本番まで1週間を切り、小屋入り(ホール入り)。 A.M.8:00に集合し、装置搬入、装置組立、照明仕込、音響仕込、場転稽古、通し稽古… P.M.22:00終了。怒涛の14H、ブラック企業並みのハードさだ。
装置搬入で腰を痛めるわ ホールの吊りパネル(巨大)を撤去時に足の上に落して「ぎゃぁー」ってなるわ 外気とホール内の温度差で喉を傷めそうになるわ 仕込時に「誰か手空いてる人いるー?」と聞かれる度に何故か運悪く手が空いてたりして しかもそういう時の作業に限って結構な肉体労働だったりして もう…満身創痍だよ…。
何より寝不足だよ。超寝不足だよ。 疲れが取れなくなってきたよ。次の日へ持ち越しだよ。 借金じゃなくて、疲れが雪だるま式に大きくなっていくよ。 そして、平日は普通に仕事だよ。 栄養ドリンクのグレードが日に日にアップしていくよ。 栄養ドリンクの1本あたりの単価が日に日にアップしていくよ。 湿布がなくなりそうだ、買いに行かなきゃ。
演出からは「え?それ1週間前に言う?」って感じのダメが出てきたよ。 衣装からは、おニューのスーツを持っていったばっかりにそれが採用されてしまったよ。 ドウランまみれになってもう使い物にならなくなるんだろうな。仕事着で買ったのに…。 照明からは「そこ明かり当たるから立ち位置気を付けてね」とサラッと言われたよ。 他の役者が今までと違う位置に急に立っていて、知らない間に段取りが変わっていたよ。 もうね…精神的にも満身創痍だよ。
仕方ないよ、自分で選んだ道だから。 仕方ないよ、それでも楽しいんだから。
ホール舞台に組み上がった装置みて武者震い プロ(委託)が仕込んだ照明を身体で浴び 迫力の効果を背中越しに感じる この舞台に自分が立てるとか考えただけでたまんねぇなぁ、おおぃ?
2014年11月29日(土) |
邪王炎殺なんたらかんたら… |
余りにも続きが気になってしまったので 強引に読みに行く「幽遊白書」。とりあえず11巻まで。 改めて思う、幽白は厨二描写のバイブルだな。
そして、ドラゴンボールといい、今回の幽白といい、 「武術大会」を境に、絵がうまくなったと感じるのは やっぱり、武術大会編というのは登場キャラが一気に増え、それに伴う描写等々 一気にスケールが増加するのイベントであることが要因なんだろうか? …と、勝手に考察してみる。
山登り(不定期)や、ジョギング(3か月間)など、 今年は体力づくり的な要素も積極的に行ってきたのだが
芝居の稽古(とプラスα程度の食事節制)が1番体重が落ちているという衝撃の事実!
10月から本格的な稽古が始まって、およそ2ヶ月足らずで早3kg近くの減量。 健康診断の結果を受けて多少の食事制限はしているというのもあるが この減りっぷり、恐るべし芝居ダイエット。
但し、体重以外にも様々なモノが削り取られていく(気がする)のであまりおススメは出来ない。
サッカーと言えば、せいぜい代表チームの試合をTVで観戦するくらいの「にわか」な私が 今年は地元J2チームのホーム試合に何試合かスタジアム応援に行った。 因みに平均観客動員数が昨年より3,000人増と、驚異の数字を叩き出したようで、 私も見事なまでに地元チームのクラブ戦略に踊らされた一人のようです。
ずっとTV観戦だったし、Aマッチしか観てなかったので、サッカーというのは 「TVの向こう側の世界」くらいにしか考えていなかったのですが やはり生で観戦すると、その価値観も変わる。 地元チームって事もあるし、他にも様々な理由があると思うが 思いのほか「身近な世界」なんだなと感じた。
TVの向こう側の世界=とっても敷居の高い世界 と勝手に思い込んでた節があったようで まぁ、今まで観てきたのが主にA代表の試合なのであながち間違いではないのだが 今回J2の試合を何試合か観戦して感じた身近な世界と、 今まで思い込んでいた向こう側の世界とが1本の線につながって、 しかもその線の距離も思ってたよりかは短いんだな、と そんな風に感じたわけです。
「映画観に行く」くらいの感覚でいいんだなと。チケットの値段も同じくらいだし。
やってもうた…。 仕事が終わって、稽古まで若干時間があったのだが かといって一旦帰宅するには時間と労力が惜しいくらいの微妙な空き時間。 こんな時はいつもなら絆でもやって時間調節するのだけど この日は、度重なる午前様稽古で疲労も蓄積していた為 稽古までマンガ喫茶で仮眠でもして行こう…、という考えに至った。
疲れているはずなのに…疲れているはずなのに… 仮眠するはずが…仮眠するはずが…
気が付けば「幽遊白書」を読んでいる私。 しかも中途半端に3巻まで。
ああ! ああ! 続きが気になるではないかぁ! 寝るはずじゃなかったのかぁ! どうしてくれるんだぁ!
ナチュラルハイも相まって若干発狂気味だ。今も。
客演公演も3週間前と迫り、稽古もいよいよ佳境 帰宅が午前様…という日も増えてきた。
昼は仕事、夜は稽古。 休みは終日稽古。 こうも現実離れした生活を続けていると さぞ世の中の情勢にも疎くなっていく…かと思いきや
客演先の劇団の稽古場、選挙時期になると「選挙事務所」になるんだよね。 意外なルートから知る世の中の最新情報。 なので稽古場を明け渡さにゃいかんらしいのです。 しかも本番と投票日が同じだという始末。 初めての事では無いとはいえ、「本番直前で…勘弁してくれよ…」と 座長さんが頭抱えてました。
2014年10月18日(土) |
歌ってるのではない。台詞なのだよ。 |
週1ペースの片道2時間出張。 いつもは高速道路を使うのだが、この日は業務の都合と時間に余裕があったのとで 往路は高速を使わず、下道で向かった。
この時期なら色づき始めた紅葉でちょっとしたドライブ気分を味わえるはずのせせらぎ街道。 最近はずっと高速ばかりだったので気づかなかったが、 夏の豪雨と秋の台風の影響か、至る所で道が崩落したり土砂崩れの痕が残りで、 峠を越えてからも何度も片側通行を繰り返した。 異常気象が「通常気象」になりつつある今、このような自然災害は 今後増えていくのだろうか。
そんなあんなで、噴火した御嶽を発見したり、気象災害の爪痕など新たに見せつけられた 今回の週イチ出張も、そろそろひと段落。 個人的には、「これが新幹線で2時間ならデキるリーマンっぽくてカッコイイのに…」 なんて思っていたのだが、一人で運転する車の中で合計4時間かけて、 誰気にすることなく大声で今回の芝居の台本の台詞を返せたことに関しては 非常にタイミングと環境が良かったと、この時ばかりはこの出張形態に感謝せずにはいられない私でした。
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