チャックルの日記
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2005年09月01日(木) 外出収め

昨日は、両親と買い物をして魚の美味しい料理屋で夕飯を食べて帰った。


平日の昼間に両親とスーパーをブラブラして、夕方早い時間から
料理屋さんへと足を運ぶ。こんな生活も、恐らく昨日が最後。
5日からは両親がブラジルへと旅立ち、帰国は10月28日。
それまでには私は復職してるだろう。そうなれば、もう二度と
両親と平日にブラブラして食事する、なんて機会もなくなる。


それは、社会人復帰が嬉しい反面、ちょっと寂しい気もする。
独立してからの6年間は、長い間いがみ合ってきた母との仲も
修復したけれども、揃って出掛けるなんて事は皆無だった。
それどころか、独立の条件だった『週に1度は実家に寄る』ことすら
時には面倒に感じたことさえあった。


そんな私が、両親と買い物や旅行までできてしまったのは、
他でもない、この病になったお陰だ(お陰、というのも変な言い方だけど)。
悪いことばかりでもなかったなぁ、と今なら思えるこの1年3ヶ月の時。


来週からはいよいよ復職活動が始まるから、
こんなに穏やかなコメントを残せるのも今しかないだろう。
時間的にも体力的にもそして何より精神的にも縛られることに、
果たして耐えられるだろうか。


今日だって、ほんとうは昼間に会社まで行ってみようと考えていた、
昨日までは。
それが、いざとなると暑さのせいにして結局何もしなかった。
こんなに面倒くさがりで、さらに逃げることを覚えてしまった私に、
無事に復職が果たせるのかな。


寂しさと不安と安堵感が入り混じって、また今日も終わろうとしている。。。


2005年08月30日(火) あやちゃん、ありがと!

アパートの下の家は4人家族。両親と女の子2人。上の子が6才のあやちゃん。


あやちゃんは、私がアパートに引っ越した月に生まれた。
小さい頃からちょこちょこと顔を合わせていたせいか、
それとも彼女の持って生まれた人懐っこい性格のせいか、
物心つくあたりから、キチンと明るく挨拶をしてくれるようになった。


あやちゃんのお母さんはまだ20代と思われる。
愛想のいい人で、お互い挨拶を欠かさない。
ただ、恐らく元ヤンキーだったと思われ、
日常の家族の会話にその片鱗が覗き見られる(^_^;)


あやちゃんはそんなお母さんによく怒られている。
「いい加減にしろよ!」「なんでそんなことしてんだよ!」
聞いていて胸が締め付けられるような汚い言葉でののしられても、
あやちゃんは反抗することなく素直に育っている。


そんなあやちゃんが、今日私が車で外出から帰ってきた時に、
駐車場の前で自転車に乗ってお友達と遊んでいた。
私が車から降りるとすかさず
「こんにちは!(^-^)」
と挨拶してくれた。こちらも負けずに
「こんにちは〜!」
と返す。するとあやちゃん、つかつかと寄ってきて
「これあげる」
と何やら手に持ったものを差し出した。見ると、コアラのマーチの小袋。
「いいの?」
と聞くと、
「うん!」
と明るくうなずいて走って行った。


それだけのことだけど、とっても嬉しくて胸が熱くなった。
得体の知れない、ただ上に住んでいる人、というだけの私に
お菓子を分けてくれるなんて・・・子供心にでも私のことを
信用してくれているからできることだよね。有難い。
このコアラのマーチは食べられないなぁ、としみじみと眺めて思う。


妹思いで優しくてかわいいあやちゃん。
お母さんのお叱りにもめげることなく、いつまでも素直に育ってね。
お姉さん、いえおばさんはいつまでも見守っているからね(^-^)


さて、今度あやちゃんに会ったらお礼に何をあげようかな。。。


2005年08月29日(月) 自分の気持ち、再確認!

なんとか重い気持ちと体を奮い立たせて病院に行ってきた。
12時ジャスト(^_^;) それでも4人も待っていて、
順番が回ってきたのは1時過ぎ。遅れて行ってよかったみたい(^-^)


まず、先生には
「パソコンの方はどお?」
と聞かれ
「ますますハマッてます」
と正直に答えたところ、チャットをやる上での注意点を
トートーと説かれました。よほど私のやり方が心配と見えます(^_^;)
目からうろこの話もあり、大変参考になりました。先生、ありがとm(_ _)m


次回の診察日の確認時点になって、そろりそろりと聞いてみた。
「10月復職となると、次回5日の診察日には先生の判断を仰ぐことになりますが、
現時点での先生のお考えはいかがでしょうか・・・」
もしここで否定的な意見を聞いたなら、恐らくへこんでしまっていただろう。
ところが、予想に反して先生は
「今、貴女が復職の診断書を書いてくれと言われれば書けますよ(^-^)」
という明るいものだった。
「あとは貴女の復職に対する気持ち次第、だよ」
と言われ、なんだか責任重大だなぁ、と人事のように思ってしまったのはいつものこと。


そこから、復職に対する今の不安を吐露する。
・今の職場に戻りたい
・でも、上司(女性)と上手くやっていける自信はない
先生は、最終的にどちらの欲求が勝つかだ、とおっしゃる。
女性上司がいても戻りたいか、女性上司は避けたいから異動を希望するか。
難しい選択だから、今週一杯かけて考えてみることになった。


さらに今週は、復職に向けての自分なりの準備をやってみようと思う。
例えば、出勤時間をずらしてでも会社に行ってみる、とか、
以前先生が言われたような、一日外出して時間を潰してみる、とか。


何が有効で、何をやればいいのかは分からないけど、今までのように
家に閉じこもってばかりでは何の利益もないだろうから、
とりあえず外に出てみることにする。


病院からの帰り道、運転しながら気持ちが弾んでいるのに気が付いた。
原因を探ってみたところ、先生に「復職の診断書を書ける」と言ってもらえたことと、
それを聞いた自分が、復職できるまでに回復したことに喜んでいることと、
復職を望んでいることに、気が付いたこと。


実は今までほんとうに自分は復職したいのか疑問だった。
ほんとうは、今の、お金には窮してきたけど穏やかで心地のいい生活から
自分は抜け出したくないのでは?
と疑いの目を向けていた。いくら考えても答えは出なかった。
それが、復職を不安にさせる要素だったのかもしれない。


ところが、今日先生と話したことで、やはり自分には復職したい気持ちがあるんだ、
ということが再確認できた。
回復できたことがもちろん一番嬉しい。でも、それと同じくらい、
復職できる、ということに喜びを感じている自分に安心した。


1年3ヶ月に及ぶ休職生活。辛い時期もあったけど、10年余り働いてきて、
こんなに自由で穏やかだった日々はなかった。
でも、もうそろそろ抜け出してもいい頃だよね。十分充電したはず。
もう回復してきたんだから、これ以上ぬるま湯に浸かっていたら
ほんとうにダメ人間になりそう。
やっと先生に背中を押してもらえたんだし、
もう一度やり直すために、10月復職、必ず成し遂げなくちゃ。
明日からいろいろチャレンジしてみよう!


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