しかし、話せば、ざっくりとした
わりと腹を割って話せそうな、そんな感じもある。
簡単にいうと、笑顔がないけど、本当は、
がらっぱちなおばちゃん、って感じかな。



とまぁ、外見を書いてみたが、
私たちに接する態度はあくまで、
よそよそしく、杓子定規な感じだった。

さて、こんなおばさんが、部屋に案内してくれ、
夕食の給仕をしてくれたのだけど、
この夕食のとき、このおばさんに、
大胆にも、話しかけてみようということになり、
私たちはおばさんに話しかけてみることにした。



とりあえず、名前を聞かなくちゃね。
話しかけるときには、
名前で話しかけたいし。
そこで、こう話かけた。



「あの〜、お名前なんて言うんですか?」



すると、このおばさん、
顔色をちょっと変えてこう言った。


「え、名前ですか?何でですか?
 私が、誰かに似てるとか、ですか?」



女将から、このグループは要注意などと言われているのか?
かなり、警戒しているようだった。

私たちは、意外な反応にちょっと驚き、
ありゃ、まずかったかな、などと思いつつ、
「あ、いや、そうじゃなくて…ただ、話をしたいなぁ、
 なんて思ってね。名前を最初に聞こうかな、なんてね」
などと、言葉を濁した。


すると、少しゆるんで、
「ああ、そうですか、稲村です(仮称)」
と教えてくれた。



ホテルでは、名札を付けているところも多いが、
ここでは、名前を聞くのも気を使う有様だ。
しかし、まぁ、名前は聞けた。
それから、私たちは、このおばさんのことを
稲村さんと呼ぶことにし、
仲間内では、稲ちゃんと呼ぶことにした。



さて、この稲ちゃんである。


稲ちゃんが、簡単に食事の説明をしに来てくれたとき、
答えは全く期待していなかったが、
こんなふうに話しかけてみた。


「この食材は、この辺りで取れるものなんですか?
 こんなふうに料理して食べるんですか?」

すると、稲ちゃんは、こう答えた。


「と、思うけど、実は、
 私はこの辺りの出身ではないんです」



どうやら、稲ちゃんは
この辺りの出身ではなかったらしい。
そう、言われると、やはり、
こう聞き返すのが素直な反応だと思う。



「え、どこの出身なんですか?」



すると、稲ちゃんは、
なんと、こう言ったのだ。





「あのね、アフリカ」 


  ………


  し〜ん





私たちは、あまりな意外な答えに、
リアクションを忘れ、
言葉を失ってしまった。



稲ちゃん、どこからどう見ても、日本人だし、
言葉だって、どう聞いても立派な日本語である。
アフリカなまりなんてない。
アフリカ語知らないが…

仕方ないので、
「へぇ〜アフリカなんですか…」
などと、まぬけに答えた。


そして、「アフリカ」だと言うと、
稲ちゃんは、席を立って行ってしまった。
取り残された私たちは、
「いやぁ、アフリカとは、まいったね」
などと笑いあって、場を盛り上げた。


すると、ちょっとして
稲ちゃんが戻ってきて、
こう言った。




「さっきアフリカって言いましたけど、
 誤解されるとたいへんなので、訂正します。
 ホントは、アフリカじゃないんです。」




誰も誤解してないって。
大丈夫、誤解なんて誰もしないって。
しかし、稲ちゃん、大まじめ。



そこで、また私たちは聞いた。

「で、本当はどこなんですか?」
「秋田です」


なんと、本当は秋田出身だったのだ。
それなら、わかる。
素直にわかる。


「ああ、秋田から来たんだ、いつ頃ですか?」
「一年前くらいです」
「ありゃ、じゃ、来たばかりですね、
 全然違いますか、風習は?大変ですか?」


などと、稲ちゃんに質問をしながら、
話をすると、少しうち解けてきて、
稲ちゃんも笑顔を見せるようになってきた。
少し、うち解けたので、
なぜ、この地に来たのか、聞いてみることにした。
そこで、冗談まじりに、こう聞いた。



「なんで、ここに来たんですかぁ?
 あ〜若い男と駆け落ちしてきたとか?」


すると、稲ちゃんは、
大まじめにこう答えた。


「違います、私、恋愛ごとは嫌いなんです。
 男女のイザコザなんてイヤでしょ」
(全員)「ほぉ〜」
「ふったふられたなんて、面倒で。
 男のことで、悩んだりするのはいやだし。
 だから、私、今までふられたことないの。」
(全員)「ほぉ〜〜」




その答えを聞いて、
後輩が身を乗り出してこう聞いた。



「え、すごいなぁ…どうやったらいいんですか?
 ふられないようにするには…」


すると、稲ちゃんは、
こう教えてくれた。




「あのね、ふられる前にコッチがふるの」


ごもっともである。
全く、ごもっともである。


後輩、がっくり。




しかし、こんな話から、少し話がはずみ、
稲ちゃんと楽しく話をすることができた。
よかった、よかった。

稲ちゃんが、なぜ、秋田からこの地(湯西川)に
流れてきたのか、駆け落ちでないことだけは
わかったが、ついにはっきりとわからなかった。
そこまでは、怖くて突っ込んで聞けなかった。


私たちは、いろいろな理由をこっそりと考えてみたが、
「たぶん、何かあったのだろう、
 あの顔に苦労がにじみでている」
などという、どうでもいい結論に落ち着いた。

そして、さらに、一年前に来た人に、
どうして、
「紅葉は、あと二日早い」
などとわかるのか…などと言い合った。
しかし、これも謎だった。



さて、朝になると、稲ちゃんは、
昨夜の着物姿から、ホテルの制服に着替えて、
白いソックスをはき、朝食の給仕をしていた。
そして、私たちに、少し笑いかけながら、
(すぐに、無表情になったが)
コップに半分も入ってない、
オレンジジュースを渡してくれた。
(きっと、半分と言われているのだ)


しかし、稲ちゃんは、このホテルで
いろんな仕事をこなしながら、
頑張っているのだと、感じられた。

「稲ちゃん、身体に気を付けて、
 元気でこれからも、頑張ってね」
と私は思ったのでした。



というわけで、今日は番外編で、
頑張る稲ちゃんのお話でした。



あ、湯西川、景色は最高!ですよ。









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2006年11月08日(水) 11月は筋腫治療の追い込みです。

さて、
仰天ホテルで書くことがてんこ盛りにあったので、
(本当はまだまだ書き足りないけどね)
書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、
いよいよ11月。

そう…
私の子宮筋腫がどうなっているか、
そして、どうするのか…
結果を出さねばならない月です。
(詳細はこちら→「病気と向き合う…そしてお願い」


ふぅ〜早いなぁ…
もう11月だって。



今日は、このお話です。


先日、病院に電話をして、
11月17日になんとか予約を入れてもらった。
検査機器が予約いっぱいで、その調整があったのだ。


11月17日、決戦の日である。
ちょっとどきどき。



主治医の先生はどういうか、どういう判断をするか…
いよいよ…どうなっているか…結論が出る。
(もっとも私の体調により(生理になるとダメ)、
 少し日付が変わることもあり得るのだが)


しかし、私は自信がある。

きっと大丈夫!



だって、お腹さわってみると、
筋腫が小さくなってるもん。
少し、お腹もへこんだし…(そう思う)
以前は、筋腫が11センチの大きさだったけど、
今は、9センチ以下になっていると思っている。
「気」も、いっぱいもらっているし…


それに、いつも行っている
「経絡治療」の先生にも、
「小さくなってますね…」
と言われたもん。



そして、さらにこうも言われたのだ。


「少し右の方に寄ってきましたね、
 もともと、この辺りが発祥の地
 だったのかもしれませんね」



私も感じていたが、今まで筋腫は、
お腹の真ん中あたりにあり、
存在をかなり主張していたが、
今は、右側の方に寄ってきて、
存在主張が控えめになってきているのだ。

経絡の先生は、そこが、本来の場所で、
そこから大きくなりはじめたのではないか、
その原点に戻っているのではないか、というのだ。

きっとそうだと思う。
何にせよ、小さくなってきているのは、
さわってみると、感じられるし、
それに、今まであったお腹の張りもなくなった。


こんなことを実感しているので、
恐らく結果は、主治医の先生を
「びっくり仰天」させることになると思う。
今回は、私がびっくり仰天させてやるのだ。



うひっ、
楽しみである。



しかし、
私は最後の追い込みをするつもりである。
今までやってきていることに加え、
以下のことをする予定である。


何をするかと言うと…


1.「プチ断食」

全く食べ物をとらないという断食ではなくて、
毎日食べている量の1割くらいにするという断食である。
これは、病院に行く直前の2日間する予定である。
これは、いいらしい。
子宮筋腫に、栄養を与えてはダメなんだそうだ。
やったら報告します。


2.甘いもの断ち

筋腫は甘い物が大好きで、甘い物を食べると、
大きく元気になるそうだ。
なので、これを抑える必要がある。
これから先は、甘い物断ちをする予定である。

しかし、私は筋腫と同じで甘い物が大好きだ。
豆大福をはじめ、あんこものは大好きだし、
コーヒーを飲むときに、ハチミツを入れたり、
パンにはジャムがかかせないし、
時々、ケーキが無性に食べたくなるし…
甘い物を食べると、幸せになる。
でも…これらも断つつもりである。


3.ゆるゆる運動

毎日合計15分くらい身体をゆらゆらさせる、
今話題の「ゆるゆる運動」をする。
特に、内臓を動かすゆるゆる運動をね。
このゆるゆる運動は、内臓の働きを良くし、
身体を温めるためにとてもいいのだそうだ。
他の内臓の動きがよくなると、栄養が、
筋腫に行く前に全部吸い取られていいのだそうだ。


そう、つまり筋腫を兵糧責めにするのだ。
効果があるかどうか、わからないが、
なんといっても最後の追い込みである。
やってみる価値はある。
ちょっとかわいそうだが…
検査が終わるまでは、やるしかない。



これらを、やりきる自信は全くないが、
やる気だけは満々とある。
できるか、私……

ともかくやる気はあるのだから、
出来るところから
出来るようにやってみるつもりである。

何センチ小さくなっているか、
主治医の先生が何というか、
どう結論を出すか…
あと、もう少し時間があるので、
いろいろとやってみますっ。


そんなワケで、静かに闘志を燃やしています。
引き続き、
「よかったね、すっかり小さくなって…」
の「気」を送って頂けると幸いです。
どぞ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>



そうそう、話は違いますが、
今日の朝日が、とてもキレイだったので、UPします。
ビルとビルの間から、朝日が見えて、
思わず、手を合わせました。









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2006年11月07日(火) 仰天ホテル…その3(少し小規模)完結編

さて、あまりに書くことが多すぎたので、
全部を書き尽くすのに、3日間もかかってしまった。
話題のつきないホテルなのである。


さて、昨日からの続きです。


今日は楽しみなはずの、食事の話から。
「温泉の食事(夕飯)は、あまり期待しない」
という方が多いが、私は期待する派である。
何がでてくるかなぁ、とか、
どんな味かなかぁ、とか、わくわくする。


しかも、今回の食事は、
この辺りの名物「炉端料理」



炉端を囲んで、食材を焼き焼きするのを
ほんのちょっぴり楽しみにしていた。
もちろん、今までの経過が経過だから、
とても全面的に期待はできない、品数もね。
そんな複雑な気持ちを持ちながら、
食事処に向い、案内される。

すると、舞台つきの大広間に通された。
見回してみると、何組ものお客様がいて、
炉端を囲んで食事をしていた。


おおっ、
これがこのホテルでいうところの炉端料理か…
こんな感じ。
これで4人分。






ふぅ〜ん。


私が期待していたような大きな炉端ではなく、
4人で囲めるような、小さな炉端に、
焼き物がこぢんまりとあるだけだった。

以前、私は秋田の炉端料理を出してくれる
温泉に宿泊したが…それに比べると、
見劣りまくりの炉端であった。


この炉端料理のほか、こんな膳があった。
これである。どう思います?






しかし、他のホテルの炉端やご膳と
比べても仕方あるまい。
ここは、この料理を存分に楽しもう…
私は気持ちを切り替えた。

しかし、やっぱり…
このホテルは他のホテルと違う。
あくまで違う。
「おもてなし」などという気持ちは
まるでないらしい。



さて、いよいよ今日の仰天である。


《仰天…その4》


私たちが席に着くと、給仕の女性がやってきたが、
なんとそれは、私たちを部屋に案内してくれた
「二日早かった」と言う中居さんであった。


やや、仰天!


仲居さんから、給仕に早変わりして、
この大部屋で頑張る無表情のおばさんなのだった。
私たちは、思わず顔を見合わせた。
おばさんは、相変わらずの無表情で、
「後で、食事の説明に違う者が来ますから」
と言って、追加した飲み物などを出すと、
いなくなってしまった。


しかし…


食事の説明をしてくれる人など
いつまでたっても来てくれない。
どうやら、私たちは忘れ去られているらしい。
お腹も空いているので、
説明をまたずに食べ始めることにしたが、
炉端ものが焼けているのかどうかよくわからない。

そこで、あの無表情のおばさんを呼ぶ。
「あの〜、この炉端もう焼けてます?」
すると、おばさんは、こう言った。


「あら、説明に、来ないんですか?
 じゃ、簡単に説明しますが、これは○○、これは△△。
 詳しくは、お品書きを見てください。
 炉端は食べるときに気を付けないと、
 落としますから、いろりの方を向いて食べてください」
「はぁ〜、で、これはもう焼けてますか?」
「それはまだです。よく焼いてから食べてください。
 それと、茶碗蒸しは温かいうちに食べてください。」



と、ものすごい簡単な説明を受けたので、
私たちは、
「はい、わかりました」と言い、
炉端ものをよく焼き、もちろん、
茶碗蒸しから、大急ぎで食べた。


はっきり言おう。

食事はすべてが貧弱。
美味しい…などという感覚とは
無縁の料理であった。
その上、薄味で、料理の量もちょっぴりの
味も量もケチったれた料理であった。



炉端焼きなんて、
すでにある程度コチコチに焼かれたもので、
それをもう一度火を通すという具合なので、
食べるときには、すっかり堅くなっていた。
お刺身は、小さな二きれのみ(膳右上)
焼き物の肉も小さな二きれだけ。


ささやかである。
全くささやかである。


しかし、いちばん驚いたのは…
家に帰ってきてから、
このホテルのホームページを見たときで、
あまりの食事の内容の違いに…


ビックリ仰天!



私たちは、秋のコースを選択していたが、
そのコースの説明に出ているホームページの写真とは
かなり違うものだったのだ。
しかも、数えてみたら、どう見ても、
私たちの食事は2品ほど少ない感じだった。
このときの、お品書きを持って帰らなかったので、
確認は出来ないが…少なくても、
付くと書いてあるもので、出てきてないものが
2品、間違いなくあった。



覚悟していたとおり。
やっぱり、品数は足りなかった。
そして、看板にいつわりありだった。

これが、私たちに対する、女将の仕打ちかどうか、
これが、このホテルの標準なのかはわからない。

もう、このホテルについては、
期待することをすっかり諦めていたが、
食事までこうだったとは…
帰ってきてからもガックリ来たのであった。


ひどいね… 


さらに、こんな
小仰天もいくつかあったのだ。



《小仰天…その1》


お風呂で、シャンプーはあるがリンスはなし。
リンスもあると思っていた私たちが甘かった。
でも、今どきは、どの宿泊施設でも、
シャンプーとリンスはあると思う。
でも、このホテルは、リンスなし。
その他、顔洗いもあるにはあったが、
ポンプの中味はほとんどカラだった。
ケチ。


《小仰天…その2》

朝は和食バイキングだった。
そこに、オレンジジュースがあったが、
全部のコップに半分かそれ以下の量しか
入ってなくて、ものすごくケチったれ。


《小仰天…その3》

朝食が終わってから、ラウンジで
別料金のコーヒーを飲んだが(400円/杯)
あまりの薄さに全員ただ呆然…
アメリカンのお湯わり状態ね。
コップの下まですっきりと見えた。

ここまで薄いコーヒーを飲んだことはないぞ。
しかもぬるいし…
このコーヒーを平気で出す人の気がしれない。
あまりの薄さに、残してしまった。
こんなところで、ケチって…
400円返せ!


《小仰天…その4》

チェックインしたときに、朝の布団を上げる
時間を聞かれて、8時半とお願いした。
しかし、私たちが、7時頃に朝風呂に行き、
戻ってくるとすでに布団は上げられていた。
(8時前に戻った)
私たちは、まだ時間があると思って、
部屋を乱雑にしていたので、
とてもイヤな気持ちだった。
こんなお客との約束も、
守られたりはしないのであった。


《小仰天…その5》

部屋にある金庫だが、無表情の中居さんの
説明では、
「100円入れるけど、100円は戻ります」
のはずだが、100円は戻ってこなかった。
100円返せ!



些細なことだけど、重なると、
このホテルの姿勢そのものを疑う。
これでは、とてもサービス業とは思えないし、
ホテルとしての体をなしてないと思う。


しかし…


このホテルの欠点だけを見過ぎているのではないか…
と、私は思い、いいところも考えてみた。


あったか…?

あ、お湯そのものはよかったかな…
露天風呂も気持ちよかった、
見られなければもっとね。


あとは…うーん…

ごめん…ない。




そして、
ここで私は、気がついた。



そっか…
このホテルはとても経済的に苦しくて、
あらゆるところで、節約をしているのだ。
そのためには、なりふり構わず、
お客のことなど考えず、
ただただ、節約しようとしているのだ。



だから、
女将も値上げ交渉してきたのだ。
そして、
おばさんの笑顔を節約し、
露天風呂の屋根を節約し、
食事の品数を節約し、
リンスを節約し、
オレンジジュースを節約し、
コーヒー豆を節約し、
金庫で100円とっているのだ。



こんな状態では、リピーターなど来るはずもないが、
お客をリピーターにしようなどという
余裕はなく、ともかく節約と合理化をしているのだ。
いつ来るかわからないリピーターより、
今の目の前の売上が大事なのである、たぶん。


なんだかな…


こんな仰天ホテルだったが、
私たちは、この仰天を大いに楽しみ笑い、
二度と来ないことを誓いあった。

さて、そんな仰天ホテルを
いよいよ立ち去るときが来た。
玄関に行くと、なんとそこに女将が立って、
帰る人たちの見送りをしていた。


私は女将を見た。
女将も私を見た。

すると、
女将はこう言った。



「また、お越しくださいませ…」


いやはや…最後の最後まで、
仰天させてくれるホテルだった。





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2006年11月06日(月) 仰天ホテル…その2

昨日からの続きです。


そんな女将からの失礼な電話に怒り爆発し、
女将を怒りつけたことを車中で仲間たちに話したら、
仲間たちは、こう言った。


「今日の部屋は最低で、食事は一品か二品、
 減らされているかもね」 

われわれは、それを覚悟した。



良いホテルだと、こんなことをした場合は、
着いたら「失礼しました」と
謝りの挨拶の1つもあり、
丁寧に扱ってくれるはずだが、
このホテルは何をしてくるかわからない。
女将自ら、あんな電話してくるくらいだからね。

女将はどんな顔で出てくるのだろう。
と、興味津々であった。
だいたい入り口に女将は出て挨拶しているからね。


さて、ホテルに着くと…


「いらっしゃいませ…」と出てくるはずの
女将はいず(HPで女将の写真を確認していた)、
無表情の中居さんが二人ほど立っていただけだった。
そして義務的に
「いらっしゃいませ〜」と言っていた。
とりあえず、カウンターに行き、
名前を言い、チェックインをする。


このときに、もちろん、
「先日は失礼いたしました」
の、ひと言などはない。
そして、部屋番号を伝えられたら、
やはり、いちばん下の階の部屋で、
お風呂が付いてない最低ランクの部屋だった。



まっ、部屋は予想どおり。 


しかし、これから、
びっくり仰天が続いていくのだ。
順番に紹介していこう。



《仰天…その1》


さて、無表情な仲居さんが、
「こちらです…」と部屋に案内してくれた。
その時に私たちはうきうきとこう聞いた。


「来る途中、紅葉とてもキレイだったのですが、
 今がいちばんいい時期でしょうね?」



中居さんは、無言であった。

びっくり仰天!



お客の問いかけに答えない、
仲居さんのすっぱりとした態度である。
私たちは言葉を失ってしまい、
思わず、顔を見合わせた…


し〜ん


すると、ちょっと間をおいてから、
仲居さんはこう言ったのだ…


「二日くらい早いですね」



なんと、私たちは、来るのが
二日早かったのだ。
あと、二日後に来れば、紅葉は最高で
あったらしい…



私たちの期待していた答えは、
「ええ、今がいちばんキレイですね」であり、
まだ早いなら、せめて
「でも、あと、一週間後くらいが最高ですね、
 ちょっとまだ早かったかもしれませんね」
くらいにしてほしかった。

しかし、最高の紅葉は、
あと二日後だと無表情にすっぱりと
言い切られてしまった…
私たちのうきうき感、一気に吹っ飛ぶ。
夢を奪う仲居さんであった。


どんな教育しているんだか、
このホテル。



しかし、仲居さんはいいとしよう…
今日は気分が悪かったのかもしれない。
気分を取り戻そう…
問題は部屋である。

「こちらです…」と通された部屋は、
あ、古いなぁ…って感じ。
まっ、仕方ないか…老舗ホテルだからね。


しかし、古さは
「感じ」だけではなかったのである。



《仰天…その2》


私は、旅行中でもパソコンは必ず持ち歩き、
(「ことば探し」は毎日更新することにしているしね)
現地であれこれ聞いたりして、
インターネットで調べることにしている。


しかし…


このホテルの電話は、
ダイアルを指で回してかける古い型の電話で、
電話機と電話回線が一体になっていた。
つまり、取り外しが出来るモジュラージャック式の
電話ではなくて、ダイアルアップができない
一体型の電話であった…




びっくり仰天!

ひぇ〜これじゃ、
インターネットつなげないよぉ…



どこへ旅しても、電話回線だけは使えるので、
大丈夫と思っていたけど、
このホテルは使えなかった。

フロントに聞いてみたら、
この電話は交換機を通しているので、
全館どこでも使えないと言うことであった。
「公衆電話ならありますけど、それじゃ
 ダメでしょうか…」
などと言われた。

もっとも、ホテルのホームページはあるので、
館内の事務所だけは使えるように
してあるのだと思うけど、
もちろん、それは貸してはもらえない。
そんな配慮はしてくれはしない。


しかも、
携帯電話も「圏外」で、全社全く使えず…
携帯電話でインターネットすることも不可能。
フロントに言わせると、こうである。
「ドコモは使えるはずですが…今日は
 携帯の使用容量がいっぱいなのかもしれません。
 お客さんがいっぱい来てますからね」



そんなワケで、携帯電話は全く使えず、
「ことば探し」もUPすることができなかった。
準備はしてきたが…
そして、悔しかったがUPを諦めた。


まっ、でも、ここは山奥の温泉郷である。
インターネットより、仲居さんより、
なんといってもお風呂である。



ホームページの写真によると、ここの露天風呂は
川に面していて、なかなかキレイだったから、
私たちは、期待してお風呂に向かった。
食事前に、お風呂に入らなくちゃね。



《仰天…その3》

お風呂は、大浴場と露天風呂があり、
大浴場と露天風呂はつながっており、
露天風呂は、風情あふれるとてもいい感じだった。
こんな感じ。





写真を撮ったのは朝だが、ホテルに着いてから
この露天風呂に入ったのは夜だったので、
うすぐらい感じで、川がライトアップされて、
しっとりと落ち着いてお湯も気持ちよかった。


私と後輩は、二人で、
ゆったりと湯船につかって、
「うわぁ〜気持ちいいねぇ、最高〜」
などと、喜んでいた。
そして、立ち上がって、川を眺めたり、
木々を見たり、涼んだりしていた。


しばらくすると…
後輩がはっとしたようにこう言った。


「先輩…あの窓って…違うホテルの部屋の
 窓じゃないですか?」
「えっ、あ、ホントだ…じゃ、この露天風呂
 あの部屋の窓から丸見えってこと?」
「そうだと思いませんか…」
「そだね…」


びっくり仰天!



気がついてみたら、この露天風呂から
違うホテルの客室の窓がはっきりと見えるのだった。
つまり、あちらからはこの露天風呂が丸見えと
いうことになる。

ほらね、こんな感じ。





あーあ、見られちゃったよ…
誰かが見ていれば、だけどね。
私なんか、裸で歩きまわっていたもん、
すごくいい気分で。
丸見えだったはずだ…
見られてなんぼのものでもないけど、
一応、プライドもある、
やっぱりただでは見せたくない。


しかし、ここは、
歩き回ってはいけない
露天風呂だったのだ…
うかつであった…



しかし…

さらに…



次の朝、部屋の窓を開けてみたら、
部屋の窓の下にこの露天風呂があり、
その露天風呂の屋根に大きなすき間があり、
そのすき間から露天風呂が
ハッキリと見えることもわかった。



が〜ん…
知らなかった。



もっとも、見えるのは、
露天風呂の入り口だけだけど、
裸で入り口を通れば、はっきりと見える。
私たちの部屋は2階で、
露天風呂は1階にある。
つまり、私たちより上の部屋からも
露天風呂が見える状態だと言うことである。
後で確認してみたら、仲間達の
もう一つの部屋からも見えるということだった。

屋根を少しふさげば、
部屋からは見えなくなるのに、
全くそんなことは、配慮なされてないのであった。


このホテルの露天風呂は、大いに、
回りにもオープンな露天風呂であったのだ。


しかし、まぁ、お風呂はいい。
もう、入っちゃったし…



温泉の楽しみは食事である。
しかし、今回私たちの食事は、
一品か二品は少なくされている可能性がある。
そう覚悟して、食事どころに向かう。


すいません、まだまだ書き足りず、
この続きは明日書きます。
まだまだ仰天が続きます…





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2006年11月05日(日) 仰天ホテル…その1

気の合う友人達と3日、4日の一泊で、
紅葉を見に栃木県にある
「湯西川温泉郷」に行って来ました。
今日は、そのお話です。


まずは、温泉郷や紅葉の話などを…


私たちが行った「湯西川温泉郷」は、
鬼怒川温泉のさらに奥の奥にある温泉郷で、
こじんまりとした山奥の温泉街である。



ここは、平家の落人達が逃げてきた場所として有名で、
「こんな所に、平家の落人達が逃げてきたのね…」
と気の毒に思うほど山の中にある。
街には、平家ゆかりの資料館などもある。

街を流れる川を中心に宿泊施設が点々と建ち並び、
古いしなびた小さな商店が軒を連ねている。
でも、つぶれてしまった店が目立つ、
一昔前は流行っていたと思われる温泉郷である。





東京から車だと、たぶん4時間くらい。
私たちは、高速インターなどに何度か立ち寄り、
6時間くらいかけてゆっくりと行ったけど。


今回の温泉ツアーの目的は、
「紅葉を見ながら露天風呂に入り、
 紅葉の中でバーベキューをする」
で、紅葉好きの私はとても楽しみに
していた旅行だった。



で、紅葉はどうだったかというと…


これは本当に
「うわぁ〜、うわぁ〜キレイ!」というほど
山が美しくて、感動。
ちょうどいい時期で、こんな感じ。








まさに日本の秋って感じで、
山の色が鮮やかでとてもキレイでした。
空気もきれいで、すがすがしく、
山の奥はやっぱり紅葉の色が鮮やかでいいですね。


そして、次の日に、水がキレイな川沿いの
紅葉に囲まれた中でバーベキューをした。



こんなところで。





野菜やお肉を焼いたり、うどんを作ったりして、
どれも美味しくて大満足。
こんな感じ。エビもありました。





ただね、炭をおこしたり、
(なかなか炭が元気に赤々としてくれない)
バーベキューの準備や食べたりするのに大忙しで、
回りの広大な紅葉をゆっくり楽しむ余裕はなかったけど。
でも、やっぱり自然を満喫できるのはいいですね。



さて…今日は、そんな楽しかった
紅葉やバーベキューの話をしたいのではない。
前の日に宿泊したホテルの話をしたいのだ。

このホテル…けっこうな、
「仰天ホテル」だったのだ。



実は行く前から、
少し不安を抱いてはいた。
こんなことがあったからね。
まずは、行く前の仰天から紹介しよう。


《出発前の仰天》


まずは、出発10日前の10月24日に
ホテルから電話があり、
いきなりこう言ってきたのだ。
しかも、ホテルの女将じきじきに。



「11月3日は、休日なので
 休日料金にしてほしい」



最初、ホテルから電話がかかってきたとき、
私は、予約の確認だと思ったが、
いきなりの料金アップ交渉の電話。


「えーっ、今さら何を…しかもいきなり」
と、私はびっくり仰天!



もちろん、そんな交渉を許せるはずもなく、
「今さら、そう言われても困ります。
 こちらは、ちゃんと予約時に日にちと、
 料金を確認して予約を入れています。
 それは、そちらの問題なので、
 こちらは受け入れられません!」
と言って、きっぱりと断ると、


すると、女将はこう言ったのだ。


「一度予約の変更をしていて、
 当初は平日だったのでよかったけれど、
 3日は、休日なので、休日料金に
 変更してほしいと思いまして…」



実は、私たちの旅行は、当初、
11月10日の予定だったのだが、
前倒しになり、3日に予約変更をしたのだ。
しかし、その時に、
宿泊状況と、料金を再度確認し、
それで9月7日に予約変更をお願いしたのだ。
何度か電話をして、やりとりして。
よろしくお願いしますと言って。


9月7日時点では、11月3日が、
休日であることがわからなかったのか?



それに、直前になって、
こんなことを言ってくるなんて、大いに失礼である。
予約変更した1週間後くらいなら、
「すいません、こちらの落ち度で…」
とか何とかでごまかしもきくが、
すでに、出発10日前である。

しかも、「こちらの落ち度で…」と
いうならまだしも、この女将は、
まるで、予約変更したことが悪いことのように、
そして、こちらの落ち度であるかのように言う。

私は、
「とてもお受けできません。
 今さら、失礼ですっ」

と、怒り満載、怒りいっぱいで断った。


すると、女将は再び、予約変更のことを
くどくどと話し、こう言ったのだ。


「変更が出来るかどうか、一応
 連絡してみただけです…」



一応連絡してみたって…
お客をこんなに不愉快にして…
お客の反応も予測もせずに、
一応で、気軽に電話してきて、
いいのか、このホテル、この女将。



せっかく楽しみにしていたのに、
何を考えているのか、このホテル…
なんだかな。

と、まぁ、行く前にこんないきさつがあったのだ。
このいっけんがあってから、
何となく、大丈夫かこのホテルは…と思っていた。


しかし、
予感的中!



実際に行ってみたら…
もっと仰天なことがいっぱいあったのだ。
この続きはまた明日書きますね。


あ、ちなみに、このホテルは湯西川温泉の中では、
けっこう大きなホテルの部類に入る立派なホテルです。





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2006年11月02日(木) 本当に苦労したんです…銅像つくるには。

さて、昨日からの続きです。

四谷交通安全協会に電話して、担当の女性から、
この像のことを根掘り葉掘り聞いていたら、
その女性が、こう言ったのだ。


「この像を建てるに当たっては、
 本当に苦労したんです…」
「苦労があったんですか?」



「ええ、ありました。
 実は、あの像を建てる場所の許可がどこも
 下りなかったのです。どこもダメだって、
 断られ続けて、あちこち場所を探して探して、
 でも、断られ続けましたね…」
「あらぁ、場所がなかったんですか…」



「ええ、四谷交通安全協会は四谷にありますし、
 四谷警察署の近くに建てたかったのです。
 けれど、この近辺ではどの場所も許可が下りなくて。
 あちこちを手分けして探したんですよ。
 それで、なんとかあの場所に許可をもらって…
 それで、新宿5丁目の方になったのです。
 ともかく、いろいろとお願いして…」

「そんなに大変なんですか?許可を取るのは?」
「ええ、そりゃ大変なんですよ。場所があっても、
 土地の管轄も違いますし、その場所が何かの
 規制地域だってこともありますしね。
 公道なのでね…だから、難しいのです」

「それほどまでに、あの像を建てたかったのですね」
「ええ、50周年ですからね、なんとしても。
 前の協会会長さんがご尽力されてましたし…」

 
どうやら、建てる場所で相当苦労したらしい。
前協会長さんも力を入れていたしね。
みんなで場所探しをしたらしい。
建てる場所がなくて、それで、四谷から離れて、
新宿の街の近くの今の場所に建つことになったのだ。


探して、探して…そして、
今の場所になったのだ…
あの像が建つのに、ふさわしい場所に建った
というより、許可が下りた場所に建ったのだ。
だから、あれほどの浮き上がった
正しい違和感があるのだ…



なるほどね…


「大変でしたね…」
「でも、そのおかげかもしれませんが…
 このところ、四谷地区では、2年以上も
 死亡事故がないんですよ。
 今年は、表彰もされたんですよ」
「それは、すごいことなんですか?」
「ええ、とても希なことなんです、全国的にも」
「それはよかったですね。やっぱり
 あの像の効果でしょうね」


などと、話を合わせたが、
どうやら、あの像の効果が
8年後から、出てきているらしい。
(像が建ってから10年たつからね)
見守っていてくれるらしい。



さらに、担当女性はこんなことも
教えてくれた。



「あの像の下の方に、掘ってあるところが
 ありますでしょ?
 あれは、道路を表しているんですよ。」
「ほぉ…あれは道路を表しているんですか」





というわけで、台座に掘られているのは、
道路を表しているらしい。



なるほど、道路ね。
いろいろと考えられているのだ。



「ところで、交通安全協会というのは、
 ボランティアでやっているのですか?」
「ええ、ほとんどの方がボランティアで参加して、
 警察と協力して、この街の交通安全を
 守っているのです。見回りしたりして」

「あっそうそう。ワンコたちがしている
 防犯パトロールの札は、じゃ、そこにいけば
 もらえるんですか?」
「ええ、そうです。こちらの方に、犬と一緒に
 来てもらって、登録してもらえば
 防犯カードを渡していますよ。
 散歩の時に、ついでに、街を見てもらえたら
 安心ですからね」


ということで、犬さんが付けている
「防犯パトロール」札も、
ここでもらえるのだとわかった。
もっともわが家にはいないので、
関係ないが、一応聞いてみた。



さて、こんな話をいろいろと聞けたので、
私はとても満足して、担当女性の方に
「よくわかりました。教えていただき、
 どうもありがとうございました」
と、お礼を言って電話を切った。


あの像にも…
聞いてみなければわからないような
エピソードや、深い意味があるのだ。
そして歴史があるのだ。
そして、なぜ、あんなに違和感があるのかも、
よーくわかった。
何でも、聞いてみるものだなと、
しみじみと思った。


そして、あの像は、今日も、
都会の真ん中で頑張っているのだ。
私は、心の中で、あの二人の像に、
「これからも交通安全を見守ってね」
とお願いしたのでした。


ちなみに、あの像を後ろから見たら、
こんな感じでした。





もし、新宿に行きましたら、
「新宿5丁目東交差点」(11と書いてある辺り)
の近くにある、この像をぜひ探して、
見てやっていただければ嬉しいです。
いつもいますから。






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