| 2006年04月12日(水) |
酷評されている本の紹介 |
この人の本は、 どこまで本気で、どこから笑い話なのかと思うが、 笑えるので私は結構見ている。 (読んでいるわけではない)
ちょっと前に話題になった 「頭がいい人、悪い人の話し方」を 書いた樋口裕一さんの本である。
この人の書いた本は、申し訳ないが、 全体的に、はっきりいって、 ハウツウ本としては役に立たないと思う。 しかし…笑えるのである。 この人どこまで本気?なのと思うのである。 バカにしているの?と思うのである。 (頭に来る人もいるかも…) そんなわけで、この人のこの手のハウツウ本は、 かなり酷評されているのである。 (Amazonや、書籍批評などの一部で)
今日はそんな樋口さんの本の紹介を… (あっ、おすすめの本ってわけじゃありません。 それと、樋口さんファンの方にはすいません。)
今日はなかでも酷評されている、 「たった1分で、できると思わせる話し方」 という本の中味紹介です。
この本は、樋口さんに言わせると、
「できる人に「なる」方法ではない。ただ会話によって、 しかも、ほとんどの場合、仕事の話しではなく雑談に よって、金も使わず元手も要らず、できる人に「見せる」 方法なのだ。 できる人になるのは難しい。ちょっとやそっとでなれる はずがない。だが、「見せる」だけなら、苦労はない」
という内容のお手軽本である。
この本に書いてあるノウハウは、 「頭のいい人」(秀才型)に見せる 「底知れぬ人」(大器型)に見せる 「才気ある人」(才人型)に見せる あくまで「見せる」方法である。
つまり、演出ね。
これが、かなりスゴイのである。 上の2つほど、紹介したいと思う。
まず、
■「頭のいい人」(秀才型)に見せる方法はこうする!
●この型に向かない人、向く人
この型は、みんなに好かれるという訳ではないので、 ・みんなに好かれたいという色気が捨てきれない人 ・すでに、たくさんの人に嫌われている人 には、向かず、 ◎人から好かれてはいるが、あまり重く見られて いないというタイプの人に向く。
■「頭のいい人」に見せるための絶対条件とは…
1.批判的に! まず、批判的であることを心がける。 人の意見を鵜呑みにせず、必ず、 相手の意見の問題点を見つける。
2.独創的であれ できるだけ誰も言ってないことを言う。 独創的なアイデアはこじつけから。
■心構えとべからずのところ
「相手が所長であろうがと取引先の重役であろうと、 絶対に心の中では屈服しないで自分のほうが優れている、 という優越感を持つ、という心構えを忘れない。 「もっと努力しなくちゃいけない」「頑張ろう」などと いうことは、言うべきではなく、他人思いで心優しく、 謙虚で明るく、品行方正で優等生という役割を演じる 必要はまったくない」
■「頭のいい人」に見せるための口癖集
「それについては、イエスでもありノーでもある」 「全体的には賛成なんだけど、1,2,問題点を 感じなくもない」 「それも言えるが、もっと大事なのは…」 「理由は3つ(2つ)ある。第一に…」 「Aから見れば…だが、Bから見ると…だ」 「確かに…だ。しかし…」
ということで、こんなことをすると、 「頭のいい人」を演出できるらしい。
常にこんなことばかりしていたら、 きっと相手にされなくなるよなぁ… そんなハウツウであるような…
なんだか「頭のいい人」に見せるためと言うより、 「思い切り嫌われる人になるための方法」 みたいに思える… こんなことを、誰かやるか… 樋口さんはやってみたのか…
そして、 次が相当笑えるのである。 「底知れぬ人」ですよ、「底知れぬ人」 になるための方法ですよ。 必見です。
■「底知れぬ人」(大器型)に見せる方法はこうする!
●この型に向く人、向かない人
「頭のいい人」に見せるには、ある程度の知識と 勉強がいるが、この型は、そんなものはあまり必要なく、 ふだん、どちらかと言うと、「鈍い」「動作が遅い」と 見下されている人に、このタイプはおすすめ。 このタイプをマスターすれば、ただのグズではなかった、 と回りの人に見直されるって。 「おしゃべり」や「目立ちたがり」は向かない。
■「底知れぬ人」に見せるための絶対条件とは…
1.包容力を持て 底知れぬ包容力があるように見せる。 実際はともかく、少なくても外見上は、 殺人者の心理も大政治家の心理も理解 できるかのような理解力を持つ努力を。
2.得意分野をつくれ 特定の狭い範囲に限定して、その分野 でだけ「底知れぬ能力」を見せる。 他の分野が無知でも恥ではない。
■べからず集
1.感情を出すな…いちいち感情を表に出して、怒ったり、 喜んだりしていたのでは、だれも 「底知れぬ」人にみてくれない。
2.必要以上に説明するな…説明なしで、本質だけを ぽつりと言う
3.気をきかせるな…腰が重く、ぐっと落ち着いているべき
4.はやりものに手をだすな…しぶい趣味を持つべき (アイドル、ベストセラーはご法度)
5.人の悪口は言うな…他人のことはほめる。 しかも少ない言葉でそっけなくほめる
6.人と群れるな…「底知れぬ人」は孤独が似合う。 どこかしら孤独で神秘性が必要
■心構え
「ときには鋭さをみせ、「頭のいい」ところを見せること。 そうでなければ、単なる「変わり者」とされる。 ごくまれに一喝して怒り、できるだけ中立な立場でいて、 ときどき的を射た人物評をする。趣味は1点主義。」
■「底知れぬ人」に見せるための口癖集
「そうとは限らない。…という場合もある」 「要するに、それは…ってわけだ」 「…というのはそんなもんだ」 「それは起こるべくして起こったんだ」 「だからこそ…だ」
と、まあ、 かなりかいつまんで書き出してみましたが… 本気なんでしょうかね。
なんだか、 「孤立する人になる方法」って感じだけど、 これで「底知れぬ人」を演出できるらしいぞ。 いかがでしょう?
ものすごい中味の本でありますっ。 まぁ、こんな本もあるという紹介でした!
樋口さんに興味がある方は、 書かれた本を一冊くらい読んでみるのも 面白いかも。 ハウツウ本として読むと、 怒りを覚えると思いますが、 笑える本として見れば、 こんな人…いるなぁ…と笑えますから。
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| 2006年04月11日(火) |
ペットボトルの家の事情 |
さて、今日は、過去に書いた話のその後です。
以前、「ペットボトル地区」について書いた。 今日はこの地区の中の「ペットボトルの家」に ついてのその後の取材である。 (なんて大げさなものではないが…)
このペットボトルの家は、家の回りをぐるりと ペットボトルに囲まれた家なのである。 先日、この前を通ると、この家の方が 庭にいて、植木の手入れをしていたのだ。

私は、どうしても話を聞いてみたいと思った。 なぜ、こんなふうに、ペットボトルを 置いているのか…とかね。
しかし、唐突に聞くのはまずい。 ここはさりげなく聞く必要がある。
私は作戦を考えた。 そして…考えた結果、
「庭にある見事な椿をほめながら、 それをきっかけにして、 ペットボトルのことに ついて聞いてみよう!」
と思いついた。 我ながら冴えている。
この家の庭には、椿が植わっていて、 今、とてもきれいに咲いている。 庭をいじっているくらいだから、 きっと、家の方は植木をほめられたら、 嬉しいはずである。 これなら、いける。
よぉしっ、実行だ!
私は、さりげなく、椿を見るふりをしながら、 話しかけるタイミングをみはからった。
そして、家の方がこちらを向いたとき、 その瞬間にこうお願いしてみた。
「この椿の写真を撮ってもいいですか? とても見事だから」
すると、「いいですよ」 と快く答えてくれた。
私は、椿の写真を撮ったりしてみた。 この椿は、1本の木に、 2色の花が咲いていてきれいなのである。 それがこの写真ね。

私は何枚が写真を撮った。 その写真を撮り終わってから、 家の方にさらに話しかけた。
しかし、 いきなりペットボトルについて 聞くわけにはいかないので、
「この椿は本当に見事ですね。 2色の椿が咲いていて珍しいですね」
などと聞いてみた。 すると嬉しそうにこう教えてくれた。
「ええ、この椿は一本の木で2色の花が咲くんです。 なぜかわからないんですけどね」 「こういう品種なんでしょうかね?」 「どうもそうらしいですね。昔からですから」 「色もいいですね…」
などと、私は答え、 その後、さりげなく、 しかし、思い切ってこう聞いてみた。
「この当たりはネコさんが多いんですか?」
すると、家の方は、 私の方をみて、こう答えたのだ。
「多いですね。あと犬も。」 「ここで、おしっことかされるんですか?」 「ええ、されちゃいますね。 臭くなるんです、あたたかくなると」 「だから、こうしてペットボトルを置いているんですね?」 「そうなんです。それの防止ですね」 「効きめありますか?」 「どうかなぁ…たぶんあると思って。 まぁ、苦肉の策ってことですね」
この家の方は、苦肉の策でやっていたのだ。
私はさらに聞いた。
「このペットボトルに水を詰めるの、 大変じゃなかったですか?」 「うん、大変だったよ。 でも、一度入れればしばらくはそのままで いいからね、防腐剤を入れてるし…」
このペットボトルには防腐剤が入っていたのだ。 だから、一度入れてしまえばしばらく持つのだ。
なるほどね…
家の方が、また、庭作業をし始めたので、 邪魔になると悪いと思い、 私は、お礼を言ってこの場を離れた。
私は、本当にペットボトルがおしっこ防止に 効果があるのかどうか… とても知りたかったが、 この家ではそれが聞けなかった。
これについては、後日、調べてみようと思う。
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| 2006年04月10日(月) |
住宅街の不思議な場所 |
ウォーキングをしていて、 いつも「不思議だ」と思っていた場所がある。
神楽坂の閑静な住宅地の一角にある、 一軒の家(みたところ会社の宿舎みたいなところ)の 1本の木に鳥がものすごくいっぱい寄ってきていて、 すごくぴーぴーとうるさいところがあるのだ。 鳥の数が何羽くらいいるかわからないけど、 木がざわざわとするくらいいる。 まわりが静かだけに異様に目立つ。
なぜ不思議かというと、 この住宅地のこの木にだけ、 「なぜ鳥がいるのか?」と言うこと。 それと、この木には、 いつも鳥がいるとは限らないのだ。 鳥が全くいないときもある。 時々、この現象と出会うのだ。
何だろう…この木は、場所は… といつも思っていた。
で、先日、この場所を通ったら、 この日は、ちょうど大騒ぎ日に当たって、 木はざわざわとして、 ものすごく元気なうるさい鳴き声が聞こえた。
「おひょー、今日はいっぱいいるなぁ…、 すごくうるさいね…何をしているんだろう」 と一人ごとをいいながら、木に近寄って、 じっと観察してみたら、 鳥たちが、団体で集まって、ぴーぴーと 何か言い争っているように見えた。 それと、 鳥は大きいのと小さいのと2種類くらいいた。
残念ながら、鳥のことは全くわからないので、 この鳥たちの名前は皆目わからない。 スズメ?ヒヨドリ? それ以外の鳥の名前はでてこない。 大きい鳥も、カラスでないのだけは確か。 とにかく、おっきいのと、ちっちゃいのの 2種類いることだけは確かである。
私は、いつものように 写真を撮ることにして木に近づいた。 糞でもされるとイヤだなと思いつつ、 思い切り木に寄ってみた。
それが、この木ね。 なんでもない普通の木です。


なぜか鳥がいっぱいいる。 なぞの住宅街の普通の木である。 この木のどこに、鳥を引きつける 魅力があるのか… この木の中に、鳥たちが、 たくさん入っている。
なぜだろう…
そう思いつつ、写真を撮っていると、 そこにこのあたりの人と思われるおじさんが 通りがかった。 私が写真を撮っているのをみると、 こう話しかけてきた。
「この鳥たちねぇ…」 「あっ、ええ、すごいですね…」 「うん、これが毎日くるんですよ」 「えっ、毎日ですか?」 「そう…決まった時間に毎日」 「決まった時間?何時頃ですか?」 「今は、4時かな、それで5時半くらいになると みんなさぁーと帰っちゃうんですよ」 (ちょうどこの日は5時頃だった)
「じゃ、1時間半くらいだけなんですか?」 「うん、でもね、午前中も1回来るんだよ」 「何時頃ですか?」 「11時頃かなぁ…1時間くらい騒ぐと いなくなるんだよね…」
鳥たちは、午前と午後の2回来るのだ。 1時間くらい大騒ぎをするらしい。
「何ででしょうね?」
すると、 おじさんはこう言ったのだ。
「よくわからないけど、どうもこの木が 鳥たちの休憩場所になっているらしいんだな。 鳥たちの喫茶店みたいなものらしいなぁ…」
どうやら、この木は、 鳥たちの喫茶店のようなところらしいのだ。 お休みどころ、 中継地点、集合場所、 そんなところになっているらしい。
「なぜ、この場所になったんでしょうね?」 「それが、ある時、突然だったんだよね。 いつの間にかそうなってて、気が付いたら、 午前と午後の1回ずつ、 ものすごくうるさいことになっていたんだ」 「すごい鳴き声ですよね」 「うん、うるさい。 でも、ここで集まって、おしゃべりして、 情報交換しているらしいから仕方ないね」
ということで、この木は 知らない間に、 鳥たちの語らいの場になって いたらしいのだ。
私はおじさんと木を見上げて、 鳥たちの鳴き声を聞いた。
私はこのおじさんに 最後にこう聞いてみた。
「この鳥、なんて言う鳥ですかね?」
「わしも知らんなぁ…」
おじさんも、 この鳥の名前は知らないらしい。 私は、大きくうなづいて、 「鳥の名前ってわかりませんよね」 などと答えた。
とにかく、この名もわからない鳥たちは、 この場所が大いに気に入っていて、 毎日、ここに来ることがわかった。 「あんまり、大騒ぎするなよ、 度が過ぎると、追い出されるからね」 と、私は鳥たちに、心で話しかけた。
私は、おじさんにお礼を行って、 またウォーキングを続けることにした。
しかし…不思議な場所はあるものである。 何がそんなによかったのか、 気に入ったのか、 ここから、どこへ行くのか、 一度、鳥にインタビューしてみたいものである。
帰ってきてから、 鳥の生態を調べてみたら、 一時休憩場所は、あちこちに あるとのことでした。 どうやら、 鳥たちにも、休み場所が必要らしいです。
でも、鳥の名前はわかりませんでした。
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| 2006年04月09日(日) |
今日はお休みでーす。 |
なんだか、とってもばたばたです…ぅ。 書きたいことがあったんだけど、 明日にします、よろしくですっ。
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| 2006年04月08日(土) |
春の花っていいね(写真中心です) |
ウォーキング中にパチパチと撮った花の写真が とってもいっぱいになったのでUPしてみます。 (写真撮影はあまりうまくないんですが… そこは大目にみて頂き、 ぼちぼちの春を感じてくださいませ)
春は、花がとてもいいですね。 本当にきれいです。 それと、元気に出てきている若葉たちが。 この花や若葉たちを見て、 地球って美しいな…すばらしいな… などと思ってしまいました。
これはボケ(木瓜)の花。バラ科 です。
名前と花のかわいらしさがどうも違和感があるような… 私としては「春待ち梅」とか、そんな名前がいいな。 ボケは、中国原産の落葉低木。 日本に入ってきたのは平安時代らしいです。

これは「乙女椿」の八重咲きで、関東に多い椿です。
椿の種類は2000種類以上あるそうです。 とってもかわいいのですが、散り際はぽとんと落ちて、 ちょっと寂しい。 鎌倉時代から室町時代から観賞させるようになったとか。


次は、木蓮(もくれん)木蓮科
この木蓮は、なんと、地球上で最も古い花だとか。 1億年以上も前からすでに今のような姿だったらしいですよ。 びっくりですね。 木蓮も花がぽとんと落ちちゃうんですよね。


春の花といったら…やっぱり桜ですね。 バラ科です。
これは、かなりピンクの濃い桜でした。 くらくらとするほどきれいでした。 この桜の花の下は幸せな空間でした。


そして、これは、外苑のいちょうの木。
いちょうの木の根に栄養剤を入れる工事も終わり、 元気そうでした。 詳しくは「外苑いちょう並木100年工事」

で、この木をよーくみてくださいませ。 真ん中あたりに小さな緑色のものが見えますよね。
これが、小さないちょうの若葉。 ちょこちょこと出てきているんですね。 その小さな葉っぱをよーく見たら… もうちゃんといちょうのカタチしてましたっ。

ね、こんなかわいい小さなそれでも ちゃんといちょうのカタチをした若葉が いっぱいついてました。 こんな葉っぱが、秋に黄色になるんですね。
てなわけで、この春は花をいっぱいに 撮って、かなり豊かな気持ちになりました。 花っていいですね。
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| 2006年04月07日(金) |
心に残ったお話、3つほど。 |
今日は、最近とてもいい本だと思った本から 心に残った話、はっとする話をいくつか…
その本とは、(今日のことばでも紹介してますが) 「豊かな人間関係を築く47のステップ」
という本です。 この著者さんは、「こころのチキンスープ」 も執筆しているので、いいお話が多いです。
この本に書かれているほんとうにあった話や、 事例がとても身にしみるのです。 今日は、この本に書かれているそんな お話をいくつか紹介してみます。
以下、この本からの抜粋です。
《その1》
「12歳のローリーという女の子が、バスケットボールを なんとかゴールに入れようとしている姿を想像してみてほしい。 彼女がシュートを10本打っても、そのうち1本も入らない。 そこへあなたが近づき、 「一生懸命練習していて関心だね。君はぜったい、 いい選手になるよ」と言う。
ローリーは顔を輝かせて喜ぶだろう。そして、 あなたの話を熱心に聞き、もっと知識を吸収しようとする。 そこであなたが、 「ローリー、君はシュートを打つとき、ひじを曲げて 手のひらだけで投げているんだ。正しいシュートの 打ち方の見方を見せよう」と言えば、 彼女は全身が耳になっているはずだ」
指導するときは、間違いを正そうとするのではなく、 まずほめることから始めよう。
《その2》
保安官のアンディーが独身のビー叔母さんを家に呼んで、 いっしょに暮らそうと決心する。 妻を亡くしたアンディーは、息子のオーピーのためにも 女手が必要だと考えたのだ。
だが、オーピーのほうは父親の感傷とは無縁で、 ビー叔母さんが母親代わりになるのをいやがった。 そこでアンディーは、オーピーにうんと言わせるための アイディアを思いついた。
親子で釣りやカエル捕りに出かけるときにビー叔母さんも 呼んで、2人に仲良くなってもらおうとしたのだ。 だが残念なことに、ビー叔母さんは釣りはまるでダメで、 カエルも一匹も捕まえられなかった。 その後で、フットボールの相手もできないことが ばれてしまう…
その日の夜遅く、オーピーが眠ってしまうと、 ビー叔母さんは自分をバス停まで送って行ってくれと アンディーに言った。 窓の外から聞こえてくる泣き声で目を覚ましたオーピーは、 ビー叔母さんが出て行こうとしているのだと気がついた。 そしてベットから飛び出すと、階段を駆け下り、 外に止めてある車で走って行った。
「叔母さんを行かせちゃだめだよ。 僕らがついててあげなくちゃ。 だってカエルも捕まえられないし、 魚を釣り針からはずすこともできないし、 フットボールも投げられないんだから。 僕らがいないと、ひとりじゃなんにもできないんだよ」
誰かに何かを与えることの素晴らしさを知ったとき、 愛はさらに大きく育つ。 他人の人生を豊かにすることで、自分の人生も豊かにする、 これが本当の愛なのだ。
《その3》
まだベルリンの壁がドイツを東西に分けていたころ、 何人かの東ドイツ側の住人が、西の隣人に「おくりもの」を しようと決めた。 そしてダンプカーを調達すると、その荷台に、 ゴミや廃材や壊れたレンガなど、とにかく思いつく限りの ありがたくないものを詰めこんだ。 彼らは静かに国境を通過し、通関手続きを経て、 トラックの荷物を西ベルリンに置いてきた。
もちろん、西ベルリンの人々は腹を立て仕返ししようとした。 彼らは相手をぎゃふんと言わせるようなアイデアを、 次々と出していった。 誰もが敵意をあらわにしている中で、ひとりの男が まったく違うやり方を提案した。 驚くべきことに、その場の人々は彼の意見に賛成し、 東ベルリンで不足している生活必需品を、 トラックの荷台に詰めこみ始めた。
洋服や食べ物や薬が、次々と積まれていった。 そして彼らも国境を横切り、東ベルリンに大切な 積み荷をていねいにおろすと、 次のようなメモを残して立ち去った。
「人は自分の能力に応じて何か与える」
これらの「仕返し」と力強いメッセージを受け取った 人々の気持ちを、想像してみよう。
「おくりもの」は、贈り主の人となりを雄弁に物語る。 不親切で不公平で恩を知らない人たちへの接し方の中に、 その人の本当の姿があらわれる。
好きずきあるかもしれないし、 感じ方もいろいろあるかもしれませんが、 私は、心にひっかかりました。 こんな話が、いくつか出てきて、 楽しませてくれるいい本だと思います。
たまには、こんな心を豊かにしてくれる本も いいなぁ…としみじみ思ったしだいです。 久しぶりにじっくりと読みました。
すいません、この本は、絶版になったしまったようですので、 ちょっと手に入れにくいかも…。 もし、この中のいいお話だけでも読んでみたいと思ったら、 「幸福セラピー」をどうぞ。 この本の中に書いてあるお話を抜粋してあります。
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| 2006年04月06日(木) |
風の強い日のタワークレーン |
ここのところすごく風の強い日が多かった。 ウォーキングしていても、 吹き飛ばされそうになることがあった。
4月3日は、東京で 最大瞬間風速31.7メートルを記録した。 これは、 「屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる」 ほどの風だといわれている。 もっとも、最大瞬間風速だけどね。
この日の平均は11メートル。 これは、 「取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始める」 程度だと言われている。 (気象庁の基準)
ところで、 このところこの近所は高層建築ラッシュである。 タワークレーンがあちこちでにょきにょきと 建っているのである。 高層ビルを建てるのに、一生懸命重い建築材を このタワークレーンであげているのである。
こんなやつね。 毎日、ものすごく頑張っている。

私は、風の強い日、 このタワークレーンがとても気になっていた。 風の強い日はどうするのか… しばらく前に、タワークレーンが折れたなどと いうニュースもあったし。
今どきのクレーンは、 ビルの横に並列に設置するものが多く、 そのビルと一緒に自立式で高くなっていくそうである。 つまり、自分で自分を高くしていくというのだ。 100メートル以上の高さになっても平気だそうだ。 そして、なんと5〜750トンの重さを 持ち上げるんだって…すごすぎ…
これを、コンピューターで操作したり、 人の手で運転したりするのだそうだ。
とまぁ、このあたりのことは、 高層マンション反対運動のときに 建築会社の人にあれこれと聞いていた。
しかし、風の強い日はどうするのか… そんな重いモノを持ち上げるのに…、 このあたりはちゃんと聞いてなかった。
そこで、いつもように、 ウォーキングの途中で、建築現場のおじさんに、 聞いてみることにした。
ともかく、このあたりは、建築ラッシュで、 本当にあちこちにクレーンがあるのである。 聞く場所には困らない。
てくてくと歩いていると、 すぐに見つかった。

私は、邪魔にならないように クレーン作業の様子を「ほぉ〜」と見ながら、 建築現場のおじさんに話しかけるタイミングを みはからうことにした。 そのタイミングはすぐにやってきた。 建築現場の人がこちらにやってきたのだ。
私は、おそるおそる尋ねてみた。
「あの〜、このタワークレーン、 風の強い日ってどうするんですか?」 「台風並のときにはやめるけど、 先日(3日)くらいなら、やるよ。」 「ひぇ〜、大丈夫なんですか?」 「うん、ただ、あまり無理はしないけど。 でも、やるよ」
ということだった。
私は、とっても驚いて、 あの強い風でもやるのか…と恐くなった。 この現場では、やったらしい…
で、また歩き出すと、 すぐにまたタワークレーンを使っている 現場があった。
私は、また聞いてみることにした。 本当に、そうなんだろうかと疑問に思ったからだ。 そして、タイミングをみはからった。
そしてまた、建築現場の人がコチラに 近づいて来たタイミングに 同じ質問をしてみた。 すると、この現場の人は、 すぐに、こう答えた。
「先日(3日)のような風のときは、 使わないよ。 荷物があおられて危険だからね。 先日はクレーンを止めたよ。 あの風では危険だよ。」
と言うのであった。
ひぇ〜 こんなに近い現場で、 クレーンに対する考え方が違う。 びっくり。
どっちが本当なのだろう… やると言う方が、 やらないと言う方か。
もちろん、私としては、 風にあるときには止めてほしい。 どう考えても、危険であると思う。
だいたい、あの高さでビルに登って、 作業する人たちだって、相当な危険だろう。 私は歩いていても、吹き飛ばされそうだったし。 だから、後者の方であってほしいと思う。
そんなことを考えながら帰ってきた。
そして、どうしても気になったので、 高層マンション反対運動をしているマンションを 建てている建築現場の総監督に聞いてみることにした。 (最近、よく話をするようになったのだ。 いろいろな問題があって…)
すると、
「現場監督の判断が大きいかな。 この現場では中止して、違う作業をしたし。 でも、日程が詰まっているとやるかもしれない。 1日伸びればリース代も違ってくるし。 作業員の支払いが大きいくなるし…」
と言っていた。
どうも、 現場監督の采配一つって感じらしい。 なんだかな…
タワークレーンは、見てて恐いから、 風の強い日は止めて欲しいな…と思った。 あの風の日もやると言った現場が 家の近くでなくてホッとした。
しかし、タワークレーン… 毎日、重いものを引っ張り上げて、 本当によく頑張って働いていると思う。 ご苦労様。
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